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2017年5月~6月にかけて、ビットコインをはじめとする仮想通貨が異常な盛り上がりを見せた。ビットコインを始めとし、リップルやイーサリアム、ネムなど「オルトコイン」と呼ばれる仮想通貨も軒並み凄まじい急騰を見せたことから、世間一般にも一気に「ビットコイン」「仮想通貨」という言葉が浸透したように思う。
ビットコインは2017年5月に「1ビットコイン=30万円超え」の過去最高値をとなったことが話題になった。一部では2017年5月~6月頃の異常な仮想通貨の盛り上がりを「仮想通貨バブル」と呼ばれているようだ。
このビットコイン・仮想通貨の盛り上がりを背景に、株式市場の世界でもビットコイン関連銘柄、仮想通貨関連銘柄に熱い視線が集まっている。まさにビットコイン関連銘柄・仮想通貨関連銘柄は2017年のテーマ株の「顔」と言えるだろう。
これまでにもビットコイン関連銘柄・仮想通貨関連銘柄については記事で何度も触れてきたが、この機会にしっかりとまとめておこうと思う。と、言うことでこのページではビットコイン関連銘柄・仮想通貨関連銘柄について、本命・出遅れ 一覧をわかりやすく詳しくまとめていく。
ビットコイン関連銘柄・仮想通貨関連銘柄とは
ビットコイン関連銘柄・仮想通貨関連銘柄とは、その名の通りビットコインに関連する事業を手掛ける銘柄や、独自の仮想通貨を手掛ける銘柄など、ビットコインや仮想通貨に関連する事業を行う銘柄の総称である。
仮想通貨とはインターネット上でやり取りすることができる通貨のこと。通常の通貨は国家が価値を保証するのに対し、仮想通貨は中央銀行のような公的な発行者・管理者が存在しないケースが多い。仮想通貨が国家などの保証を持たないにも関わらず、価値が維持されているのはブロックチェーン技術などが採用され取引の安全性・偽造防止の仕組みが確保されていることが大きいとみられる。
2016年時点で全世界で600種類以上の仮想通貨が存在し、ビットコインを始めとする多くの仮想通貨は「ブロックチェーン技術」を採用している。ビットコイン関連銘柄の近縁テーマとしてフィンテック・ブロックチェーン関連銘柄もチェックしておくべきと言えるだろう。
フィンテック・ブロックチェーン関連銘柄 本命・出遅れ 一覧はコチラ≫
仮想通貨の種類
仮想通貨はおもに「ビットコイン」と「オルトコイン」の二種類に分類される。
ビットコインとは
言わずと知れたビットコイン。ビットコインは2009年に「中本哲史(ナカモトサトシ)」と名乗る謎の人物の論文を用いて運用が始まった仮想通貨である。この「中本哲史」という人物は日本人のような名前に見えるが、正体は明らかになっておらず実際に日本人なのかすらもわからないようだ。
ビットコインといえば、2014年に世界最大手のビットコイン取引所「マウントゴックス」がビットコイン消失事件を起こし2014年に経営破たんになったことが話題を呼んだ。その当時はビットコインは大きく暴落したものの、2016年以降は大幅な上昇基調となっている。2016年以降は日本でも仮想通貨に関連する法整備も進み、2016年2月に「金融庁は仮想通貨を決済手段に使える貨幣として定義する」と報じられた。そういった経緯もありビットコインは2017年現在では過去最高値を記録している。
ビットコインはまさに現在の仮想通貨の基板を作った最も有名な仮想通貨と言える。
オルトコインとは
オルトコインとは「オルタネイティブコイン(alternative coin)」の略で、直訳すると「本流・主流ではないコイン」という意味になる。つまり「ビットコイン以外の仮想通貨の総称」である。
仮想通貨の市場では業界では現状、ビットコインが市場の8割を独占している状態。つまり現状ではビットコインの独走状態なのだ。残りの市場でさまざまなオルトコインがひしめき合い、勢いを増している。近い将来、ビットコインの牙城を崩すオルトコインが現れるかもしれない。
少し話はズレるが、仮想通貨を株式市場の世界で例えると、ビットコインは東証1部で時価総額の大きな銘柄、オルトコインはジャスダック・マザーズ上場の新興銘柄に例えることができるだろう。仮想通貨投資をする場合を考えると、より未成熟のオルトコインの方が「急騰の夢」はあるのかもしれない。
有名なオルトコイン
【2017年06月26日(月)時点の時価総額順に掲載】
