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ERPという言葉をご存知だろうか?!
あまり聞きなれない言葉かもしれないが、今後はよく耳にするかもしれない。この機会にしっかりと覚えておこう!
ERPとは「エンタープライズ・リソース・プランニング(Enterprise Resources Planning)」の頭文字を略した言葉であり、意味としては企業経営の基本となる「人・モノ・お金・情報」を適切に分配し有効活用する計画・考え方を指す。
企業というものは、一つの事業だけに取り組むばかりではない。だいたいの企業は多角的に複数の事業やプロジェクトに取り組んでいるため、会社のリソースである「人・モノ・お金・情報」をどの事業・プロジェクトにどう分配していくかという問題は非常に重要だ。
リソースの分配次第で会社経営の効率化を目指すこともできるし、また分配の仕方が悪ければ会社経営は一気に窮地に陥るケースもある。
会社経営の重要な舵切りの判断材料になるのが「ERPソフト」や「ERPパッケージ」と呼ばれる業務管理システムなのだ。
大企業ではもちろんERPを導入するケースは多いが、いまでは中小企業やスタートアップ企業などの小さな組織においてもERPの導入の波は進んでいるようだ。
これは会社経営がどんどん多角化していることや、ビッグデータの活用などIT技術が進んでいることが要因の一つと考えられる。事業が多角化していくことで、意思決定機関は各部署に散在するがERPを導入することによって会社業務は一元管理が可能になる。また会社の内部情報をビッグデータとして有効活用する場面においても、ERPによって会社にさまざまな別プロジェクトが一元管理されていればスムーズにデータ分析が可能となる。
今後、ビッグデータの活用場面や企業の事業多角化が進むことでERPの導入はさらに裾野を広げる可能性がありそうだ。
株式市場においてもERP関連銘柄に注目が集まりつつある。このページではERP関連銘柄について本命株・出遅れ株 一覧をわかりやすく詳しくまとめておく。
ERP関連銘柄とは
ERP関連銘柄とは、その名の通りERP(エンタープライズ・リソース・プランニング)に関連する銘柄の総称である。
ERPとは企業経営のリソース(資源)となる「人・モノ・お金・情報」を適切に分配し有効活用する計画や考え方のことを指す。ERPソフトと呼ばれる「企業資源を一元管理する業務管理ソフト」を手掛ける企業などが、おもなERP関連銘柄といえそうだ。
また、企業のリソースを適材適所に分配し経営の効率化を図る「ERP」は、業務の自動化・効率化を図る「RPA」と非常に親和性が高いと言える。当サイトではRPA関連銘柄についても別ページでまとめている。
ERP関連銘柄はRPA関連銘柄と親和性が高いので、RPA関連銘柄についても把握しておくとよいだろう。
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ERP関連銘柄 本命株・出遅れ株
それではERP関連銘柄の中でも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば今後追記するつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
ERP関連銘柄 本命株 オロ
時価総額:34,155百万円
PER:(連) 54.13倍
PBR:(連) 7.11倍
≪2018/07/04時点≫
ERP関連銘柄の本命株としてオロに注目しておきたい。オロは2017年3月に上場した企業で、中堅・中小企業向けのクラウドERPパッケージ「ZAC Enterprise」を手掛けている企業だ。オロの「ZAC Enterprise」は今、受注が高水準で伸びているとのこと。
自社の開発ERPパッケージを手掛けており、またその受注が伸びているという点はERP関連銘柄として非常に面白い。
オロの時価総額規模はそこまで小粒ではないが、値動きが重いという水準でもないだろう。当方はオロをERP関連銘柄の一角として注目するつもりだ。
本命株 ジェクシード
時価総額:2,442百万円
PER:(単) 1,200.00倍
PBR:(単) 5.12倍
≪2018/07/04時点≫
ジェクシードは投資事業を撤退し、現在はERPコンサル企業。ERP関連銘柄としても本命株として注目したい。
ジェクシードはドイツのERP関連企業「SAP」とパートナー関係にある点に注目だ。ERPを語るうえでドイツ「SAP」は欠かせない存在だ。SAPはドイツのヴァルドルフに本社を置くヨーロッパ最大級のソフトウェア会社で、ERPソリューションを手掛ける企業として非常に有名。
日本国内にもSAPとパートナー関係にあり、SAPの導入支援・導入コンサルを手掛けるERP関連銘柄は多数あり、ジェクシードもその一角ということだ。
SAPの導入支援・コンサルを手掛ける銘柄としては、他にもコムチュア・安川情報システム・テクノスジャパンなどがあり、これらもERP関連銘柄として注目だ。
ジェクシードはSAPパートナー企業のなかでも時価総額規模が小粒で値動きも軽い。PERは凄い過熱感のある数字になっている点は気になるが、一応ERP関連銘柄としては注目しておきたい。
本命株 Minoriソリューションズ
時価総額:13,414百万円
PER:(単) 12.77倍
PBR:(単) 1.82倍
≪2018/07/04時点≫
