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【2018年11月14日(水)投稿】
※このページは2019/01/10(木)に追記・更新しました。
2018年は非常に乱高下の激しい相場が続いたように思う。年初にガクンと日経平均株価は下落し、その後はジリジリと上昇。そして秋口から一気に急降下するなど、まさにジェットコースターのような相場が続いた。主な乱高下の要因としては米国株の影響や、米中貿易摩擦など外部環境の変化が大きかった。
だが、このような波乱相場のなかにあっても一部の「旬なテーマ株」には根強い買いが入っていたことは、株トレーダーの誰もが感じていたのではないだろうか。
やはり近年の相場は「テーマ株相場」。この流れは今後も変わらないだろう。当方は2019年もテーマ株が市場の人気をさらっていくと予想している。
今から先回りで2019年に注目されそうなテーマ株を先取りしておけば非常に面白い。一気に2019年の利益に繋がる可能性も十分あるだろう。
それほどテーマ株の先取りはアツいのである。
と、いうことでこのページでは2019年に注目されそうなテーマ株・本命株を徹底的に予想していきたい。詳しくわかりやすくまとめていくので、是非とも最後までご覧頂きたい。
テーマ株とは
まずは「テーマ株とはなんぞや?!」というところからカンタンに説明していこう。テーマ株とは、同じ産業や同カテゴリの製品を手掛けている企業をひとまとめにグループ分けした銘柄群の呼称だ。このようなテーマ株は、よく「○○関連銘柄」と呼ばれる。
例えば、2019年10月には「消費税増税(8%→10%)」が予定されているが、こういったニュースが報じられると「消費税増税関連銘柄」というテーマ株が注目される。また消費税増税に合わせて、キャッシュレス決済によるポイント還元案も検討されていることから「キャッシュレス関連銘柄」というテーマ株にも注目が集まった。
このように複数のテーマ株がたがいに刺激し合い注目度が高まるケースもある。
他の例でいうと、今後はさまざまなモノがインターネットに繋がる「IoT(インターネットオブシングス)」という技術が進化していくとされているが、IoTに欠かせないのが次世代ネット環境の「5G」であったり、「サイバーセキュリティ」だ。またIoT機器を自動で動かすことができる「人工知能(AI)」も親和性が高い。
IoT・5G・AI・サイバーセキュリティ関連銘柄は互いに刺激し合い、注目度を高めていく可能性が高そうだ。
株は連想ゲームのように買いが拡がるケースが多い。テーマ株に関しても同じで、連想ゲームのようにテーマ株の繋がりが拡がっていく可能性は高い。広い視野で銘柄選びをすることで、思わぬ「出遅れテーマ株」を発掘できるかもしれないぞ。
2019年もテーマ株がアツイ!!
もちろん昔からテーマ株の物色はあったが、近年では特に「テーマ買い」の勢いが顕著になってきているように思う。
やはり近年のテーマ買いの大きな要因は「インターネットやSNSの発展」ではないだろうか。5ちゃんねるなどの掲示板やツイッターなどのSNSによって、一般投資家の声がリアルタイムに拡散されることで株式市場に大きな影響を与えている。投資家同士がインターネットで繋がり、買いが買いを呼ぶ展開になりやすいのだろう。
当然ながらインターネットやSNSはもう我々の生活に深く浸透している。今後も発展していくことこそあれど、まだまだ衰えていくことはなさそうだ。
つまり、テーマ株相場は今後もまだまだ続くはず。2019年に注目されそうなテーマ株も今から先回りで目を付けておけば非常に面白いはずだ!