- イーサリアム(Ethereum)
- リップル(Ripple)
- ライトコイン(Litecoin)
- イーサクラシック(Ether Classic)
- ネム(NEM)
- ダッシュ(DASH)
- アイオータ(IOTA)
- ビットシェアーズ(BitShares)
- モネロ(Monero)
- ストラティス(Stratis)
- ジーキャッシュ(Zcash)
- バイトコイン(Bytecoin)
- スチーム(Steem)
- ゴーレム(Golem)
- シアコイン(Siacoin)
- ウェーブス(Waves)
- ビットコネクト(BitConnect)
- イコノミ(Iconomi)
- ドージコイン(Dogecoin)
ビットコイン関連銘柄・仮想通貨関連銘柄 一覧
- 3825 リミックスポイント 子会社にビットポイント(仮想通貨交換所)
- 8473 SBIホールディングス 仮想通貨の交換・取引サービス「SBIバーチャル・カレンシーズ」を設立
- 8704 トレイダーズホールディングス 子会社が仮想通貨取引事業を行う「みんなのビットコイン」を設立
- 3853 インフォテリア 仮想通貨「Zen」
- 6172 メタップス 仮想通貨・電子マネー「SPIKEコイン」
- 3807 フィスコ ビットコイン取引所の運営会社「フィスコ・コイン」
- 6634 ネクスグループ 仮想通貨「ネクスコイン」
- 2315 カイカ(旧SJI) 仮想通貨「CAICAコイン」
- 3691 リアルワールド bitFlyerと業務提携 ビットコインとポイントを交換
- 6180 GMOメディア ポイントタウンのポイントをビットコインに交換
- 3914 JIG-SAW 資本・事業提携先がビットコインを使った不動産販売サービス
- 3690 ロックオン テックビューロと業務提携 EC-CUBEでビットコイン決済
- 3121 マーチャント・バンカーズ 大手ビットコイン取引所運営「BTCボックス」と資本業務提携 香港で仮想通貨取引所を開設するため、現地に準備室を設置
- 3917 アイリッジ 仮想通貨技術で地域振興
- 8306 三菱UFJフィナンシャルG 仮想通貨「MUFGコイン」 「イーサリアム」の技術の幅広い活用を目指す企業連合に傘下
- 8411 みずほフィナンシャルグループ 仮想通貨「みずほマネー」
- 8703 カブドットコム証券 三菱UFJの実験的仮想通貨企業コイン「OOIRI」導入
- 9449 GMOインターネット 子会社が仮想通貨売買サービス「Z.comコイン」
- 6050 イー・ガーディアン ビットコイン口座開設時に本人確認資料の審査を行う「ビットコイン本人認証サービス」
- 3854 アイル ブロックチェーン技術の開発シビラと資本業務提携
- 3696 セレス bitFlyerと業務提携することで合意
- 3688 VOYAGE GROUP FinTech領域の研究開発を行う「FinTech Lab」
- 3769 GMOペイメントゲートウェイ bitFlyerと資本業務提携 ビットコインによる決済サービス
- 8732 マネーパートナーズグループ ビットコイン取引所クラーケンと業務提携を検討
- 3774 インターネットイニシアティブ 仮想通貨流通基盤を開発
- 3808 オウケイウェイヴ テックビューロと業務提携
- 2338 ファステップス 仮想通貨運営所システム構築(子会社が仮想通貨取引所に参入)
- 4304 Eストアー テックビューロのトークン支援サービス「Zaica」対応
- 3938 LINE 仮想通貨・金融事業の新会社「LINE Financial」を設立
- 8698 マネックスグループ マネックス仮想通貨研究所を設立
- 3356 テリロジー カイカと仮想通貨のセキュリティ商品を共同開発
- 6177 AppBank 仮想通貨配布コンテンツプラットフォームを提供
- 3994 マネーフォワード 仮想通貨に関するメディア事業と仮想通貨交換所
- 3845 アイフリークモバイル 仮想通貨交換業と金融商品取引業
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ビットコイン関連銘柄・仮想通貨関連銘柄 本命・出遅れ
