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2017年 都議会選は小池氏率いる都民ファーストの会の圧勝!!
2017年07月02日(日)、早くも７月一発目の大イベント「東京都議会議員選挙」が終了したな。
結果は自民党が20議席以上を減らすこととなり歴史的大敗。そして小池都知事の率いる都民ファーストの会が圧勝したようだ！
ふむふむ、自民党は安部首相の森友学園問題や加計学園問題なども信頼感を大きく損なったのかもしれないし、また元自民党の豊田真由子議員の「このハゲーーーー!!!!」発言なども尾を引いていたのかもな。
まぁなんにせよ、東京都議会議員に小池都知事の息のかかった新しい風が入ってきた(小池チルドレンとでも言うべきか？)というのは面白い。今後は「都民ファーストの会」のお手並み拝見といきたいところである。
さて、2017年の都議会選で都民ファーストの会が圧勝となったことで、注目したいのは都民ファーストの会政策関連銘柄である。と、いうことでこのページでは、都民ファーストの会(東京大改革)関連銘柄について本命・出遅れ 一覧をわかりやすく詳しくまとめていく。
都民ファーストの会(東京大改革)関連銘柄とは
まず都民ファーストの会について説明しよう。都民ファーストの会とは小池百合子都知事が創設した地域政党で小池都知事が主宰する政治塾「希望の塾」を母体としている。
都民ファーストの会は小池百合子都知事の創設した政党であることから、小池都知事の進めてきた政策(スローガン？)「東京大改革」の実行を加速化すると宣言している。
「都民ファーストの会関連銘柄」「東京大改革関連銘柄」とは、都民ファーストの会が進める政策「東京大改革」に関連する銘柄の総称である。
2017年7月の都議会選において都民ファーストの会が自民党を下して第一党となったことにより今後、「都民ファーストの会関連銘柄」「東京大改革関連銘柄」が注目される可能性がありそうだ。都民ファーストの会関連銘柄の本命・出遅れ 一覧はしっかり把握しておきたい。
※ちなみに小池百合子都知事は、都議会選が終わった翌日07/03(月)に都民ファーストの会の代表を辞任した模様。なんか選挙期間だけ代表になって「小池百合子」というネームバリューを使わせたような印象がある…。この件については、けっこう賛否両論あるようだが…。まぁ小池都知事の辞任に関してを伝えるのがこのページの目的ではないので割愛する。
都民ファーストの会(東京大改革) 基本政策 一覧
それでは、都民ファーストの会が掲げる政策「東京大改革」の内容についてみていこう。(政策というよりスローガンかな？)
都民ファーストの会 基本政策01 忖度だらけの古い都議会を新しく
この政策は特に今のところ、株式市場への影響は少ないと思う。
都民ファーストの会 基本政策02 のり弁をやめます
この政策も特に今のところ、株式市場への影響は少ないと思う。
都民ファーストの基本政策03 利権を一掃します
この政策も特に今のところ、株式市場への影響は少ないと思う。
都民ファーストの会 基本政策04 待機児童対策を加速します
小池百合子都知事が掲げた政策の一つでも待機児童問題。都民ファーストの会でも待機児童ゼロへ向けて待機児童解消条例を作るとのこと。これにより待機児童関連銘柄が注目される可能性がありそうだ。
都民ファーストの会 基本政策05 教育の機会を増やし質を高めます
学びや作りの推進条例を作るということだが、その他に教育の質を高めるということから個人的には「デジタル教科書関連銘柄」なども注目されるのではないか？とも少し思っているが…。
都民ファーストの会 基本政策06 命を守る頼れる東京
災害に強い東京に鍛えるとのこと。これはインフラ整備などを手掛けるインフラ関連銘柄や、無電柱化(電線地中化)関連銘柄に注目が集まりそうだな。
都民ファーストの会 基本政策07 健康長寿を誇る首都・東京へ
これは介護関連銘柄に注目が集まりそうな政策だ。また、受動喫煙防止条例をつくるとしていることから、「電子たばこ関連銘柄」や「禁煙・分煙関連銘柄」などにも注目が集まる可能性がある。
都民ファーストの会 基本政策08 ライフ・ワーク・バランスの徹底
これはどうだろう。強いて言えば、「働き方改革関連銘柄」が注目されそうな政策に思えるかな。
都民ファーストの会 基本政策09 成長し続ける年・東京へ
人・モノ・金・情報を引きつけ、日本経済を強力にリードするとあるが、ちょっと今のところテーマ株との結びつきは不明。強いてあげるとすれば、省エネ関連銘柄・再生エネルギー関連銘柄などか。
