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ホンダと日産が経営統合(合併)へ向け協議!台湾ホンハイの買収回避へ決断。

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ホンダと日産が経営統合(合併)へ向け協議!台湾ホンハイの買収回避へ決断。

2024年12月18日、「日産自動車とホンダが経営統合に向けた協議を開始する」との報道が各メディアにて報じられた。

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以前からウワサされていた「日産とホンダの経営統合」の話。 

  • 世界的なEV市場の競走激化
  • 台湾ホンハイの日産買収計画

を背景に、重要な一歩が踏み出された。

この決定の裏には、台湾の電子機器メーカー「ホンハイ(鴻海)」が日産買収を目指し動いていた背景があり、両社が日本の自動車産業の未来を守るために重要な一歩を踏み出したといえる。

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【追記】日産自動車とホンダ、経営統合へ本格的な協議入り決定。来年6月の最終合意を目指す。

2024年12月23日、ホンダと日産自動車の経営統合をめぐって、基本合意書を締結して統合に向けた本格的な協議に入るとのこと。また、三菱自動車も同日、持ち株会社への合流を検討することを正式に発表した。

来年6月までの最終合意を目指し、夏までに持ち株会社を設立したうえ、それぞれの会社を傘下に収めて統合する方向で検討しているとのことだ。

傘下に入る両社は上場廃止となる方針で、持ち株会社の社内・社外取締役については、それぞれの過半数をホンダが指名する見通し。

事実上、新会社のかじ取りはホンダが主導するのが鮮明となった。

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ちなみに…。3社が経営統合しても、生産能力ではトヨタに及ばない。改めてトヨタの強さを実感できる。

一連の報道を受けて、元会長の「カルロス・ゴーン氏」がレバノンからオンライン会見。「補完性ない…。」

日産自動車元会長の「カルロス・ゴーン氏」が、レバノンから日本外国特派員協会のオンライン会見に出席。日産とホンダの経営統合へ向けた協議について、

「補完性がない。同じ分野に強く、同じ分野に弱い」と統合効果に懐疑的な見方を示した。

出展:時事通信

カルロス・ゴーン氏の発言を要約すると以下のような感じ。

  • 「両社の統合が実現しても成功しないだろう」
  • 「日産とホンダは事業にほとんど補完性がない。似たブランドと製品を同じ市場で展開している」
  • 「米国や中国で苦戦し、将来の計画も見えない。日産の内部にはパニック状態が広がっている」
  • 「経済産業省の影響力により、ホンダはこの取引に押し込まれた」

随分と否定的な見解を持っているようだ。しかし…。うーんなんとも。

【追記②】ホンダが「1兆1000億円」を上限とする自社株買いの実施を発表!

ホンダは2024年12月23日、自己株を除く発行済み株式の約23.7%にあたる「最大11億株」「総額1兆1000億」を上限とする自社株買いを決定。

  • 取得期間: 2025年1月6日から2025年12月23日まで。
  • 目的: 資本効率の向上、機動的な資本政策の実施、株主還元の強化を図るため。

この発表を受けて、
エックス(旧ツイッター)では「自社株買い」が一時トレンド入り。

最大規模の自社株買いでホンダ株、「PTS爆上げ!!」

日産とホンダの経営統合が実現すれば「販売台数世界3位」の巨大グループに。

もし、今回の経営統合が実現すれば、日産とホンダの合計販売台数は世界で第3位にランクインする見込み。

電動化や自動運転技術の開発競争が激化する中、両社がリソースを結集することで、競争力を大幅に強化できると期待されている。さらに、この統合により、部品供給や研究開発コストの大幅削減が可能となり、グローバル市場での地位向上が見込まれる。

さらに、持ち株会社には三菱自動車が合流することも視野に。

今回の経営統合の話、そこにはもう一つのサプライズが。将来的には「三菱自動車」が持ち株会社に加わる可能性も浮上しているのだ。

三菱自動車は日産との既存アライアンスを活用し、経営効率化や技術共有の恩恵を受ける狙いで、これによりアジア市場を中心にさらなるシナジー効果が期待できるとされている。

台湾ホンハイ(鴻海)が目論む日産買収を回避へ

そしてもう一つ。
日産とホンダが統合協議を急いだ背景には、台湾のホンハイが日産の買収に名乗りを上げていることが影響している。

電気自動車(EV)市場での存在感を高めたいホンハイにとって、日産は魅力的なターゲット。しかし、ホンダと日産が経営統合を進めることで、ホンハイの影響力を排除し、日本の自動車産業の独立性を守る狙いがあると考えられる。

(ちなみに、20日の報道によると「ホンハイが日産株の取得へ向けて、日産の主要株主のルノーと交渉を始めた。」とのことだ。いったいどうなるか…。)

日産 ⇒ ストップ高、ホンダ ⇒ 年初来安値、明暗を分けた2社の株価

一連の報道を受けて、国内の自動車関連株は大きな動きを見せた。

日産自動車と筆頭株主の三菱自動車はストップ高と急騰。業界再編に向けた思惑からマツダ、SUBARUも値を上げる展開に。一方で、ホンダの株価は大きく下落。経営統合はネガティブとの見方が強まり翌日には年初来安値を更新するまで売られた。

日産自動車(7201)

ホンダとの経営統合が報道されたときの「日産自動車の株価チャート」

出展:TradingView

日産自動車の株価は急騰しストップ高を記録。市場は、ホンダとの統合により日産の財務基盤が安定し、成長戦略が加速すると判断したようだ。とくに、EV市場での競争力向上が期待されている。

ホンダ(7267)

ホンダとの経営統合が報道されたときの「ホンダの株価チャート」

出展:TradingView

一方、ホンダの株価は年初来安値を更新。投資家の間では、統合に伴うコスト負担や、ホンダの独立性が損なわれることへの懸念が高まっているようだ。とくに、統合によるブランドイメージの変化をリスクと見る声もみられた。

まとめ:重要な一歩を踏み出した"日産とホンダ"、そして"三菱自動車"。今後の協議の進展に注目したい。

日産とホンダの経営統合は、日本の自動車業界に大きな変化をもたらす可能性を秘めている。この動きが成功すれば、グローバル市場での競争力強化や、台湾ホンハイの影響排除につながる一方で、統合に伴うリスクや課題も少なくない。今後の協議の進展に注目しながら、各社がどのように戦略を展開するかを見守りたいと思う。

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今年の新年相場がいよいよスタートした!

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KABU S

投資歴17年、都内で働く兼業トレーダー。 とにかく噂となる銘柄や仕手株に乗るのが好きだ。これまで数々の暴騰暴落を経験した中年トレーダーが「今後の注目銘柄」や「優良・悪徳 投資顧問会社」などの使える情報を公開していくぞ。デイ・スインガーのフォロー大歓迎!とにかく業界の裏話なども多数入手して記載するので応援宜しく頼むぞ! 管理人プロフィールはコチラ

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