テーマ株を狙うメリット
旬なテーマ株を狙うメリットは大きい。だからこそ当方はテーマ株を良く調べているのだ。
例えば2018年では政府がサイバーセキュリティに関連する予算を増額する方針であることが伝わり、サイバーセキュリティ関連銘柄に注目が集まったが、この報道時点でサイバーセキュリティ関連銘柄を掴んでいれば恩恵は大きかっただろう。
他にも人工知能(AI)関連銘柄やキャッシュレス関連銘柄、5G関連銘柄などさまざまなテーマ株が物色対象になったが、どのテーマ株も初動で掴んでいればそれだけで大きな利益に結び付いたはず。
また、旬なテーマ株というのはその時々の話題性が株価変動に繋がるということから、比較的全体地合いに影響されにくいという性質がある。つまり、全体地合いが良い時には当然買われるが、全体地合いが悪い時でも根強い買いが入るケースが多いのだ。むしろ地合いが悪い時は資金の逃げ場となりさらに強い上昇となるケースすらある。
どんな相場でも話題性のあるテーマ株は強い。
これこそテーマ株を狙う最大のメリットと言えるだろう。
また時価総額規模の小さい小粒銘柄には、投機的資金が入り込みやすく株価2倍超えの大相場を形成しやすいという特徴もある。
例えば、2018年夏に一気に株価10倍超え(テンバガー)となったスマホアプリ関連・中国関連銘柄のエクストリーム。これなどまさに投機的資金の入ったテーマ株と言えるのではないだろうか。
テーマ株の初動を掴むことができれば一気に爆発的な利益を狙うことも不可能ではない。これもテーマ株を狙うメリットの一つだ。
※ちなみに、エクストリームを先取りしていた株エヴァンジェリストという凄いサイトがある。ここは本当にテーマ株に強いサイトでバンバン急騰株を先取りしているし無料でも十分に活用できるのでチェックしておくのがオススメ。
テーマ株を狙うデメリット
物事は表裏一体なのでもちろんテーマ株を狙うメリットがあればデメリットもある。
旬なテーマ株は急速に株価を上げることが多い半面、急落する時の速度も早いケースが多い。旬を逃して高値掴みしてしまった場合は手痛いしっぺ返しを食らう可能性もあることを肝に銘じておこう。
兎にも角にもテーマ株は鮮度が何よりも大切だ。テーマ株を狙うなら「初動を掴めるかどうか」が重要。テーマ株を狙う時には「今、旬なもの」よりも、むしろ「次にくるテーマ株を先取りする」くらいの気持ちでいるのが良いかもしれない。
2018年に注目されたテーマ株をおさらいしてみよう
過去を知ることで未来に繋がるということもある。2019年に注目されそうなテーマ株を予想する前に、2018年の注目されたテーマ株をオサライしておこう。
ちなみにテーマ株には長期に渡り注目される「息の長いテーマ株」と短期間で人気が衰える「息の短いテーマ株」がある。2018年に注目されたテーマ株のなかには「息の長いテーマ株」もたくさんあるので復習しておいて損はないはずだ。
下記に2018年に特に注目されたテーマ株をピックアップしてみる。それぞれリンクを踏めば「本命株・出遅れ株 一覧 まとめ記事」に飛ぶのでチェックしておこう。
2018年の注目テーマ株 一覧
- 人工知能(AI)関連銘柄
- 5G関連銘柄
- 仮想通貨関連銘柄
- ブロックチェーン関連銘柄
- RPA関連銘柄
- 猛暑関連銘柄
- はしか関連銘柄
- 風疹関連銘柄
- サイバーセキュリティ関連銘柄
- 無人レジ(セルフレジ)関連銘柄
- 消費税増税関連銘柄
- 軽減税率関連銘柄
- キャッシュレス関連銘柄
- QRコード関連銘柄
- バイオプラスチック関連銘柄
- プラスチックごみ関連銘柄
- 4K・8K関連銘柄
- 全固体電池関連銘柄
- インフルエンサー関連銘柄
- ソーシャルゲーム(スマホアプリ)関連銘柄
例えば、上記の「人工知能(AI)関連銘柄」や「ブロックチェーン関連銘柄」「仮想通貨関連銘柄」「サイバーセキュリティ関連銘柄」などは、ここ数年は毎年注目テーマとしてピックアップされる息の長いテーマ株の代表格といえるだろう。
対して「猛暑関連銘柄」や「はしか関連銘柄」「風疹関連銘柄」などは、一時的に注目を浴びる息の短いテーマ株といえる。ただし、これらは季節に関連したテーマでもあるので毎年同時期に注目を浴びる可能性が高い。これらが話題に上る少し前に仕込んでおくだけでも十分に妙味があるかもしれない。
ちなみにもっと詳しく2018年のテーマ株を知りたい方は下記をチェックしてみてくれ。また2017年のテーマ株についてもまとめたページがある。ぜひ参考にしてみてほしい。
2019年も必ず話題になるテーマ株・本命株を徹底予想!!
