エッジコンピューティング関連銘柄

エッジコンピューティング関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめ

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エッジコンピューティングという言葉をご存知だろうか。

エッジコンピューティングとは、ネットワークコンピューティングの技法のひとつで「スマートフォンやパソコンなどの端末の近くにサーバーを分散配置する」ことを言う。

現在、一般的なネットワークコンピューティングといえば「クラウドコンピューティング」である。短縮して、単に「クラウド」とも呼ばれているな。

クラウドコンピューティングは、ユーザーが使用する端末(パソコンやスマートフォンなど)から遠く離れたところにサーバーがあり、遠方のサーバーをネットを介して通信しコンピューター処理を行うものだ。

これに対してエッジコンピューティングでは、ユーザーの使用する端末と処理を行うサーバーが近距離にあるため、高速で処理を行うことが可能になる。

エッジコンピューティングが注目を浴びているのは、IoT製品の増加など、この先インターネットに繋がるデバイスは無数に増えていくことが考えられることが一つの要因と言える。それから、自動運転車やコネクテッドカー、生産工業のロボット制御技術など「瞬時の判断が求められるシーン」がこの先ぞくぞくと出てくることが予想されるからだ。

特に自動運転車などの場合は「処理の遅れが命取りになる」ケースと言える。こういった自動運転車やコネクテッドカー、また生産向上のロボット制御化などがこれから加速度的に登場してくるとすれば、エッジコンピューティングはもはや必要不可欠なネットワーク技法と言えるだろう。

エッジコンピューティングはこれらの次世代テクノロジーとともに発展を遂げていくことになりそうだ。

日本の株式市場においてもエッジコンピューティング関連銘柄の注目度が急速に高まっている。エッジコンピューティング関連銘柄は、自動運転関連銘柄・IoT関連銘柄などの次世代テクノロジー関連銘柄とともに注目度が上がる息の長いテーマ株となる可能性を秘めている。

と、いうことでこのページではエッジコンピューティング関連銘柄について本命株出遅れ株 一覧について詳しくわかりやすくまとめておく。

エッジコンピューティング関連銘柄とは

エッジコンピューティング関連銘柄とは、その名の通り「エッジコンピューティング」に関連する銘柄の総称である。

エッジコンピューティングとは

エッジ(Edge)は「末端」という意味であり、前述した通りエッジコンピューティングとはユーザーデバイスから近距離にエッジサーバーを分散させることにより高速な処理が可能になるコンピュータネットワーク技法のことである。

エッジコンピューティングはクラウドコンピューティングと対になるものと言えそうだ。

エッジコンピューティングはユーザーデバイスから近距離にサーバーを置くことで「高速処理」を可能にするが、クラウドコンピューティングではユーザーデバイスから遠いところにサーバーを置くことにより、処理速度は落ちるものの、どこからでもアクセスすることができる便利さがある。

現在では、クラウドコンピューティングがさまざまなシーンで活用されているが、今後、人工知能(AI)技術や自動運転車・コネクテッドカーの台頭、またIoT製品の増加にともない「瞬時の判断が求められるシーン」は増えると言われている。

例えば、自動運転車をAIに任せて運転する場合などは瞬時に処理が必要不可欠である。一瞬の通信の遅れが命取りになるケースがあるからだ。クラウドコンピューティングではサーバーまでの物理的距離によってどうしても通信速度には限界があるが、近距離にエッジサーバーを分散配置するエッジコンピューティングの場合はこの問題をクリアすることができる。

AI製品やIoT製品、そして自動運転車などが台頭してくることにより、高速処理が可能な「エッジコンピューティング」が活用されるケースが増えるということだ。かつてクラウド関連銘柄が注目されたのと同じく、今後エッジコンピューティング関連銘柄にも注目が集まる可能性は高い。クラウド関連銘柄と併せて、これからはエッジコンピューティング関連銘柄についてもしっかりと把握しておきたい。

ちなみにエッジコンピューティングとクラウドコンピューティングは活用されるシーンが異なるというだけで、どちらが優れているということはない。どちらもシーン次第で今後も活躍する通信技法だ。

なおエッジコンピューティングは、クラウドコンピューティングと対になる通信技法。当サイトではクラウド関連銘柄についても別ページでまとめてあるので、併せて把握しておくと良さそうだ。

クラウド関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫

また、エッジコンピューティングは自動運転技術やIoT技術、コネクテッドカーなどに活用されることが期待されている。当サイトではこれらのテーマ株もまとめているので、近縁テーマとして併せてチェックしておくことをオススメする。

自動運転関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
コネクテッドカー関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
IoT関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫

