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次世代通信規格である第5世代移動通信システム、通称「5G」の整備が世界中で着々と進んでいる。
そろそろ「5G」という言葉もだんだんと世間に浸透しつつあるのではないだろうか。
5Gとは、ザックリ簡単に説明すると通信方式の名証である。スマホユーザーの方は、スマホの画面に「4G」や「LTE」といった表示があると思うが、5Gとは要はこれの進化版。4GやLTEのさらに上位に位置づけられる新しい次世代通信方式のことだ。
今後、世界的に既存の4GやLTE回線から5G回線に移行していくはずだ。現在世界的に通信トラフィックが急増しており、このトラフィックへの対応が課題とされている。通信トラフィックは今後、IoT機器やウェアラブル機器の普及によってさらに急増することが予想されている。
5G回線は既存のLTE回線の1000倍の容量で通信が可能であり、また無線区間の低遅延化やセンサーネットワークにおける多数同時接続が可能になることもあり、通信トラフィックの急増に対応する手段として、世界的に設備が整えられつつある。
5G回線はさまざまな身の回りのモノがインターネットに繋がるIoT製品の普及や自動運転技術の実現に必要不可欠な次世代通信規格ということもあり、株式市場においても非常に注目されているテーマ株の一つといえる。
5G関連銘柄はこの先も長期に渡り、注目される息の長いテーマ株となりそうだ。
と、いうことでこのページでは5G関連銘柄について本命株・出遅れ株 一覧をわかりやすく詳しくまとめておく。
5G関連銘柄とは
5G関連銘柄とはその名の通り4GやLTE回線の次の通信規格とされる「5G」に関連する銘柄の総称である。5Gは政府主導で実証実験を行っている点など、官民一体で実用化に向けて動いている。つまり5G関連銘柄は一種の国策銘柄とも言えるだろう。
5Gとは
5Gとは「第5世代移動通信システム(5th Generation)」の略であり、4GやLTE回線の上位に位置づけられる次世代の移動体通信方式のことを指す。
5Gの通信速度は、これまでとは比較にならず現在主流のLTE回線の1000倍の容量での通信が可能であり無線区間の低遅延化やセンサーネットワークにおける多数同時接続が可能とのことだ。さすがは次世代通信規格。物凄い技術力である。
また5Gはこれまでのスマートフォンの回線が、より高速・快適になるというだけでなく今後さらに増えるであろうIoT機器の普及にも必要不可欠とされている。また、今、自動運転技術の研究競争が激化しているが、この自動運転技術の実現にも5Gは不可欠だ。
他にも産業機器や産業ロボットの通信規格としても5Gは注目されている。今後、インターネットに接続される機器が増え、通信トラフィックが増大するが、この急増したトラフィックに対応する通信規格こそが5Gなのだ。
世界的に5G設備の整備に注力するわけである。
2019年は5G元年となるか!?
これまで日本国内で5Gが商用サービスとして実用化されるのは2020年頃とされていたが、ソフトバンク・NTTドコモ・KDDIの大手携帯電話3社は従来の予定を1年前倒しして2019年に実用化する方針と発表している。
総務省も5Gの2019年実用化に向け、2018年度末に5G用の周波数を各事業者に割り当てるとしている。
2019年に5G回線の実用化を目指すと報じられたことも、株式市場で5G関連銘柄が早期に注目を集めたきっかけの一つと言えるだろう。
「2019年は5G元年」となるか?!いずれにしても5G関連銘柄は2019年の主役となるテーマ株の一つになりそうだ。
5G関連銘柄と親和性の高いテーマ株
5Gは、他にも次世代技術系のテーマ株と密接な関連性をもつテーマといえる。
例えば、5GはIoT関連銘柄などは非常に深い関連性を持つ。IoTとは身の回りの様々なモノをインターネットに繋げる技術(インターネットオブシングス)であり、IoT機器の普及によってこれまでとは比べ物にならない通信トラフィックが増えると予想されている。IoT機器の普及によって増えたトラフィックに対応するためにも5G回線の実用化は必要不可欠だ。
つまり、5G回線の実現により今よりもさらにIoT機器は普及するだろう。5G関連銘柄とIoT関連銘柄は互いに刺激し合う関係性となりそうだ。当サイトではすでにIoT関連銘柄について、本命株・出遅れ株 一覧をまとめているので、併せてチェックしておくことをオススメする。
また、IoT関連銘柄と同様に実現に5Gが必要不可欠とされているのが「自動運転技術」である。自動運転には、高い安全性が求められリアルタイムでの高速通信が必要不可欠で、遅延などが起これば大事故に繋がる危険がある。5Gは高速、多数同時接続のほかに「低遅延化」という特徴があり、自動運転の実現には5Gが必要不可欠とされている。
他にも「AI関連銘柄」「ドローン関連銘柄」「4K・8K関連銘柄」なども5G関連銘柄とともに注目される可能性のあるテーマ株といえるだろう。これらも併せて本命株・出遅れ株 一覧をチェックしておこう。
自動運転関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
AI関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
ドローン関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
4K・8K関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
ファーウェイ排除と5G関連銘柄の関連性
2018年12月、中国の大手スマホメーカーの「ファーウェイ」のCFOがカナダ当局に逮捕され、また日本国内および米国等でファーウェイ製品を排除する方針と決まったと報じられた。
このファーウェイ排除の動きは5G関連銘柄にとって、非常に関連性が深い。ファーウェイは5G関連設備を手掛けており、日本国内でも5G設備においてファーウェイ製品を導入している企業もあったからだ。
間違ってはいけないのは、ファーウェイ製品を排除していく方針と決まったからといって、5G関連銘柄のネガティブ材料にはならないだろう、という点。
5Gは世界的に実用化に向け動いており、5G設備は別にファーウェイの専売特許ではない。ファーウェイがダメならその他の企業製品で対応していく。むしろ、ファーウェイ製品排除の方針のおかげで、ファーウェイの代替需要で恩恵を受ける国内企業も出てくるだろう。
これらは5G関連銘柄且つファーウェイ代替需要銘柄として、一層注目を受ける可能性があると言える。
いずれにせよ、5Gの実用化までもうすぐのところまできている。5G関連銘柄はますます注目されるテーマ株となるだろう。
ファーウェイ関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
米通信大手ベライゾンが2019年04月03日にスマホ向け5G通信の商用化を開始
5G関連銘柄に追い風のニュースが報じられたぞ。
米国の通信大手ベライゾン・コミュニケーションズが2019年04月03日に、5Gに対応したスマホ向けサービスをシカゴなどの2都市で始めたと発表した。
また、米国だけでなく韓国の通信大手KTが2019年04月02日に5Gのスマホ向けサービスを「2019年04月05日」に始めると発表している。
この発表のあとに、米ベライゾンが当初の予定(04/11予定だった)を一週間前倒しして「世界初の5Gスマホ向け商用化」をもぎとった格好だ。
日本は米国・韓国に出遅れてしまったか。今後は日本も世界に負けないよう5G通信の商用化を急いでほしいものだ。
いずれにしろ、この米国と韓国の5G商用化スタートのニュースは日本の5G関連銘柄に刺激を与えそうだ。ますます「2019年は5G元年」というのが真実味を帯びてきた。引き続き5G関連銘柄には注目しておきたい。
日本でも5G電波の割り当てが完了。現時点ではドコモ・KDDIが有利【2019年04月10日(水)追記】
5Gの商用化はすでに米国と韓国でスタートしており、日本は少し遅れを取っている状況だ。だが、いよいよ日本も5G電波の周波数割り当て第一弾が完了したようだ。
NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク・楽天の携帯4社に周波数が割り当てられた模様。どうやら、第一弾の割り当て時点ではドコモとKDDIが600MHz幅が付与され、ソフトバンクと楽天は1枠少ない500MHz幅が割り当てられた。現時点ではソフトバンクと楽天には少し不利な割り当てとなっているようだ。
この5G周波数の割り当ても各携帯会社の株価に影響する可能性がありそうだ。
いずれにしろいよいよ日本の5G商用化も目処が見えてきたといえそうだ。この報道によってまた5G関連銘柄に注目が集まるか。引き続き5G関連銘柄には注目しておくべきだろう。