それではここから本題だ。2019年に注目される・話題になるであろうテーマ株・本命株を徹底的に予想していく!ただし、この項目は当方の主観メインなので参考までにとどめておいて欲しい。
2019年 テーマ株 本命 人工知能(AI)関連銘柄
ここ数年の王道テーマ株として外せないのが人工知能(AI)関連銘柄だ。人工知能(AI)関連銘柄は2015年以降くらいから毎年、その年の「顔役テーマ株」として君臨してきたと言っても過言ではない息の長いテーマ株である。
もちろん2018年も人工知能(AI)関連銘柄の人気は衰えず、多くの関連銘柄が株価を上げた。2018年、人工知能(AI)関連銘柄として特に注目されたのは「ALBERT」ではないだろうか。ALBERTは人工知能(AI)関連銘柄として国産自動車メーカーの雄「トヨタ」と提携すると発表し、株価が数倍に成長。
この先AI関連銘柄のなかからALBERTのように、大手企業とタッグを組む銘柄も数々登場するかもしれない。
なにせ人工知能(AI)といえば、現在の仕事のあり方を変貌させる可能性をも秘めている次世代テクノロジーだ。今後、さまざまな企業がAIを活用し世の中をさらに便利にするアイディアをバンバン出してくるだろう。
それに、2018年末の今現在では身の回りに「AI製品」などほとんどない。強いて言えば「AIスピーカー」や「スマホ内蔵AI(siriとか)」くらいだろう。
今後、その他のさまざまなところでAI技術が活用されていくとすれば、人工知能(AI)関連銘柄はまだ始まってもいないテーマ株ともいえるかもしれない。2019年も人工知能(AI)関連銘柄は必ず話題になるテーマ株となると予想する。
2019年 テーマ株 本命 ブロックチェーン関連銘柄
人工知能(AI)関連銘柄と同様に、ここ数年毎年のように注目されているのが「ブロックチェーン関連銘柄」だ。
ブロックチェーン技術は「データを分散して保管し、相互に監視し合うシステム」のこと。中央集権的なシステムとは異なり、相互に監視し合う性質から「データ改ざんが難しい(強固なセキュリティ)」「仲介役を省ける(低コスト)」といった特徴がある。
ブロックチェーン技術はおもにビットコインなどの「仮想通貨」の基幹技術とされることでも知られているが、実は仮想通貨分野だけでなく金融分野や不動産分野、またゲームの分野など多岐にわたる応用法が期待されている技術でもある。
今後、銀行や証券などの金融分野でもブロックチェーン技術が取り入れられていく可能性は十分にあり、まだまだ注目される余地のあるテーマ株といえる。
2018年もブロックチェーン関連銘柄は注目を浴びたが、引き続き2019年も注目される可能性が濃厚なテーマ株の一つと言えるだろう。
なお、ブロックチェーン関連銘柄と近縁テーマといえる「仮想通貨関連銘柄」や「ブロックチェーンゲーム関連銘柄」も把握しておくと良さそうだ。
ブロックチェーン関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧はコチラ≫
仮想通貨関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧はコチラ≫
ブロックチェーンゲーム関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧はコチラ≫
2019年 テーマ株 本命 5G関連銘柄
こちらも毎年のように注目テーマとしてピックアップされる「注目テーマ株」常連の一角。5Gとは現在のLTE回線などを超える次世代通信規格のことで、IoT技術や自動運転車、TVの4K・8K放送には欠かせない通信規格のことだ。
5Gは現在主流の通信規格LTEの100倍以上の通信速度も可能とのことで、日本政府も普及を前倒しにする計画を発表している。
こちらもまさにこれから普及し始めるものであり、まだ始まってもいないテーマ株といえる。2018年も5G関連銘柄は注目されたが、2019年も引き続き注目しておきたい。
2019年 テーマ株 本命 4K・8K関連銘柄
2011年にTV放送がアナログ放送から地デジ放送へと完全シフトしたことを覚えているだろうか?!あの時にも「地デジ関連銘柄」が注目されたが、2019年はあの時と同じような特需が起こるかもしれないぞ。