それではビットコイン関連銘柄・仮想通貨関連銘柄のなかでも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命 リミックスポイント
時価総額:64,240百万円
PER:(連) 530.56倍
PBR:(連) 41.57倍
≪2017/06/26時点≫
ビットコイン関連銘柄・仮想通貨関連銘柄の本命株といえば真っ先に思い浮かぶのがリミックスポイントではないだろうか。リミックスポイントは中古車査定システムを展開する企業だが、子会社ビットポイントジャパンがビットコインなどの仮想通貨取引所を運営していることからビットコイン関連銘柄・仮想通貨関連銘柄の一角として注目される。
リミックスポイントは2017年5月以降、ビットコインなど仮想通貨の急騰と時期を同じくして株価が急騰、大相場を形成した銘柄である。投機的資金なども多分に入っているのかもしれないが、ビットコイン関連銘柄が注目される大きなきっかけになった銘柄と言える。まさにビットコイン関連の本命銘柄と言える株価推移を遂げた。
リミックスポイントの時価総額はここ最近で爆発的に増え、現在のPERをみると過熱感を感じざるを得ないがこの先の推移はどうなるか!?ビットコイン関連・仮想通貨関連の中核銘柄として注目したい。
本命 フィスコ
時価総額:13,537百万円
PER:(連) 24.55倍
PBR:(連) 6.40倍
≪2017/06/26時点≫
投資関連の情報をインターネットで提供する事業を手掛けるフィスコもビットコイン関連銘柄・仮想通貨関連銘柄の本命株の一つと言えるだろう。
フィスコは2016年3月にビットコインの取引所の運営事業を行う子会社「フィスコ・コイン」を設立している。ただし、このフィスココインという社名は2016年6月に変更されており、現在の商号は「フィスコ仮想通貨取引所」となっている。
この社名変更の理由は、フィスコが「フィスココイン」という独自の仮想通貨を発行するため、会社名と仮想通貨の名称がわかりずらくなってしまうから変更したのだろう。
つまり、フィスコはビットコインなどの仮想通貨取引所「フィスコ仮想通貨取引所」と独自の仮想通貨「フィスココイン」を手掛けているということだ。ビットコイン関連銘柄・仮想通貨関連銘柄のど真ん中の事業展開と言えるだろう。
ただし、「フィスコ仮想通貨取引所」では現状取り扱っている仮想通貨はビットコイン・モナコインだけなのかな?今のところ取り扱っている仮想通貨の種類が少ない点は少し気になるところだ。
ちなみに、フィスコのグループ会社であるネクスグループ、カイカ(旧SJI)にも注目だ。ネクスグループは「ネクスコイン」、カイカは「CAICAコイン」と独自の仮想通貨を手掛けている。ネクスコインもCAICAコインもブロックチェーン技術の「テックビューロ社」の運営する「Zaif」で取り扱いがあるようだ。ちなみにフィスコとカイカはテックビューロと業務提携しているテックビューロ関連銘柄でもある。
フィンテック・ブロックチェーン関連銘柄の記事でも触れたが、フィスコ・ネクスグループ・カイカ(旧SJI)はワンセットで覚えておくのが良いだろう。
フィンテック・ブロックチェーン関連銘柄 本命・出遅れ 一覧はコチラ≫
本命・出遅れ イー・ガーディアン
時価総額:24,313百万円
PER:(連) 51.22倍
PBR:(連) 12.30倍
≪2017/06/26時点≫
イー・ガーディアンもビットコイン関連銘柄・仮想通貨関連銘柄の一角と言えるだろう。イー・ガーディアンはSNS投稿などの監視事業などを手掛ける企業。イー・ガーディアンは2017年1月にビットコイン講座開設時に本人確認資料の審査を行う「ビットコイン本人認証サービス」を提供開始している。
2016年5月の改正資金決済法により、仮想通貨取引所が登録制となり口座の開設時に本人確認が義務付けられた。ビットコイン取引所の運営者は、ユーザーが口座を開設する時には本人確認資料の審査を行うが、この業務を代行するサービスということだろう。
今後、各ビットコイン取引所のシェア合戦が始まるのだろうが、それはイーガーディアンにとってはビジネスチャンスということになる。
イー・ガーディアンの時価総額はさほど大きくなく値動き妙味としても面白そうだ。イー・ガーディアンはビットコイン関連・仮想通貨関連銘柄としてはまだそれほど大きな上昇はしていないように見える。ビットコイン関連の出遅れ株として注目するのもアリか?!
