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【2016年09月08日(木)】
※このページは2017/05/25(木)に追記・更新しました。
最近またフィンテック関連銘柄 ブロックチェーン関連銘柄が盛り上がってきているな。
日本は欧米にフィンテック分野で遅れをとっているが、三菱UFJフィナンシャルグループなどのメガバンクがフィンテック分野でITベンチャーとの協業に前向きな動きを示していたり、8月末に日銀が第一回フィンテックフォーラムを主催したりと、またもやフィンテック・ブロックチェーン関連の銘柄を物色する動きが高まってきている。
良い機会なので、今一度フィンテック関連銘柄 ブロックチェーン関連銘柄についてまとめておこう。
フィンテックってなんか難しいんだよなwでも「難しいから手をつけない」なんて言ってる場合じゃない。これかなりデカイテーマだからな。
フィンテックとは
フィンテックとは金融(ファイナンス)とテクノロジーを掛け合わせた造語で、金融・決済・財務サービスなどにITテクノロジーを活用しようってことだ。
フィンテックとひとくちにいってもいろんなものがある。一番わかりやすいのがモバイル決済じゃないだろうか。従来は専用の決済端末にクレジットカードを通して決済していたものが、いまや携帯電話やスマホの電波を利用して決済することができる。これはまさに金融・決済にITテクノロジーを活用しているといえよう。
他にもフィンテックにはビッグデータや人工知能(AI)などを活用して資産運用をするものなどもある。それらを総括してフィンテックという。
そしてフィンテックを説明するうえで欠かせないのがブロックチェーンという技術だ。これがまた説明が難しいんだよなw
ブロックチェーンとは
ブロックチェーンとは「お金の流れを変える」とまで言われている革命的な取引管理の技術だ。
説明が難しいので、例をあげてみよう。
例えば銀行での送金をする場合、これまでは銀行が台帳を一元管理してそのシステムに強固なセキュリティをかけてデータを守っていた。いわば中央集権型のシステムだな。
これに対しブロックチェーンは分散型のコンピュータネットワークで行うわけだ。個人間で送金して台帳は世界中にたくさんあるコンピュータにデータを分散して保存することによって壊れないチェーンのようなネットワークを作るということらしい。
この「みんなで監視しあう分散型のシステム」ってのはセキュリティ的に非常に凄いもので、従来の一極集中型のシステムに比べ圧倒的に強固らしく、ほぼデータの改ざんは不可能って話だ。
ブロックチェーンのメリット
- 従来よりも圧倒的に強固なセキュリティ
- 仲介役を省ける
- 低コスト
- さまざまなことに応用できる
ブロックチェーンは仮想通貨での利用だけでなく、さまざまなことに応用できるというのが面白い。応用すれば、ほぼすべての仲介役を省くこと可能ということだ。
例えば株を買う場合。これまでは証券会社を通して証券取引所で株を買っていたところ、こういう第三者を通す必要がなくなるかもしれない。
不動産や車を買う場合なども、所有権のデータをブロックチェーンで管理することになれば役所などの第三者が必要なくなるかもしれない。
つたない説明だが、ブロックチェーン技術がいかに革命的な技術であるか少しは伝わっただろうか。一部ではブロックチェーンの発明は「インターネットの発明」に匹敵する革命的発明だと言われている。
と、いうわけでちょい説明が長くなったがブロックチェーンはフィンテックの中核をなす技術ということだ。その為か、ブロックチェーンに関連する銘柄がフィンテック関連銘柄の中核をなす存在となっているな。
国内でブロックチェーン技術の代表的企業 テックビューロ
それでは次に国内でブロックチェーン技術を持つ企業「テックビューロ」という会社を覚えておこう。テックビューロは非上場のベンチャー企業だが、国内ではブロックチェーン技術を持つ代表的な会社ということで注目されている。
フィンテック関連・ブロックチェーン関連銘柄といわれる銘柄はテックビューロと業務提携していたり、テックビューロに出資していたりするわけだ。
また、テックビューロ以外にも国内の非上場ベンチャーでOrbやSEKAI INC.などもブロックチェーン関連企業として注目されているようだ。
フィンテック関連銘柄 ブロックチェーン関連銘柄 一覧
- 3778 さくらインターネット
- 3853 インフォテリア
- 3696 セレス
- 6172 メタップス
- 3914 JIG-SAW
