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2019年は旅行ブームがくると早くも旅行業界は盛り上がりを見せているようだ。
2019年の旅行ブームの大きなきっかけとなっているのは、なんといっても4月末~5月アタマのゴールデンウィークだ。今年は天皇の退位日(04/30)と新天皇の即位日(05/01)がゴールデンウィーク中に予定されている。政府はこの退位日と即位日を今年限りの祝日とする方針とのことで、晴れて2019年のゴールデンウィークは異例の10連休となるのだ。
また2019年秋に日本でラグビーのワールドカップが行われることから訪日外国人旅行者の数にも期待できる。これらの要因により2019年は日本人の海外旅行者数、外国人の訪日旅行者数ともに過去最多となる見通しなのだそうだ。
2019年1月現在、テレビでもすでにゴールデンウィーク中の海外旅行は一部の人気地域は予約でいっぱいとなっていると報じていた。
2019年は株式市場においても旅行関連銘柄が見逃せないテーマ株の一つとなりそうだ。と、いうことでこのページでは旅行関連銘柄について本命株・出遅れ株 一覧をわかりやすく詳しくまとめておく。
旅行関連銘柄とは
旅行関連銘柄とはその名の通り旅行に関連するサービスを手掛ける銘柄の総称である。
2019年はゴールデンウィークに天皇の退位日・新天皇即位日があり、それらの日は2019年限りの祝日となることから10連休という長期休暇となる見通し。このことから、日本人の海外・国内旅行はすでに大ブームの兆しを見せており、旅行業界は非常に盛り上がっている。
また、2019年秋にはラグビーのワールドカップが日本で行われることもあり、訪日外国人旅行者の数も過去最多となる見通しだそうだ。これにより国内のホテルや観光地に関連する銘柄なども旅行関連銘柄として注目される可能性がある。2019年は旅行関連銘柄に注目しておくと面白そうだ。
ちなみに旅行関連銘柄は、インバウンド(訪日外国人旅行者)関連銘柄とも重複する銘柄が多数あるなど非常に親和性の高いテーマ株といえる。当サイトではインバウンド関連銘柄についても本命株・出遅れ株 一覧をまとめてあるのでそちらも併せてチェックしておくことをオススメする。
インバウンド関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
旅行関連銘柄 一覧
- 9603 エイチ・アイ・エス 大手旅行会社
- 9726 KNT-CT HD 大手旅行会社
- 9202 ANA HD 国内線、国際線ともに首位の航空会社
- 9201 日本航空(JAL) 国内線、国際線ともに2位の航空会社
- 4755 楽天 楽天トラベル
- 6030 アドベンチャー 航空券予約サイト「スカイチケット」
- 6191 エボラブルアジア 航空券予約サイト「エアトリ」
- 6548 旅工房 ネット専業の旅行会社
- 9206 スターフライヤー 北九州拠点の新興航空
- 9376 ユーラシア旅行社 海外旅行を企画販売
- 2371 カカクコム 子会社に旅行サイト「フォートラベル」
- 2376 サイネックス 国内ツアーをネットで提供
- 3646 駅探 国内ツアーをネットで提供
- 6577 ベストワンドットコム クルーズ予約サイト
- 7048 ベルトラ 海外ツアー専門サイト
- 3679 じげん 旅行サイト「アップルワールド」など
- 3926 オープンドア 旅行比較サイト トラベルコ
- 3995 SKIYAKI ファンクラブツアーなどを提供
- 4645 市進ホールディングス 子会社に「パス・トラベル」
- 6634 ネクスグループ 子会社が旅行事業
- 3807 フィスコ 子会社が旅行事業
- 6561 HANATOUR JAPAN インバウンド専門の旅行会社
- 8225 タカチホ 国内旅行土産品の卸売業で業界トップ級
- 9010 富士急行 富士急ハイランド 周辺にリゾート施設
- 9017 新潟交通 新潟最大のバス会社 旅行業・土産卸