2018年12月01日から4K・8K放送が開始されるからだ。日本政府としては東京オリンピックが開催される2020年には多くの国民が4K・8K放送を楽しんでいることを目標にしている。さらに2019年10月には消費税の増税が予定されているため、増税前の買い替え特需が発生する素地は十分にある。株式市場においても4K・8K関連銘柄に注目が集まる可能性は高そうだ。
2019年は4K・8K関連銘柄にも注目しておきたい。
2019年 テーマ株 本命 サイバーセキュリティ関連銘柄
サイバーセキュリティ関連銘柄も「ここ数年の注目テーマの常連」といえる存在だ。近年では、国家間のサイバー攻撃も増加の傾向にあり、各国でサイバーセキュリティ関連の予算を増額する傾向にある。日本においてもそれは例外ではなく、2019年のサイバーセキュリティ関連予算は増額された。
また、今後IoT技術の進歩や自動運転技術の進歩などにより、身の回りのものがぞくぞくとインターネットに接続されていくだろう。そうなれば、IoT機器の増加に比例して需要が高まるのがサイバーセキュリティ分野だろう。
例えばわかりやすいところで言えば「自動運転車をハッキングされた」としたら、もはやそれは凶器以外の何物でもない。
サイバーセキュリティ分野は次世代テクノロジーの発展にともない必ず需要が高まるテーマ株と言える。2019年もサイバーセキュリティ関連銘柄には注目しておきたい。
サイバーセキュリティ関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧はコチラ≫
アップガード関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧はコチラ≫
【2018年11月15日(木)追記】
2019年 テーマ株 本命 キャッシュレス関連銘柄
キャッシュレス関連銘柄も2018年の「顔役」だったテーマ株の一つと言えるだろう。日本は世界の先進国のなかでも、現状かなりの「現金主義」。キャッシュレス後進国ともいわれるほどだ。
だが、ここにきて日本政府も日本のキャッシュレス社会化の後押しに動きだしている。特に潮目がつよく変わったのは、2018年10月に安倍首相が「2019年10月の消費税増税」に言及した時ではないだろうか。2019年10月に従来の予定通り、消費税が増税され、またそれと同時に「キャッシュレス決済によるポイント還元案」が検討されているからだ。
消費税の増税と同時にキャッシュレス化を一気に進めようという政府の意図がみてとれる。国が主導となりキャッシュレス化を進めているということは、言い換えればもはや「国策」でもある。国策に売りなしという格言もある通り、キャッシュレス関連銘柄には今後も注目しておくべき。
特に2019年は実際に消費税が増税される年で、一気にキャッシュレス社会が加速するキャッシュレス元年にもなる可能性も秘めている。キャッシュレス関連銘柄はここ数年でも特に注目される本命テーマといえそうだ。
2019年 テーマ株 本命 バイオプラスチック関連銘柄
バイオプラスチック関連銘柄も2019年に注目されそうなテーマ株としてピックアップしておきたい。
バイオプラスチックとはその名の通り、生物資源から作られたもので環境への負荷が小さいプラスチックのことだ。
現在ではプラスチック製品の海洋汚染が叫ばれており、世界的にプラスチック製品を紙製品やその他、環境負荷の小さい製品へと置き換える動きが出てきている。すでにマクドナルドやすかいらーくなどでもプラスチック製のストローを廃止する方針で動いている。今後はストローだけでなく、その他のプラスチック製品にも廃止の動きが波及する可能性も十分にあるだろう。
既存のプラスチック製品が、バイオプラスチック製品に置き換わる可能性を考えると需要は物凄いことになりそうだ。日本株式市場でもバイオプラスチック関連銘柄に注目が集まりつつある。2018年もすでに注目されていたが、このテーマは「まだまだこれから」という雰囲気がある。2019年もバイオプラスチック関連銘柄には注目しておきたい。
なお、バイオプラスチック関連銘柄の近縁テーマとして「プラスチックごみ関連銘柄」にも注目してと良さそうだ。
