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【2016年08月04日(木)投稿】
※このページは2019年01月09日(水)に追記・更新しました。
ここ数日、元号関連銘柄がキテるようだな。このページでは元号(年号)関連銘柄についてまとめておく。
元号関連銘柄とは
その名の通り、元号の変更(改元)に関連して特需が生まれたり、恩恵を受ける銘柄の総称だ。
天皇陛下が生前退位のご意向を示しており、そのお気持ちを述べられる姿を録画し08月08日(月)に発表される見通しであることが関係者への取材でわかったとのこと。
これが刺激材料となり、元号変更がいよいよ間近か?!との思惑により、関連銘柄が動意づいている模様だ。
元号関連銘柄の具体例
いざ、元号が変更されるとなれば公的な書類なども全て印刷し直しになる可能性がある。カレンダーなどもそうだし、印刷関連には特需となるだろう。他にも様々なところで恩恵を受ける企業はあると思う。
今のところ株価を上げているのは印刷関連の銘柄が多いようだが、システム関連の企業にも特需あるかもな。変更になるのは、なにも紙の書類だけではない。PCで入力するシステムにも平成○○年って書いてある内容のものは莫大な量のハズだ。それらも全て、変更になるというならシステム関連の会社にも特需があってもおかしくない。
元号変更ってのは数十年に一度のことだ。もしかしたらけっこうデカイ特需になるかもしれないな。
それにしても平成の次の元号はなにになるんだろうな?!平成は平和なイメージで好きだったんだが、次もかっこいい元号にしてもらいたいものだ。
しかし平成生まれはゆとり世代だなんだと揶揄されてたが、もう次の「○○生まれ」ってのが出てくるわけか。
当方は昭和生まれだが、2つ元号をまたぐとおじいちゃんになってしまったような気もしてくる。複雑な気持ちだ。
さて、具体的に元号関連銘柄を見ていこう。
元号(年号)関連銘柄 一覧
- 7946 光陽社 印刷事業
- 7919 野崎印刷紙業 印刷事業
- 7851 カワセコンピュータサプライ 印刷事業・情報処理事業
- 7916 光村印刷 印刷事業
- 7920 三浦印刷 印刷事業
- 6335 東京機械製作所 輪転機メーカー・商業印刷機販売
- 6702 富士通 情報処理事業(思惑)
- 7671 AmidAホールディングス 印鑑・スタンプのネット販売
元号関連銘柄 本命・出遅れ
それでは元号関連銘柄のなかで特に本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。また、出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。
本命 光陽社
まず真っ先に元号関連銘柄で騰がっていたのはボロ株・低位株として定期的に注目される光陽社だ。光陽社は印刷関連の事業を手掛けている銘柄だ。時価総額も「2,839百万円(2017/01/10時点)」と小さく値動きは非常に軽い。ボロ株ゆえ、動意づくとマネーゲーム化する傾向もあるので注意が必要だが、値動きがあるので面白い銘柄。元号関連銘柄でいえば本命視される向きもあるかもしれない。
本命 野崎印刷紙業
野崎印刷紙業も会社名からして印刷関連の銘柄で、ここも元号変更となれば特需となるのではないか?!と期待されている模様。こちらも時価総額が小さく値動きが軽い。光陽社と並んで注目される元号関連銘柄だ。
本命 カワセコンピュータサプライ
カワセコンピュータサプライは商業印刷のほか、請求書等の印字、発送まで手掛ける情報処理事業も行う企業。金融関連の取引に強みのある会社だそうだ。こちらも元号変更にともない恩恵を受ける銘柄とみる向きがあるな。カワセコンピュータサプライの時価総額は「1,914百万円(2017/01/10時点)」でかなり規模が小さい。値動きが軽いゆえ短期資金に狙われる可能性は十分にある。怖くもあるが、面白そうな銘柄だ。
思惑・出遅れ 富士通
富士通は官公庁に強みを持つ会社でシステム系にも強いため、もしかしたら元号変更の恩恵を受ける可能性もあるのでは?と思っている。ただ、やはり東証1部の225銘柄で時価総額は上記の銘柄とは比べるべくもない。面白みにはやや欠けるものの、しばらく値動きに注目したい。
【2016/08/05 追記】
引き続き08/05(金)も元号関連銘柄がキテたな。
上記にあげた光陽社、野崎印刷紙業、カワセコンピュータサプライが大幅に株価をあげていた。富士通は微妙に下げてたけど。
2016/08/05 元号関連銘柄の推移
7946 光陽社 前日比+36.80%
7919 野崎印刷紙業 前日比+10.67%
7851 カワセコンピュータサプライ 前日比+13.14%
けっこう凄い上げ幅だな。早い段階で仕込めた人はナイストレードだ。
