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このページではドローン関連銘柄の本命・出遅れ 一覧についてまとめる。
ドローン関連銘柄とは
ドローンとは遠隔操作もしくは自動制御(オート)で飛行・走行できる無人機の総称だ。一般にドローンというと、4つのプロペラが付いていて飛行するラジコンのようなものを思い浮かべると思うが、中には飛行しない走行型のドローンなどもある。
元々、ドローンとは偵察機として軍事利用されていたものだが近年では災害救助や救援物資の配送だけでなく、空撮や商品の宅配などさまざまなことに利用され始めている。今後もドローンは技術の発達により様々な産業に利用の幅が拡がっていくことが考えられる。
ドローン関連銘柄とは、その名の通りドローンに関連する事業を手掛ける企業・銘柄の総称である。
ドローンの活躍が期待される分野
ドローンの活躍が期待される分野といえば様々だ。もともと軍事利用されていたものだけに救援物資の配送・危険な場所の調査・災害救助などにはもちろん役に立つ。人が立ち入れない危険な場所でもドローンでなら安全に調査することが可能だ。また警備などにも非常に役立つと思う。
一般人がドローンの活躍を実感できる分野としてはやはり「宅配」ではないだろうか。
現に米アマゾンではドローンによる荷物の配送サービスを開始すると発表しており、2016年12月にはテスト配送が成功している。まだドローンによる宅配は雨天や夜間では難しいなど課題はあるが、今後成長していく分野として期待したい。
また米アマゾンは2017年1月には多数のドローンが合体する「メガドローン」という代物が特許を取得したことも発表した。メガドローンとは、多数のドローンが合体することで長時間の飛行と従来では運べなかった重い荷物も運べるというもの。
メガドローンってなんか合体ロボって感じで興奮を禁じえないな!
ドローン関連銘柄 一覧
- 2303 ドーン
- 2667 イメージ ワン
- 7732 トプコン
- 7911 凸版印刷
- 8226 理経
- 3444 菊池製作所
- 3652 ディジタルメディアプロフェッショナル
- 3653 モルフォ
- 3669 モバイルクリエイト
- 3681 ブイキューブ
- 4205 日本ゼオン
- 4316 ビーマップ
- 4667 アイサンテクノロジー
- 5334 日本特殊陶業
- 6301 コマツ
- 6314 石井工作研究所
- 6355 住友精密工業
- 6701 NEC
- 6702 富士通
- 6724 セイコーエプソン
- 6758 ソニー
- 6798 SMK
- 6814 古野電気
- 6871 日本マイクロニクス
- 6957 芝浦電子
- 6981 村田製作所
- 6989 北陸電気工業
- 7013 IHI
- 7272 ヤマハ発動機
- 3156 UKCホールディングス
- 9232 パスコ
- 9735 セコム
- 3853 インフォテリア
- 6770 アルプス電気
- 2331 ALSOK
- 6232 自律制御システム研究所
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ドローン関連銘柄 本命・出遅れ
それではドローン関連銘柄の中でも本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。またドローン関連の出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
ドーン<2303>
ドローン関連の本命銘柄としてまずピックアップしたいのはドーンだろう。ドーンは地理情報システム(GIS)構築ソフト「ジオベース」をリソースとしたソフト受託開発が主力の企業だ。ドーンはこの地理情報システム(GIS)の分野では業界を先駆する企業で、官公庁や自治体などにも実績をもつ。この地理情報システム(GIS)はドローンや自動運転などにも活用される技術であるため、ドローン関連銘柄・自動運転関連銘柄として注目される。
事業が似通っていることから、同じく地図情報関連のアイサンテクノロジーやゼンリンなどとよく比較される銘柄でもある。
ドーンの時価総額は「6,048百万円(2017/02/06時点)」と規模は小さく値動き妙味としても面白い。ドローン関連・自動運転関連と材料豊富な銘柄であるので注目しておくべきだろう。
イメージワン<2667>
イメージ ワンもドローン関連銘柄として注目される銘柄だ。ズバリ、ドローン事業を行っており、マイクロドローンズ社製のUAV(小型無人飛行機)でドローンソリューションを展開していることからドローン関連銘柄として注目される。
イメージ ワンは衛星画像の販売から始まった企業で、自社で開発を手掛ける医療画像システムが現在の柱となっており、このことから遠隔医療関連銘柄・電子カルテ関連銘柄としても注目される。ドローン・遠隔医療・電子カルテ関連とテーマ性はなかなか豊富だ。
イメージ ワンの時価総額は「1,783百万円(2017/02/06)」と規模も小粒なので、人気化すれば値動き妙味も。
デンソー<6902>
デンソーといえばトヨタ向けの自動車部品メーカーだ。自動車部品では国内トップで時価総額もデカイ大企業だが、2016年3月にデンソーはドローン事業に参入すると報じられたことからドローン関連銘柄の一角として注目されるようになった。デンソーがこれまで培ってきた自動車部品の技術力を駆使して、ドローン開発を目指すとのこと。インフラや公共サービスなどの用途を開拓する狙いとのことだ。
デンソーの時価総額は「3,937,787百万円(2017/02/06時点)」と規模は超大きい。値動き妙味としてはあまり面白みは無さそうだが中長期以上のスタンスで保有するならアリだ。
モルフォ<3653>
モルフォは材料豊富で当方が期待視する銘柄の一つである。モルフォはデンソーと資本業務提携している企業で、デンソーがドローン事業に参入すると報じられたことからドローン関連銘柄として注目されている。まぁドローン関連銘柄としては間接的な関わりではあるが、デンソーに比べてかなり時価総額が小さいモルフォの方が面白みはあるかもしれない。
モルフォの時価総額は「32,102百万円(2017/02/06時点)」。規模が小さいというほどでもないが、デンソーとは比較にならないほど小粒だ。もし仮にデンソーがドローン関連で材料を出した場合、デンソーよりもモルフォの方が株価が動く可能性もあり得る。
モルフォの本業は画像処理・画像認識ソフトだ。そして画像認識技術を活用した人工知能(AI)の開発なども手掛けている。
人工知能・画像処理はドローンとの相性は抜群だ。ドローンにカメラは付き物だし、画像認識できるAIを搭載したドローンなども期待できる。将来的にモルフォの画像技術・AIが、デンソーのドローンに搭載される可能性もあるのではないだろうか?
