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「CtoC」という言葉をご存知だろうか。
個人対個人で物品の売買を行う事を指す言葉だが、その市場規模が爆発的なスピードで拡大しているらしい。
経済産業省の発表では、平成29年のネットオークション市場は1兆1200億円、このうち「CtoC」部分は3569億円に急増したそうだ。フリマアプリが登場した2012年から僅か5年で5000億円規模の巨大市場が形成された事になる。
そのフリマアプリを牽引してきたのが「メルカリ」だが、日経新聞によると2018年6月19日に東証マザーズ市場に上場するらしい。時価総額は2000億円を超えるとの見方が多く、早ければ東京証券取引所が5月14日にも上場を承認し発表されるだろうと報じられた。
メルカリの上場は世間の話題を掻っ攫う程インパクトがデカいニュースとなるだろうし、多くのメディアやマスコミが取り上げる事となるだろう。それだけ「メルカリ」のネームバリューは大きい。
つまり、それに付随して物色されると予想されるのが「フリマアプリ関連銘柄」だ。
そこで今回はフリマアプリ関連銘柄の本命株・出遅れ株 一覧を詳しくまとめておく。
フリマアプリ関連銘柄とは
フリマアプリ関連銘柄とは、その名の通りフリマアプリに関連するサービス・製品などを手掛ける銘柄の総称である。
フリマアプリとは
フリーマーケットアプリの略で、代表的なのが「メルカリ」とか「ラクマ」とかスマートフォン端末で利用出来るアプリの事である。ちなみにメルカリは僅か4年半で世界累計ダウンロード数1億を突破した。メルカリの上場には否が追うにも注目が集まるのはお分かり頂けるのではないだろうか。
フリマアプリ関連銘柄 一覧
- **** メルカリ フリマアプリ最大手
- 2497 ユナイテッド メルカリに出資
- 4689 ヤフー 「ヤフオクフリマ」運営
- 4755 楽天 「ラクマ(旧フリル)」運営
- 2780 コメ兵 フリマアプリ「カンテ」運営
- 3545 デファクト ネット買取サイト「ブランディア」運営
- 3633 GMOペパボ 「ミンネ」「テトテ」運営
- 7419 ノジマ 家電専門「ノジマフリーマーケット」運営
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フリマアプリ関連銘柄 本命株・出遅れ株
それではフリマアプリ関連銘柄のなかでも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命株 メルカリ
時価総額:000百万円
PER:(単) -倍
PBR:(単) -倍
≪2018/05/10時点≫
フリマアプリ市場の大本命と言えるのがメルカリだろう。
日経新聞の報道によると2018年6月19日に東証マザーズ市場に上場、時価総額は2000億円を超えるとの見方が多い。時価総額2000億円ならばいきなり東証マザーズで時価総額2位の銘柄という事になる。メルカリが上場する事で、マザーズ市場にとって大きな刺激材料となる可能性もある。それだけメルカリの上場は大きなインパクトになるだろう。
本命株 ユナイテッド
時価総額:100,720百万円
PER:(単) -倍
PBR:(連) 9.78倍
≪2018/05/10時点≫
こちらはフリマアプリ関連銘柄と言うよりは「メルカリ関連銘柄」と考えた方が良いだろう。ユナイテッドはネット広告とスマホアプリの開発を主軸とする企業だが、2013年8月にメルカリの前身時代に業務提携を発表。株式も14.5%を保有している事から、メルカリの上場には資金が集中する可能性がある。メルカリに出資している企業は他にも有るのだが、詳しくは下記の「メルカリ関連銘柄」を読んで貰いたい。
本命株 楽天
時価総額:1,167,600百万円
PER:(単) -倍
PBR:(連) 1.60倍
≪2018/05/10時点≫
フリマアプリの中でもメルカリに迫るのが楽天だ。「ラクマ」と「フリル」2つのフリマアプリを運営していたが、2018年2月26日に一つに統合し「新ラクマ」として出発。楽天ポイントでの支払いが可能など、自社内のサービスに互換性を持たせる事でメルカリに対抗する。
言わずと知れた大企業だけに時価総額が高く、値動きも重たいが、打倒メルカリの一番手として注目しておきたい銘柄だ。
本命株 ヤフー
時価総額:2,318,625百万円
PER:(単) -倍
PBR:(連) (連) 2.29倍
≪2018/05/10時点≫
ネットオークション最大手のヤフーオークションの即決価格商品をフリマアプリとして活用したのが「ヤフオクフリマ」だ。但し、現時点では制限が多く、ヤフーオークションとの棲み分けが上手く機能していない印象だ。今後の改善を求められる。
こちらも大企業だけに時価総額が相当大きい。値動きは緩やかになるのが予想されるが、今後の改善次第ではフリマアプリ市場でもシェアを伸ばす可能性は高い。
出遅れ株 コメ兵
時価総額:20,713百万円
PER:(連) 19.76倍
PBR:(連) 1.07倍
≪2018/05/10時点≫
名古屋を本拠にブランド品をメインに中古品を販売しているが、フリマアプリに「鑑定」を取り入れた「カンテ」というサービスを提供している。個人間の取引で懸念されるブランド品の真贋判定を行う事で、顧客は安心して高額商品も取引出来る訳だ。個人的には面白い試みだと思う。
フリマアプリ関連銘柄としては時価総額も低く、値動き的にも面白い存在といえるだろう。出遅れ株として注目したい銘柄だ。
本命株 デファクトスタンダード
時価総額:8,125百万円
PER:(単) 24.16倍
PBR:(単) 2.28倍
≪2018/05/10時点≫
ネットに特化したブランド品買取サイト「ブランディア」を運営している。テレビCMなどで認知度を上げる事で利用者数も200万人を突破した。フリマアプリのカテゴリーに含まれるかは微妙だが、フリマアプリ市場の拡大と伴に成長しているだけに、関連銘柄として注目しておくべきだと考えている。
出遅れ株 GMOペパボ
時価総額:9,239百万円
PER:(単) 34.58倍
PBR:(単) 7.31倍
≪2018/05/10時点≫
GMOインターネットグループの一つで、アクセサリーやインテリアなどハンドメイド作品に特化したフリマアプリ「ミンネ」「テトテ」を展開している。専業主婦などがハンドメイド作品を制作し、ネットを介して販売するツールとして、じわじわと利用者を増やしている。
出遅れ株 ノジマ
時価総額:137,830百万円
PER:(連) 9.68倍
PBR:(連) 1.99倍
≪2018/05/10時点≫
神奈川地盤から首都圏に展開する家電量販店の中堅だが、デジタルや家電専門のフリーマーケットを運営している。量販店が中古家電の販売を仲介するという発想には当方も驚いたが、まだ発展途上といった印象か。
メルカリの上場が刺激材料となれば、フリマアプリ関連銘柄として物色人気が高まるかもしれない。注目はしておきたいところだ。
フリマアプリ関連銘柄 まとめ
フリマアプリ市場は今後も拡大を続ける事が予想されるし、東証マザーズにとって「メルカリ」の上場はとんでもない刺激材料になるだろう。話題性も抜群なだけに大きなチャンスとなりそうだ。
これだけ大型の銘柄が上場される機会は早々有る訳ではないし、マザーズ市場が活気づくならば仕込み時として絶好のタイミングかもしれない。
チャンスを活かす為にも、今仕込むべき銘柄は何なのかしっかり考えて備えておきたいものだ。