株やFXなど『投資』に関して、相談に乗る為には『投資顧問業』として『財務局』に登録を行わなければいけません。関東財務局長(金商)という、簡単に言えば投資助言をする為の免許が必要となる。
近年のインターネット活用した株やFXの人気に肖り、金融商品に対して監督省庁を無視した無登録(投資助言)を行い、それをマニュアルやメールマガジンで配信する違法な営業活動を行うケースが多くなりました。
一般的な投資顧問業者にはこの金商番号などが明記されているが、最近増えてきているのは免許のない、つまりは資格のない顧問業者だ。
金商有る無しに拘らず、信用出来るか否かは検証してみないと何とも言えない所ではあるが、金商が無いと言う事は投資助言が出来ない事であるゆえに、責任は全くもって皆無なのである。
確かに投資顧問業を運営するにあたり金商を取るには若干高いハードルが設けられているが、それくらいはクリアできなければ信用が薄いのではないだろうか。
この金商だけが判断基準の全てではないが、曖昧な情報のみを垂れ流す悪質な投資顧問・投資助言会社が存在するのは確かである。
投資顧問という名の基に隠れ蓑を作る悪質な業者の噂も耳にする時代。
このブログが一筋の光となり、お役立て頂ければと考えています。
※尚、下記のような事例にご注意を。何かあればお問い合わせフォームよりご意見、ご相談を頂ければと思います。
富山、無登録投資顧問を初摘発 報酬2億、金商法違反容疑 (2009/05/13 20:30)
インターネット上で無登録の投資顧問業を営んだとして、富山県警生活環境課と高岡署は13日、金融商品取引法違反の疑いで東京都練馬区関町北、自称投資コンサルタント西原彰男容疑者(30)を逮捕した。
富山県警によると、株式投資のアドバイスを行う業者の登録を義務付けた2007年の金商法施行後、無登録業者の摘発は全国初。県警は西原容疑者がホームページ(HP)上で募った全国の投資家約3000人に投資情報を提供、総額約2億円の報酬を得ていたとみて裏付けを進める。
逮捕容疑は昨年10月から今年2月にかけ、富山県の無職男性(45)ら3人と契約。株式投資に関するアドバイスを行い、報酬を受け取った疑い。西原容疑者は容疑を認めている。
県警によると、西原容疑者は06年ごろにHPを開設。投資家にメールマガジンで推奨銘柄などの株式投資情報を送信し、月額数万円の利用料を受け取っていた。