本命 GMOインターネット
時価総額:174,033百万円
PER:(連) 21.75倍
PBR:(連) 4.36倍
≪2017/06/26時点≫
GMOインターネットもビットコイン関連銘柄・仮想通貨関連銘柄として注目したい。GMOインターネットグループの「GMO-Z.comコイン株式会社」が、仮想通貨FXおよび仮想通貨の売買が行えるサービス「Z.comコイン byGMO」を2017年5月24日(水)より提供開始している。つまりGMOインターネットはビットコイン取引所を運営する子会社を擁するということだ。
「Z.comコイン」ではまだビットコインのみの取り扱いのようだが、今後、仮想通貨の種類は拡大していく予定ということ。
また、GMOインターネットに限らずGMOグループはビットコイン・仮想通貨を積極的に取り入れている企業グループと言える。GMOグループのGMOメディアは運営するポイントサイト「ポイントタウン」のポイント交換先として日本で初めてビットコインを導入した企業だし、またGMOペイメントゲートウェイは決済事業者として日本で初めて、ビットコインによる決済サービスを開始した企業だ。
GMOメディア、GMOペイメントゲートウェイもビットコイン関連・仮想通貨関連銘柄として注目するのも面白そうだ。
GMOインターネット、GMOペイメントゲートウェイは時価総額の規模が大きいが、GMOメディアは時価総額の規模がかなり小さく値動き妙味としては面白そう。引き続き注目したいビットコイン関連銘柄だ。
本命・出遅れ マーチャント・バンカーズ
時価総額:11,172百万円
PER:(連) 238.15倍
PBR:(連) 3.56倍
≪2017/06/26時点≫
マーチャント・バンカーズはビットコイン関連・仮想通貨関連銘柄の本命・出遅れ株として注目したい。
マーチャント・バンカーズは2017年2月に大手ビットコイン取引所の運営会社「BTCボックス」と資本業務提携することで基本合意し、仮想通貨事業に取り組むと発表。その後、2017年3月6日には、香港で仮想通貨取引所を開設するため、現地に準備室を設置すると発表している。
この香港の仮想通貨取引所は、BTCボックスが運営しマーチャント・バンカーズは現地の金融機関と連携体制をくみ、仮想通貨による国際間の決済・送金などのサービスを展開する予定とのこと。
マーチャント・バンカーズはホテル・ボウリング場などの運営が事業の柱だった企業で、早い話がボロ株寄りの銘柄だったが、これらの発表により一気にビットコイン関連銘柄・仮想通貨関連銘柄入り。もともと時価総額の規模が小さく値動きの軽い銘柄のため、値動き妙味の観点では本命株とも言えるか?!出遅れ感もあるのでこの先の推移にも注目したい。
本命・出遅れ トレイダーズホールディングス
時価総額:16,147百万円
PER:(連) ---倍
PBR:(連) 5.93倍
≪2017/06/26時点≫
トレイダーズホールディングスもビットコイン関連・仮想通貨関連銘柄の中核銘柄として注目だ。
トレイダーズホールディングスは証券業などを手掛ける企業が傘下に擁する企業だ。2016年12月に、子会社のトレイダーズインベストメントがビットコインなどの仮想通貨取引事業を展開する新会社「みんなのビットコイン」の設立と、コイン(QUOINE)との業務提携を発表している。
※コイン(QUOINE)はアジア最大規模の取引高を誇る仮想通貨取引所「QUOINE EXCHANGE(QUOINEX)」の運営を行う企業。2014年11月にシンガポールで設立され、2016年6月に本社機能を日本に移転された。
トレイダーズホールディングスは、コイン(QUOINE)から仮想通貨取引プラットフォームの提供を受け、仮想通貨取引事業を事業のもう一つの柱に育成していく方針のようだ。
トレイダーズホールディングスも時価総額の規模は小さく、値動きの軽い銘柄と言えるだろう。値動き妙味の観点では本命視される可能性も。また、動意づいた時期もやや出遅れ気味にも思える。この先に注目したいビットコイン関連・仮想通貨関連銘柄だ。
本命 インフォテリア
時価総額:17,852百万円
PER:---倍
PBR:(連) 5.99倍
≪2017/06/26時点≫
インフォテリアはブロックチェーン技術の「テックビューロ」と事業提携するなど関わりが深い企業でフィンテック・ブロックチェーン関連銘柄としても本命株としてピックアップした銘柄だ。
インフォテリアはビットコイン関連・仮想通貨関連銘柄としても本命視したい銘柄と言える。
インフォテリアは「一般社団法人ブロックチェーン推進協会(BCCC)」の会員企業であり、インフォテリアの代表取締役「平野洋一郎」氏はBCCCの代表理事を務めている。
そしてBCCCは仮想通貨「Zen」の社会実験を2017年05月15日から開始するとしている。この仮想通貨「Zen」はインフォテリア、カレンシーポート、テックビューロが運用を担当し、2017年5月15日より100社を超えるBCCC会員企業間で実ビジネスにおける利用・流通を社会実験するとしている。まさに仮想通貨関連銘柄と言えるな。
インフォテリアは時価総額の規模も大きくない。値動き妙味の関連からもビットコイン関連・仮想通貨関連銘柄としても本命視し注目したい。
【2017年06月27日(火)投稿】