- 3917 アイリッジ
- 3691 リアルワールド
- 2497 ユナイテッド
- 2489 アドウェイズ
- 3808 オウケイウェイヴ
- 3031 ラクーン
- 7172 ジャパンインベストメントアドバイザー
- 3807 フィスコ
- 6634 ネクスグループ
- 2315 SJI
- 3688 VOYAGE GROUP
- 3690 ロックオン
- 3753 フライトホールディングス
- 3623 ビリングシステム
- 3808 オウケイウェイヴ
- 3626 TIS
- 3676 ハーツユナイテッドグループ
- 2389 オプトホールディング
- 8704 トレイダーズホールディングス
- 4812 ISID
- 8732 マネーパートナーズグループ
- 3825 リミックスポイント
- 3769 GMOペイメントゲートウェイ
- 4284 ソルクシーズ
フィンテック関連銘柄 ブロックチェーン関連銘柄 本命
さていよいよ本題、フィンテック関連銘柄 ブロックチェーン関連銘柄で本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含むため、参考までに願う。
さくらインターネット
まずはさくらインターネットだ。さくらインターネットはデータセンター運営の大手で、2015年末~2016年アタマにフィンテック・ブロックチェーン関連銘柄で本命視されて一気に株価を上げた銘柄だ。当方の覚えている限り、フィンテック関連で一番先に急騰したのはさくらインターネットだったと思う。
ここは2015年末にテックビューロとブロックチェーンの実証実験環境「mijinクラウドチェーンベータ」を金融機関およびITエンジニア向けなどに無料提供を開始すると発表し、一気にフィンテック関連の象徴株として人気化した。
買いが一巡してからは株価が落ちづいているものの、やはり一度フィンテック・ブロックチェーン関連の象徴株としてぶち上がったことは印象深い。再びフィンテック熱が高まれば、さくらインターネットに買いが集まる可能性はあるかもな。フィンテック・ブロックチェーン関連株の本命として注目しておくべき銘柄だ。
インフォテリア
インフォテリアもさくらインターネット同様にフィンテック・ブロックチェーン関連で本命視される向きのある銘柄だ。インフォテリアはさくらインターネットとテックビューロと共同でブロックチェーンの実証実験環境「mijinクラウドチェーンベータ」を金融機関およびITエンジニア向けなどに無料提供してきた一角。
材料はほぼさくらインターネットとかぶってるな。チャートをみても同じような推移をしている。さくらインターネット同様に注目しておくべきか。
セレス
セレスはスマホ向けのポイントサイトを運営している企業だ。ここはブロックチェーン技術のOrbに出資しているほか、ビットコインウォレットサービス「breadwallet」を提供する米ベンチャーbreadwallet LLCと資本業務提携を行うなど、仮想通貨関連銘柄として注目度が高い銘柄だ。フィンテック関連銘柄が注目されるとセレスも動意づくことが多いので注目だ。
ロックオン
ロックオンはテックビューロと共同でブロックチェーン技術「mijin」を応用したECのゼロダウンタイム受注エンジン開発の実証実験を行っている企業だ。
ECサイトが成長する際に問題となるのが受注の集中による機能停止だったりサイト自体のダウンタイム。テックビューロのブロックチェーン技術「mijin」を応用することで安価なサーバー数台だけで、秒間数百件の受注を処理可能なゼロダウンタイムECシステムの構築が可能とのこと。
フィンテックの最新技術をECサイトに応用することでコストも抑えられるわけだ。
ECサイト構築関連の事業を行っているロックオンにとってはビジネスチャンスの拡大にも繋がる。面白い銘柄だ。
SJI
SJIはフィスコ系のネクスグループ傘下で経営再建中のボロ株だ。
SJIはブロックチェーン関連ではやや出遅れ的な印象があったな。ここもテックビューロと協業している企業の一角でブロックチェーン技術を用いたフィンテックの実証実験及び共同開発、並びにプライベート・ブロックチェーン構築プラットフォーム「mijin」の販売を含む、幅広い分野での業務提携を具現化するための協業を開始したと発表し、一気に株価を上げた。
もともと50円以下で推移していたボロ株だけに、この発表で株価は大きく動いた。金融分野でのシステム開発では実績のある企業のようだし、テックビューロのブロックチェーン技術をうまく応用できれば化ける可能性もあるか?!
