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【2016年09月08日(金)】
任天堂からビッグサプライズの発表だ!
なんと09/08に行われた米アップルのiPhone7に関するイベントで、任天堂のチーフデザイナーを務め「マリオの父」とも呼ばれる宮本茂氏が登場し、iOS向けに「スーパーマリオラン」という新作アプリを2016年12月にリリース予定だと発表したのだ!
さぁ任天堂祭りの再来か!
さっそく当方はワクワクしているわけだが、これで任天堂の株価はまたもぶっ飛ぶ可能性があるぞ!まずはスーパーマリオランについて説明しよう!
スーパーマリオランとは
スーパーマリオランとは任天堂の顔であるマリオが主役の新作スマホアプリだ。ランとついているし大体予想はつくが、常にマリオがステージを自動的に走るのでタイミングを合わせてジャンプさせたり、方向を変えたりのアクションを行うゲームとなっている。
片手でできるマリオというのが一つのコンセプトらしく、宮本氏は「ハンバーガーやリンゴを食べながらでもプレイできる」と発言したらしい。
確かにスマホアプリは片手でできるというのはけっこうな売りになる。電車の中で吊革を掴みながらでも手軽にプレイできるのは魅力だ。
常に走り続けるマリオを多彩なジャンプで操作してステージ上に散らばったコインを集める。するとそのコインを使用してキノコ王国を発展させていくという、なにやら農園系ゲームの要素も詰まっているそうだ。
さらに、フレンドや他のプレイヤーと対戦・競争をする要素もあるらしい。
もちろんだが、スーパーマリオランは無料配信で無料でもプレイできるがApp内課金はアリだ!農園ゲーム的なシミュレーション要素や、対戦・競争要素は課金に繋がりやすいハズ。これは面白い。
スーパーマリオランは任天堂開発!
しかも今回はナイアンティックは絡んでいない。スーパーマリオランの配信は任天堂。これはデカイぞ。
7月に祭りになったなったポケモンGOは任天堂のコンテンツである「ポケモン」を利用しているものの、配信自体は米ナイアンティックであったため、協力の任天堂の利益は薄いのでは?という話にもなったが、今回のスーパーマリオランは宮本茂氏率いる任天堂チームの開発!
ただローンチについてはDeNAとのパートナーシップ体制で行うということらしい。つまり、DeNAはスーパーマリオラン関連銘柄、任天堂関連銘柄として注目される可能性が高そうだ。
さて、さっそく祭りが始まりそうなので、ここらで任天堂関連銘柄、スーパーマリオラン関連銘柄をまとめておこう!
任天堂関連銘柄 スーパーマリオラン関連銘柄 一覧
7974 任天堂
2432 ディー・エヌ・エー
6177 AppBank
7867 タカラトミー
7552 ハピネット
2702 日本マクドナルドホールディングス
6658 シライ電子工業
6767 ミツミ電機
6879 イマジカ・ロボット ホールディングス
7022 サノヤスホールディングス
2215 第一屋製パン
とりあえず、このあたりは注目だろう。その他にもあれば追記していく。
任天堂関連銘柄 スーパーマリオラン関連銘柄 本命
次はスーパーマリオランのリリースで本命視されるであろう銘柄をピックアップしていこう。
任天堂
もうこれはなにをおいても任天堂がド本命。本命中の本命と言えるな。だって今回はナイアンティックも絡んでいないのだ。スーパーマリオランの開発は「マリオの父」とよばれる宮本氏率いる任天堂のチームだ。これはスーパーマリオランがヒットすれば、収益はドンと任天堂に入るわけだ。
ただしやっぱり任天堂の時価総額が既にかなりデカイので、どこまで株価に影響するのか読みにくい面はある。かなり面白い材料ではあるが、高値掴みはしないように注意しなければ。
ディー・エヌ・エー
もうひとつ、任天堂関連銘柄 スーパーマリオラン関連銘柄で本命視されるのはディー・エヌ・エーだ。任天堂は2015年にゲーム作品5本についてディー・エヌ・エーと協力すると発表しているが、このスーパーマリオランがその一つのようだ。
スーパーマリオランは開発は任天堂だが、リリース・ローンチについてはディー・エヌ・エーとのパートナーシップ体制で実施するとのこと。収益の取り分については現時点ではわからないが、もうひとつの本命銘柄といっていいだろう。
ディー・エヌ・エーも時価総額は小さいわけではないが、任天堂と比べると桁が一つ少ない。値動きもあるだろうし面白い。
AppBank