- 9041 近鉄グループHD 国内最大級の私鉄 百貨店・ホテル
- 9045 京阪ホールディングス 私鉄グループ 百貨店・ホテルなど
- 9173 東海汽船 伊豆七島の観光・生活航路を独占
- 9193 東京汽船 東京湾全域に展開の曳船大手 観光船も
- 9675 常磐興産 福島県で「スパリゾートハワイアンズ」
- 9695 鴨川グランドホテル 千葉の名門リゾートホテル
- 4681 リゾートトラスト 会員制リゾートホテル
- 9713 ロイヤルホテル 大阪の名門ホテル
- 9720 ホテル、ニューグラ 横浜の名門ホテル
- 9723 京都ホテル 京都の名門ホテル
- 9708 帝国ホテル 高級シティホテル
- 9722 藤田観光 ホテル事業
- 8920 東祥 ホテル事業
- 6565 ABホテル ビジネスホテルを全国展開
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旅行関連銘柄 本命株・出遅れ株
それでは旅行関連銘柄のなかでも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしてみよう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命株 エイチ・アイ・エス
時価総額:277,861百万円
PER:(連) 21.12倍
PBR:(連) 2.64倍
≪2019/01/07時点≫
まず旅行関連銘柄として、真っ先に思い浮かぶのはやはりエイチ・アイ・エスだろう。ご存知のとおり、エイチ・アイ・エスは海外旅行・国内旅行ともに取り扱っている大手旅行会社だ。「旅行に行こう!」と思い立ったら、まずは最寄りのエイチ・アイ・エスの店舗にツアーを探しに行くという方も多いのではないだろうか。
エイチ・アイ・エスはホテル運営も強化中で、ハウステンボスの運営などもしている。日本人の国内旅行の需要やインバウンド需要なども取り込むのではないだろうか。2019年はゴールデンウィークも10連休、そして秋にはラグビーのワールドカップが行われるため、2019年はエイチ・アイ・エスにとって大きなビジネスチャンスとなりそうだ。
エイチ・アイ・エスは旅行関連銘柄の中核銘柄として注目しておくべきだろう。ただ、エイチ・アイ・エスはちょっと時価総額規模が大きいため、中期スタンスくらいの取り組みが良いかもしれない。
本命株 ベルトラ
時価総額:17,428百万円
PER:(連) 123.51倍
PBR:(連) 28.52倍
≪2019/01/07時点≫
ベルトラも旅行関連銘柄の本命株として注目しておきたい。ベルトラは2018年12月にマザーズ市場に上場したばかりの直近IPO銘柄だ。「ベルトラ」という海外旅行のツアー専門サイトを運営している。まさに旅行関連銘柄。良い時期に上場したといえるのではないだろうか。直近IPO銘柄で、時価総額規模も比較的小さいほうなので値動き妙味としては本命級といえそうだ。
こちらも旅行関連銘柄の本命株として注目しておきたい。
本命株 KNT-CTホールディングス
時価総額:31,649百万円
PER:(連) 16.65倍
PBR:(連) 1.13倍
≪2019/01/07時点≫
KNT-CTホールディングスも旅行関連銘柄の本命株として注目しておきたい。KNT-CTホールディングスは近鉄系の旅行会社大手。個人旅行向けのパッケージサイト「近畿日本ツーリスト」「クラブツーリズム」などを手掛けている。また、インバウンド向けの「YOKOSO JAPAN TOUR & HOTEL」も運営。こちらも2019年の旅行需要を多いに取り込みそうな一角といえるだろう。
KNT-CTホールディングスの時価総額規模は小粒とはいえないまでも、エイチ・アイ・エスなどに比べれば比較的小さい方。短期スタンスでも妙味のある旅行関連銘柄といえるだろう。
本命株 ANAホールディングス
時価総額:1,377,266百万円
PER:(連) 12.97倍