都民ファーストの会 基本政策10 オリンピック・パラリンピックを成功へ導く
この政策ではオリンピック関連銘柄・インフラ関連銘柄が注目されるかな？！
都民ファーストの会 基本政策11 都民ファーストの視点で行政改革を徹底します。
オリンピックや豊洲市場問題の教訓を活かし、誰もが納得できる施設整備を行うとのこと。この政策に関わるテーマは築地・豊洲関連銘柄やインフラ関連銘柄ではないだろうか。
都民ファーストの会 基本政策12 「多摩格差」を解消し、島しょ地域の魅力を世界へ発信します
多摩格差に関してはまだ当サイトでは本命株・出遅れ株などまとめていないが、今後「多摩関連銘柄」なども注目されるだろうか？今後に注目したい。
都民ファーストの会 基本政策13 都民の食の安全と安心を守ります
これは築地市場・豊洲市場問題のことを指しているのは明らかだ。築地・豊洲関連銘柄や、土壌汚染関連銘柄などに注目が集まる可能性があるな。
都民ファーストの会(東京大改革)関連銘柄 一覧
上記の都民ファーストの会が掲げる「東京大改革」の政策に関連するテーマ株をカテゴリごとに一覧にしてみよう。
無電柱化(電線地中化)関連銘柄
- 5815 沖電線
- 5287 イトーヨーギョー
- 5289 ゼニス羽田ホールディングス
- 5807 東京特殊電線
- 5805 昭和電線ホールディングス
- 1721 コムシスホールディングス
- 1942 関電工
- 1944 きんでん
- 1949 住友電設
- 5262 日本ヒューム
- 5268 旭コンクリート工業
- 5269 日本コンクリート工業
- 5285 ヤマックス
- 5922 那須電機鉄工
- 9624 長大
- 3528 プロスペクト
- 1951 協和エクシオ
- 5603 虹技
無電柱化(電線地中化)関連銘柄 本命・出遅れ 一覧はコチラ≫
待機児童関連銘柄
- 2152 幼児活動研究会
- 2168 パソナグループ
- 2362 夢真ホールディングス
- 2462 ジェイコムホールディングス
- 2749 ＪＰホールディングス
- 3577 東海染工
- 6065 サクセスホールディングス
- 6189 グローバルグループ
- 7956 ピジョン
- 9783 ベネッセホールディングス
介護関連銘柄
- 2425 ケアサービス
- 4355 ロングライフホールディング
- 2374 セントケア・ホールディング
- 3794 エヌ・デーソフトウェア
- 2393 日本ケアサプライ
- 2435 シダー
- 3201 ニッケ
- 4664 ＲＳＣ
- 2144 やまねメディカル
- 9046 神戸電鉄
- 2168 パソナグループ
- 2673 夢みつけ隊
- 9707 ユニマット リタイアメント・コミュニティ
- 6059 ウチヤマホールディングス
- 2398 ツクイ
- 6062 チャーム・ケア・コーポレーション
- 2373 ケア２１
- 2137 光ハイツ・ヴェラス
- 4656 サン・ライフ
- 7649 スギホールディングス
- 7817 パラマウントベッドホールディングス
- 9729 トーカイ
- 7476 アズワン
- 6077 Ｎ・フィールド
- 7779 ＣＹＢＥＲＤＹＮＥ
デジタル教科書関連銘柄
- 3933 チエル
- 3393 スターティア
- 9419 ワイヤレスゲート
- 3658 イーブックイニシアティブジャパン
- 3641 パピレス
- 2326 デジタルアーツ
- 3681 ブイキューブ
- 2345 アイスタディ(旧システム・テクノロジー・アイ)
- 6629 テクノホライゾン・ホールディングス
- 2468 フュートレック
電子たばこ関連銘柄(受動喫煙防止関連銘柄)
- トランザクション
- 日本たばこ産業(ＪＴ)
禁煙・分煙関連銘柄(受動喫煙防止関連銘柄)
- 7834 マルマン
- 7818 トランザクション
- 4502 武田薬品工業
- 4581 大正製薬ＨＤ
- 1515 日鉄鉱業
- 6503 三菱電機
- 4665 ダスキン
- 7972 イトーキ
- 9707 ユニマット ＲＣ
- 9735 セコム
インフラ関連銘柄
- 6171 土木管理総合試験所
- 5233 太平洋セメント
- 5232 住友大阪セメント
- 5411 ジェイ エフ イー ホールディングス
- 1881 ＮＩＰＰＯ
- 1883 前田道路
- 1896 大林道路
- 1815 鉄建建設
- 1835 東鉄工業
- 1950 日本電設工業
- 1871 ピーエス三菱