エッジコンピューティング関連銘柄 一覧

  • 4813    ACCESS     エッジコンピューティングにAIを搭載した「NetFront EdgeAI」
  • 3652    DMP        「NetFront EdgeAI」のハードウェアパートナー
  • 6836    ぷらっとホーム    IoTエッジコンピューティングをサポートする製品
  • 3853    インフォテリア    IoT対応のエッジコンピューティング用ミドルウエア
  • 6301    コマツ        自社開発の通信端末「エッジボックス」の貸し出し
  • 3694    オプティム      エヌビディア関連 エッジコンピューティングにも注力
  • 8157    都築電気       エッジコンピューティング分野に注力
  • 9739    NSW        エッジコンピューティング分野に注力
  • 2359    コア         エッジコンピューティング分野の技術開拓
  • 3778    さくらインターネット フォグコンピューティング
  • 7203    トヨタ自動車     米インテルと連携しエッジ基板構築に向けた組織立ち上げ
  • 9437    NTTドコモ     米インテルと連携しエッジ基板構築に向けた組織立ち上げ
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エッジコンピューティング関連銘柄 本命株・出遅れ株

それではエッジコンピューティング関連銘柄の中でも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば今後追記するつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。

本命株 ACCESS

ACCESSのチャート画像

時価総額:45,776百万円
PER:(連) 121.86倍
PBR:(連) 1.53倍
≪2018/05/07時点≫

ACCESSはエッジコンピューティング関連銘柄の本命株として注目したい銘柄だ。ACCESSは従来型携帯、いわゆるガラケーとかフィーチャーフォンとか言われる携帯電話向けの閲覧ソフト「ウェブブラウザ」で独占的な企業だ。

ガラケー人口はどんどん縮小傾向にあるため、ACCESSはスマホ業界や情報家電、電子書籍向けのソフトを強化中だ。

また、ACCESSは創業当初から「すべてのものをネットに繋ぐ」ということを追求してきた企業であり、きたるIoT時代に商機を見出している。つまりIoT関連銘柄としても注目の銘柄だ。エッジコンピューティング関連銘柄としてはエッジコンピューティングに人工知能(AI)を搭載した「ネットフロントエッジAI(NetFront EdgeAI)」というトータルソリューションを提供している点に注目だ。

ACCESSの提供するネットフロントエッジAIでは、エッジ側にAI昨日を搭載することでクラウド側の処理負担を軽減し、高速処理を実現するというもの。まさにエッジコンピューティング分野の事業と言える。

ACCESSの時価総額規模はそこまで小粒ではないが、値動きが重いというほどでもないだろう。IoT関連銘柄、エッジコンピューティング関連銘柄と複数のテーマに絡んでいる銘柄のため、今後も注目しておきたい。

本命株 ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)

ディジタルメディアプロフェッショナルのチャート画像

時価総額:16,818百万円
PER:(単) 150.85倍
PBR:(単) 9.19倍
≪2018/05/07時点≫

ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)もエッジコンピューティング関連銘柄の本命株として注目しておきたい。DMPは研究開発型ファブレス半導体企業だが、エッジコンピューティング関連銘柄のテーマ性に火を付けた銘柄ともいえる。

DMPは、2018年4月末にディープラーニングの推論処理に特化したAIプロセッサーの新製品「ZIADV500」の提供を開始。これは低コスト化・高性能化・低電力設計を可能にしたエッジAIシステムの実現の足がかりとなるものとのこと。

さらに前述のACCESSが提供する「ネットフロントエッジAI」のハードウェアパートナーを務めているのもディジタルメディアプロフェッショナルだ。

またDMPは時価総額規模もそこそこ小さい方で値動き妙味の観点からも面白い銘柄だ。この点からDMPはエッジコンピューティング関連銘柄としては本命視されている銘柄と言えそうだ。

本命株・出遅れ株 ぷらっとホーム

ぷらっとホームのチャート画像

時価総額:5,381百万円
PER:(単) ---倍
PBR:(単) 5.66倍
≪2018/05/07時点≫

コンピューター周辺機器などの製造販売を手掛けるぷらっとホームもエッジコンピューティング関連銘柄の一角として注目しておきたい。

ぷらっとホームはIoTエッジコンピューティングの構築をサポートする高性能IoTゲートウェイ製品「OpenBlocks IoT VX2」を手掛けている点に注目だ。ぷらっとホームは時価総額規模が小さい小粒銘柄だけに人気化すれば火柱が立つ可能性もありそうだ。業績面に不安があるものの、テーマ性に火が付けば面白い銘柄といえる。引き続き注目しておきたい。

本命株 インフォテリア

インフォテリアのチャート画像

時価総額:23,913百万円
PER:(連) 99.93倍
PBR:(連) 4.09倍
≪2018/05/07時点≫

ブロックチェーン関連銘柄、フィンテック関連銘柄としても注目のインフォテリア。こちらもエッジコンピューティング関連銘柄として注目しておきたい。

インフォテリアはIoT対応のエッジコンピューティング用ミドルウエア「Gravio(グラヴィオ)」を手掛けている点に注目だ。インフォテリアは以前からブロックチェーン関連銘柄としても注目されているが、エッジコンピューティングはブロックチェーン技術とも親和性が高いと言える。

