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08/03(水)はゴールドウインが大幅に株価を上げたようだ。
今回、ゴールドウインはスパイバー関連の思惑で株価を上げたようだぞ。
どうやら08/04放送予定のテレビ東京の番組「カンブリア宮殿」の放送500回記念スペシャルに、スパイバーの関山和秀代表が出演することが買い材料とされているらしい。
スパイバーのことは一応、昔から記事に書いていたが久しぶりのネタなので、今一度詳しく書いておこう。スパイバー、QMONOSのことをご存知ない方は見ておいて損はない。
スパイバーとは
スパイバーとは山形県鶴岡市にあるバイオベンチャー企業で世界で初めて「クモの糸素材」を人工的に生産することに成功した企業である。2016年8月現在、非上場でありながら世界的に注目度の高い企業だ。
QMONOS(クモノス)とは
スパイバーが人工的に生産したクモ糸素材は「QMONOS(クモノス)」と名付けられている。
「クモの糸のなにがスゴイの?」
こう思う人もいると思うが、クモの糸というのはじつは物凄い素材なのだ。なにせ、クモの糸は世界で最も強靭な繊維と言われている。強度は鉄鋼の4倍で伸縮性はナイロンを上回り、さらに耐熱性は300度を超えるとのこと。
しかもタンパク質でできているので化学繊維のナイロンやポリエステルのように石油を使うことがない。つまり自然にも優しく、なおかつ低エネルギーで生産可能というシロモノだ。
物凄いな!まさに夢の素材である。
以前からクモの糸を人工的に量産することができれば夢のような素材になる!と前から期待されており、世界中の研究者が開発に挑んだもののこれまで実用化には至らなかった。
それを世界で初めて人工的に生産することに成功したのがスパイバーという会社なのだ。
日本の企業が世界で初めて~~ってのは同じ日本人として誇らしい気持ちになるな!
ちなみにスパイバーという会社名はスパイダー(クモ)とファイバー(繊維)を合わせたものらしいぞ。
QMONOS(クモノス)の汎用性
QMONOS(クモノス)は人工的に生産されるクモ糸素材。世界でもっともタフな繊維だ。そのタフさから汎用性は極めて高いと思われる。自動車や航空機、船舶などにも活用することができるだろうし、自然素材であることから医療の現場でも活躍できる可能性が高い。またスポーツウェアの素材にはピッタリだ。
ちなみにスポーツウェアの素材としてはすでに試作品が作られている。
↓こちらはスパイバーとノースフェイスが共同で開発した「ムーン パーカ」だ。QMONOS(クモノス)でできている。
現在使われているナイロンやポリエステルよりも生産コストがかからないのであれば、その多くがQMONOS(クモノス)に置き換わる可能性すらある。極めて汎用性の高い、まさに夢の素材である。
スパイバーはいつ上場するのか?
スパイバーが上場するという噂もある。もちろん、明確な時期などはわからないが当方はスパイバーの上場はあり得ると思っている。クモ糸素材の汎用性の高さは前述の通り。車のボディーや飛行機・船など様々なモノに利用でき、軽量化・強度の向上が可能。そして石油に頼らずに生産することができるのは大きなメリットだ。
現在、上場を期待される企業の有力候補と言えるだろう。スパイバーがいつ上場するか?!という点については、引き続き続報があり次第、お伝えするつもりだ。
スパイバー関連銘柄 QMONOS(クモノス)関連銘柄 一覧
- 8111 ゴールドウイン
- 7707 プレシジョン・システム・サイエンス
スパイバー関連銘柄 QMONOS(クモノス)関連銘柄 本命・出遅れ
それではスパイバー関連銘柄について本命視されそうな銘柄をピックアップしよう。また、出遅れ銘柄などもあれば追記するつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため参考までに願う。
本命 ゴールドウイン
スパイバー関連・QMONOS(クモノス)関連銘柄の本命としてみられているのが、スポーツウェア中堅のゴールドウインだ。ゴールドウインは2015年09月08日(火)にスポーツアパレル分野における独占的使用を含んだ事業提携を結んでいる企業だ。この業務提携は共同でQMONOS(クモノス)を使用した製品の開発を進め、実用化させる目的だ。また、事業提携契約を締結したのと同時にスパイバーに対し30億円の出資をすることも発表した。当時はこの買い材料で株価がギュンっと騰がった。
30億円の出資を行っているゴールドウイン。スパイバーがもし上場するとなれば、なかなか面白いことになりそうだ。現時点ではスパイバー関連銘柄の本命とも言えるのではないだろうか。
思惑 プレシジョン・システム・サイエンス(PSS)
プレシジョン・システム・サイエンス(PSS)はスパイバー関連銘柄の一角と噂されている銘柄だ。PSSはバイオ関連銘柄の一角で独自のDNA抽出技術を核に遺伝子解析・免疫測定装置などのOEMが主体の企業。
同社はスパイバーと「革新的バイオマテリアル実現のための高機能化ゲノムデザイン技術開発」において協力関係にあることから関連銘柄の一角とみられる。
革新的バイオマテリアル実現のための高機能化ゲノムデザイン技術開発の概要について
また、PSSはスパイバーに出資しているのでは?などの思惑もあるようだ。この点については"あくまで思惑"だが、株は思惑でも上がってしまうもの。スパイバー関連のニュースなどで、関連銘柄が物色される際にはPSSにも注目したい。
スパイバー関連銘柄 まとめ
2015年からスパイバーの上場観測もささやかれており、2016年も多くの投資家が「スパイバーはいつ上場するのか?!」と期待している現状だ。
まだまだスパイバー関連銘柄・QMONOS(クモノス)関連銘柄から目を離せないな。引き続き、注目し新たな関連銘柄が台頭してきた場合は速やかに記事にしていくつもりだ。