PBR:(連) 1.23倍
≪2019/01/07時点≫
ANAも旅行関連銘柄の中核株として注目だ。ANAは国内線、国際線ともに首位の航空会社。旅行というキーワードで真っ先にANAを思い浮かべる人も多いだろう。海外旅行はANAかJALという人も多そうだ。
こちらも2019年の旅行需要がビジネスチャンスとなる銘柄として注目。ただ、ANAは時価総額規模も大きいので短期スタンスだと少し妙味が薄いかもしれない。
本命株 日本航空(JAL)
時価総額:1,367,145百万円
PER:(連) 12.43倍
PBR:(連) 1.21倍
≪2019/01/07時点≫
ANAと同じく注目しておきたい旅行関連銘柄はやはり日本航空(JAL)だ。JALはANAに次いで、国内線・国際線ともに2位の航空会社。こちらも旅行にはなくてはならない企業といえる。こちらも時価総額規模が大きいので、短期的な値動き妙味では少し面白みにかけるかもしれないが、旅行関連の中核株として注目しておきたい。
本命株 アドベンチャー
時価総額:42,282百万円
PER:---倍
PBR:(連) 26.06倍
≪2019/01/07時点≫
アドベンチャーも旅行関連銘柄の本命株として注目しておきたい。アドベンチャーは航空券の予約サイト「スカイチケット」を手掛ける企業だ。国内航空券が主力。アドベンチャーはインバウンド関連銘柄としても注目されたことのある銘柄なので、日本人の旅行需要、インバウンド客の需要ともに取り込む可能性がある。
時価総額規模は小粒とはいえないが、短期でもまぁ面白みのあるレベルといえるだろう。アドベンチャーも旅行関連銘柄の本命株として注目だ。
本命株 エボラブルアジア
時価総額:34,121百万円
PER:---倍
PBR:(連) 6.53倍
≪2019/01/07時点≫
エボラブルアジアも旅行関連銘柄の本命株として注目しておきたい。エボラブルアジアは航空券の予約サイト「エアトリ」を手掛ける銘柄。アドベンチャーとよく比較されるような銘柄といえる。
エボラブルアジアもインバウンド関連銘柄としても注目される銘柄なので、こちらも旅行関連、インバウンド関連のダブルのテーマ性で注目。
エボラブルアジアはアドベンチャーよりも時価総額規模が小さいため値動き妙味としてはこちらの方が面白そうか。
本命株・出遅れ株 ユーラシア旅行社
時価総額:2,030百万円
PER:(連) 32.74倍
PBR:(連) 0.99倍
≪2019/01/07時点≫
ユーラシア旅行社も旅行関連銘柄の本命株・出遅れ株として注目しておきたい。ユーラシア旅行社は、成熟した旅行者層向けに海外旅行を企画販売している企業。世界遺産や自然、伝統をテーマに差別化し旅行商品を企画販売。成熟した旅行者向けということで、高単価の模様。
ユーラシア旅行社は時価総額規模が非常に小粒なので、値動き妙味の観点では旅行関連銘柄の本命株といえるかも。
本命株・出遅れ株 SKIYAKI
時価総額:6,346百万円
PER:(連) 154.82倍
PBR:(連) 5.53倍
≪2019/01/07時点≫
面白そうな旅行関連銘柄としてSKIYAKIにも注目しておきたい。アーティストなどのファンクラブを運営している企業だが、子会社「ロックガレージ」が旅行・ツアーの企画提供を行っている。そしてこのロックガレージと共同でアーティストと一緒に旅行にいく「ファンクラブツアー」や「ライブイベントツアー」などを提供している。
こちらも2019年のゴールデンウィークが10連休なことが大きなビジネスチャンスになるかもしれない。SKIYAKIは時価総額規模も小粒だし値動き妙味としても面白い。旅行関連銘柄の本命株・出遅れ株として注目しておきたい。
本命株・出遅れ株 旅工房
時価総額:7,908百万円
PER:(連) 65.26倍
PBR:(連) 6.01倍
≪2019/01/07時点≫