5G関連銘柄 一覧
- 9432 日本電信電話 国内通信大手
- 9437 NTTドコモ 国内携帯電話大手 2019年に5G商用化目指す
- 9433 KDDI 国内携帯電話大手 2019年に5G商用化目指す
- 9434 ソフトバンク 国内携帯電話大手 2019年に5G商用化目指す
- 9984 ソフトバンクグループ ソフトバンクの親会社
- 6501 日立製作所 大手ベンダー 通信インフラの提供など
- 6701 NEC 大手ベンダー 通信インフラの提供など
- 6702 富士通 大手ベンダー 通信インフラの提供など
- 6503 三菱電機 大手ベンダー 通信インフラの提供など
- 6971 京セラ 電子部品大手 5G需要で商機
- 6981 村田製作所 電子部品大手 5G需要で商機
- 6770 アルプス電気 電子部品大手 5G需要で商機
- 6762 TDK 電子部品大手 5G需要で商機
- 6976 太陽誘電 電子部品大手 5G需要で商機
- 6890 フェローテックHD サーモモジュール 5G移行で需要増加期待
- 4739 伊藤忠テクノ 通信事業者向け 情報システムの構築
- 5801 古河電気工業 電線御三家 光ファイバなど 5Gインフラで需要
- 5802 住友電気工業 電線御三家 光ファイバなど 5Gインフラで需要
- 5803 フジクラ 電線御三家 光ファイバなど 5Gインフラで需要
- 5805 昭和電線HD 電線メーカー 光ファイバなど 5Gインフラで需要
- 1417 ミライトHD 通信インフラ・通信工事 5Gインフラで商機
- 6754 アンリツ 通信系計測器・5G向けソリューション
- 9702 アイ・エス・ビー 通信制御ソフト 5G基地局向けの需要期待
- 6944 アイレックス 通信系コア技術・5Gインフラで商機
- 1721 コムシスHD 通信工事・ネットワーク構築 5Gインフラで商機
- 1951 協和エクシオ 通信工事 5Gインフラで商機
- 6706 電気興業 通信関連機器・部材 通信アンテナの製造・工事
- 7203 トヨタ自動車 自動車大手 自動運転・コネクテッドカーなど
- 6902 デンソー 自動車備品大手 自動運転・コネクテッドカーなど
- 6904 原田工業 自動車用アンテナ 5G移行で需要期待か
- 6800 ヨコオ 自動車用アンテナ 5G向け需要に期待
- 7587 PALTEK 特定用途向け半導体 5G関連機器に積極的
- 8226 理経 5G対応「8×8 MIMOアナライザー」
- 3852 サイバーコム 通信ソフト開発 5G関連需要を取り込む思惑
- 6778 アルチザネットワーク 通信計測器開発 基地局向けの負荷試験装置
- 4748 構造計画研究所 通信向けシステム開発
- 3842 ネクストジェン 次世代通信網の制御システム構築
- 3914 JIG-SAW イスラエル企業と5Gを含むチップで包括技術ライセンス契約
- 4755 楽天 楽天モバイルが5Gでドローン撮影の実証実験
- 7518 ネットワンシステムズ IoTに強い ソフトウェア・システム構築
- 4061 デンカ 通信関連機器・部材
- 5821 平河ヒューテック 電線・ネットワーク機器 5G移行で需要期待か
- 6703 OKI 情報通信システム・映像配信システム
- 3774 IIJ ソフトウエア・システム構築
- 3987 エコモット IoTインテグレーション事業
- 4719 アルファシステムズ 通信システムなど
- 6513 オリジン電気 電源3社の一角 通信用の電源機器など 5G普及で需要増か
- 6707 サンケン電気 電源3社の一角 通信用の電源機器など 5G普及で需要増か
- 6844 新電元工業 電源3社の一角 通信用の電源機器など 5G普及で需要増か
- 6038 イード イード5Gモビリティを推進
- 6777 santec 光通信用部品メーカー 5G普及で需要増か
- 4308 Jストリーム 動画ストリーム配信 5G普及で業容拡大期待
- 6838 多摩川HD 子会社「多摩川電子」が5G関連事業
- 3661 エムアップ 子会社がVR動画配信事業 5G普及で業容拡大期待
- 6779 日本電波工業 自動運転・IoT・5G基地局向け事業に注力
- 6938 双信電機 ノイズ除去フィルター 5G基地局整備で需要か
- 9424 日本通信 米5G商用基地局に関する認可を取得
- 4390 アイ・ピー・エス 子会社がマニラで5G基地局開設に向けて動く
- 6618 大泉製作所 5Gインフラ整備で需要を取り込むか
- 6857 アドバンテスト SoCテスタが5G需要を取り込むか
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5G関連銘柄 本命株・出遅れ株
それでは5G関連銘柄のなかでも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしてみよう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命株 アンリツ
時価総額:198,693百万円
PER:(連) 35.92倍
PBR:(連) 2.42倍
≪2018/12/26時点≫
アンリツは5G関連の象徴株との見方もある、5G関連銘柄の本命株だ。
アンリツは通信系計測器を手掛ける世界的に有名な企業だ。携帯電話・基地局に強みをもち、5G向けソリューションも早期から手掛け5G関連の需要を取り込もうとしている。またアンリツは通信系計測器において世界的な知名度を誇るゆえ機関投資家だけでなく海外投資家からも5G関連銘柄として熱い視線が注がれている。アンリツはさらに今後も5G分野に積極的に注力する姿勢をみせており、まさに5G関連銘柄の本命株といえるだろう。
アンリツの時価総額規模はけっして小粒とはいえないものの、5G関連の需要、マーケットの大きさを考えれば十分に妙味があるレベルと言えるだろう。
それに、その他の5G関連の通信大手企業や大手ベンダー、電子部品大手企業に比べれば値動き妙味もあるほうだと言える。
当方は5G関連銘柄の本命株としてアンリツに注目するつもりだ。
本命株 アルチザネットワークス
時価総額:6,971百万円
PER:(連) ---倍
PBR:(連) 1.98倍
≪2018/12/26時点≫
アルチザネットワークスも5G関連銘柄の本命株の一角として注目しておきたい。アルチザネットワークスはアンリツ同様に通信計測器の開発を手掛ける企業で、携帯電話の基地局向け交換機向けが主力。
こちらもアンリツと同様の事業を手掛ける時点で、有力な5G関連銘柄だが、特に「基地局向けの負荷試験装置」で高シェアを誇る点に注目したい。こちらも5Gインフラの整備に伴って大きなビジネスチャンスを得る銘柄といえるだろう。
特にアルチザネットワークスは、アンリツと比べても時価総額規模のケタが2つほど小さい小粒銘柄だ。5G関連のテーマ性に注目が集まれば、短期資金・投機的資金は小粒銘柄に集まり易い。値動き妙味の観点において、アルチザネットワークスは5G関連銘柄の本命株といえそうだ。
本命株 村田製作所
時価総額:3,229,266百万円
PER:(連) 14.56倍
PBR:(連) 1.97倍
≪2018/12/26時点≫
大型株だが、電子部品大手の村田製作所も欠かせない5G関連銘柄と言えるだろう。村田製作所は、セラミックコンデンサーで世界トップの企業。
5G回線への移行にともない、大きなビジネスチャンスを得るだろう銘柄が村田製作所だ。5Gは既存の4G・LTEとは、周波数・規格ともに異なるため、スマートフォン用の電子部品は流用できないものが出てくる。具体的には下記のような部品は5G対応の新規製品が開発される模様。
5G移行によって新規製品が開発される電子部品
チップ積層セラミックコンデンサ
表面波(SAW)フィルタ
デュプレクサ
セラミック発振子
EMI除去フィルタ
無線LANモジュール
ブルートゥースモジュール
インダクタ
これらの5G移行に伴い、新規で開発される部品において高いシェアを誇るのが村田製作所だ。5G移行に伴い大きなビジネスチャンスを得る可能性が高いといえる。
ただし、村田製作所はご存知の通り時価総額規模の大きな世界的企業。短期スタンスでの値動き妙味では少し面白みに欠けるかもしれない。とはいえ、やはり5G関連銘柄として外せない中核銘柄なので、しっかりと把握しておくべきだろう。
本命株 アルプス電気
時価総額:410,291百万円
PER:(連) 9.43倍
PBR:(連) 1.29倍
≪2018/12/26時点≫
アルプス電気も電子部品大手企業で、5G関連銘柄として外せない銘柄の一角だ。アルプス電気も世界的な5G回線移行に伴い、ビジネスチャンスを得る銘柄と考えられる。
