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今、新たなサイバーセキュリティの形に注目が集まりつつあるようだ。
これまでのサイバーセキュリティの概念は、既知のウイルスやマルウェアなどを検知し、駆除することによりサイバー攻撃を防ぐというものだが、今「検知しないサイバーセキュリティ製品」に注目が集まっている。
検知しないサイバーセキュリティ、その名も「アップガード(AppGuard)」だ。
アップガードはもともと米国ブルーリッジワークス社が手掛けていたサイバー攻撃対策技術だが、2017年4月に国内のベンチャー企業「ブルー・プラネット ワークス(非上場)」が、55億円もの莫大な資金調達を行い買収した。
このアップガードというサイバーセキュリティ商品はかなり画期的なものであり、従来のサイバーセキュリティ製品のようにウイルスやマルウェアを検知・駆除することはない。その代わりに、アップガードはシステムの「適正な動作を監視し、適正でない動作は遮断」する。
従来のセキュリティ製品はウイルスを検知・駆除することによりシステムの安全性を保っていたが、この場合、未知のウイルスには対応できない。サイバー攻撃は日進月歩で進化しており、常に未知のウイルスが生み出されているため「100%安全」とは言いきることができないのが、従来セキュリティ製品の弱点だ。
だが、アップガードの場合はシステムの「適正な動作を守る」という技術のため、既知であれ未知であれ「適正でない動作」は遮断されるようになっている。このため、未知のウイルスにも対応することができるのだ。
アップガードのような技術をサイバーセキュリティの業界では「要塞化」と呼ぶようだ。
この要塞化技術は、米国で毎年行われているハッカーが技術を競う大会でも、未だ破られていないという。また、米国陸軍ならびに米国防省の高水準なセキュリティスタンダードを満たしたことを示すCoN認証も取得するなど非常に高い安全性を誇っている。
しかもアップガードの要塞化は「ウイルスを検知しない」ので、日々ソフトを更新する必要もなく容量も非常に軽い。容量が軽いということは電話や自動運転車、家電などのIoT製品など、さまざまな分野への応用が可能だということだ。
うむ。これは確かに凄いな。
今後、IoTやAI、仮想通貨などサイバーセキュリティが必要不可欠と言われる次世代テクノロジーは年々増えていくだろう。サイバーセキュリティの市場規模は今後ますます拡大していくと思う。
サイバーセキュリティのなかでも、特にアップガードには特に注目していきたい。
アップガード(AppGuard)関連銘柄とは
アップガード(AppGuard)関連銘柄とはその名の通り、新概念のサイバーセキュリティ製品アップガード(AppGuard)に関連するサービス・事業を手掛ける銘柄の総称である。なお、アップガードの提供をしている「ブルー・プラネット ワークス(BPw社)」は非上場企業であるため、基本的にはBPw社に出資している企業や、アップガードの販売パートナーとなっている企業がアップガード関連銘柄の中心となりそうだ。
アップガード(AppGuard)はサイバーセキュリティ製品の一種であるため、広義ではサイバーセキュリティ関連銘柄であるが、特に市場の注目度が高いため、別ページにてまとめておく。なお、その他のサイバーセキュリティ関連銘柄については別ページでまとめてあるため、そちらもチェック推奨。
その他 サイバーセキュリティ関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
アップガード(AppGuard)関連銘柄 一覧
- 3918 PCIホールディングス BPw社に出資 アップガード販売パートナー
- 8023 大興電子通信 BPw社に出資 アップガード販売パートナー
- 9202 ANAホールディングス BPw社に出資
- 8750 第一生命ホールディングス グループ企業がBPw社に出資
- 8630 SOMPOホールディングス グループ企業がBPw社に出資
- 4324 電通 BPw社に出資
- 4812 ISID BPw社に出資
- 4295 フェイス BPw社に出資
- 3054 ハイパー アップガード マーケティングと提携しアップガード提供
- 3021 パシフィックネット PCIホールディングスと提携しアップガード提供
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アップガード(AppGuard)関連銘柄 本命株・出遅れ株
それではアップガード(AppGuard)関連銘柄のなかでも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命株 PCIホールディングス
時価総額:13,048百万円
PER:(連) 23.66倍
PBR:(連) 2.68倍
≪2018/02/08時点≫
PCIホールディングスはアップガード関連銘柄の本命銘柄と言えるだろう。PCIホールディングスは傘下にソフト開発会社を擁し、自動車や家電などの組み込みソフトの開発を手掛けている企業だ。
PCIホールディングスは、「ブルー・プラネット ワークス(BPw社)」が米国ブルーリッジワークスからアップガード事業を買収する時の資金調達で出資している会社の一つであり、アップガードの販売パートナーとなっている。まさしくアップガード関連の本命株だ。
PCIホールディングスは時価総額規模も大きくなく、値動きも軽い。値動き妙味の観点からも本命銘柄と言えるだろう。
本命株 大興電子通信
時価総額:14,576百万円
PER:(連) 32.57倍
PBR:(連) 3.46倍
≪2018/02/08時点≫
大興電子通信もアップガード関連銘柄の本命銘柄と言える。大興電子通信は富士通特約店で、通信機器や情報システムを手掛ける。こちらも「ブルー・プラネット ワークス(BPw社)」が米国ブルーリッジワークスからアップガード事業を買収する時の資金調達で出資している会社の一つであり、アップガードの販売パートナー。まさにこちらもアップガード関連の本命株と言える。
大興電子通信も時価総額規模はPCIホールディングスとそう変わらず値動きも軽い。こちらもアップガード関連の本命株として注目したい。
出遅れ株 ハイパー
時価総額:6,337百万円
PER:(連) 32.80倍
PBR:(連) 2.60倍
≪2018/02/08時点≫
法人向けパソコン販売が主力のハイパーもアップガード関連の出遅れ株として注目したい。ハイバーは2018年1月に、アップガードマーケティング社と提携し、アップガードの提供を開始すると発表している銘柄。この材料が出た際には、連日ストップ高となった。アップガード関連の出遅れ株として市場に評価された格好だろう。
ハイパーは時価総額規模も小粒で値動きも軽い銘柄。アップガード関連の本命株・出遅れ株として注目だ。
出遅れ株 パシフィックネット
時価総額:4,031百万円
PER:---倍
PBR:(連) 2.28倍
≪2018/02/08時点≫
中古PC販売を手掛けるパシフィックネットもアップガード関連の出遅れ本命株として注目だ。パシフィックネットは2018年02月06日にPCIホールディングスと提携しアップガードの提供を開始すると発表しており、こちらも発表から連日のストップ高をマーク。
こちらも小粒銘柄で値動きは軽い。アップガード関連の本命株・出遅れ株として注目だ。
アップガード(AppGuard)関連銘柄 まとめ
アップガード(AppGuard)は新概念のサイバーセキュリティ製品で、非常に安全性が高いと急速に注目度が高まっている。今後、IoT製品やAI製品などサイバーセキュリティが必要不可欠な次世代テクノロジー製品が多く出回ってくるだろうし、今後の市場規模拡大にも期待が持てる。テーマ株の一つとして注目しておきたい。
なお、アップガード関連銘柄は広義ではサイバーセキュリティ関連銘柄の一種なので、別ページにまとめているサイバーセキュリティ関連銘柄の本命株・出遅れ株と併せてチェックしておきたい。