バイオプラスチック関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧はコチラ≫
プラスチックごみ関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧はコチラ≫
2019年 テーマ株 本命 インフルエンサー関連銘柄
2018年も注目テーマの一角としてピックアップした「インフルエンサー関連銘柄」だが、引き続き2019年も注目されそうなテーマといえそうだ。
インフルエンサーとは「世間に与える影響力が大きい人物」のことであり、具体的には人気ユーチューバーやフォロワーを多数もつツイッターユーザー、インスタグラマー、ブロガーのことを言う。もちろん芸能人なども世間に大きな影響を与えているが、単なる芸能人というよりも個人のSNSでの影響力が強い人物をインフルエンサーと呼ぶ傾向にある気がする。
2018年もインフルエンサー関連銘柄は注目を浴びた。現にインフルエンサー関連銘柄の代表格ともいえるユーチューバー事務所を手掛ける「UUUM」は2018年で株価を大幅に伸ばしている。この分野もまだまだこれから伸びていく可能性が高いと思う。2019年もインフルエンサー関連銘柄には注目だ。
2019年 テーマ株 本命 スパイバー(クモノス)関連銘柄
数年前から「今年こそはくるぞ」と期待しているのが、スパイバー(クモノス)関連銘柄だ。
スパイバーとは世界で初めて人工的に「クモの糸の生産」に成功した山形県のベンチャー企業で、スパイバーが手掛けるクモ糸繊維が「QMONOS(クモノス)」である。
クモの糸は鉄鋼の4倍の強度で伸縮性はナイロンを上回り、さらに耐熱性は300度を超えるという特徴をもつ繊維で「世界で最も強靭な繊維」と言われ、世界中から注目が集まっている。
このとんでもない素材の人工生産に成功したスパイバーは、今日本でももっとも新規上場(IPO)を期待されているベンチャー企業といえるだろう。
数年前からスパイバーの上場が期待されており、当方も「今年こそは!」と注目していたが、なかなかその話題が出てこない。2019年に上場するという話題も今のところはないが、もしもスパイバーが上場することが決まれば大きな話題になることはまず間違いない。2019年もスパイバーの動向には注意しておきたい。
スパイバー(クモノス)関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧はコチラ≫
2019年 テーマ株 ムーミンバレーパーク(メッツァ)関連銘柄
2019年3月には埼玉県飯能市に新たなテーマパークがグランドオープンする予定となっている。その名もメッツァ・ムーミンバレーパークだ。メッツァは北欧のライフスタイルを体験できる「メッツァビレッジ」、ムーミンの物語を主題にした「ムーミンバレーパーク」の2つのエリアから構成されるテーマパークだ。2019年3月からは埼玉県に新たなみどころが増えることになる。
ただし期待しすぎは禁物だ。以前、名古屋にレゴランドが開園した際にも関連銘柄がすこし話題になったが、ハッキリ言ってそこまで大きな話題にはならなかった。ムーミンバレーパーク(メッツァ)関連銘柄も息の短いテーマ株となる可能性は大きい。短期スタンスで割り切って注目するのなら面白いかもしれない。
ムーミンバレーパーク(メッツァ)関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧はコチラ≫
2019年 テーマ株 本命 元号関連銘柄
2019年3月で「平成」の時代が終わり新元号が施行されることになる。これも現時点でわかっている2019年のビッグイベントの一つである。
正直、数年前から話題になっておりすでに手垢のついている感は否めないが、実際に元号が変わる直前や新元号が発表された際にはやはり注目度が上がりそうだ。いよいよ新元号が施行される2019年、なんだかんだ言っても元号関連銘柄には注目しておくべきだろう。
2019年 テーマ株 本命 人材派遣関連銘柄(働き方改革関連銘柄)