旅工房も旅行関連銘柄の本命株・出遅れ株として注目だ。旅工房はインターネット専業の旅行会社で、地域専門担当者による提案販売に強みを持つ。また低価格旅行の自動販売を育成中とのことだ。こちらもまさに旅行関連の事業ど真ん中。時価総額規模も小さく値動きも軽いので、短期スタンスでも妙味のある銘柄だ。値動きの観点でいえば、旅行関連銘柄の本命株ともいえそうだ。
2019年10月25日(金)追記
8月に引き続き上方修正発表なるか!?旅行関連本命銘柄ベルトラ
時価総額:38,669百万円
PER:(連) 76.82倍
PBR:(連)21.42倍
≪2019/10/25時点≫
ラグビーワールドカップも残すところ準決勝、決勝と3試合のみになった。
日本代表も初の史上初ベスト8進出となり、準々決勝では南アフリカに敗れたものの、関東地区では最高視聴率53.7%を叩きだすなど、日本中が熱狂した事だろう。
そのラグビーワールドカップも終盤となった事で、インバウンド関連、旅行関連も一巡したものと思われる。だが、ここで注目したいのは、それでも上がり続けている銘柄、ベルトラ(7048)だ。
今年1月の記事で旅行関連銘柄の本命株として取り上げたベルトラ。国内外の現地体験型オプショナルツアー専門のオンライン予約サイト「VELTRA(ベルトラ)」を運営している企業であり、日本語だけでなく、英語、中国語、韓国語にも対応。150カ国、約5000社の催行会社と直接契約し、観光ツアーや文化体験などを日本人の海外旅行客や訪日客向けに提供している会社だ。
柱の現地体験ツアー予約は今年5月のGW10連休効果などで海外旅行客の利用拡大が想定超に。現在も会員数は順調に増えており、現地体験ツアー予約が堅調持続。それにより19年12月期第2四半期の経常利益を5.4億円から7.2億円に33.3%上方修正。4期ぶりの過去最高益予想を更に上乗せする結果となった。
直近では未曾有の台風被害などで旅行離れなどが危ぶまれ、また日韓関係が冷え込むなど悪影響が囁かれているが、政府観光局が調べた訪日外客数の2019年9月推計値によると、昨年2018年9月に比べ5.2%増。確かに韓国は前期比58%減と大幅に減ってはいるが、それ以外の国は全て増加傾向にあり、平均して前期比25%増となっているのだ
前述の通り、ベルトラは150カ国、約5000社の催行会社と直接契約しているので、訪日外客数の増加による影響は計り知れないだろう。現在に於いても株価は上昇を続けているので、11月13日に予定している19年12月期第3四半期で、再び上方修正があるのではないかとの期待も高い。
もちろん訪日外客数の増加による影響はベルトラだけに留まらないだろうから、今後とも旅行関連銘柄の動向を追って行きたい。
新型コロナウイルス流行で旅行関連銘柄に危険信号!エイチ・アイ・エスが下方修正を発表
9603 エイチ・アイ・エス
時価総額:148,763百万円
PER:(連) 11.33倍
PBR:(連) 1.29倍
≪2020/03/02時点≫
格安航空券販売の最大手・ホテル事業・長崎の人気テーマパーク「ハウステンボス」を運営する企業だ。
ハウステンボスはアジア圏のインバウンドに人気を持ち、国内外から年間250万人以上の来場者が訪れる人気テーマパークなのだが、今回新型コロナウイルスの流行からインバウンドの減少、そして2020年2月29日(土)~3月15日(日)休園となっている。
旅行会社への新型コロナウイルスの影響はどうなのか…?
それを見る上でも【9603】エイチ・アイ・エスの決算は旅行会社の最初の決算という事からも「注目」していた投資家も多いだろう。
今回の新型コロナウイルスの影響をモロに受けているのは分かっていた事だが、エイチ・アイ・エスの決算は予想以上に悪いものをだしている。
決算内容
20年10月期第1四半期(19年11月-20年1月)の連結最終利益は前年同期比7.6%減の21.7億円
通期の同損益を従来予想の110億円の黒字→11億円の赤字(前期は122億円の黒字)に下方修正
11-4月期(上期)の同利益を従来予想の54億円→8億円(前年同期は49.6億円)に85.2%下方修正
旅行関係、インバウンドに強みをもつ企業は今は一番ダメージを受ける業種!