前述した、5G移行に伴い新規開発する部品「ブルートゥースモジュール」において、村田製作所に次ぐシェアを誇るのがアルプス電気だ。
アルプス電気は村田製作所に比べて、時価総額規模が小さいので値動き妙味に関してはこちらの方が面白いかもしれない。いずれにしろ、アルプス電気も5G関連銘柄の中核株として注目しておきたい。
本命株 TDK
時価総額:940,828百万円
PER:(連) 11.46倍
PBR:(連) 1.05倍
≪2018/12/26時点≫
電子部品大手のTDKも、村田製作所、アルプス電気同様に注目しておきたい5G関連銘柄だ。TDKも、村田製作所、アルプス電気などと同様に5G回線移行にともない新規で開発する電子部品で高シェアを誇る銘柄だ。
TDKも時価総額規模の大きな銘柄なので、短期スタンスにおいてはそこまで極端な値動きはしないだろうが、中長期的な取り組みでは面白いかもしれない。いずれにせよ、TDKも5G移行に伴い恩恵を得る銘柄としてチェックしておこう。
本命株 太陽誘電
時価総額:209,131百万円
PER:(連) 9.33倍
PBR:(連) 1.02倍
≪2018/12/26時点≫
電子部品大手、太陽誘電も5G関連銘柄の本命一角として注目しておきたい。太陽誘電はLTE普及の際にも、LTEの適応商品で商機を獲得してきた企業で、今後5Gへの移行でも対応商品で商機を得るだろう銘柄として注目が集まる。特に太陽誘電の主力の積層セラミックコンデンサも5G移行によって需要が高まりそうとのこと。
太陽誘電もまさに5G関連銘柄の本命株といえそうだ。太陽誘電の時価総額規模は小粒ではないものの、は村田製作所、TDKなどに比べるとやや小ぶりだ。こちらなら中期程度の取り組みスタンスでも一定の妙味はあるのではないだろうか。
太陽誘電も5G関連銘柄の本命株として注目しておきたい。
本命株 理経
時価総額:1,862百万円
PER:(連) 36.25倍
PBR:(連) 0.45倍
≪2018/12/26時点≫
理経も5G関連銘柄の本命株として注目しておきたい。理経はIT機器を輸入販売する技術商社。5G関連銘柄としてはスペインのEMITE、東京のネットウエルとの3社で サービス及びメンテナンス契約を締結し「8×8 MIMOアナライザー」のサービス及びメンテナンスを行うとの発表している点に注目したい。
5Gでは、送信用と受信用に各8本のアンテナを使う8×8 MIMOが規定されており、理経がサービス・メンテナンスを行う「8×8 MIMOアナライザー」は5G対応だ。今後、多くの通信機器メーカーから需要が見込まれるとのこと。
こちらもまさに5G関連銘柄といえるだろう。また、理経は一昔前にドローン関連銘柄として注目されたことのある銘柄。ドローンも5Gとは非常に親和性が高いため、ダブルのテーマで注目される可能性もあるかもしれない。
特に面白いのは理経は5G関連銘柄のなかでも特に時価総額規模が小粒な銘柄である点だ。値動き妙味の面白さでいえばピカイチなのではないだろうか。5G関連というテーマ性に注目が集まれば、短期資金・投機的資金は非常に集まり易い。もちろん、リスキーでもあるのが火柱が立ちやすい5G関連銘柄として覚えておけば、オイシイところを拾えるかもしれない。
本命株 サイバーコム
時価総額:13,909百万円
PER:(単) 35.66倍
PBR:(単) 3.07倍
≪2018/12/26時点≫
サイバーコムも5G関連銘柄の本命株として注目しておきたい。サイバーコムは富士ソフトの子会社で通信分野を中心としたソフトウェア開発が主力。
主に通信インフラ網に関わる製品・システムなど、通信の基盤に関する分野に強く、SDN、LTE関連のシステム開発にも実績があるため、次世代通信技術の5G移行でも需要が見込まれる銘柄だ。
また、サイバーコムは車載向けのソフトウェア開発にも強く、コネクテッドカー・自動運転の普及時にも需要が高まる可能性がある。これもサイバーコムの面白いところだろう。
サイバーコムは理経ほどではないにしろ、5G関連銘柄のなかでは時価総額規模も小さめで値動き妙味もあるほうだ。短期スタンスでも十分値動き妙味のある銘柄といえるだろう。
サイバーコムも5G関連銘柄の本命株として注目しておきたい。
本命株 構造計画研究所
時価総額:10,753百万円
PER:(単) 11.85倍
PBR:(単) 2.20倍
≪2018/12/26時点≫
構造計画研究所も5G関連銘柄の本命株の一角として注目しておきたい。構造計画研究所はドローン関連銘柄や自動運転関連銘柄の一角としてもピックアップした銘柄だ。
同社は構造設計から創業した独立系のSI(システムインテグレーター)で、ソフトウェア・システム構築を手掛け通信分野の開発に強い。また、第5世代モバイル推進フォーラムの会員企業として名を連ね、研究開発などに注力する企業でもある。こちらも5G関連の有力銘柄として注目しておきたい。
また、構造計画研究所は時価総額規模も小粒で値動きも軽い点も面白い。短期スタンスでも十分に値動き妙味のある銘柄といえるだろう。5G関連銘柄の本命株として注目しておきたい。
本命株 ネクストジェン
時価総額:3,123百万円
PER:(連) 34.52倍
PBR:(連) 2.23倍
≪2018/12/27時点≫
ネクストジェンも5G関連銘柄の本命株として注目だ。ネクストジェンは次世代通信網(NGN)の制御システム開発や通信網のメンテナンス事業を手掛ける企業。注目したのは5Gの技術分野で主導するNTTドコモとの連携が強い点だ。
また、2017年2月には協和エクシオと資本・業務提携しキャリア、エンタープライズ向けに付加価値の高いサービスの提供、新規顧客・マーケットの開拓、新技術の開発・拡販等を行うと発表している点も興味深い。
ネクストジェンも時価総額規模は非常に小粒。値動きも軽いため短期スタンスでも面白い銘柄だ。5G関連のテーマ性に注目が集まる際には、短期資金・投機的資金から物色される可能性が高い銘柄ともいえる。こちらも5G関連銘柄の本命株として注目だ。
本命株 JIG-SAW
時価総額:14,838百万円
PER:---倍
PBR:(連) 12.68倍
≪2018/12/27時点≫
ジグソー(JIG-SAW)も5G関連銘柄の本命株とみる見方がある。JIG-SAWはクラウドやサーバーを対象にした自動監視システムを展開する企業だ。IoT関連のサービスも手掛けており、IoT関連銘柄としても注目されるが、5G分野においても注目される。
注目したいのは、同社がイスラエルのアルティア社と5Gを含む将来提供予定の全てのチップで包括技術ライセンス契約を締結している点。アルティア社はLTEに関連した製品の開発・販売を手掛けており、5G関連製品にも注力するはず。アルティア社と包括技術ライセンス契約を結ぶジグソーは5G関連銘柄として外せない銘柄といえるだろう。
ジグソーもそこまで時価総額規模は大きくないし、値動きも軽い部類に入る。短期スタンスでも面白い5G関連銘柄といえるだろう。
本命株 古河電気工業
時価総額:187,338百万円
PER:(連) 9.34倍
PBR:(連) 0.77倍
≪2018/12/27時点≫
電線御三家の一角とされる古河電気工業も外せない5G関連銘柄だ。古河電気工業といえば、光ファイバーで世界有数の企業。5Gの実用化に向けてはデータセンターの増設が必要不可欠とされるが、このデータセンターの増設には光ファイバーの需要も高まる。つまり、古河電気工業にとっても大きなビジネスチャンスといえるだろう。こちらも5G関連で恩恵を受ける銘柄として注目しておきたい。
古河電気工業はそこそこ時価総額規模は大きめなので、短期というよりは中期スタンスくらいがちょうど良さそうか。
本命株 フジクラ
時価総額:124,854百万円
PER:(連) 8.60倍
PBR:(連) 0.54倍
≪2018/12/27時点≫
こちらも電線御三家の一角フジクラ。こちらも古河電気工業と同様に、5Gの実用化にむけ光ファイバー需要を取り込むだろう銘柄として注目される。フジクラは古河電気工業と比べ、やや時価総額規模が小さいので、こちらの方が少し値動き妙味としては面白いかもしれない。
本命株 電気興業
時価総額:34,226百万円
PER:(連) 23.75倍
PBR:(連) 0.67倍
≪2018/12/27時点≫
電気興業も5G関連銘柄の一角として注目だ。電気工業は大型通信アンテナの製造・工事を手掛ける企業で、5G関連分野にも積極的。電気興業は高い周波数帯への対応や新しいアンテナシステムの研究開発を推進している模様。
電気興業は時価総額規模もそこそこお手頃で値動きも重くはないだろう。こちらも5Gへの移行でビジネスチャンスを得る銘柄として注目しておきたい。
本命株 アイ・エス・ビー
時価総額:8,195百万円
PER:(連) 17.07倍
PBR:(連) 1.35倍
≪2018/12/27時点≫