いずれにしてもモルフォは人工知能(AI)関連・ディープラーニング関連、ミラーレス関連などかなりテーマ性・材料性が豊富な銘柄だ。当方は今後の動きにも注目する。
菊池製作所<3444>
菊池製作所といえば「マッスルスーツ」を手掛けるロボット関連銘柄として注目される銘柄だが、ドローン関連銘柄としても注目だ。菊池製作所は国産のドローンメーカー「自律制御システム研究所」と提携しドローンの製造を行っている企業でもある。
国産ドローンの製造に関わるとなれば、ドローン関連の中核を担う銘柄とも言えるかもしれないな。
菊池製作所の時価総額は「11,968百万円(2017/02/06時点)」。値動きも重くない。PERが高いところは気になるが、次世代テクノロジーを先駆する分野の企業は総じてPERが高くなりがちだ。今後、業績が追いついてくることに期待。菊池製作所はドローン関連銘柄・ロボット関連銘柄の両面で注目したい。
【2020年01月29日(水)追記】
〝空の産業革命、ドローン関連で追記の本命銘柄〟
新型コロナウイルスで世間のニュース、そして株式相場も〝一色〟という感じではあるが、今ここで注目するべきテーマ株を持つ期待の銘柄を考えると、インフラ関連、5G関連、災害と3つのテーマに食い込むのは〝ドローン関連銘柄〟に注目しているぞ。
そのドローン関連でチャート位置、そして今後の業績も面白そうな銘柄があったので記載しよう。
ドローン関連銘柄 本命 6232 自律制御システム研究所
時価総額:41,024百万円
PER:(連) 336.07倍
PBR:(連) 8.79倍
≪2020/01/29時点≫
自律制御システム研究所は画像処理技術による屋内自動飛行に注力している商用ドローン専業の企業だ。
ドローンは空撮動画への利用を思い浮かべる人も多いだろうが、物流やインフラ点検、災害対応など幅広い分野での活躍が期待できる事から、政府も〝注力〟している。同社は台風19号での被災時にも孤立した奥多摩町の一部地域いANA、NTTドコモと協力して救援物資を輸送して災害時で実績がある。
そして同社は、2019年10月21日ACSL テクノロジー企業成長率ランキング「2019年 日本テクノロジー Fast50」で50社中9位を受賞しているぞ
◆世界的にも稀有な非GPS自律制御技術、システム開発能力、機体カスタム力等を武器として、PoC(概念検証)からソフトウェア/ハードウェアの設計、開発、製造(ファブレス)、保守・メンテナンスまで、ドローンを用いた業務効率化ソリューションをワンストップで提供
◆点検、物流・郵便、防災・災害支援分野を中心に、現状のオペレーションの維持及び効率化を目的とした業務の効率化・無人化は各産業において喫緊の課題。ACSL は大手企業を中心として、これまで多くの特注ドローンの開発実績があり、既存・新規顧客においてドローンの試用及び実運用への導入が加速が成長率415%を達成した要因と記載しているぞ。
成長率の高さもだが、2020年1月14日に「荷物の配送などで利用の拡大が見込まれている小型無人飛行機『ドローン』について、政府は国内企業がサイバー攻撃に強い機体を開発したり、導入したりすることを後押しする方針を決めた」というニュースやその他にも2019年12月9日に、海上保安庁が2020年より中国製のドローンの活用を見送ったといったニュースもあり日本国内のドローン開発企業は、期待値は高いとみているぞ。
ドローンの活用性は〝様々な問題への解決が期待できる〟水害や震災など大規模な天災が多い日本からするとインフラや隔離された地域への救援物資の支援、そしてドローンは医療分野での活用が期待できる事から、医療メーカーやSONYなども、ドローン開発などに出資している。〝空の産業革命〟自動運転技術の進化を考えれば将来性は十分なテーマを持ち株といえるだろう。
新型コロナウイルスの感染拡大の報道からマザーズ指数が5%もの急落とはなっているが、同銘柄のチャートを見ると「1月14日の政府の後押し」で上昇後も高い位置で株価は推移をしている。貸借倍率は1.68倍と信用買いもそこまで詰まっている感じもないところも好感ポイントと言えるだろう。
2月14日に決算を控えているが、自治体向け防災分野など大型案件なども増加している事を考えれば業績面も期待がもてる可能性は高い。
ドローン関連銘柄 まとめ
ドローン関連銘柄はこれまでにも何度も注目された息の長いテーマ株で、すこし「手垢のついた感」は否めない。だが、米アマゾンなどが宅配分野において、ドローンを活用するテストなどを繰り返していることなら、ドローンは今後の宅配分野に革命を起こす存在となる可能性は否定できない。
またドローンは2017年現在、もっとも注目されているテーマである人工知能(AI)とも相性が良さそうだ。AI搭載ドローンが自動配達とかする時代ももうすぐくるかもしれない。そういった類のニュースが報じられれば、再びドローン関連銘柄が物色される可能性は十分あるだろう。
ドローン関連銘柄は今後も定期的に注目される可能性のある息の長いテーマ株だ。本命銘柄・出遅れ銘柄はしっかり把握しておこう。