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【2016年10月06日(水)】
安部政権は東京オリンピックが開催される2020年に国内総生産(GDP)を現在の500兆円から600兆円に引き上げる目標を掲げている。
その目標を達成するためにさまざまな成長戦略を掲げているがその柱として推進するとしているのが「第四次産業革命」である。
第四次産業革命はもはや国策と言えるものとなったわけだ。第四次産業革命に関連する銘柄はもともと注目度が高かったが、ここにきてさらに存在感を増した格好だ。
というわけで、ここらで「第四次産業革命関連銘柄」をまとめておこう。
まず第四次産業革命とは?というところから説明しよう。
第四次産業革命関連銘柄とは
順を追って説明しよう。まず産業革命とは産業に変革をもたらすことであり、人間の生活を飛躍的に進歩させることである。
まず第一次産業革命は18世紀~19世紀にかけてイギリスで起こった工場の機械化だ。これまで手作業で行っていたことを機械で行い半自動化に成功。また蒸気機関車も発明されるなどして、これらの技術革新が現在の資本主義社会の原型を作ったと言われている。
第二次産業革命は19世紀にアメリカやドイツを中心に起きたもので、動力は蒸気から電力・石油に代わり、自動車などの新技術の開発も大幅に進んだ。
第三次産業革命はごく最近のことだ。1990年台頃から始まったIT革命。インターネットの開発・普及によって、世界中の情報を一般人が低いコストで共有することができた。インターネットの登場により、世の中は大きく変わったよな。
そして、次に期待されているのが第四次産業革命というわけだ。
第四次産業革命の具体的な分野はIoT(モノのインターネット)、人工知能(AI)、自動運転車、フィンテック・ブロックチェーン、ロボット・ドローンなど現在、株式市場を賑わせている次世代テクノロジーである。これらをひっくるめて第四次産業革命関連銘柄と呼ぶ。
現在、日本は第四次産業革命の分野では、米国やドイツなどに比べやや出遅れている状況だが、政府が掲げる成長戦略の目玉として推進することで、この先どうなるかが見もの。安部政権では人工知能(AI)やIoTなど次世代テクノロジーの分野で、大胆な投資を官民連携で進める方策を練るとのことだ。
第四次産業革命関連銘柄 一覧
第四次産業革命関連銘柄の一覧を出してみよう。ひとくちに第四次産業革命関連銘柄といっても、人工知能関連やIOT関連など細かく分野に分かれているので、それぞれのテーマに分けて書いていくことにする。
人工知能(AI)関連銘柄
3905 データセクション
3906 ALBERT
3394 ネットワークバリューコンポネンツ
2158 FRONTEO
4662 フォーカスシステムズ
3666 テクノスジャパン
2349 エヌアイデイ
3744 サイオステクノロジー
3655 ブレインパッド
3680 ホットリンク
6425 ユニバーサルエンターテインメント
4326 インテージホールディングス
9468 カドカワ
7779 CYBERDYNE
9984 ソフトバンクグループ
8725 MS&ADインシュアランスグループホールディングス
4812 ISID
3323 レカム
3807 フィスコ
2315 SJI
6182 ロゼッタ
3653 モルフォ
3914 JIG-SAW
3909 ショーケース・ティービー
6879 イマジカ・ロボット ホールディングス
6879 sMedio
IoT関連銘柄
3858 ユビキタス
4813 ACCESS
9739 NSW
3776 ブロードバンドタワー
3914 JIG-SAW
3913 sMedio
3798 ULSグループ
3857 ラック
3690 ロックオン
3666 テクノスジャパン
3727 アプリックスIPホールディングス
6701 NEC
6502 東芝
3669 モバイルクリエイト
6314 石井工作研究所
1951 協和エクシオ
8462 フューチャーベンチャーキャピタル
3626 TIS
2321 ソフトフロントホールディングス
3622 ネットイヤーグループ
6836 ぷらっとホーム
9417 スマートバリュー
自動運転関連銘柄
4667 アイサンテクノロジー
2432 ディー・エヌ・エー
3663 アートスパークホールディングス
3666 テクノスジャパン
3676 ハーツユナイテッドグループ
6301 コマツ
6632 JVCケンウッド
6634 ネクスグループ
6758 ソニー
3741 セック
9232 パスコ
6796 クラリオン
3724 ベリサーブ
4748 構造計画研究所
8462 フューチャーベンチャーキャピタル
2359 コア
3914 JIG-SAW
2303 ドーン
フィンテック・ブロックチェーン関連銘柄
6172 メタップス
3853 インフォテリア
3696 セレス
3914 JIG-SAW