アイ・エス・ビーも5G関連銘柄の本命株として注目しておきたい銘柄だ。アイ・エス・ビーは通信制御ソフトを手掛けており、特に携帯基地局システムに強みを持つ。携帯電話向けで優位に立つ、通信ソフト関連企業というだけで、まさに5G関連の本命株としえる。5G関連の基地局系の案件が、順調に拡大基調にあるようで成長期待も大きい。
また、アイ・エス・ビーは値動き妙味の観点でも面白い。時価総額規模も小さく短期資金・投機的資金からも物色されやすい銘柄と言えるだろう。当方は、アイ・エス・ビーを5G関連銘柄の本命株の一角として注目する。
本命株 アイレックス
時価総額:4,763百万円
PER:(単) 8.21倍
PBR:(単) 4.31倍
≪2018/12/27時点≫
アイレックスも5G関連銘柄として必ず名前の上がる銘柄といえる。アイレックスは通信系のコア技術に強いシステム開発企業。5G分野に社をあげ注力していることは言うまでもないが、特に通信インフラ設備に強いNECを主要の取引先としている点は5G関連銘柄としての存在感を高めている。
アイレックスも時価総額規模は小粒な銘柄だ。5G関連のテーマ性に火がつけば、短期資金に物色されやすい銘柄といえる。短期で大相場に発展する可能性もあるだけに、見落とせない5G関連銘柄だ。
本命株 コムシスHD
時価総額:376,752百万円
PER:(連) 11.30倍
PBR:(連) 1.31倍
≪2018/12/27時点≫
コムシスホールディングスも5G関連銘柄の一角として外せない銘柄といえる。コムシスホールディングスは電気通信工事の最大手企業。特にネットワーク構築に強みをもつ。NTT系が売り上げの5割を占めることから、NTT系の5G移行によって大きなビジネスチャンスを得るだろう銘柄として注目される。
ただコムシスホールディングスは時価総額規模が少し大きめなので、短期というよりは中期スタンスくらいの取り組みが前提になりそうだ。
本命株 協和エクシオ
時価総額:299,950百万円
PER:(連) 5.76倍
PBR:(連) 1.36倍
≪2018/12/27時点≫
協和エクシオもNTT工事など、電気通信工事を手掛ける大手企業。こちらも5G関連の設備工事などで大きな需要を取り込む企業の一角として注目されている。
また、前述したが協和エクシオはネクストジェンと資本業務提携し、新たな顧客・マーケットの開拓や付加価値の高いサービスの提供、新たな技術の開発などに注力するとしている点も面白い。
協和エクシオも時価総額規模は少し大きめなので、こちらも短期スタンスよりは中期くらいのスタンスで取り組むべき銘柄といえそうだ。
本命株・出遅れ株 ヨコオ
時価総額:27,522百万円
PER:(連) 11.36倍
PBR:(連) 1.10倍
≪2018/12/27時点≫
ヨコオも5G関連銘柄の本命株・出遅れ株として注目しておきたい。ヨコオは自動車用アンテナ国内大手の銘柄だ。
車載用アンテナは、次世代のコネクテッドカー等には必要不可欠の設備であり、ヨコオは5G対応の車載アンテナの開発に注力している。こちらも既存のアンテナから5G対応のものに切り替わる時に大きな需要を取り込む可能性がある。
ヨコオの時価総額規模は小粒とはいえないものの、値動きはそこまで重いわけではない。5G関連テーマに注目が集まれば、十分に値動き妙味のある銘柄といえるだろう。ヨコオは5G関連銘柄の本命株・出遅れ株として注目しておきたい。
本命株・出遅れ株 原田工業
時価総額:15,753百万円
PER:(連) 11.25倍
PBR:(連) 1.17倍
≪2018/12/27時点≫
ヨコオと同じく5G関連の本命・出遅れ株として注目したいのが原田工業だ。原田工業も自動車用アンテナを手掛ける企業で、車載アンテナで国内首位の銘柄だ。原田工業も5G移行にともない、5G対応アンテナによって大きなビジネスチャンスを得る可能性がありそうだ。
加えて、原田工業はヨコオに比べて少し時価総額規模が小さい。値動き妙味の観点ではもしかすると原田工業の方が面白みがあるかも。
本命株・出遅れ株 エコモット
時価総額:6,198百万円
PER:(単) 72.73倍
PBR:(単) 8.12倍
≪2018/12/27時点≫
エコモットも間接的な5G関連銘柄の出遅れ株として注目する見方がある。エコモットはIoTインテグレーション事業を展開する、IoT関連銘柄だ。IoT技術により自然災害を軽減させる防災ソリューションなどを手掛けている。IoTの専業企業ゆえ、5Gへの移行が業績に大きく影響する可能性がある。
エコモットは2018年6月に東証マザーズに上場したばかりのIPO銘柄でもあるので、まだそこまで5G関連銘柄として手垢が付いていないとも言えるかもしれない。時価総額規模も小粒なので、値動き妙味の観点からも非常に面白い銘柄だ。
※2019/01/23(水)追記↓
エコモットが5G関連銘柄としてさらに存在感が高まっているようだ。エコモットは01/16(火)にKDDIとの間で対等かつ長期的なパートナーシップの構築を目的とする資本提携契約を伴う業務提携契約の締結および、KDDIに対する第三者割当による新株式の発行を発表している。
エコモットはKDDIとの関係の構築強化により法人向けのIoTビジネスのスケール化に向けた取り組みを行うとのことだ。
日本の携帯電話大手の一角と、対等かつ長期的なパートナーシップを目的とする資本業務提携とはなかなか面白い。この提携におyり、KDDIのエコモットに対する持ち株比率は21.07%になるようだ。
IoTビジネスには5Gの普及は欠かせないし、KDDIと組んだことによりさらに5G関連銘柄の思惑も高まったと言えそうだ。やはりエコモットは5G関連銘柄の本命株として注目しておくべきだろう。
本命株・出遅れ株 PALTEK
時価総額:6,067百万円
PER:(連) 18.69倍
PBR:(連) 0.59倍
≪2018/12/27時点≫
PALTEKも5G関連銘柄として外せない本命株といえるだろう。PALTEKは独立系半導体商社で特定用途向けの半導体やグラフィック半導体、FPGAなどに強みを持つ企業。
注目なのは、NTTドコモなどと「8K360度VRリアルタイム映像処理装置」を開発している点。これは既存の回線ではなく5G環境が前提の技術である。PALTEKはこれらに対応する5G関連の通信機器分野に積極的で、5Gへの移行に伴い大きな需要を取り込む可能性がある。事業内容的にも申し分のない5G関連銘柄といえる。
時価総額規模も小さく値動きも軽いため、5G関連銘柄の本命株とみる見方も。当方もPALTEKには注目しておきたい。
※2019年05月23日(木)追記↓
PALTEKに5G関連銘柄の材料が出たようだ。05/22(水)の大引け後に子会社エクスプローラが総務省の5G総合実証実験に参加し、4Kコーデックシステムを提供し、5Gを用いた高速移動体環境での4K映像伝送に成功したと発表。5G関連銘柄として存在感が高まった格好といえる。引き続き注目したい。
本命株・出遅れ株 ネットワンシステムズ
時価総額:166,926百万円
PER:(連) 20.54倍
PBR:(連) 2.63倍
≪2018/12/27時点≫
ネットワンシステムズは、国内最大手のネットワークインテグレーター。ネットワーク機器を手掛けるシスコ製品の国内取り扱い高ではトップ。
注目したいのはサーバー・ストレージ機器や仮想化対応ソフトなどを展開している点だ。5Gに向けた設備投資、特に5Gの期間ネットワーク構築ではネットワンシステムズの仮想化技術が採用される可能性にも期待がかかる。
ネットワンシステムズはそこそこ時価総額規模は大きいので値動きはマイルドになりそうだが、5G関連銘柄の中核銘柄の一つとして覚えておきたい。
【2019年01月11日(金)追記】
本命株・出遅れ株 インターネットイニシアティブ
時価総額:119,186百万円
PER:---倍
PBR:(連) 1.52倍
≪2019/01/11時点≫
インターネットイニシアティブも5G関連銘柄の出遅れ株として注目しておきたい銘柄だ。インターネットイニシアティブはネット接続の草分け的企業で、法人向けのシステム構築やクラウド事業、MVNO事業を手掛けている。
インターネットイニシアティブは2018年3月には移動体通信のコアとなるネットワークの一部をドコモやソフトバンクなどのMNOの設備を利用せずに自ら運用したサービス提供を行う「フルMVNO」というサービスをスタートしており、同社の社長は2019年は「5G時代のMVNOを開拓していく」とコメントしている。
法人向けのシステム構築や、MVNO事業を手掛けているだけに5G切り替えはチャンスになる企業と言えるだろう。5G関連銘柄としてはまだそれほど注目されていない銘柄なので、出遅れ株として注目しておくと面白いかもしれない。
インターネットイニシアティブはやや時価総額規模が大きめだが、そこまで値動きが重いわけでもない。中期スタンスくらいでも面白い5G関連銘柄といえそうだ。