JIG-SAW
AIだのIoTだの、次世代テクノロジーに「おれもおれも!」と絡んでいるジグソーはもちろんフィンテックにも絡んでいるぞ。非上場のブロックチェーン関連企業SEKAI INC.へ出資している。SEKAI INC.は台湾最大の投資・金融情報サイト「台湾cnYES(シーエヌイエス)」を運営する鉅亨網(ジーハンワン)と業務提携しており、台湾・香港・シンガポールなどの富裕層を中心に多国間不動産トランザクション事業、多国間不動産ブロックチェーンサービスを展開している。
ちょっとずつ色んな次世代テクノロジー分野に噛んでいるJIG-SAWだが、ここの本業なんだっけ?
メタップス
メタップスは仮想通貨・電子マネー「SPIKEコイン」を手掛けているフィンテック関連銘柄。メタップスの社長は「SPIKEコインで5年以内に数兆円規模の経済圏をつくる」とコメントしている。
【2016年09月09日(金) 追記】
ネクスグループ
フィンテック・ブロックチェーン関連銘柄としてネクスグループにも注目だ。ネクスグループは前述のテックビューロと協業するSJIの親会社にあたる会社だ。SJIがなにかフィンテック・ブロックチェーン関連の材料を出した際にはネクスグループも動意づく可能性が十分ある。
またネクスグループの時価総額は「6,929百万円(2017/01/19時点)」とSJIよりも小さいようだ。もしかするとネクスグループのほうが短期資金が入り易く株価が動きやすいなんてこともあるかもしれない。注目しておくべきフィンテック・ブロックチェーン関連銘柄だ。
フィスコ
フィスコは前述のネクスグループの親会社に当たる会社だ。SJI・ネクスグループ・フィスコはフィンテック・ブロックチェーン関連についてはワンセットと考えても良さそうだ。
フィスコはフィンテック関連銘柄のなかでも、本命視される向きもある銘柄とみている。フィスコは上場企業で初の自社仮想通貨を発行(フィスココイン)を発行しており、また注目のブロックチェーン企業テックビューロと資本業務提携している企業でもある。
フィスコの仮想通貨フィスココイン(FSCC)はテックビューロが運営する仮想通貨取引所「Zaif(ザイフ)」で取引することができる。
フィスコは人工知能(AI)関連銘柄としても注目される銘柄であるし、フィンテック・ブロックチェーン・仮想通貨など旬なテーマ性を複数もつ銘柄。非常に面白い。
またフィスコの時価総額は「11,973百万円(2017/01/19時点)」とさほど規模も大きくなく値動き妙味の面でも面白い。
出遅れ オウケイウェイヴ
オウケイウェイヴもテックビューロと事業提携する会社の一角。テックビューロのブロックチェーン技術「mijin」による知財販売決済やユーザー認証、サポートキューの実証実験と共同開発を実施すると2016年1月に発表している。この発表でドカンと株価があがったが、9月に入ってからはまだ再燃する動きは見えていないようだ。今のところは出遅れとみる見方もあるか?!
【2016年09月12日(月) 追記】
リアルワールド
リアルワールドもフィンテック関連銘柄の一角だ。同社は「Gendama」などのポイントサイトを運営しており、日本最大のビットコイン・ブロックチェーン企業であるbitFlyerと業務提携している企業でもある。リアルワールドの発行するポイントをビットコインに交換可能とするサービスを行うとのことだ。
またリアルワールドは一般社団法人フィンテック協会に加入している企業でもある。フィンテック関連・仮想通貨関連銘柄・ビットコイン関連銘柄として注目だ。
アイリッジ
アイリッジは集客・販促でネット実店舗連携の「OtoO」を支援する企業だ。スマホ位置情報連携サービスなども展開している。
このアイリッジもフィンテック関連銘柄の一角。ブロックチェーン技術のテックビューロと提携する企業の一つだからだ。テックビューロと事業提携し、プライベート・ブロックチェーンをバックエンドに用いた金融系スマホアプリの開発に取り組むとしている。