- 5911 横河ブリッジホールディングス
- 5912 ＯＳＪＢホールディングス
- 6301 コマツ
- 4063 信越化学工業
- 1414 ショーボンドホールディングス
- 1719 安藤ハザマ
- 1726 ビーアールホールディングス
- 1743 コーアツ工業
- 1776 三井住建道路
- 1813 不動テトラ
- 1821 三井住友建設
- 1848 富士ピー・エス
- 1884 日本道路
- 1896 大林道路
- 2325 ＮＪＳ
- 3431 宮地エンジニアリンググループ
- 3751 日本アジアグループ
- 6345 アイチコーポレーション
土壌汚染関連銘柄
- 4657 環境管理センター
- 6092 エンバイオ・ホールディングス
- 1712 ダイセキ環境ソリューション
- 1813 不動テトラ
- 1719 安藤ハザマ
- 5714 ＤＯＷＡホールディングス
- 6297 鉱研工業
- 9755 応用地質
- 3537 昭栄薬品
- 3751 日本アジアグループ
- 6171 土木管理総合試験所
- 9768 いであ
- 1926 ライト工業
- 4208 宇部興産
- 4673 川崎地質
- 6489 前沢工業
- 1905 テノックス
- 6072 地盤ネットホールディングス
築地・豊洲関連銘柄
- 8039 築地魚市場
- 8038 東都水産
- 8030 中央魚類
- 1352 ホウスイ
- 5268 旭コンクリート工業
- 7003 三井造船
- 7505 扶桑電通
- 1333 マルハニチロ
- 8044 大都魚類
- 1332 日本水産
- 7538 大水
- 1921 巴コーポレーション
- 9351 東洋埠頭
こうしてみると都民ファースト(東京大改革)関連銘柄はたくさんのテーマ株が関連していることがわかる。各テーマ株についてはそれぞれのまとめページで詳しく説明しているので、そちらも是非チェックしてほしい。
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都民ファーストの会(東京大改革)関連銘柄 本命・出遅れ
都民ファーストの会(東京大改革)関連銘柄はこれまでに注目されたテーマ株がいくつも関連しているが、その中でも特に注目されそうな本命銘柄を当方なりにピックアップしてみたい。なお、出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命 沖電線
時価総額：10,839百万円
PER：(連) 23.90倍
PBR：(連) 1.02倍
≪2017/07/03時点≫
小池百合子都知事、および都民ファーストの会が掲げる政策「東京大改革」の中で、株式市場に大きく影響のあるカテゴリといえば、やはり無電柱化(電線地中化)関連銘柄ではないだろうか。無電柱化(電線地中化)は小池都知事が都知事選での公約にも含まれていたし、まさに肝入りの政策に思える。そして、東京都が率先して無電柱化(電線地中化)を進めていけば、全国にその動きが伝わっていく可能性もあり、莫大な額面が投入される可能性がある。やはり無電柱化(電線地中化)関連銘柄は注目したいテーマ株の一つだ。
無電柱化(電線地中化)関連銘柄の本命株の一つといえば、沖電線だろう。沖電線は電線・ケーブルと放電加工機用電極線が２本柱の企業。無電柱化が進められれば、沖電線にとっては大きなビジネスチャンスとなる。また沖電線は時価総額の規模も軽く、値動き妙味が高いのもポイントだ。都民ファースト(東京大改革)関連銘柄としても注目したい銘柄である。
本命 イトーヨーギョー
時価総額：4,100百万円
PER：(単) 32.07倍
PBR：(単) 1.16倍
≪2017/07/03時点≫
イトーヨーギョーも無電柱化(電線地中化)関連銘柄の本命株の一角とされる銘柄だ。イトーヨーギョーはコンクリート2次製品を手掛ける企業で、無電柱化製品を育成している、まさに無電柱化ドンピシャの事業内容。イトーヨーギョーも時価総額の規模小さめ。値動きが軽いため、短期スタンスで狙うのも面白みがある銘柄と言える。
本命 ゼニス羽田ホールディングス
時価総額：15,287百万円
PER：(連) 9.59倍
PBR：(連) 1.01倍
≪2017/07/03時点≫
ゼニス羽田も無電柱化(電線地中化)関連銘柄の本命株の一つとされる銘柄。ゼニス羽田はマンホール・カルバートなどを無電柱化(電線地中化)に関連したコンクリ2次製品を手掛ける企業。こちらも都民ファースト(東京大改革)関連銘柄として注目。
本命 幼児活動研究会
時価総額：7,194百万円