【2019年02月12日(火)追記】
出遅れ株 オリジン電気
時価総額:13,186百万円
PER:(連) 6.53倍
PBR:(連) 0.57倍
≪2019/02/12時点≫
オリジン電気も5G関連銘柄の出遅れ株として注目しておきたい。オリジン電気は「電源3社」の一角で通信用や産業装置要の電源機器などを手掛ける企業だ。
5Gの普及に伴って小規模な基地局が増えることが想定されるが、基地局には通信用の電源装置が必要不可欠。
つまり通信用の電源機器をメインに手掛けるオリジン電気にとっては大きなビジネスチャンスとなる可能性がある。つまり、オリジン電気のような通信用の電源機器を手掛ける企業も5G関連銘柄の一部とみることができるだろう。
またオリジン電気は時価総額規模も大きいほうではないため値動き妙味の観点からも面白そうだ。現時点ではPER、PBRともに過熱感もないし伸びシロもありそうか。5G関連銘柄の出遅れ株として注目しておきたい。
【2019年02月13日(水)追記】
出遅れ株 サンケン電気
時価総額:56,822百万円
PER:(連) 21.10倍
PBR:(連) 0.93倍
≪2019/02/13時点≫
サンケン電気も5G関連銘柄の一角として注目だ。サンケン電気は独立系のパワー半導体大手の企業で、パワー半導体関連銘柄の本命株としてもピックアップしていた銘柄だが、オリジン電気と同様「電源3社」の一角でもあり、通信基地局などに必要な電源機器を手掛けることから、こちらも5G普及の波で、小規模な基地局が増えればビジネスチャンスが訪れる銘柄といえそうだ。サンケン電気も5G関連銘柄の出遅れ株として注目しておきたい。
ただ、サンケン電気は電源3社のなかではもっとも時価総額規模が大きめなので、値動き妙味はオリジン電気のほうが面白みがあるかもしれない。
出遅れ株 新電元工業
時価総額:47,455百万円
PER:(連) 9.85倍
PBR:(連) 0.80倍
≪2019/02/13時点≫
新電元工業も5G関連銘柄の出遅れ株として注目しておきたい。新電元工業もパワー半導体を手掛ける企業だが、こちらもオリジン電気、サンケン電気と並ぶ「電源3社」の一角。新電元工業もオリジン電気、サンケン電気と同様に情報通信機器などの電源を手掛けるため、5G普及にともなう小規模基地局の増加でビジネスチャンスを得るだろう銘柄といえる。
新電元工業も5G関連銘柄の出遅れ株として注目しておきたい。
ただ、新電元工業の時価総額規模もオリジン電気と比べると少し大きめなので、値動きもややマイルドになりそうだ。
出遅れ株 イード
時価総額:4,305百万円
PER:(連) 28.01倍
PBR:(連) 1.66倍
≪2019/02/13時点≫
多数のウェブサイトを運営するイードも5G関連銘柄の出遅れ株として注目する見方がある。イードはM&Aによってメディア事業を拡大させてきた企業で、メディア事業・リサーチ事業・メディアコマース事業が3本柱。
イードは「第5次モビリティ革命(イード5Gモビリティ)」を推進している点に注目だ。このイード5Gモビリティは自動車特化型のアクセラレーターとのこと。
アクセラレーターとは直訳すると「加速させる物」のこと。つまり事業を成長させるための支援を行う組織という意味だ。自動運転やEV、5G通信などの領域で事業立ち上げを目指す企業に投資していくとのこと。
イードは隠れ5G関連銘柄としてはなかなか面白いのではないだろうか。イードは時価総額規模も小粒で値動きも軽い。5G関連銘柄の出遅れ株として注目されれば面白そうだ。
出遅れ株 santec
時価総額:15,526百万円
PER:(連) 23.48倍
PBR:(連) 1.75倍
≪2019/02/13時点≫
santecも5G関連銘柄の出遅れ銘柄として注目だ。santecは光通信用部品と光測定器が2本柱の企業だ。
santecの手掛ける光測定器関連事業は5G普及で需要が伸びる可能性がある分野のようだ。さらにsantecはすでに北米の通信設備メーカーに5G関連製品を販売しており、それが好調ゆえに業績も伸ばした模様。santecの5G関連の需要は現在は北米向けがメインだが、今後は国内需要も取り込むことに期待する、とのこと。
こちらも5G普及で大きなビジネスチャンスを得るだろう銘柄として注目だ。santecの時価総額規模は小粒というほどではないが、短期スタンスでも十分に面白みのあるレベルといえよう。5G関連銘柄の出遅れ株として注目しておくと面白そうだ。
出遅れ株 Jストリーム
時価総額:7,463百万円
PER:(連) 24.76倍
PBR:(連) 1.68倍
≪2019/02/13時点≫
面白いところではJストリームも5G関連銘柄の一角として注目する動きがあるようだ。Jストリームといえば、インターネットの動画ライブ中継やオンデマンド放送などの動画ストリーミング配信事業を手掛ける企業だ。
Jストリームはアーティストのライブ配信動画やVRライブ配信なども手掛けており、この手の事業は5Gが普及し、従来よりも爆発的に「高速」でなおかつ「大容量」の通信が可能になれば、一気に業容が拡大する可能性を秘めている。VR映像のライブ配信、eスポーツ関連のライブ配信など、市場の開拓余地は大きいといえるだろう。
間接的ではあるが、5G普及にむけ業容拡大に注目される銘柄として注目しておきたい。なお、Jストリームは時価総額規模も大きくなく値動きも軽いため、テーマ性に注目が集まれば一気に動意づく可能性もあるかもしれない。5G関連銘柄の出遅れ株として注目しておきたい。
【2019年03月12日(火)投稿】
出遅れ株 多摩川ホールディングス
時価総額:4,515百万円
PER:(連) 127.17倍
PBR:(連) 1.41倍
≪2019/03/12時点≫
多摩川ホールディングスも5G関連銘柄の出遅れ株として注目しておきたい。多摩川ホールディングスは携帯電話など無線機器や計測機の製造・販売を手掛ける子会社「多摩川電子」を擁する持ち株会社で、この「多摩川電子」が5G関連事業に取り組んでいる点に注目だ。
多摩川電子は高周波無線と光伝送のエキスパート企業で、通信事業者向けや無線装置メーカー向けに「5G対応の高周波数化と広域帯化を可能にするアナログ光伝送装置」と「ミリ波帯における小型送受信ユニット製品」の開発に取り組んでいる。
多摩川ホールディングスは、まだあまり5G関連銘柄としては注目されている印象は薄い。5G関連銘柄としては出遅れ株といえると思うし、時価総額規模もかなり小粒。テーマ性が広く知れ渡れば、投機的資金を誘い込み大相場となる可能性もあるかもしれない。
5G関連銘柄の出遅れ株として注目しておきたい銘柄だ。
【2019年03月27日(水)追記】
出遅れ株 エムアップ
時価総額:25,725百万円
PER:(連) ---倍
PBR:(連) 6.15倍
≪2019/03/27時点≫
歌手・・アイドル・アーティストなどのファンサイト運営を手掛けるエムアップも間接的な5G関連銘柄といえるかもしれない。
エムアップはアイドルやアーティストのファンサイトを手掛けており、2018年にはアイドルやアーティストなどのライブ公演をVR配信する事業を主軸とする子会社「VR MODE(ブイアールモード)」を設立している。
エムアップは、このことからVR関連銘柄としても注目される銘柄だ。VRも関連の事業も5G普及によって恩恵を受けるカテゴリといえる。これまでよりも圧倒的に高速に大容量のデータを配信できるようになるからだ。アイドルのライブなどをリアルタイムでVR配信できる可能性だってある。5G普及はエムアップにとってもビジネスチャンスといえるだろう。
間接的ではあるが、エムアップも5G関連銘柄の一角として注目しておきたい。
【2019年04月19日(金)追記】
出遅れ株 日本電波工業
時価総額:10,753百万円
PER:(連) 50.83倍
PBR:(連) 0.74倍
≪2019/04/19時点≫
日本電波工業も5G関連銘柄の出遅れ株の一角として注目しておきたい。日本電波工業は水晶デバイスを手掛ける企業で、水晶デバイスでは世界2位級だ。
水晶デバイスではリバーエレテックが有名だが、日本電波工業も水晶デバイスを手掛けるIoT関連銘柄としても注目される銘柄だ。
IoT関連銘柄としてだけでなく、日本電波工業は今後、5Gの無線通信システム関連の事業を次の事業の柱として注力するとしている。日本電波工業が注力する5G関連事業は自動運転分野、IoT分野、5G基地局分野とのこと。
日本電波工業はこれまで5G関連銘柄として注目されてきたわけではないと思うので、出遅れ株の一角として注目しておきたい。加えて、日本電波工業は時価総額規模も小粒で値動きも軽い。テーマ性が注目されれば値動き妙味の観点でも面白い銘柄といえそうだ。
【2019年06月05日(水)追記】
出遅れ株 双信電機
時価総額:8,112百万円
PER:(連) 161.99倍