アイリッジの位置連動型プッシュ通知による「popinfo」とテックビューロの「mijin」を融合させ、高い集客性とアクセスの集中や機材障害によるダウンタイムゼロのバックエンドを兼ね備えたアプリを構築するらしい。
なかなか面白そうな材料。注目のフィンテック・ブロックチェーン関連銘柄と言えるだろう。
【2016年10月12日(水) 追記】
10月12日にはあらためて、フィンテック関連銘柄・ブロックチェーン関連銘柄にとって追い風となるニュースが出たようだ。
どうやら財務省と金融庁がビットコインを始めとする仮想通貨を買う際にかかる「消費税」を17年春をめどになくす調整に入ったと報じられたのだ。日経新聞では1面を飾る大ニュースとして扱われた。
2016年2月24日にも『金融庁はこれまで貴金属などと同じ「モノ」という扱いであるビットコインを「貨幣」として定義づける』という報道があり、フィンテック関連銘柄・ブロックチェーン関連銘柄が大きく株価を伸ばしたのは記憶に新しい。
今回の報道により、仮想通貨は「モノ」ではなく支払いの手段・お金として明確に位置づけられた格好だ。
まぁ日本がフィンテック・ブロックチェーンを含む第四次産業革命にチカラを入れていくのならば、いち早く仮想通貨を正式に「貨幣・支払い手段」として認める必要がある。主要7カ国のなかで、ビットコインに消費税を課しているのは日本だけであったが、来春にはようやく各国に並ぶということだ。
このニュースはフィンテック関連銘柄の追い風になりそうだな。
今回の件で、株価を目立って挙げていたのはロックオンだろうか。
ロックオン
10/12(水)ロックオンは+8%の大きな上昇。とはいえ、ストップ高まで買われることはなかったし、それほど大きな期待感ではなさそうな印象。後場は揉み合っていたしな。ロックオンは9月アタマ頃に底打ったあとは、ジリジリと株価をあげてきている印象。上値抵抗線として意識される13週線は超えたようだが…この先はどうなるか?!
今回のニュース、もちろん仮想通貨関連・フィンテック関連としては追い風のニュースではあるが、その他の銘柄の推移をみる限りはド派手なインパクトがあるわけではなさそうだ。過信せず慎重なトレードを行いたい。
【2016年10月25日(火) 追記】
再び、フィンテック関連銘柄に追い風のニュースだ。
前述の国内でブロックチェーン技術をもつ非上場企業「テックビューロ」が10/21(金)にビットコイン取引所「Zaif(ザイフ)」のスマートフォンアプリをリリースしたと発表した。このアプリはiOS版、Android版ともにリリースされたようだ。
このニュースはフィンテック関連銘柄、ブロックチェーン関連銘柄にとって追い風となるかもな。
特にテックビューロと密接な関係にある銘柄は面白い。
テックビューロと密接な関係にある銘柄
- さくらインターネット
- インフォテリア
- セレス
- ロックオン
- SJI
- オウケイウェイヴ
- アイリッジ
やはりフィンテック関連・ブロックチェーン関連銘柄は今後も注目すべきテーマ株と言えよう。
【2016年11月17日(木) 追記】
出遅れ AMBITION
11/17(木)は新興の不動産関連銘柄であるAMBITIONが大幅に株価を上げたようだ。
買い材料はなかなか面白い。ブロックチェーン関連銘柄の材料である。
AMBITIONは11月16日(水)の大引け後にSJIと共同でブロックチェーンの実証実験を開始すると発表した。これが刺激材料になったようだ。
SJIはネクスグループ・フィスコのグループ会社(子会社)で、ブロックチェーン技術のテックビューロと協業している企業だ。値動きの軽さから、フィンテック・ブロックチェーン関連銘柄で本命視する向きもある。SJIと共同でブロックチェーンの実証実験とはなかなか面白い材料だ。
この実証実験では、不動産賃貸の権利の発行や流通をモデルにブロックチェーンの可用性・安全性などを確認するものだそうだ。AMBITIONが賃貸不動産などのデータを提供するかたちなのか?