2497 ユナイテッド
2489 アドウェイズ
3778 さくらインターネット
3917 アイリッジ
3691 リアルワールド
3031 ラクーン
7172 ジャパンインベストメントアドバイザー
3807 フィスコ
6634 ネクスグループ
2315 SJI
3688 VOYAGE GROUP
3690 ロックオン
3753 フライトホールディングス
7172 ジャパンインベストメントアドバイザー
3808 オウケイウェイヴ
3626 TIS
3676 ハーツユナイテッドグループ
3623 ビリングシステム
2389 オプトホールディング
8704 トレイダーズホールディングス
4812 ISID
8732 マネーパートナーズグループ
3825 リミックスポイント
3769 GMOペイメントゲートウェイ
ロボット関連銘柄
7272 ヤマハ発動機
6268 ナブテスコ
6482 ユーシン精機
7227 アスカ
6506 安川電機
6954 ファナック
3741 セック
6405 鈴茂器工
7472 鳥羽洋行
6445 蛇の目ミシン工業
6474 不二越
3443 川田テクノロジーズ
6258 平田機工
7992 セーラー万年筆
6324 ハーモニック・ドライブ・システムズ
7012 川崎重工業
6622 ダイヘン
8137 サンワテクノス
8081 カナデン
8052 椿本興業
6905 コーセル
6594 日本電産
2902 太陽化学
7485 岡谷鋼機
6163 エイチアンドエフ
7435 ナ・デックス
6902 デンソー
7267 ホンダ
6440 JUKI
6471 日本精工
6273 SMC
6507 シンフォニアテクノロジー
6894 パルステック工業
7269 スズキ
8151 東陽テクニカ
6999 KOA
3444 菊池製作所
6433 ヒーハイスト精工
7779 CYBERDYNE
2158 FRONTEO
6977 日本抵抗器製作所
7991 マミヤ・オーピー
6634 ネクスグループ
4813 ACCESS
第四次産業革命関連銘柄 本命
それでは本題、第四次産業革命関連銘柄で本命視されるであろう銘柄をピックアップしていく。当方の主観込みなので、参考までに。
やはり、第四次産業革命の柱は人工知能(AI)とIoT、自動運転ではなかろうか。その辺の中心銘柄を当方は第四次産業革命関連の本命銘柄として注目する。
サイオステクノロジー
人工知能(AI)関連銘柄として目が離せないのがサイオステクノロジーだ。サイオステクノロジーはAI分野の一つである機械学習でIT運用を分析するソフト「SIOS iQ」を手掛けている。
ここは人工知能(AI)を重要な研究テーマとして取り組んでいるだけでなくビッグデータ関連、フィンテック関連と複数の次世代テクノロジーの分野に噛んでいる面白い銘柄だ。事業としては第四次産業革命関連のど真ん中を貫いていると言えよう。東証2部上場銘柄で、時価総額も小さく動意づけば値動きも軽い。面白い銘柄なので注目だ。
sMedio
sMedioも面白い銘柄だ。sMedioはIoTゲートウェイ機器開発に必要なソフトを販売している銘柄で、どちらかというとIoT関連銘柄寄りな印象だが、人工知能(AI)関連としても注目される銘柄だ。2016年6月には人工知能(AI)と顔認識技術の製品化に向けた開発と実証実験を大手ICT企業と開始したと発表している。ロボットやセキュリティ方面への活用を目指しているとのことだ。
こちらも第四次産業革命関連銘柄としては、ドンピシャな事業内容である。sMedioはマザーズ上場銘柄で値動きは軽い。短期スタンスでも面白い銘柄と言える。
テクノスジャパン
テクノスジャパンも第四次産業革命関連の本命銘柄として注目したい。同社は自動運転関連、ZMP関連、フィンテック関連、人工知能(AI)関連と次世代テクノロジー関連テーマにたくさん絡んでいる有望株。
人工知能(AI)の分野では、テクノスジャパンの関連会社「テクノスデータサイエンス・マーケティング」の「scorobo」が有名だ。ビッグデータと人工知能を掛け合わせ、スコアリングをするというシロモノだ。ビジネスシーンで活用できるものであり、収益性もありそうだ。
こちらは東証1部に上場する銘柄だが、さほど値動きも重くない。
アートスパークホールディングス
自動運転関連銘柄、ZMP関連銘柄の筆頭といえばアートスパークHDではないだろうか。アイサンテクノロジーやフューチャーベンチャーキャピタルも面白いが、実際にZMP社の株式を一定数保有していると発表している件はデカイ。
モルフォ
モルフォは人工知能(AI)の要ともいえる分野「ディープラーニング」に絡む銘柄。モルフォはディープラーニングを用いた画像学習システムや画像認識エンジンなどを手掛ける企業だ。人工知能、ディープラーニング以外にも、ここはドローン関連であったりミラーレス車関連銘柄であったり、ここも材料を多く内包している。注目だ。