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2018年5月現在、感染症の「麻疹(はしか)」が国内で急拡大しているようだ。
麻疹(はしか)は2018年3月以降、沖縄県で流行の兆しを見せていたようだが、ゴールデンウィークで全国に人が移動したことではしかの感染が全国に拡がったのかもしれない。
こういった感染症の拡大は日本の株式市場にも影響を与える可能性が高い。過去には鳥インフルエンザやデング熱、また南アフリカでエボラ出血熱が流行した際にも関連銘柄が物色されたこともある。
と、いうことでこのページでは麻疹(はしか)関連銘柄について本命株・出遅れ株 一覧をわかりやすく詳しくまとめておく。
麻疹(はしか)関連銘柄とは
麻疹(はしか)関連銘柄とは、その名の通り感染症の一つである「麻疹(はしか)」に関連する銘柄の総称である。
麻疹(はしか)はおもに空気感染によって拡大するが、他にも飛沫感染・接触感染などでも感染するおそれがある非常に強力な感染力をもつウイルスである。免疫のない人や抗体を持っていない人の場合、すれ違っただけでも感染してしまうらしい。しかも感染すると90%以上が発症する。
また麻疹(はしか)はマスクをしても意味がなく、手洗いやうがいなどでも予防はできない。予防する唯一の方法は「ワクチン接種」とのこと。
つまり麻疹(はしか)関連銘柄はおもに「ワクチン」を手掛けている銘柄となりそうだ。
もし自分が麻疹(はしか)ワクチンを接種したかどうかわからない方は、ワクチン接種を受けるか、一度確かめてみたほうが良さそうだ。また、人の多く集まるところへの外出を控えるのも手だろう。
麻疹(はしか)の先進国における死亡率は0.1%~0.2%と高くはなくが、乳児や妊婦が感染した場合は合併症を引き起こす可能性もあり危険である。
麻疹(はしか)は強力な感染力を持つ恐ろしいウイルスである。日本全国で本格的に流行することなく収束するのを祈るばかりだ。
麻疹(はしか)関連銘柄 一覧
- 4502 武田薬品工業 麻疹(はしか)ワクチン「Schwarz-FF8」
- 4508 田辺三菱製薬 麻疹(はしか)ワクチン「ミールビック」
- 4568 第一三共 グループ会社が麻疹(はしか)ワクチン手掛ける
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麻疹(はしか)関連銘柄 本命株・出遅れ株
それでは麻疹(はしか)関連銘柄の中でも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば今後追記するつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命株 武田薬品工業
時価総額:3,685,764百万円
PER:(連) 23.02倍
PBR:(連) 1.71倍
≪2018/05/09時点≫
麻疹(はしか)関連銘柄として本命視すべきはやはり武田薬品工業だろう。国内製薬企業で首位の武田薬品工業は麻疹(はしか)ワクチン「Schwarz-FF8」を手掛けていることから麻疹(はしか)関連銘柄の本命株として注目しておくべきだろう。
なお、武田薬品工業は時価総額規模の大きな企業なので値動きは緩やかなものとなりそうだ。
本命株 田辺三菱製薬
時価総額:1,207,049百万円
PER:(連) 18.99倍
PBR:(連) 1.36倍
≪2018/05/09時点≫
田辺三菱製薬も麻疹(はしか)関連銘柄の一角として注目しておくべきか。こちらも麻疹(はしか)ワクチン「ミールビック」を手掛けている銘柄。
なお、田辺三菱製薬も武田薬品工業ほどではないが、時価総額規模の大きな企業だ。こちらも値動きは緩やかなものとなりそうだ。
本命株 第一三共
時価総額:2,834,627百万円
PER:(連) 47.08倍
PBR:(連) 2.29倍
≪2018/05/09時点≫
麻疹(はしか)関連銘柄として第一三共にも注目したい。第一三共のグループ会社「北里第一三共ワクチン株式会社」では、麻疹(はしか)ワクチンを手掛けているようだ。ただ、同社が手掛けた「はしか風しん混合生ワクチン」と「はしか生ワクチン」は、ワクチンの効き目が規定よりも弱くなる可能性があるとして2015年に自主回収している。
いちおう、第一三共も麻疹(はしか)関連銘柄の一角として注目しておくべきと言えるだろう。ただし、第一三共も時価総額規模の大きな銘柄。こちらも値動き妙味に関しては少し面白みに欠けると言えそうだ。
麻疹(はしか)関連銘柄 まとめ
麻疹(はしか)が本格的に全国で流行しないでほしい限りだが、可能性のある以上は株式市場でも麻疹(はしか)関連銘柄に注目しておくべきだろう。ただ、麻疹(はしか)関連銘柄はおもに時価総額の大きな製薬会社となるので、値動きの観点では妙味は薄いと言えるだろう。