出遅れ インターネットイニシアティブ(IIJ)
時価総額:96,698百万円
PER:(連) 23.32倍
PBR:(連) 1.40倍
≪2017/06/27時点≫
インターネットイニシアティブ(IIJ)もビットコイン関連銘柄・仮想通貨関連銘柄の一角として注目したい。インターネットイニシアティブはインターネット接続の草分け的存在で、法人向けのシステム構築やクラウド・セキュリティ関連の事業を手掛けている企業だ。
インターネットイニシアティブは2016年12月、コイン(QUOINE)とキーチェーン(Keychain)の3社で、国内初となる仮想通貨流通プラットフォームの開発で協業し、実証実験を開始したと発表している。
※コイン(QUOINE)はアジア最大規模の仮想通貨取引所の1社。
※キーチェーン(Keychain)はブロックチェーン技術と分散認証技術を持つ企業。
2016年12月以降はジリジリと株価を上げてきているものの地合いによる影響もあるし、仮想通貨関連銘柄としてはやや出遅れ気味な銘柄と言えるのではないだろうか。今後のIRなどが気になる銘柄だ。
出遅れ アイリッジ
時価総額:12,938百万円
PER:(単) 93.33倍
PBR:(単) 12.78倍
≪2017/06/27時点≫
アイリッジも仮想通貨関連銘柄の出遅れ株として注目したい。アイリッジはインターネットと実店舗の連携をする「OtoO」施策支援を手掛ける企業だ。また、ブロックチェーン技術のテックビューロと事業提携しているフィンテック・ブロックチェーン関連銘柄でもある。
そして、アイリッジはブロックチェーン技術を地域振興に活かす取り組みを進めていることから仮想通貨関連銘柄としても注目だ。アイリッジは飛騨信用組合と組んで、スマートフォンで利用する地域通貨の実証試験を2017年5月に開始。この通貨は「さるぼぼ倶楽部コイン(仮称)」というらしい。面白い名前だ。
今後は地域密着型の金融機関として利用者のメリットを確保しながら地域経済活性化を目指すとしている。まだ実証実験の段階であるが、今後結果が出てくれば全国の自治体に向けて地域通貨での地方創生が広まる可能性もあるかもしれない。
兼ねてよりフィンテック・ブロックチェーン関連銘柄としても注目されるアイリッジだが、今後は仮想通貨関連の出遅れ株としても注目すべきか?!
正直、ビットコイン取引所に関わる事業を行う銘柄に比べると、脇役といったところかもしれないが、時価総額の規模からして値動き妙味としては面白みがある。人気化すればの話だが…。
【2017年07月19日(水)追記】
本命・出遅れ ファステップス
時価総額:2,723百万円
PER:(連) 270.14倍
PBR:(連) 4.35倍
≪2017/07/19時点≫
携帯電話ネット技術のシステム構築などを手掛けるファステップスがビットコイン関連銘柄・仮想通貨関連銘柄の仲間入りしたようだ。
ファステップスは2017/07/18に子会社「ジャパンアシュアランス」が仮想通貨取引所の運営事業に参入すると発表した。発表によるとファステップスが仮想通貨取引所のシステム開発を手掛けて、子会社ジャパンアシュアランスがそのシステムを用いて仮想通貨取引所を運営するとのことだ。金融庁への登録申請は2017年10月~12月を予定し、2018年2月にもサービスを開始する計画の模様。
このファステップスの材料はリミックスポイントを彷彿とさせる。リミックスポイントも子会社が仮想通貨取引所を運営することでビットコイン関連とされる銘柄だ。リミックスポイントが2017年上半期で株価を10倍以上に上げたことを考えると、ファステップスも期待してしまう。
ファステップスは時価総額の規模が小さく値動きが軽い。現状PERの過熱感は気になるものの、期待感が先行すればまだ上値を追う可能性もありそうか?!ビットコイン関連・仮想通貨関連銘柄の出遅れ本命銘柄として注目したい。
【2017年12月21日(木)追記】
出遅れ株 ソルクシーズ
時価総額:19,110百万円
PER:(連) 34.57倍
PBR:(連) 3.83倍
≪2017/12/21時点≫
ソルクシーズも仮想通貨関連銘柄・ビットコイン関連銘柄の出遅れ株として注目だ。ソルクシーズはSBI社の持分法適用のSI会社で、金融業界向けのシステム受託開発を手掛ける。仮想通貨取引所のシステム構築も支援している点から仮想通貨関連銘柄として注目。
ソルクシーズは時価総額規模も小さい方で値動き妙味の観点からも面白そうだ仮想通貨関連銘柄としては出遅れ株と言えるので今後も注目。
【2018年01月11日(木)追記】
出遅れ株 Eストアー
時価総額:12,042百万円
PER:(単) 21.96倍
PBR:(単) 4.98倍
≪2018/01/11時点≫
ECサイトの構築や、ネット通販などのeコマース支援事業を手掛けているEストアーも仮想通貨関連銘柄の出遅れ株として注目しておきたい。EストアーはBCCC(ブロックチェーン推進協会)の会員企業であり、ブロックチェーン技術をもつ企業として注目度の高い「テックビューロ」が提供するトークン支援サービス「Zaica」に対応していることから仮想通貨関連銘柄の出遅れ株として注目される。
Eストアーは時価総額規模も大きくなく、値動き妙味の観点からも短期資金の流入に期待できるか!?