日本は年々、少子高齢化社会が加速しており働き手不足はさらに深刻度を増している。最近では「人手不足倒産」なども社会問題化しており、人手不足の解消は急務である。人手不足が深刻化していく社会で、ビジネスチャンスを得るのは人材派遣関連銘柄ではないだろうか。
昨今では人材派遣・転職・クラウドソーシングなどを手掛ける銘柄が「働き方改革関連銘柄」として注目されている。2019年もこの手のテーマ株は一層注目度があがる可能性が高いだろう。人材派遣関連銘柄(働き方改革関連銘柄)には2019年も注目しておきたい。
人材派遣関連銘柄(働き方改革関連銘柄) 本命株・出遅れ株 一覧はコチラ≫
【2018年11月19日(月)追記】
2019年 テーマ株 本命 低価格&高機能ウェア関連銘柄
2019年は低価格・高機能ウェア関連銘柄にも注目しておきたい。
日経トレンディという情報誌が毎年年末に「来年のヒット予測ランキング」を発表しているが、そちらによると2019年のヒット予測ランキング1位は「激安&高機能カジュアル」とのことだ。
2018年にはガテン系御用達の現場作業服販売を手掛けるワークマンが、新たに新ブランドとしてカジュアルに特化した「ワークマンプラス」をオープンさせたことが話題になった。ワークマンプラスは持ち前の「丈夫さ」「機能性」「安さ」にカジュアル・おしゃれさをプラスしたことにより飛ぶ鳥を落とす勢いで売れているらしい。ワークマンプラスはs今後バンバン新店舗を出店していくつもりらしい。これはなかなか面白い話題だ。もしかすると、ワークマンが今後「第二のユニクロになるのでは?」という見方も!?
そして2019年には海外発の激安・高機能ウェアも2019年に来日するようだ。その名もフランス発の「デカトロン」。こちらは2019年に兵庫県西宮市のショッピングセンター「阪急西宮ガーデンズ」にオープンするそうだ。
「激安&高機能カジュアル」が日本に次々オープンすることで、「ユニクロ」や「しまむら」などの既存のアパレル店も黙ってはいないのではないだろうか。今後、激安・高機能を標榜するブランドがぞくぞくと登場する可能性がある。そうなれば株式市場でも注目を集める可能性がある。
2019年はワークマンをはじめとするアパレル系銘柄にも注目しておくと面白そうだ。
2019年 テーマ株 本命 RPA関連銘柄・ERP関連銘柄
2018年に非常に注目されたRPA関連銘柄・ERP関連銘柄は引き続き2019年にも注目されるテーマ株といえるだろう。
RPAとは「ロボティック・プロセス・オートメーション」の略で、ロボットやAIなどを活用し業務の効率化・自動化を図る取り組みのことを指す。
ERPとは「エンタープライズ・リソース・プランニング」の略で、企業経営の基本となる「人・モノ・お金・情報」を適切に分配し有効活用する取り組みのことを指す。
RPAもERPもどちらも「企業経営の効率化を図る仕組み」であり両テーマ株は非常に親和性が高い。また、次世代テクノロジーの「ロボット技術」や「AI技術」とも親和性が高く、今後さまざまな次世代テクノロジー系テーマ株とも絡んでいく可能性がある。
2018年は、RPA関連企業の「RPAホールディングス」の新規上場があったことからもこれらのテーマ株は非常に注目を浴びたが、これらのテーマ株は今後もまだまだ伸びていく分野だ。いつの時代も企業というものは「効率化・自動化」を求めるもの。今後もRPA・ERPは注目される可能性は高い。2019年もRPA関連銘柄・ERP関連銘柄には注目しておいて損はないだろう。
RPA関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
ERP関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
【2018年12月19日(水)投稿】
2019年 テーマ株 本命 外国人労働者関連銘柄
外国人労働者関連銘柄も2019年に大きく注目される可能性のあるテーマ株の一つといえるだろう。
ご存知の通り、日本は少子高齢化が加速しており深刻な人手不足に陥っている。政府はこの人手不足の解決に向け、2019年から外国人労働者の受け入れをさらに増加させる意向のようだ。
2018年12月08日には外国人労働者の受け入れを拡大する「出入国管理法改正案」が参議院本会議で可決・成立した模様。特に人手不足の業種分野に広く門戸を開放する方針だ。
