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【2018年05月11日(金)投稿】
仮想通貨関連銘柄 ブロックチェーン関連銘柄 フォーサイド
時価総額:11,339百万円
PER:(連) 199.46倍
PBR:(連) 6.90倍
≪2018/05/11時点≫
2018年5月11日の取引市場で話題を掻っ攫った銘柄がある。
電子書籍や不動産、仮想通貨など事業の多角化を推進するフォーサイドだ。
御覧のように2018年5月11日の株価上昇率ランキングでも1位を獲得している。フォーサイドが上昇をした理由・材料を調べてみた。
まず、フォーサイドはソーシャルゲームなどを手掛けるケイブと資本・業務提携の発表を行った事が好材料視されたようだが、それが重要視された訳ではないと思っている。
今回、同時に発表されたのが「仮想通貨マイニング(採掘)事業の開始」である。どうやらこれが起爆剤となったようだ。
資料によると、フォーサイドの子会社にあたるフォーサイドフィナンシャルサービス株式会社は、カナダにマイニング専用の施設を用意して2018年5月11日より稼働を開始したらしい。
仮想通貨のマイニング(採掘)とは
簡単にザックリと説明すると、世界中で取引されている仮想通貨取引履歴の計算に参加する事で、その報酬として仮想通貨を得る事が出来る仕組みの事だ。その仕組みが「採掘」に似ている事から「マイニング(採掘)」と呼ばれている。
フォーサイドは、最先端の半導体チップ(マイニングチップ)を搭載した「次世代マイニングボード」の販売、ならびに自社マイニング稼働を2018年11月を目途に取り組むと発表している。仮想通貨のマイニングに適した「次世代マイニングボード」への期待感から買いが集中したのだろう。
ちなみにフォーサイドがマイニング事業で協業しているDMCの技術顧問は、仮想通貨の主要アルトコインである「ライトコイン」の創始者が担当しているらしい。フォーサイドはそこのCEOを招聘したり、仮想通貨セキュリティシステムの日本独占販売権を獲得するなど、仮想通貨事業には相当力を入れているようだ。
「仮想通貨関連銘柄」「ブロックチェーン関連銘柄」は人気のテーマ株だ。人気の理由は「未来の技術」である事は確かだが、世界を変える可能性があるからだろう。金融に大変革を齎すとすれば夢があるのは確かだ。
その反面、仮想通貨の市場はまだセキュリティに対して脆弱な部分があるのは否めない。フォーサイドが手掛ける「次世代マイニングボード」や「仮想通貨セキュリティ」は仮想通貨市場が今後成長するのに大きな役目を担うかもしれない。
「仮想通貨関連銘柄」「ブロックチェーン関連銘柄」の出遅れ株としてフォーサイドには今後も注目していきたい。