【2018年01月31日(水)追記】
出遅れ LINE
時価総額:1,233,029百万円
PER:---倍
PBR:(連) 6.43倍
≪2018/01/31時点≫
無料のメッセンジャーアプリを手掛けるLINEも仮想通貨関連銘柄の出遅れ株として注目しておきたい。LINEは01/31(水)に仮想通貨事業を含む金融サービスの新会社「LINE Financial」の設立を発表した。LINE Financialでは仮想通貨取引所やローン、保険などの金融系サービスをメッセンジャーアプリ「LINE」で提供していくようだ。仮想通貨事業に関しては、すでに金融庁に仮想通貨交換業者登録の申請をしており、現在審査中とのこと。
コインチェックのネム不正流出事件があったばかりということもあり、セキュリティ面は徹底していくとしている。LINEは時価総額規模の大きな銘柄なので、やはり少し値動きは重めだ。一応、仮想通貨関連銘柄の出遅れ株として今後も注目したい。
出遅れ マネックスグループ
時価総額:113,359百万円
PER:---倍
PBR:(連) 1.36倍
≪2018/01/31時点≫
ネット証券大手の一角であるマネックスグループも仮想通貨関連銘柄の出遅れ株として注目だ。マネックスGは01/31(水)に仮想通貨の情報提供を目的とした「マネックス仮想通貨研究所」の創設を発表している。
マネックスグループは時価総額規模はそこそこ大きめ。値動きはさほど軽くはないが、仮想通貨関連銘柄としてはの出遅れ株とと言えると思うので今後の値動きに注目したい。
2018/04/03追記
マネックスグループに仮想通貨銘柄としての新たなニュースだ。2018年04月03日、マネックスグループが仮想通貨取引所のみなし事業者「コインチェック」の買収を検討しているという報道が出た。
まだ、完全に買収することが決まったわけではないだろうが、仮想通貨関連銘柄としての注目度は高まった格好と言える。コインチェックは超巨額の仮想通貨の不正流出や2度に渡る金融庁の「業務改善命令」により信用が大きく低下しているが、460億円もの返還額を被害者に返還したということは、裏返せば「コインチェックは相当儲かっていた」という証明にも思える。
コインチェックは重大な不祥事を起こしたとはいえ、国内では抜群に知名度のある仮想通貨取引所だ。この先、もしマネックスグループがコインチェックを買収し、マネックス主導のもとコインチェックの経営再建を図るとすればマネックスグループは仮想通貨関連銘柄としては非常に面白いのではないだろうか。
マネックスは時価総額規模がそこそこ大きいが、仮想通貨関連の出遅れ株として注目されるとすれば、上値はあるかもしれない。引き続き注目しておきたい。
【2018年02月05日(月)追記】
出遅れ株 テリロジー
時価総額:6,695百万円
PER:(連) 119.27倍
PBR:(連) 11.34倍
≪2018/02/05時点≫
サイバーセキュリティ関連銘柄として知られるテリロジーだが、こちらは仮想通貨関連銘柄としても注目しておきたい。
テリロジーはもともと、仮想通貨関連銘柄の「フィスコ」と「カイカ」と仮想通貨のセキュリティ分野において業務提携をしている銘柄だが、02/02(金)の大引け後にこれらの業務提携契約の一部を見直すことを発表。カイカとは仮想通貨関連のセキュリティ商品の共同開発を行うと発表し、またフィスコとは仮想通貨取引所のセキュリティ水準を最高レベルに引き上げることに合意したと発表。
国内の仮想通貨取引所「コインチェック」が580億円相当のNEM(ネム)を不正に流出した「コインチェックNEM(ネム)不正流出事件」によって仮想通貨分野におけるサイバーセキュリティの必要性がより顕著に示された格好だ。
テリロジーはサイバーセキュリティ関連銘柄というテーマ性だけでなく、仮想通貨関連銘柄としてのテーマ性を有する銘柄となったとも言えるだろう。
テリロジーは時価総額規模も小粒で値動きも軽い。短期スタンスでも妙味のある銘柄なので、今後の値動きに注目したい。
【2018年5月11日(金)追記】
出遅れ株 フォーサイド
時価総額:11,339百万円
PER:(連) 199.46倍
PBR:(連) 6.90倍
≪2018/05/11時点≫
2018年5月11日にカナダの施設で仮想通貨マイニング事業を本格スタートさせたのがフォーサイド。最先端の半導体チップ(マイニングチップ)を搭載した「次世代マイニングボード」の販売と仮想通貨セキュリティの日本独占販売権を獲得するなど、仮想通貨事業には相当力を入れているようだ。