これにより外国人労働者を派遣する人材派遣業や、外国人向けのスクール事業を行っている銘柄などにビジネスチャンスが訪れる可能性がある。外国人労働者関連銘柄は人材派遣関連銘柄とも親和性が高く、ダブルのテーマを有する銘柄も複数ある。2019年の注目テーマ株としてしっかりと把握しておこう。
外国人労働者関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
【2018年12月21日(金)追記】
2019年 テーマ株 本命 大阪万博関連銘柄
2019年の本命テーマ株として大阪万博関連銘柄にも注目しておきたい。2018年11月23日に、2025年に開催される万国博覧会の開催場が日本の大阪・夢州に決定したのだ。これで2005年の愛知万博から20年ぶりの国内開催となる。大阪での開催は実に55年ぶりだ。
2020年に東京オリンピックが終了してから経済の低迷が懸念されていたが、新たな経済の起爆剤となるイベントが決まった格好だ。
また大阪夢州は大阪万博の会場となるだけでなく、カジノを含んだ統合型リゾート施設(IR)の誘致にも積極的だ。今後は大阪・夢州を中心に再開発されていく可能性もあるだろう。
2018年11月に大阪万博の開催が正式決定された後に、大阪万博関連銘柄は注目を集めたが、本格的に注目されるのはまだまだこれからだろう。2019年も大阪万博関連銘柄には注目しておきたい。
また、大阪万博関連銘柄とは別に万博会場となりカジノ誘致の場所としても注目される「夢州関連銘柄」についてもまとめている。重複する銘柄もあるし、非常に親和性の高いテーマなので併せてチェックしておくことをオススメする。
大阪万博関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
大阪・夢州関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
【2018年12月26日(水)追記】
2019年 テーマ株 本命 AI医療診断関連銘柄
2019年に注目されるであろうテーマ株で、真っ先に人工知能(AI)関連銘柄をピックアップしたが、AI関連銘柄のなかから特に注目されそうな分野として「AI医療診断関連銘柄」に注目しておきたい。
AI関連銘柄といえば、ここ数年間は特に注目されているテーマ株だが、実際にビジネスの現場でAIが活用されている分野はまだ少ないと言える。そんな中、早期に現場でAIが活躍することが期待されているのが「AI医療診断」の分野だ。
2019年、特にAI医療診断関連銘柄に注目する理由は政府の後押しもあるからだ。厚生労働省では、健康・医療・介護関連のビッグデータを連結し医療機関などが活用できる「保健医療データプラットフォーム」を20年度に本格的に稼働させる予定だったが、AIによる画像診断に関する分野は1年前倒しし、2019年春にも始める予定とのこと。政府のAI医療診断の分野の予定前倒しにより、2019年は「AI医療診断元年」となる見方もある。
AI医療診断関連銘柄は広義ではAI関連銘柄の一部であるが、特に注目を集める可能性のある分野だけに別ページで特集した次第である。
2019年にむけてAI医療診断分野に注目しておくと面白いかもしれない。
AI医療診断関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
【2019年01月07日(月)追記】
2019年 テーマ株 本命 旅行関連銘柄
2019年は空前の旅行ブームも訪れるかもしれない。大きな要因の一つは、2019年のゴールデンウィークだ。2019年04月30日は天皇の退位日、2019年05月01日は新天皇の即位日があり、政府はこの退位日、即位日を2019年限りの祝日とする方針を示している。
このため、2019年のゴールデンウィークは異例の「10連休」という大型連休となるのだ。旅行業界は2019年1月現在でゴールデンウイークは人気の旅行先は予約でいっぱいという状況と報じられている。さらに2019年は秋にラグビーのワールドカップが日本で行われるため、インバウンド客の訪日も過去最多の見通しとなっているようだ。また、2020年はいよいよ東京オリンピックが開催される年のため、インバウンド関連銘柄は2019年に続き2020年も注目テーマになりそうだ。先回りで仕込んでおくのも面白そうだ。