いずれにしろ、AMBITIONはフィンテック・ブロックチェーン関連銘柄としては、完全にノーマークだった銘柄のハズ。それがいきなり旬な銘柄の仲間入りを果たしたのだから面白い。フィンテック・ブロックチェーン関連の出遅れ銘柄として今後の値動きにも注目したい。
【2017年01月10日(火) 追記】
リミックスポイント
フィンテック関連・仮想通貨関連・ビットコイン関連銘柄としてリミックスポイントも外せない本命・出遅れ銘柄と言えるかもしれない。
リミックスポイントは元々は業務用アプリケーション・ソフトウェアの開発をしていた会社で、中古車の査定アプリ・システムなどを展開していたが、近年は電力の管理事業に軸足を移していた。そして14年には売電事業に進出。
さらに2016年の3月には仮想通貨取引所・交換所運営を行う子会社「ビットポイント(現在の商号はビットポイントジャパン)」を設立している。これにより、フィンテック・仮想通貨・ビットコイン関連銘柄として注目された銘柄だ。ちょっと軸の事業がふらふらしている感があり、その辺は少し不安だが短期資金が入り易い銘柄ゆえ注目しておくべき。
2017年1月10には、リミックスポイントの子会社ビットポイントジャパンが仮想通貨の大口OTC取引に関するサービスを強化すると発表したことにより、ストップ高まで買われたようだ。
※OTC取引とは Over The Counter(オーバー・ザ・カウンター)取引の略。取引所取引と異なり「売り手」と「買い手」が相対で取り引きすること。
日本においては1000万円を超えるような大口の仮想通貨取引の場合、約定するまでに時間がかかり、約定が完了するまでに価格が変動するリスクがある。また、流動性の問題から分割約定になる可能背もあるという、問題が生じているらしい。
今回のビットポイントジャパンに発表は、こうした問題に対する対応として大口OTC取引専用窓口を設け、需要にこたえるとともに流動性を向上させる狙いということだ。材料としてはなかなか面白いし、フィンテック関連・ビットコイン関連銘柄としての立ち位置も高まった格好だ。
フィンテック関連・仮想通貨関連・ビットコイン関連銘柄は2017年もまだまだ主役級のテーマとなる可能性があるし、リミックスポイントも注目しておくべき銘柄と言えるかもしれない。
ちなみにリミックスポイントの時価総額は「8,849百万円(2017/01/10時点)」と比較的小さく、値動きの妙味的にも面白い部類だ。
【2017年01月19日(木) 追記】
出遅れ テリロジー
テリロジーがフィンテック・ブロックチェーン関連銘柄としても注目されるかもしれない。
テリロジーはもともとサイバーセキュリティ関連銘柄として注目されていた銘柄だ。同社は01/17(火)の大引け後にフィスコグループとセキュリティ商材の共同マーケティングで業務提携すると発表している。
これによりテリロジーのサイバーセキュリティ商材をフィスコIRが法人向けに幅広く提案し、またフィスコ仮想通貨取引所ともセキュリティ分野で協力していくこととなる。さらにテリロジーはフィスコの連結子会社であるネクスグループとも資本業務提携を締結、ネクスグループの子会社SJIとはブロックチェーン技術を応用した商品を共同開発するということだ。
フィスコ・ネクスグループ・SJIの三兄弟銘柄とセキュリティ分野でガッチリ手を組んだというところか。
テリロジーはサイバーセキュリティ関連銘柄として注目されてきた銘柄だが、今後はフィンテック・ブロックチェーン関連銘柄としても注目される可能性がありそうだ?!当方はフィンテック・ブロックチェーン関連の出遅れ銘柄として注目したい。
【2017年05月25日(木) 追記】
本命・出遅れ ソルクシーズ
クラウド関連銘柄・サイバーセキュリティ関連銘柄としても注目されるソルクシーズがフィンテック・ブロックチェーン関連銘柄にも仲間入りしたようだ。
ソルクシーズは2017年05月24日(木)の大引け後にSBIホールディングスとSBIグループが進めるフィンテック分野におけるシステム構築に向けて技術協力することで合意したと発表。
ソルクシーズは金融機関向けのシステムインテグレーター。
※システムインテグレーター 情報システムの企画・設計・開発・構築などを一貫して請け負うサービスを手掛ける企業
SBIグループとの技術協力では、ソルクシーズが金融向けのシステム構築、自社開発によるクラウドサービスの展開で培った技術などを活かし、SBIグループにてブロックチェーン技術の新技術を活用した送金インフラの構築を目指す事業、各種フィンテックサービスの導入支援事業で協力するもののようだ。これによりソルクシーズは企業向けのフィンテックサービスの導入・構築に向けた技術力・ノウハウを強化していくとのこと。
今後、フィンテック技術・ブロックチェーン技術を導入しようとする企業は増える思うが、そうなればソルクシーズにとってはビジネスチャンスだ。
ソルクシーズは時価総額の規模もさほど大きくなく、値動き妙味の観点からみてもなかなか面白い。クラウド関連・サイバーセキュリティ関連というテーマ性ももち、なおかつフィンテック・ブロックチェーン関連としての側面ももつこととなった。フィンテック・ブロックチェーン関連としては出遅れ感もあるし、旬なテーマ性を豊富に持ちあ合わせる銘柄なので今後も注目したい。