インフォテリアもテーマ性豊富な銘柄だけに注目しておきたい。時価総額規模も大きくないので値動き妙味の観点からも面白そうだ。

本命株 コア

コアのチャート画像

時価総額:23,127百万円
PER:(連) 21.34倍
PBR:(連) 2.36倍
≪2018/05/07時点≫

コアもエッジコンピューティング関連銘柄として注目だ。コアは独立系のSI(システムインテグレータ)で車載向けやスマートデバイス向けの組み込みソフトが主力で、金融系向けのシステムなども手掛ける。

コアはIoT関連のシステムに注力することでも知られるが、同時進行的にエッジコンピューティング分野の技術開拓も進めている。IoT関連銘柄としてもエッジコンピューティング関連銘柄としても将来性がありそうな銘柄だ。

こちらも時価総額規模は重くなく値動き妙味としても面白い銘柄。引き続き注目しておきたい。

本命株 オプティム

オプティムのチャート画像

時価総額:36,639百万円
PER:---倍
PBR:(単) 13.98倍
≪2018/05/07時点≫

オプティムはドローン関連銘柄としても知られる銘柄だ。こちらもエッジコンピューティング関連銘柄として注目しておきたい。

オプティムはビッグローブ社とパートナーシップを結んでおり、ビッグローブが2018年4月にスタートした企業向けIoTデバイス「BL-02」を核にしたサービスと連携して、AIを活用したデータ分析などで協業している。IoT系のサービスで協業している点に注目だ。

さらにオプティムは米国の画像処理半導体企業「エヌビディア」とも協業している点にも注目したい。エヌビディアとは世界初のモジュール型組み込みスーパーコンピューター「NVIDIA Jetson」と連携し、エッジコンピューティングによるデータ処理の最適化を実現。こちらもエッジコンピューティング分野の中核となる日本株と言えそうだ。

時価総額規模もたいして重くはないし値動き妙味もある。複数のテーマ性に絡んでいるしこれからも注目しておきたい。

本命株 都築電気

都築電気のチャート画像

時価総額:23,197百万円
PER:(連) 10.29倍
PBR:(連) 0.61倍
≪2018/05/07時点≫

都築電気はエッジコンピューティング関連銘柄の出遅れ株として注目したい。都築電気は富士通系のディーラー2位で、通信システム・情報システムが2本柱の企業だ。都築電気もエッジコンピューティング分野を軸に新たな付加価値創出に注力する企業である。

都築電気はPER、PBRをみてもまだそれほど過熱感もないようだしエッジコンピューティング関連銘柄の出遅れ株として注目するのも面白そうだ。

本命株 NSW

NSWのチャート画像

時価総額:37,116百万円
PER:(連) 18.10倍
PBR:(連) 2.23倍
≪2018/05/07時点≫

NSWもエッジコンピューティング関連銘柄の一角として注目しておきたい。NSWは独立系のSI(システムインテグレータ)で、システム開発や組み込みソフトなどを手掛ける。IoT分野のサービスも強化中で、IoTと親和性の高いエッジコンピューティング分野にも積極的。

特にエッジデバイスによるデータの見える化や制御が可能となる組込みソフトウエア型評価パッケージ「Edge Device Controller」を手掛けている点に注目したい。

NSWもそこまで時価総額規模も大きくなく値動き妙味もアリ。人気化すれば面白そうな銘柄と言える。

本命株 さくらインターネット

さくらインターネットのチャート画像

時価総額:31,564百万円
PER:(連) 48.55倍
PBR:(連) 4.01倍
≪2018/05/07時点≫

データセンター業界大手のさくらインターネットもエッジコンピューティング関連銘柄として注目。さくらインターネットはエッジコンピューティングに近い概念である「フォグコンピューティング」という分野にいち早く取り組んでいる銘柄。

データセンターということで、どちらかというとクラウド関連銘柄の色合いが強いとも言えるが、似た分野ゆえにエッジコンピューティングにも商機を見出しているということだろう。こちらもエッジコンピューティング関連銘柄というテーマ以外にもブロックチェーン関連・IoT関連・AI関連などテーマ性豊富なので注目しておきたい。

エッジコンピューティング関連銘柄 まとめ

エッジコンピューティング関連銘柄は、今後ぞくぞくと世にでてくるであろうIoT・AI・自動運転車・コネクテッドカーなどの次世代テクノロジーには欠かせないものと言える。これらのハイテクテーマと同様に息の長いテーマ株となる可能性がある。

エッジコンピューティング関連銘柄本命株出遅れ株 一覧はしっかりと把握しておきたい。

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投資歴17年、都内で働く兼業トレーダー。 とにかく噂となる銘柄や仕手株に乗るのが好きだ。これまで数々の暴騰暴落を経験した中年トレーダーが「今後の注目銘柄」や「優良・悪徳 投資顧問会社」などの使える情報を公開していくぞ。デイ・スインガーのフォロー大歓迎!とにかく業界の裏話なども多数入手して記載するので応援宜しく頼むぞ! 管理人プロフィールはコチラ

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