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【2017年06月29日(木)投稿】
インフラ関連銘柄 人工知能(AI)関連銘柄 ビッグデータ関連銘柄 土木管理総合試験所
時価総額:7,244百万円
PER:(連) 21.32倍
PBR:(連) 2.81倍
≪2017/06/29時点≫
土木管理総合試験所が連日、すごい勢いで株価をあげているな。06/29(木)も後場でストップ高張り付きだ。
これは06/22(木)に土木管理総合試験所が「ROAD-S(ロードス)」というシステムを開発したと発表した件がデカイ買い材料になった格好だ。
この「ROAD-S(ロードス)」とは、なかなかに凄いシロモノのようだぞ。説明すると「ROAD-S(ロードス)」は道路・軌道の路面下ビッグデータ共有システムのことで、AIを活用した地中情報の超高速診断を地図データと同期させて保存・共有するシステムのようだ。
地中レーダー探査で得られた3次元の橋梁・舗装体の劣化診断・路面下の空洞診断・埋没物の敷設状況などのデータを大型データセンターに蓄積し経年変化を把握することができるとのこと。
戦前に構築されたインフラが老朽化している問題が叫ばれる中、この土木管理総合試験所がインフラ管理の費用削減につながるシステムを開発したことが大きな買い材料として市場に注目された格好だ。
この買い材料の中に「ビッグデータ共有システム」という言葉や「AI活用」という言葉が出てきているのが、なかなか刺激的だな。ビッグデータ・AIを活用してインフラ老朽化問題を解決するという企業姿勢はなかなか強いテーマ性と言える。
もとよりインフラ関連銘柄の一角として注目されていた土木管理総合試験所だが、新たにビッグデータ関連銘柄・人工知能(AI)関連銘柄としての側面も注目されだしている、とも言えるかもしれない。既に大幅に株価を上げてしまっているので、これからのINはちょっと怖い気もするが、土木管理総合試験所は時価総額の規模も小さいし値動きも軽い。加えて、ビッグデータ関連・AI関連とこれまでにないテーマ性で注目されているとすれば、まだ伸びるポテンシャルはあるかもしれない。今後の株価推移も気になる銘柄だ。