天皇陛下が08/08(月)にお気持ちを発表するとの話だが、そこで関連銘柄がどうなるかは見ものだ。材料出尽くしで下がるか、あるいは…。引き続き注目だな。
また、その他の元号関連銘柄も見てみよう。
本命 光村印刷
こちらは中堅の印刷会社だ。08/05(金)は大きく株価を上げたが、これは元号関連銘柄として注目されたほか、前日4日の大引け後に発表した決算が好感されているようだ。17年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。経常利益は1億4500万円(前年同期比2.8倍)となり、上半期計画(1億4000万円)を超過したとのことだ。
また、同時にレリーフ模様の偽造防止用印刷加工技術や、CNT(カーボンナノチューブ)透明導電膜をウェット方式で微細パターン加工する技術といった新規開発案件を発表した件も材料視されている模様。
こちらも引き続き、元号関連銘柄としても注目しても良いかもしれない。
【2016/08/08 追記】
東京機械製作所
08/08(月)は東京機械製作所が急騰。同社は最古の新聞輪転機メーカーだが、なかなか業績は苦戦しているようで低位株となってしまっている。デジタル印刷機など新分野育成による構造転換をしているようだが、ここが元号関連銘柄として注目されているようだ。
低位・ボロ株ゆえ値動きの軽さから短期資金に物色されているかも。急激な反落の注意は必要だが、引き続き注目だ。
【2017年01月10日(火) 追記】
2017年01月10日(火)は元号(年号)関連銘柄が軒並み大急騰を見せているな!
どうやら2016年08月頃に一度話題になった「元号(年号)の変更」が現実のものとなりそうだ。
01/10(火)に、政府は平成31年、つまり2019年1月1日に皇太子様に天皇即位に伴う儀式を行い、同日に新元号とする方向で検討に入ったと伝わった。これは天皇陛下が在位30年を節目に譲位を希望されているとご意向を政府が汲んだ格好だ。
譲位に伴う関連法案は2017年5月上旬にも国会に提出する見通しだそうだ。
元号(年号)が変更されると、様々なところに影響がある。前述の通り、公的な書類などは全て印刷し直しになる可能性があるし、また紙の印刷物以外にも大きな影響を与える可能性も。パソコンのシステム関連でも大きな影響が出る可能性がある。こうした影響を最小限にとどめるためにも新元号への切り替えは「1月1日 元日」にする方針ということだが、それでも影響は少なくないだろう。
01/10(火)、この発表が報じられてから元号(年号)関連銘柄は大幅に株価を上げている。さてもう一つ、元号(年号)関連銘柄の本命銘柄をピックアップしておく。
三浦印刷
三浦印刷は印刷会社の中堅だ。東京都墨田区に本社を置き、商業印刷・事務用印刷が事業の柱ということで、元号(年号)が変更されれば特需になり得る。事業内容的には元号(年号)関連銘柄ドンピシャだな。
さらに東証2部の印刷会社ということで、時価総額「6,314百万円(2017/01/10時点)」と会社規模が小さいことも値動きの妙味の面白さに拍車をかけている。ま、といっても基本的に元号関連の本命銘柄はみな時価総額の規模は小さいのだけれど。いずれにしても短期資金に狙われやすい銘柄ゆえ元号(年号)関連銘柄の本命として注目だ。
【2019年01月09日(水)追記】
本命株・出遅れ株 AmidAホールディングス
時価総額:4,200百万円
PER:(連) 22.83倍
PBR:(連) 3.67倍
≪2018/01/09時点≫
AmidAホールディングスも元号関連銘柄の本命株・出遅れ株として注目しておきたい。AmidAホールディングスは2018年12月20日にマザーズ市場に上場したばかりのIPO銘柄。事業内容としては、印鑑やスタンプをネット通販で販売する「ハンコヤドットコム」を手掛けている。
改元といえば、印刷関連の事業を手掛ける銘柄などに目が行きがちだが、実は改元時には印鑑やスタンプの需要も劇的に増えるらしい。
実際、昭和から平成に改元された時にも印鑑やスタンプの特需が起きた。改元記念で印鑑を新調する個人消費も増えるだろうし、特に特需となったのは「消し棒付きゴム印」というもの。
消し棒付きゴム印 画像↓
公的書類などは元号の記載がされているものが多いが、消し棒付きゴム印でスタンプ一つで元号を変更できるというもの。これはなかなか需要がありそうだ。
ということでハンコヤドットコムを手掛けるAmidAホールディングスも元号関連銘柄の一つとして注目だ。
AmidAホールディングスはまだ上場したばかりのIPO銘柄ということもあり、必然的に元号関連銘柄としては手垢のついていない、いわゆる出遅れ株といえる。加えて、時価総額規模も小粒で値動きも非常に軽い。値動き妙味の観点からも本命視したい元号関連銘柄といえるだろう。