PER：(単) 11.07倍
PBR：(単) 1.26倍
≪2017/07/03時点≫
東京大改革では「待機児童ゼロ」を目指すのも目玉政策の一つと言えるだろう。ならば待機児童関連銘柄の本命候補 幼児活動研究会にも注目だ。幼児活動研究会は、全国の幼稚園・保育園に体育教師を派遣する企業。保育園の経営コンサルなども手掛ける。東京都をあげて待機児童ゼロを目指す流れは同社にとって追い風となりそうだ。
幼児活動研究会も、時価総額の規模は小さく値動きは重くない。人気化すれば面白いかもしれない。幼児活動研究会も東京大改革(都民ファースト)関連銘柄として注目する。
出遅れ トランザクション
時価総額：38,811百万円
PER：(連) 46.62倍
PBR：(連) 6.11倍
≪2017/07/03時点≫
小池都政＆都民ファーストの会では「受動喫煙対策」に注力するとしている。都民ファーストの会では「罰則付きの喫煙防止条例」を作るとまで言っているようだ。かなり喫煙に対しては厳しい姿勢をとるものとみられる。
受動喫煙防止関連銘柄の一角として、電子たばこ関連の大本命「トランザクション」をピックアップしたい。トランザクションは電子たばこの専門店「ベイプスタジオ(vape studio)」を展開する企業。電子たばこ関連銘柄のなかでは中核的存在と言える。
アイコスやプルームテックなどの加熱式たばことは異なり、電子たばこと呼ばれるものはタール・ニコチンを含まないものが多く当面は規制されていない。なので、東京都がガンガンに喫煙防止を絞り上げていけば電子たばこへと移行する喫煙者も増えるとみられる。
そうなればトランザクションにとっては大きなビジネスチャンスとなる。トランザクションも都民ファースト関連銘柄として注目だ。
出遅れ 日鉄鉱業
時価総額：50,949百万円
PER：(連) 10.15倍
PBR：(連) 0.52倍
≪2017/07/03時点≫
前述の通り、小池都政＆都民ファーストの会は「受動喫煙防止対策」に注力するとしている。そうなると、禁煙する人が増えるのはもちろん「より厳しい分煙」を求められることにもなりそうだ。そこで禁煙・分煙関連銘柄にも注目したい。
日鉄鉱業は喫煙室用のプラズマ脱臭機「プラズマダッシュ」を手掛ける分煙関連銘柄。禁煙・分煙関連銘柄は都民ファースト(東京大改革)関連銘柄のなかでも出遅れている感があるので、注目したい。
本命 エンバイオ・ホールディングス
時価総額：6,379百万円
PER：(連) 16.83倍
PBR：(連) 2.60倍
≪2017/07/03時点≫
また小池都知事＆都民ファーストの会が目下、全力をあげて取り組むとしているのが築地・豊洲問題である。すでに築地・豊洲の今後の展望は発表しているが、急務となるのは豊洲の土壌汚染対策であろう。つまり、土壌汚染関連銘柄も東京大改革関連銘柄の本命として注目だ。当方は、土壌汚染対策関連銘柄のなかからは、エンバイオ・ホールディングスを本命視したい。
エンバイオホールディングスは汚染された土壌を掘削せずに、地中の汚染物質を分解する「原位置浄化工法」、汚染土壌を掘削して汚染物質を分解した後に埋め戻す「オンサイト浄化工法」などの技術をもつ土壌汚染対策関連銘柄。時価総額の規模も小さく値動きが軽い点も面白い。
本命 土木管理総合試験所
時価総額：11,080百万円
PER：(連) 32.61倍
PBR：(連) 4.29倍
≪2017/07/03時点≫
土木管理総合試験所はインフラ関連の一角として注目したい。土木管理総合試験所は06/22(木)に「ROAD-S(ロードス)」というビッグデータ・ＡＩを活用するシステムを開発したと発表し大きく株価を上げた銘柄。
「ROAD-S(ロードス)」はビッグデータとＡＩを活用し地中情報の超高速診断を地図データと同期させて保存・共有するシステムとのこと。インフラ整備に非常に役立ちそうなシロモノだな。
豊洲・築地の再開発にしろ、無電柱化(電線地中化)にしろ、大きな意味ではインフラ整備とも言える。インフラ関連も東京大改革(都民ファースト)関連銘柄として注目だ。
都民ファーストの会(東京大改革)関連銘柄 まとめ
2017年の都議会議員選挙において圧勝を果たした「都民ファーストの会」は今後、ますますと一政党として力をつけていくかもしれない。小池百合子都知事も同様だ。そんな小池都知事と都民ファーストの会が推進するのが「東京大改革」、関連する銘柄も大きな恩恵があってもおかしくはない。今後、ますます注目を浴びるテーマ株となる可能性があるので本命・出遅れ 一覧はしっかりと把握しておきたい。