ちなみにフォーサイドがマイニング事業で協業しているDMCの技術顧問は、仮想通貨「ライトコイン」の創始者が担当しているらしい。これだけでもインパクトは相当デカい。
仮想通貨の市場はまだセキュリティに対して脆弱な部分があるのは否めない。フォーサイドが手掛ける「次世代マイニングボード」や「仮想通貨セキュリティ」は仮想通貨市場が今後成長するのに大きな役目を担うかもしれない。
仮想通貨関連銘柄の出遅れ株として、フォーサイドには注目したい。
【2018年5月24日(木)追記】
出遅れ株 AppBank
時価総額:6,207百万円
PER:(連) ?倍
PBR:(連) 11.35倍≪2018/05/24時点≫
スマホ向けアプリなどの紹介記事を掲載するメディア「AppBank.net」を運営するAppBankも仮想通貨関連銘柄へ仲間入りを果たした。2018年6月から仮想通貨配布コンテンツプラットフォーム「@BLAST(アットブラスト)」の提供を開始する。具体的にはAppBankが運営を手掛ける「POKER×POKER」内の賞金配布として仮想通貨を活用するそうだ。今後注目される「ブロックチェーンゲーム」参入への足掛かりとする可能性もあり、仮想通貨関連銘柄の出遅れ株として注目だ。
本命株・出遅れ株 マネーフォワード
時価総額:102,120百万円
PER:(連) ?倍
PBR:(連) 26.29倍
≪2018/05/24時点≫
仮想通貨関連銘柄の本命・出遅れ株として注目はマネーフォワードだ。2018年5月23日に子会社マネーフォワードフィナンシャルを設立を発表、ブロックチェーン・仮想通貨に関するメディア事業と仮想通貨交換所の運営を手掛ける計画だ。特に仮想通貨取引における「確定申告」などは顧客側に負担の大きい分野だけに需要が高まる可能性がある。また2018年内に「仮想通貨交換所開設」を目指すと発表している点も注目だ。
本命株・出遅れ株 アイフリークモバイル
時価総額:5,895百万円
PER:(単) ?倍
PBR:(単) 13.70倍
≪2018/05/24時点≫
仮想通貨関連銘柄 本命株・出遅れ株の中でも台風の目となるかもしれないのが、アイフリークモバイルだ。同社は2018年6月27日開催予定の株主総会で定款の変更を発表、事業目的に「仮想通貨交換業」や「金融商品取引業」などを追加する。仮想通貨事業で大きく業績を伸ばした第二のリミックスポイントとなるか、今後大きな注目を集めそうな銘柄でもある。仮想通貨関連銘柄の本命株・出遅れ株としてアイフリークモバイルには注目したい。
【2021年02月08日(火)追記】
米テスラがビットコインを15億ドル購入で仮想通貨が再び大暴騰!
株高、そして仮想通貨も大幅上昇!まさに金余り相場突入となっている!
昨日の日経平均株価600円を超える上げ幅にも驚いたが、仮想通貨も大変な盛り上がりを見せているな!
イーロンマスク率いる米国Tesla Motorsがビットコインを15億ドル(1580億円)分購入したとの事が発覚してビットコインが大暴騰!この流れで全ての殆どの仮想通貨が暴騰となっている。
今回の急騰の背景は、米国Tesla Motorsが米証券取引委員会(SEC)に提出した年次報告書でビットコインの購入が分かったわけだが、内容は、「現金のリターンをさらに多様化、最大化する方針の一環として、ビットコインに総額15億ドルを投資した。そしてTesla製品の支払い方法にビットコインの受け入れを開始する予定」との発表が急騰引き金となった。
以前もイーロンマスク氏がTwitterのプロフィールに「#bitcoin」と乗せた事で、BITCOINは急騰!(現在は削除済)
憶測が憶測を呼ぶ形となり「数分間で約15%値上がりし、3万8089ドルまで買い進まれる動き」を見せていたが、4500万人ものフォロワーを抱えている事もあるが、トランプ元大統領の次は一番の影響力のあるアカウントはイーロンマスクと「発言への過剰に反応する投資家」が多い事からも非難が相次ぎ、「しばらくツイッターから離れる」とツイートを最後にした。
だが、Twitterを離れた後にもイーロンマスク氏は「8年前にビットコインを買っておくべきだった。現時点でビットコインは良いものだと思うし、僕は支持している」とも述べており、今回の15億ドル分のビットコインの購入は仮想通貨に再び火を付ける形となった。
仮想通貨全体の急騰で、仮想通貨取引所を扱う銘柄も急伸!