2019年は旅行関連銘柄やインバウンド関連銘柄にも注目しておくと良さそうだ。
旅行関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
インバウンド関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
【2019年01月08日(火)追記】
2019年 テーマ株 本命 バイオ関連銘柄
バイオ関連銘柄も2019年に大注目のテーマ株の一角といえるだろう。思えば、2018年も10月末以降から急激にバイオ関連銘柄に注目が集まっていた。
2018年末にかけてバイオ関連銘柄に注目が集まったのは、おもにサンバイオの脳神経再生細胞薬「SB623」が外傷性脳損傷を対象とした日米フェーズ2試験で、主要評価項目達成の解析結果を得たと発表されたことがきっかけだ。
これによりサンバイオが注目を集め、他のバイオ関連株にも物色が波及することになった。まだサンバイオはこれからも材料が出る余地を残しているし、2019年もバイオ株全体が注目される素地はありそうだ。
また、バイオ関連銘柄は為替相場などの外部環境の影響を比較的受けにくいテーマとしても知られる。2019年も米中貿易摩擦など、まだ外部環境は不透明なままなので、引き続き外部環境が荒れる可能性を考えれば、相対的にバイオ関連銘柄に注目が集まる可能性はあるといえるだろう。
さらに毎年10月頃のノーベル賞発表シーズンがあり、また同時にこの時期は学会シーズンでもあるため、毎年注目されやすい。ノーベル賞発表シーズン、学会シーズン前にバイオ関連銘柄に注目しておくのも面白いだろう。
やはり、2019年もバイオ関連銘柄には注目しておいて損はなさそうだ。
【2019年01月10日(木)追記】
2019年 テーマ株 本命 信用スコア関連銘柄
まだ国内ではあまり一般的とはいえないが、中国や米国ではすでに信用スコアという言葉が一般的になっている。
信用スコアとはカンタンに説明すると個人の信用力を数値化したもので、特にキャッシュレスサービスと関わりが深く、キャッシュレス先進国の中国などでは大手キャッシュレスサービス「アリペイ」や「ウィチャットペイ」が購買履歴などのデータをもとに信用スコアを数値化し、アライアンス企業へと提供している。これらの数値が高ければ、ユーザーは日常生活のさまざまな場面で優遇を受けることができるという仕組みだ。
例えば、信用スコアが高ければ、不動産の契約時やローンの借入時などでも優遇されたり、また企業の人員採用時に参照されるケースもある。
だが、言い換えると信用スコアが低ければ日常生活の様々な場面で不遇を受けることもあるため、もし日本でも信用スコアが導入されていくとすれば波紋を呼びそうだ。
とはいえ、日本も今後キャッシュレス社会へと進んでいくのは間違いなく、そうなれば中国や米国などのように信用スコアが重視される社会へと進んでいく可能性はある。
一部では「2019年は信用スコア元年になる」との見方もあるようだ。信用スコア関連銘柄は株式市場においても無視できない存在になるだろう。2019年の本命テーマの一角として信用スコア関連銘柄にも注目しておきたい。
信用スコア関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
2019年に注目されるテーマ株 本命株 徹底予想 まとめ
取り急ぎ2019年に注目されそうなテーマ株を当方なりに予想しピックアップしてみたが、たぶんまだまだこんなものじゃなくもっとたくさんのテーマ株が注目されるはず。なので今後も引き続き2019年に話題になりそうなテーマ株を思いついたらドンドン追記していくつもりだ。
また、読者の方ももし「このテーマ株は2019年アツそうだぞ!」という意見があれば、コメント欄でもメールでもなんでもいいので是非とも教えてほしい。
いずれにしても2019年もテーマ株相場は絶対に続くと思っている。テーマ株の先取りは一気に稼ぐチャンスといえる。しっかりと把握しておくと良さそうだ。