そこは分かっているからこそ直近で大きくチャートは下落していただけに当然業績の悪化は織り込まれているとはいえ、「黒字会社が僅かな期間で一転して赤字に転落」というのは、非常にショッキングな決算と言えるだろう。
下方修正の内容でハウステンボスでは、2月29日~3月15日までテーマパークを臨時休園するが、その影響額については現在算定中で、修正予想には反映させていないとしている。
既に2020年2月29日(土)~3月15日(日)までの休園を発表がされているが、もし長崎での感染者が増えるという傾向となった場合、この休園は長期化する可能性もある。
何よりも、韓国など感染者拡大という部分で、外務省は韓国南東部の大邱市と慶尚北道清道郡について、感染症危険情報をレベル3に引き上げ、渡航中止を勧告しているが、トランプ大統領なども渡航中止を拡大している傾向にあり、このまま感染者が日本で増える事態となれば、各国が「日本への渡航禁止」という動きになる可能性も高いと言える。
【旅行会社全般の業績懸念】
旅行会社などのインバウンド需要が高い業種は一番の懸念内容としては、エイチ・アイ・エスなどは新型コロナウイルスの影響は7月までと見ているとの事だが、4月中の終息ができなかった場合は、旅行会社にとって「稼ぎ時ともいえるゴールデンウィーク」での売上が見込めなくなるという点も今後の業績を大きく左右する点といえる。
エイチ・アイ・エス程の大きな旅行会社で、この決算内容を発表するという事は、中小の旅行会社などは業績の悪化は避けられない。
インバウンド狙いの中小企業などは倒産している会社もニュースで見るが、新型コロナウイルスの問題が長引けば、かなりの件数の旅行会社・インバウンドの会社の倒産がでてきてもおかしくないと言えるだろう。
注意するべき旅行関連 インバウンド関連銘柄
今回のエイチ・アイ・エスの決算から見る、インバウンドに強みを持つ注意するべき旅行会社を記載するぞ。
7048 ベルトラ
時価総額:21,459百万円
PER:(連) 31.91倍
PBR:(連) 10.25倍
≪2020/03/02時点≫
世界150ヶ国を数える対応エリアと27,000にのぼるツアー・アクティビティ商品という豊富な品揃えをもつツアー専門の予約サイト「VELTRA」を運営する企業だ。
直近の決算を見ると、同社の業績海外旅行部門が前期比31.5%増の40.91億円、インバウンド部門が同34.1%増の0.82億円となっているのだが、今回の新型コロナウイルスで海外旅行、インバウンドの売上が厳しい状況となるだろう。
現在は旅行会社が新型コロナウイルスの問題からトコトン売り叩かれている状況だが、春休み・ゴールデンウィークでの収益が大幅にダウンとなる可能性が高い銘柄。
PER32倍、PBR10倍と割高なだけに業績悪化となれば2018年12月28日の上場来安値まで売り込まれる可能性があると言える。
貸借倍率は0.7倍とかなりの空売りがつまっているだけに新型コロナウイルス問題が一段落すれば一気急伸が見込めるが、ウイルス問題が長期化となればやはり業績面は大きくマイナス見込まれるだけに注意が必要な銘柄と言えるだろう。
6561 ハナツアー
時価総額:7,205百万円
PER:(連) ---倍
PBR:(連) 1.48倍
≪2020/03/02時点≫
ハナツアーは韓国からの日本向けインバウンド旅行商品にかかる日本国内の各種手配業務や中国、東南アジアからのインバウンド手配業務、旅行販売専用サイトの運営する企業だ。
新型コロナウイルスはアジア圏での拡大が強く、中国は勿論だが韓国でも感染者が爆発的に増えている事を考えれば、同社への業績のダメージはかなりといえるだろう。
そして2月14日に決算発表をしているが、19年12月期の連結経常損益は3.6億円の赤字に転落となっているのだが、中国、韓国での渡航者が減る事を考えれば、同社の業績はここからさらに苦しいものとなる事が予想でき、赤字会社の状況でさらなる赤字となれば、時価総額を考えても大きなダメージを受ける可能性がある。
旅行関連銘柄 まとめ
2019年はゴールデンウィークが10連休となり、また秋にはラグビーのワールドカップが行われることもあり、日本人の海外・国内旅行、そしてインバウンド需要も特に盛り上がる一年になりそうだ。旅行関連銘柄は一つのテーマ株として注目される可能性が高いといえるだろう。
また、2019年以降も大型連休がある時には定期的に注目される可能性がある。旅行関連銘柄の本命株・出遅れ株 一覧を把握しておいて損はないだろう。