マックスむらい氏で有名なAppBankも面白そうだ。AppBankはスマホアプリなどの攻略サイトをたくさん運営している会社で、ポケモンGOが配信された7月も大いに盛り上がった銘柄だ。とにかく値動きの軽い新興銘柄だし短期資金がこぞって入りそうだ。
上場直後に横領問題が発覚し、暴力団との関係が疑われ少しダーティーなイメージがついてしまった点は気になるが、その件からけっこう経ってるしアク抜けはしているんじゃないかな。わからんけど。ともかくスマホアプリ関連の材料ならここには注目だ。
【2016年09月09日(金) 追記】
スーパーマリオランで盛り上がった翌日09/09はいったん任天堂は調整か。まぁそこまで大きな下落をしたわけではないので、引き続き注目といったところだろう。
さて、任天堂関連銘柄・スーパーマリオラン関連銘柄を引き続きあげていこう。
京都銀行
京都銀行は7月にポケモンGOが世界中で大ヒットしているというニュースが連日流されたお祭り相場でも株価を上げた一角だ。ここは任天堂の大株主で、任天堂株の4.15%保有している。つまり任天堂の株価が上がれば、京都銀行の含み益も増えるってこと。京都銀行はポケモンGO関連銘柄、スーパーマリオラン関連銘柄というより任天堂そのものに関連している任天堂関連銘柄だ。こちらも値動きはさほど軽くはないが引き続き注目。
タカラトミー
タカラトミーは玩具大手。今回のスーパーマリオランというアプリ自体には関連していないが、マリオのキャラグッズなどを数多く取り扱うという点では注目だ。ポケモンGOが盛り上がった時に、ポケモンに少しでも絡みのある銘柄が軒並み株価を上げたようにスーパーマリオランがヒットコンテンツとなればここも注目される可能性はありえる。
ハピネット
こちらもタカラトミーと同じような立ち位置と考えるとよいかも。ハピネットは玩具卸大手で、タカラトミー同様にマリオなどのキャラグッズ・玩具などを取り扱う。タカラトミーにくらべ時価総額がやや小さいので値動きを求めるのであればコチラも面白いかもしれない。
【2016年09月13日(火) 追記】
スーパーマリオランには課金要素がない?!
スーパーマリオランについての続報について伝えよう。
アメリカのニュースサイトthe Vergeがスーパーマリオランの開発チームの宮本茂氏にインタビューしたそうだ。
宮本氏の受け答えのなかで気になる点があったので、まとめておこう。
宮本氏が「スーパーマリオランは定額サービスでもなく、アプリ内課金も無くした」と発言した件だ。
う~む、これはどういうことだろう。
以前、公式サイトでもスーパーマリオランは「ダウンロード無料・一部プレイ無料」と発表されていたと思うが…。
まぁおそらく、継続的な課金が必要なタイプのアプリではなく、一度スーパーマリオランのフルバージョンを買えば、それ以上課金する必要のないタイプのアプリとしてリリースするという可能性が高まったのではないかと思う。
正直、このアプリ内課金の可能性が薄くなったのは投資家としては悪材料に思える。業績にそれほど大きく寄与しない可能性が高まったからな。13日(火)は任天堂は大きく下落しているが、これが影響している可能性も高い。
しかしながら、当方は任天堂を凄い企業だと思った。
宮本氏いわく、マリオの新作をスマートフォンアプリとしてリリースする理由は、あくまで自分たちのプラットフォームに興味を持ってくれる人口を増やすためだ。と述べているのだ。
当方の世代は子どもが一番初めて、手にするゲーム機といえばファミコンだった。だが時代は変わりつつあり、今や子どもたちが一番初めに手にするゲーム機はスマートフォンであることが多い。
ゆえに任天堂はスマホアプリでマリオの新作をリリースすることに決めたということだ。あくまでも自分たちのプラットフォームに興味を持ってもらうため。だからこそ誰でも手軽に遊びやすいかたちで任天堂の顔であるマリオをカンタン操作で遊べるアプリにしたということだろう。
親が子どもにスーパーマリオランのインストールされたスマホを安心して渡せるようにするために課金要素もなくしたということか。
やっぱりすげえよ。任天堂。
この考え方は利益一辺倒のソシャゲ企業ではできないものだ。
今回、スーパーマリオランの継続課金要素の可能性が低くなった件は短期的にみれば悪材料ではあるが、長期的にみればどう転ぶかわからない。正直、当方は任天堂を見直した。まだリリースまでにどうなるかわからないが、引き続き任天堂をはじめとしたスーパーマリオラン関連銘柄には注目していきたい。