PBR:(連) 0.79倍
≪2019/06/05時点≫
電子部品中堅の双信電機も5G関連銘柄の出遅れ株として注目しておきたい。双信電機は産業機器向けにノイズ除去フィルターやコンデンサーなどを手掛けている電子部品企業であり、これらの電子機器が5G基地局整備において需要を捉えるのでは?という思惑がある。
双信電機は時価総額規模も小粒で値動きが軽い点にも注目だ。短期資金を集めやすく火柱が立ちやすい。5G関連銘柄の出遅れ株として引き続き注目の銘柄といえるだろう。
【2019年06月10日(月)追記】
出遅れ株 日本通信
時価総額:39,144百万円
PER:---倍
PBR:(連) 61.93倍
≪2019/06/10時点≫
日本通信も5G関連銘柄の出遅れ株として注目しておきたい。日本通信は2019年5月17日(金)に米連邦通信委員会から周波数免許不要の市民ブロードバンド無線サービスの「CBRS」と言われる商用基地局に関する認可を取得したと発表。「CBRS」は米国の5G戦略の一部であり、このことで日本通信も出遅れの5G関連銘柄として注目を集めている。
日本通信は時価総額規模はそこまで小粒でないものの、流動性はあり投機的資金が入ることもしばしばある銘柄。引き続き注目しておきたい5G関連の出遅れ銘柄だ。
【2019年06月20日(木)追記】
出遅れ株 アイ・ピー・エス
時価総額:15,055百万円
PER:(連) 23.45倍
PBR:(連) 4.80倍
≪2019/06/20時点≫
ば国内でMVNO向けの通信サービスを手掛け、国外ではフィリピンでケーブルテレビ向けの通信回線を提供しているアイ・ピー・エスも5G関連銘柄の出遅れ株として注目しておきたい。
2019年06月20日にアイ・ピー・エス子会社の「InfiniVAN社」がフィリピンマニラ首都圏地域の高架鉄道MRT3号線に光ファイバー回線や5G携帯電話の基地局を設置するために賃貸借契約を締結したと発表している。
アイ・ピー・エスは5G関連銘柄としてはほぼノーマークだったと思うが、この材料で5G関連銘柄の出遅れ株として浮上した格好といえそうだ。アイ・ピー・エスは時価総額規模もそこまで大きくなく値動きも軽いので引き続き注目しておきたい。
【2019年07月08日(月)追記】
出遅れ株 大泉製作所
時価総額:6,058百万円
PER:(連) 14.12倍
PBR:(連) 2.79倍
≪2019/07/08時点≫
大泉製作所も5G関連銘柄の出遅れ株として注目しておきたい。
大泉製作所はおもに車載向けや空調向けの温度センサーを手掛ける電気機器関連銘柄だが、5G関連のインフラ整備でも需要を取り込んでいく可能性が高いと見込まれている。大泉製作所は5Gネットワークで使われる光通信半導体レーザーモジュール向けエレメントで需要を取り込む可能性がある模様。大泉製作所はサーミスタエレメントという電気部品を手掛けているが、これが5Gネットワークに活かされるということだろうか。
大泉製作所は時価総額規模も小粒で値動きも軽いため、人気化すれば火柱が立ちやすい銘柄といえる。同銘柄は5G関連銘柄としては出遅れ株といえる。引き続き注目しておきたい5G関連銘柄だ。
【2019年07月25日(木)追記】
出遅れ株 アドバンテスト
時価総額:818,224百万円
PER:(連) 31.20倍
PBR:(連) 4.07倍
≪2019/07/25時点≫
半導体検査装置で世界シェア大のアドバンテストも5G関連銘柄の出遅れ株として注目しておきたい。
アドバンテストで注目しておきたいのは、同社が「SoCテスタ」と呼ばれる半導体を手掛けている点。SoCとは「システム・オン・チップ」の略で、一つの半導体チップの上にさまざまな集積回路や部品を置いたもの。「SoCテスタ」は5Gへの移行でも需要が拡大する電子部品である。今後、5G対応のスマートフォンなどがぞくぞく登場していくが、それにともない半導体の高速化、高性能化が必要となり、それに合わせて「SoCテスタ」も需要が拡大する。
アドバンテストも5G以降がビジネスチャンスとなる銘柄として注目しておきたい。アドバンテストは時価総額規模が大きく値動きはそこまで軽くはないが、半導体検査装置で世界規模でシェアを握る点は面白い。引き続き、5G関連銘柄の出遅れ株として注目しておきたい。
【2019年11月10日(日)投稿】
待たせたな!5G関連銘柄で既出ではあるが本命、出遅れ銘柄の追加をしたから是非確認してくれ!
本命 アンリツ
時価総額:298,310百万円
PER:34.88倍
PBR:(連) 3.41倍
≪2019/11/08時点≫
アンリツに再び投資家の注目が集まっている。
5Gの本命銘柄として過去にも記載したアンリツだが、同社が手掛ける通信計測器は、各キャリア、ドコモ、ソフトバンク、au、楽天などモバイル端末などが規格に合わせて正常なデータのやり取りができるかどうかを調べる計測器。
5Gスマートフォンは来年と控えている為、普及局面では同社の製品技術は必要不可欠。5Gは世界各国で商用化に向けて進んでいる為、来年を見据えるとまだまだ多数の材料がでてくるビッグテーマは間違いない。
10月末の決算発表後に売られる展開となったが、決算を見てみると20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は前年同期比73.2%増の63.7億円となっており。併せて、通期の同利益を従来予想の100億円から上方修正して115億円としっかりの業績となっている。
直近で株価の上昇が強かった為、利益確定の売りに押される動きとなったのだろうが、落ちたらしっかり買いがくる強い銘柄だ。
そして同社に対して各証券会社もレーティングを引き上げているぞ
立花証券はアンリツの投資判断を「強気」5段階で最上位、岩井コスモ証券も格付けAとしている。
チャートを見てもジリジリと値を上げている動きをしている。5Gの注目度と比例して上がってきている動きもいいだろう。
5Gはビッグテーマの銘柄なだけに、2020年から本格商業科が進むだけにしっかりと注目しておくべきだろう。
出遅れ 日本アンテナ
時価総額:14,114百万円
PER:24.07倍
PBR:(連) 0.56倍
≪2019/11/08時点≫
5Gというビッグテーマでまだまだ出遅れがあるのは分かっているか?今回記載の出遅れ銘柄はアンテナメーカーの日本アンテナだ。
同社は通信用、放送用アンテナの製造販売でトップシェアをもっている。今回の水害などで避難への放送が遅れ被害が拡大した事などが、ニュースでも取り上げられているが、電波障害対策工事などでも同社は高いシェアを持っている。
日本アンテナでは5G(第5世代移動通信システム)やミリ波伝送システムなど、多様な通信周波数を高精度に、かつ、短時間で測定することが可能な「コンパクトレンジ測定システム」を導入しているのだが
この測定システムは、従来約2人日を要していた測定時間を約0.5人日に短縮することができ、これによって従来の低周波数帯域から次世代の高周波数帯域まで、幅広い範囲の測定が可能となった様だ。
業績を見ても、デジタル無線用アンテナの需要の回復がしており、20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は、前年同期比73.2%増の1億6800万円に拡大。従来の2000万円の赤字予想から一転黒字で着地しているぞ。
2020年の東京五輪特需に伴う家庭用アンテナの需要増、マンションなど集合住宅向けに工事を簡略化した4K・8K視聴の周波数変換装置を発売している事を考えても、今後の業績拡大に貢献していくだろう。
チャートは決算後に上値が重い展開が続いているが、移動平均線のサポートはしっかり機能している。5Gというテーマで出遅れ株という事からも第二ラウンドの動きが期待できるだけに妙味あり。
2020年は、オリンピックイヤーそして5Gの商品化が進んでいく5G関連というテーマ株は投資家として無視はできないビックテーマなだけに関連銘柄は常にチェックしておくんだぞ。
【2019年11月18日(月)追記】
昨日の記事でも記載したが、やはり5G関連がきたな!
5G関連 注目 株・銘柄
11月18日 株価急騰 5G関連 銘柄
- 3914 JIG-SAW +5.73%
- 6235 オプトラン +6%
- 6838 多摩川HD +6.16%
- 6834 精工技研 +6.68%
- 6666 リバーエレテック+7.46%
- 6778 アルチザ +9.46%
- 6874 協立電機 +5.12%
- 6944 アイレックス +8.21%
- 6930 日本アンテナ +12.65%
- 3842 ネクスジェン +4.51%
上記銘柄が上昇となったが、まだまだ出遅れもある。santecなどはまだリバウンドが足らないと見れ、他にもまだ上昇がきてない銘柄もある。
2019年これから、年末相場にかけて注目していく銘柄の予想はできているか?