MinoriソリューションズもERP関連銘柄の本命株として注目だ。Minoriソリューションズは独立系のシステム開発会社でERPソリューションも手掛けている。
Minoriソリューションズは純国産ERPソリューション「Biz∫(ビズインテグラル)」を手掛けるほか、SAP販売パートナーとしてSAP Cloud Platform ライセンスの販売なども手掛けている。こちらもERP関連銘柄としてドンピシャな事業内容のため、本命株として注目したい。
加えてMinoriソリューションズは時価総額規模もそこまで大きくなく、PER・PBRをみても現状ではそこまで過熱感はないように思う。引き続きERP関連銘柄として注目しておきたい。
本命株 カーディナル
時価総額:2,049百万円
PER:(単) 25.95倍
PBR:(単) 0.86倍
≪2018/07/04時点≫
RFID関連銘柄・無人レジ関連銘柄など複数のテーマ株として注目されるカーディナルだが、ERP関連銘柄としても注目だ。
カーディナルはERPパッケージ「GRIP」の販売を手掛けている点に注目だ。「GRIP」は経営に必要な情報を指一本で掌握できる未来型の綜合経営支援ERPソフト。「GRIP」の販売元はアルポルト株式会社という非上場企業だ。
なお、カーディナルは時価総額規模も非常に小粒。値動きも軽いので、人気化すれば火柱が立ちやすい銘柄とも言える。値動き妙味の観点からも注目したいERP関連銘柄だ。
本命株 ピー・シー・エー
時価総額:13,421百万円
PER:(連) 20.31倍
PBR:(連) 1.06倍
≪2018/07/04時点≫
公認会計士の有志が設立した独立系ソフトハウスのピー・シー・エーもERP関連銘柄として注目したい。ピー・シー・エーは会計ソフトや販売管理ソフトなど業務用のソフトを手掛けており、ERPパッケージ「つながるERP PCA Dream21」を手掛けている。
自社開発のERPパッケージを手掛けている点は、ERP関連銘柄としては強みと言えるのではないだろうか。またピー・シー・エーは時価総額規模もさほど大きくなく値動きも軽い。こちらも人気化すれば面白い銘柄と言えるかもしれない。
本命株 クレオ
時価総額:7,725百万円
PER:(連) 18.53倍
PBR:(連) 1.40倍
≪2018/07/04時点≫
RPA関連銘柄としても注目されたクレオだが、こちらもERP関連銘柄としても注目だ。クレオはNTTデータ イントラマート社とパートナーとなっており、ERPパッケージ「intra-mart」をユーザーの業務に合わせてカスタマイズするなど、顧客のニーズに合わせた最適なERPソリューションを提供している。
RPAはERPとも親和性が高いし、将来的にはRPAとERPの融合ソリューションなども実現するのではないか?!と個人的には期待している。
クレオは時価総額規模も小さく値動きも軽いので、値動き妙味の観点からも注目である。
本命株 テラスカイ
時価総額:19,662百万円
PER:(連) 234.71倍
PBR:(連) 13.09倍
≪2018/07/04時点≫
テラスカイはクラウドシステムの導入支援・開発事業を展開する企業。こちらもERP関連銘柄として注目だ。
テラスカイはクラウドERPコンシェルジュサービスを手掛けている。こちらも顧客の企業にとって最適なERPソリューションを短期間・低コストで提供するといったサービスだ。テラスカイも時価総額規模はさほど大きくない。値動き妙味の観点からも面白い銘柄と言えるのではないだろうか。
【2018年12月10日(月)追記】
本命株 アイ・ピー・エス
時価総額:2,237百万円
PER:(連) 22.81倍
PBR:(連) 2.73倍
≪2018/12/10時点≫
アイ・ピー・エスもERP関連銘柄の本命株として注目しておきたい。
アイ・ピー・エスは関西を地盤に法人向けに企業情報システム開発を手掛けている銘柄。アイ・ピー・エスもドイツのERP関連企業「SAP」のパートナー企業で、SAPのERPソフトを中心に販売している。こちらもまさにERP関連銘柄といえる。
また、アイピーエスはRPA関連銘柄の「RPAホールディングス」とも絡みのある企業でもある。
アイピーエスは2018年12月10日にRPAホールディングスの子会社RPAテクノロジーズとSAPジャパンと共同で中堅中小企業向けにERPの入力業務を自動化するソリューションの提供を開始したと発表。
このソリューションはSAPジャパンのERPソフトへの入力業務をRPAテクノロジーズのRPAソフト「ビズロボ(BizRobo!)」と連携させ、作業を自動化させるというもののようだ。
アイ・ピー・エスがRPAホールディングス子会社と連携したことから、RPA関連銘柄としても注目されるかもしれないな。もともとRPAとERPは非常に親和性の高い分野のため、どちらにも絡むアイ・ピー・エスは非常に面白い銘柄といえる。
さらに面白い点はアイ・ピー・エスが非常に時価総額規模が小粒な銘柄という点。人気化した際には火柱が立ちやすい銘柄といえるだろう。引き続き注目しておきたいERP関連銘柄だ。
ERP関連銘柄 まとめ
いまや、大企業だけでなく中小企業やベンチャー企業でもERPを導入し、業務を効率化する時代である。現にERPを導入する企業はぞくぞくと増えてきているようだ。またERPは、ビッグデータの活用やRPAの導入とも非常に親和性が高く、今後さらに需要が拡大する可能性もある。
ERP関連銘柄は今後も注目される可能性のあるテーマ株と言えるだろう。ERP関連銘柄の本命株・出遅れ株 一覧はしっかりと把握しておきたい。