暴騰低位株として以前にも記事にした【2315】CAICAが一日で66%の急騰!コインチェックを子会社に持つ【8698】マネックスグループも+10%を超える上昇!
【3825】リミックスポイント、【3807】フィスコなども仮想通貨の上昇に引っ張られる形となっているが、「仮想通貨は米国Tesla Motorsが製品の支払い方法にビットコインの受け入れを開始」という事からも今後導入してくる企業は増える期待は高い。
日本では殆ど使いどころがなかった仮想通貨ではあるが、世界では仮想通貨などの暗号資産での取引は多い事を考えても、仮想通貨関連は「この金余り相場」からも魅力的なテーマの一つと言える。
そこで当方は「仮想通貨関連」の中でも、ここからの伸びしろが高いと言える銘柄があったので記載するぞ!
7177 GMO-FH
時価総額:90,083百万円
PER:(連) ---倍
PBR:(連) 2.40倍
≪2021/02/09時点≫
GMO-FHは東証ジャスダックに上場する、GMOインターネットグループの金融持株会社。FXプライムbyGMOを完全子会社とする株式交換に伴うテクニカル上場で2015年4月にジャスダック上場。
FXプライムは、伊藤忠商事系の外国為替証拠金取引(FX)専業会社として、伊藤忠フューチャーズの同取引事業を03年に継承し設立、12年にGMOクリックの子会社に。傘下にFXプライム、株式取引等を扱うネット証券のGMOクリック証券、暗号資産交換事業のGMOコインなど幅広く金融商品を展開する企業だ。
株高、仮想通貨、FXと金融商品が盛り上がっているが、同社はこの恩恵をしっかり受け直近の決算では、証券・FX事業、暗号資産事業ともに成長した事で増収増益営業収益・営業利益は過去最高を更新。
当社及び当社連結子会社のGMOクリック証券株式会社は、株式会社格付投資情報センター(R&I)より取得している発行体格付も「BBB→BBB+」と格上げとなっている。
チャートを見ると年明けから大きく売られる動きとはなったが2月1日の706円を底値に反発して本日750円も揉み合いから頭一つ抜けた形となっているぞ。
仮想通貨の急騰もだが、金融商品への取引が活発という事を考えても同社が今後業績を大きく伸ばしてくる見込みは十分あると言えるだろう。
ビットコイン関連銘柄・仮想通貨関連銘柄 まとめ
2017年はビットコインを始めとし、リップルやイーサリアム、ネムなどのオルトコインも爆発的に時価総額を上昇させ、さながら「仮想通貨バブル」のような状況となっている。大手銀行なども独自の仮想通貨発行にむけ、ぞくぞくと動き始めている。これまで以上にビットコイン、仮想通貨に注目が集まっている。まさに2017年は「仮想通貨元年」とも言えるかもしれない。
ビットコイン・オルトコインは今後、さらに利用できるシーンが増えていくことだろうし、そうなればビットコイン関連銘柄・仮想通貨関連銘柄はますます注目度が増す可能性がある。今後も息の長いテーマとして株式市場でも盛り上がる可能性は高い。ビットコイン関連銘柄・仮想通貨関連銘柄の本命株・出遅れ株・一覧はしっかりと把握しておくべきだ。
追記:実際に仮想通貨保有してみた
ちなみに当方は現在仮想通貨のイーサリアムとリップル保有中。今後、王道のビットコイン含め、いろいろなオルトコインを狙いたいと考え中だ。仮想通貨は今まさに黎明期。ガンガン仮想通貨の「億り人」が生まれてる。
ビットコインはそろそろ1BTC50万円に届きそうな勢いだ。単純にビットコイン数十円~数百円の時代に10000BTCくらい保有していたと考えると余裕で「億り人」になっているということ。
ハッキリ言って仮想通貨は相当アツい。
最近の仮想通貨のバブルっぷりをみると「乗り遅れた」と思う人もいるかもしれないが、当方はまだまだ仮想通貨は黎明期だと思う。先行者利益はまだまだ狙えると思う。特にビットコインの後を追いそうな仮想通貨を狙うのは面白い。