5Gというビッグテーマに対して相場が再度反応しだしたのは火を見るよりも明らかだ。
なんせ総務省の減税案だが、20年度から3年の時限措置として、電波の送受信設備などを計画より前倒しして設置した費用の5%を法人税額から控除、そして設備の固定資産税額は設置から5年間は半分にするとの発表をした。
企業にとって減税というのは非常に価値の高いものだが、改めて「5Gは国策」という部分を政府が強く押し出したわけだ。
今一度考えてほしいところだが、いつどんな時でもビッグテーマが掛け合わされれば「株価急騰の合図」となる。
「5G」×「国策」というビッグテーマが再度組み合わさった以上、このビッグテーマの「再びの上昇」を無視するわけにはいかないぞ。
正直、年末相場に向けて5G関連の銘柄は、株価2倍どころか、3倍、5倍となる銘柄は多数輩出されるだろう。そして、もしその様な銘柄を掴むことさえできれば、今年中に株式投資の収支を莫大に増やすことができるのは言うまでもないな。
今、世界的に株価は「当然、誰もが株を買いやすい」という上昇相場となっている。今、個人投資家もだがヘッジファンドも買い意欲は旺盛だ。日本株はオリンピックという材料も来年抱えており、日経平均株価は高値を抜いていない事を考えると、まだまだ買いやすい状況とみていいだろう。
5G関連は株価急騰となる3条件をオールクリア!
一つ目は当然、株価倍増の銘柄の特徴として、注目が集まっている分野で、成長性の高い事業内容を行い、具現性の高い未来のビジョンをしっかりと開拓できている企業が株価が急騰しやすいという事は間違いはない。
2つ目は「国策」という政府の政策だ。国策銘柄は大きな経済効果が見込める国策関連として、政府からの大型案件を受注できそうな企業には必ず注目するべきだろう。
3つ目は大手企業から大型案件を受注できそうな企業や、提携などの材料性が見込めるという事。
5G関連銘柄は上記の3条件にしっかりと該当している。5G関連銘柄に対して気を抜くなよ!ここから一気な上昇を見込んでいるぞ!
自分の保有株価が2倍、3倍そして10倍…夢のある話だが、5G関連はその現実となる可能性がある。
単純計算でも、株価が10倍となれば10万円買っておけば100万円に、100万円買っておけば1000万円に、1000万円買っておけば【1億】となる。
株価10倍を手にするという事は勿論簡単ではない。だが株価2倍となる銘柄ならば、【毎月でているもの】そして、それを現実に達成している個人投資家が毎年いると考えると、これから恩恵を受けるチャンスは全ての投資家にある。5Gは動意付いてきただけに、これからまだまだ注目だぞ
5G関連 出遅れ株として6826本多通信工業が注目されているぞ
米国トランプ大統領が昨日、香港での人権尊重や民主主義の確立を支援する「香港人権・民主主義法」に署名して同法案が成立となって、日経平均が5日ぶりの反落となったな。
中国政府も内政干渉だ。と反発しているところからもちょっと売り仕掛けなどが起きやすい環境とはなったが、日経平均の株価の強さを見ていると、まだまだ下げたら買い意欲旺盛といった感じではあるな。
こういう環境の時こそ、5G関連などテーマ株は強い動きが予想できる。5G関連の出遅れで今後期待できそうな銘柄あったから記載しておくぞ。
出遅れ 本多通信工業
時価総額:13,628百万円
PER:(連) 50.56倍
PBR:(連) 1.11倍
≪2019/11/28時点≫
本多通信工業が本日、引けで445円と大きく株価を伸ばしている。今日の上昇は5G関連の出遅れに対しての物色が背景の一つにあるだろう。
本多通信は筆頭株主のパナソニックと提携していて、コネクタ専業メーカー、「業務用コネクタ事業、インターネットなどの情報通信インフラ、工作機械などのFA機器」「車載用コネクタ事業、ADAS(先進運転支援システム)、車載カメラ、自動運転」「情報システム事業、サーバー仮想化などインフラ構築から、IoTに欠かせないハードウェア制御プログラムの開発」などの通信用や産業用、車載用など各種コネクタ(電気や光の回路をつなぐための電子部品)を手掛ける企業だ。
業績はFA分野の不透明さやコスト増が響いて今一つではあるが、次世代車載カメラ用コネクタの商品化の業績は回復基調。車載用コネクタ事業では自動運転に向けた車内N/W用を拡充しており業績の改善に努めているぞ。
そして、本多通信工業を記載した理由の一つとして、現在5Gの基地局が増えている状況だが、5GのDC向けメンテ用の新商品を開発しており、5G中継局向け光コネクタの需要増、HGW向けが年間を通じて高位安定してきている。
本多通信工業は時価総額は136億と小さい企業ではないが、人気化すれば火柱急騰となりやすい銘柄だ。5G関連銘柄は2019年の主力テーマなだけに本多通信工業はこれまで5G関連銘柄としてはほぼノーマークで出遅れ株といえる。引き続き注目しておきたい5G関連銘柄だ。
【2019年12月20日(金)追記】
12月24日から総務省が免許申請を受け付け「ローカル5G」関連の銘柄に注目だ!
今年、そしてやはり来年の注目のテーマ株となるのはやはり5Gなわけだが、今回は5Gの中でもローカル5G関連の本命銘柄を記載するぞ。
ローカル5Gとは
ドコモ、au、ソフトバンクなどの通信事業者が全国で展開する均一な5Gネットワークの通信サービスに対して、ローカル5Gは、地域の〝企業〟や〝自治体〟〝学校〟などが〝建物内など、限られたエリアで個別に利用できるプライベートな5Gネットワーク〟のことだ。
まずローカル5Gでのメリットだが、超高速・大容量の専用ネットワークを運用ができ、その他にはローカル5Gを使う事によって、セキュリティーを確保した安心・安全な通信を、必要な時に必要な場所で構築することが可能となるわけだ。例えば、主な使用用途は建設現場、工事現場や物流倉庫で使用される自動倉庫システム、搬送システム、スポーツ観戦、コンサートなどのドームやスタジアムでの施設内での映像配信、その他にも駅(高精細映像監視)、工場(遠隔ロボット制御、無人搬送車制御)、病院(遠隔診療)などで利用が想定される5Gのネットワークだ。
総務省が「ローカル5G無線免許申請を12月24日から受付開始
総務省が12月17日、「ローカル5G」の無線局免許の申請を、24日から受け付けると発表したぞ。政府は5Gに対しての普及を急いでいるわけだが具体的に24日から「ローカル5G」の免許新生の手続きだが、おおよそ1か月半ほどかかる様だが、早ければ2月頃からサービスを提供できるようになるぞ。
NECがローカル5G事業に本格参入を表明しており、ネットワークインフラやアプリケーションなどのトータルソリューションを企業や自治体向けに提供すると発表しているぞ。
ローカル5G関連銘柄 本命株
やはり5Gは世界的なテーマ株、そして政府主導という事もあり、好材料となるニュースを多数内包しているからも、来年のビックテーマ株となる予感はビシバシだ。まずはローカル5G関連の銘柄は中小型限らずしっかりと抑えておく必要があるだろう。
投資家ならば、有力なテーマ株を逃すわけにはいかないと考えると、5Gの中でも24日から政府が無線免許申請、そこから2月頃からサービスが開始されるならばしっかりと関連銘柄は頭にいれておくべきだろ。
3842 ネクストジェン
時価総額:3,864百万円
PER:(連) 96.38倍
PBR:(連) 2.84倍
≪2019/12/18時点≫
ローカル5G関連で本命銘柄の一つがネクストジェンだ。次世代通信網(NGN)制御システムを開発する2001年設立のベンチャー企業だが、SIP(通話制御プロトコルの一種)で先駆け的存在。自社開発ソフトをライセンス提供する収益モデルで特許を持っているぞ。NGNの普及や、特定の機器メーカーにとらわれないマルチベンダー化の流れに商機探る。
直近11月8日に決算だが、20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は3.1億円の赤字(前年同期は2.7億円の赤字)に赤字幅が拡大しているものの、10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比39.9%増の4.3億円に拡大するコンセンサスが評価されている業績面は今後に期待という感じではあるが、ローカル5G関連が注目される中、時価総額も小粒な同社は妙味がある。
2375 ギグワークス
時価総額:12,980百万円
PER:(連) 21.82倍
PBR:(連) 3.72倍
≪2019/12/18時点≫
エンジニア派遣やコールセンターコンサルティングなど法人向けIT支援ビジネスで実績があり、レンタルオフィス事業、AI・IoTロボットなど新商材のフルフィルメントを展開する同社だが5G基地局工事の受注業務を手掛けているなどローカル5G関連でも本命銘柄の一つといえるだろう。28日に発表された決算だが、19年10月期営業利益が前の期比33.8%増の7億8400万円と最高益を更新しているぞ。
今後ローカル5Gの普及を考えれば同社は恩恵は十分にある企業の一つと言えるだろう。チャートを見ても急落して梅雨払いは出来て上値が軽くなっている分、再度切り返しとなる可能性は秘めているだろう。
2375 東陽テクニカ
時価総額:31,459百万円
PER:(連) 21.09倍
PBR:(連) 0.99倍
≪2019/12/20時点≫
東陽テクニカは、情報通信測定機器等測定機器類の輸入販売を軸に、エネルギー事業、ナノイメージング事業、大型アンテナ事業、ソフトウエア開発支援事業、メディカルシステム事業などを幅広く事業展開をしている企業だ。
同社の情報通信測定機器だが、ローカル5Gサミットにも製品を出展しているのだが、5G基地局性能評価システム「PRISMA UeSIM」、5G端末自動測定システム「8100」など5G測定の製品を製造・販売している事からもローカル5G関連の本命銘柄と言えるだろう。
※記載の銘柄はあくまで主観だ。投資は自己判断でお願いするぞ。
まず5G関連で注目のニュースがあったから記載しておくぞ。
VR Japan コニカミノルタ NTTドコモの3社が共同開発!「5G、低遅延VRリアルタイム配信 ネットワークカメラ」実証実験で1秒以下の低遅延配信に成功!
詳細だが、【4763】クリーク・アンド・リバー社のVR分野の子会社 VR Japanは、【4902】コニカミノルタジャパン、【9437】NTTドコモと共同で、2019年12月に行われた「ドコモ5Gオープンラボ yotuya」での5Gを活用した共同実証実験において、360°映像という大容量データを1秒以下の低遅延で配信することに成功との発表をしている。
実験では、コニカミノルタジャパンが提供する高機能ネットワークカメラの360°撮影映像を、VRJが所有する低遅延VRリアルタイム配信システムを用いてほぼ同時にVRゴーグルに配信するというものだ。
360°映像のリアルタイム配信による双方向コミュニケーションが実現したことで、医療教育分野の遠隔教育ソリューションや、建設現場の安全管理における遠隔監視ソリューションなど、様々な社会課題解決への活用が期待されるとのことだ。
今回の共同開発、VR Japan、コニカミノルタ、ドコモの3社の役割になるが
【VR Japan】
・VRJ配信システムの提供
・VRゴーグルの提供
・実証実験による実用性確認
【コニカミノルタジャパン】
・MOBOTIXの提供
・実証実験用超音波診断装置の提供
【NTTドコモ】
・実証実験検証環境の提供(オープンラボ)
・ドコモオープンイノベーションクラウドの利用環境の提供
今後3社はさらなる実用化に向けて動いていくという。そして3社の共同開発プロジェクトの成果を、1月23日(木)1月24日(金)、東京ビッグサイトにて開催するドコモのイベント「DOCOMO Open House 2020」において展示・紹介するとの事だ。
まずこの遠隔ソリューションで注目するべき点として、遠隔医療関連だろう。
高齢化社会となる日本において、患者数は増えているが医者の数は少なくなっていくという問題はますます深刻化していく。そしてインフラ環境の整っていない田舎などの遠隔地にいる地域は、このリアルタイム配信というものができれば「離れていても病気の確認、対策」をできる様になるのだ。
さらには遠隔地にいる医者が、最新の技術を有する医師の指導を受けられる医療教育体制を整えることができる様になる。
そしてこの遠隔監視ソリューションは、360°VR映像で「視聴する側」が自由な視点で見たい場所を見られるほか、患者の体を手元をクローズアップした映像や超音波診断装置、画像診断ワークステーション等の映像を画面上に映し出し、患者と離れていてもその場にいる様に対話できるというのだ。
遠隔ソリューションは建設現場などでも高い効果を発揮!
建築現場では今労働力不足が深刻化となっている。安全性を確保するために遠隔ソリューションは建築現場の状況を確認をどこからでもリアルタイムで監視できるという部分で事故防止や現場の環境確認や人員とのコミュニケーションが図る事ができる。
これまで警備員など人が巡回して監視、もしくは一方向の監視カメラによって監視していた現場を、この遠隔監視ソリューションを使用する事によって、より広範囲に監視することが可能となり安全性の確認をできる様になる。
5Gの技術を駆使して高齢化社会への医療環境、きつい環境の労働現場に対しての3社のプロジェクトは5Gの本格化と共に「今後も注目」だろう。そしてその中でもVR JAPANをもつクリーク・アンド・リバー社は「5G」の中で新たに期待される本命銘柄と言えるだろう!
5G・VR関連銘柄 本命 4763 クリーク・アンド・リバー社
時価総額:25,684百万円
PER:(連) 16.74倍
PBR:(連) 3.05倍
≪2020/01/16時点≫
クリーク・アンド・リバー社は、VRコンテンツの制作やゲーム、コンサルティング事業、VR転職スカウト登録などの人材派遣を運営などを展開する企業だ。同社のVR技術は各方面から高い評価をされており、様々な企業共同開発や提携しているぞ。同社はM&Aを活用して、VRなどの映像やゲーム制作事業だけに限らず、ファッション、飲食、建築、ドローンなどの分野にも事業領域を拡大している。
業績面だが、20年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比19.3%増の16.6億円で着地となっているが、同社の技術は5Gなどが本格化する流れで医療分野で高い効果を見せる可能性が高いだけに、2020年からはさらに拡大していくとみていいだろう。多岐にわたる分野で活躍が期待できる同社は様々なテーマ株の要素をもっている。今後注目するべき有望銘柄といえるだろう。
【2021年1月11日(月)更新】
ファーウェイ排除で日米英が連携!日本製5G関連銘柄に追い風!
当方はそれが相場で大勝する秘訣と思っているが、2020年から5Gの本格化が期待されていたが、日本では基地局が少ない事で5Gを利用できる箇所が少ない為、肩透かしの様な状況となっているが、インフラ整備が整っていけば普及は加速するものだ。
何より「日本と米国、英国政府が、日本製の機器や技術の普及に向けて連携を強化することが明らかにしたのだ!」
この連携の背景には、5Gを含む通信基地局関連で世界でトップシェアを誇る中国のファーウェイを排除する為だが、日本と米国、英国が連携していく以上は、日本勢にとってシェアを伸ばし劣勢を挽回するチャンスと言えるだろう。
5Gはテーマ的に有望だが、他テーマに比べて出遅れていただけに、ここからが期待のテーマ株だ!そこで5G関連銘柄で好チャートの有望銘柄があったので記載するぞ!
5G・情報通信関連 1946 トーエネック
時価総額:81,089百万円
PER:(連) 10.60倍
PBR:(連) 0.69倍
≪2021/01/11時点≫
トーエネックは東証1部に上場する中部電力系、依存度約4割の電気工事大手。電気設備工事を中心に情報通信設備、配管工事などにも強みを持つ設備工事を幅広く手掛ける企業だ。
業績面は、工事原価の圧縮による採算性の改善や一般管理費の減少などにより営業利益・経常利益が増益となった事で、21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は、前年同期比24.2%増から62.1億円に増加、従来の8.1%減益予想から一転して増益を発表。
通期の同利益を従来予想の96億円から109億円(前年同期比125億円)に13.5%上方修正、年間配当を従来計画の100円から115円と15円の増額に修正。
5Gインフラの情報通信への工事などもだが、同社は官公庁への強みを持っている事からも今後の受注への期待も高い。
何よりもチャートが押し目を挟みながらも高値を切り上げて年初来高値を更新、PER10.6倍、PBR0.69倍と割安水準にあり、貸借倍率0.6倍と空売りをため込んでいる事からも、さらなる一段高の上昇の期待も!!
【2021年03月31日(水) 追記】
本命株 6778 アルチザネットワークス
時価総額:18,589百万円
PER:(連)30.38倍
PBR:(連)3.58倍
≪2021/03/31時点≫
アルチザネットワークスはIP電話や携帯の基地局・交換機向け強みを持つ通信計測器メーカーで、5G向けも受注している企業だ。
直近で発表された業績予想の上方修正によると、営業利益が従来の4.8億円から7.8億円に前期比78.1%増に引き上げられた。高採算のモバイルネットワークソリューションが、国内向けで販売が増加しており、5G向け製品などで追加受注を獲得しているようだ。
第1四半期の状況から業績上振れへの期待はあったが、5G関連需要の着実な取り込みによる好業績の確認で、リバウンド基調が強まっている。株価は3月4日の安値1590円を底に、直近では25日線を支持線に下値を切り上げてきており、一段の期待が持てそうだ。
5G関連銘柄 まとめ
大手携帯電話3社が5Gの実用化を当初の予定2020年から1年前倒しして2019年の実用化を目指すとしたことからも、2019年は「5G元年」となる可能性が高い。もちろん、2019年に5Gの機能を全て実用化できるわけではないと思うが、2019年から数年かけて既存の4G回線、LTE回線から5Gへと移行していくだろう。
5G関連銘柄はここ数年注目されてきたが、まだまだ本番はこれから。5G関連銘柄はこの先数年にかけてさらに注目される可能性のある息の長いテーマ株となりそうだ。2019年、2020年の主役テーマとなるほど規模の大きなテーマなので、本命株・出遅れ株 一覧はしっかりと把握しておきたい。