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このページでは禁煙・分煙関連銘柄の本命・出遅れ 一覧をまとめておく。
禁煙・分煙関連銘柄とは
禁煙・分煙関連銘柄とはその名の通り「禁煙」や「分煙」に関連する銘柄の総称である。
近年、「嫌煙」の波が押し寄せており喫煙者の肩身はドンドンと狭くなっていっている。今や「禁煙・分煙」は世界的であり、海外のたばこのパッケージにはかなりインパクトの強い「健康を害す可能性がある旨の警告メッセージ」が義務付けられてところもあるよな。
日本においても2020年に開催予定となっている東京オリンピックを「たばこのないオリンピック」にしようという動きがある。
ここ数十年、たばこは複数回の増税により大幅に価格が上がったがオリンピック開催に先駆け、さらに「たばこ1箱1000円以上」にまで増税しようという動きもあるほどだ。政府の「受動喫煙防止」に対する本気さが伺えるな。
さすがにたばこ1箱1000円ともなれば禁煙する人、爆発的に増えそうだな。さらに禁煙化の波は進みそうだ。
そして、2017年01月16日には、非喫煙者がたばこの煙を吸いこんでしまう「受動喫煙」への対策を盛り込んだ健康増進法改正案の概要が明らかになった。
飲食店内は原則禁煙として、喫煙室などの設置は認める。そして悪質な違反者には過料を科すことなどが柱になった改正案である。
一応、現状でも健康増進法には「多くの人が集まる公共の場では受動喫煙防止に努めなければならない旨」が明言されているが、あくまで努力義務にとどまっており罰則はないそうだ。
しかし、今回の法改正案により、罰則を含めた「屋内全面禁煙」が法律で定められる可能性がある。
愛煙家にとってはドンドン肩身の狭くなる世の中になってきているが、まぁたばこは「百害あって一理なし」とも言うし、諸外国にならってスモークフリー社会を目指すのも仕方のない流れなのかもしれない。
ということで日本が屋内全面禁煙となる可能性も踏まえ、禁煙・分煙に関連する銘柄をしっかり把握しておこう。
禁煙・分煙関連銘柄 一覧
- 7834 マルマン 禁煙パイポ
- 7818 トランザクション 電子たばこ
- 4502 武田薬品工業 禁煙補助剤 ニコレット
- 4581 大正製薬HD 禁煙補助剤 シガノン
- 1515 日鉄鉱業 喫煙室用脱臭機プラズマダッシュ
- 6503 三菱電機 喫煙用集塵・脱臭機 スモークダッシュ
- 4665 ダスキン 分煙機のレンタル・販売
- 7972 イトーキ 分煙機のレンタル・販売
- 9707 ユニマット RC 分煙機のレンタル・販売
- 9735 セコム 禁煙支援サービス
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禁煙・分煙関連銘柄 本命・出遅れ
それでは禁煙・分煙関連銘柄のなかで本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。禁煙・分煙関連の出遅れ銘柄などもあれば、随時追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため参考までに願う。
本命 マルマン
まず禁煙関連銘柄で本命視したいのはマルマンだ。マルマンはゴルフクラブが主力の企業だが、サプリメントなどの健康食品も手掛けている。
マルマンのヒット商品で有名なのは禁煙パイポだ。ロングセラー商品のため、マルマンの禁煙パイポでこれまで禁煙を試みた喫煙者の方も多いのではないだろうか。世界的な流れである禁煙化の流れは禁煙パイポを手掛けるマルマンにとっては追い風だ。
さらにマルマンは禁煙関連の商品で電子パイポの高価格帯商品の発売を計画しているという。昨今では数千円~数万円の価格帯の「電子たばこ」などが人気を博しているが、それらに対抗する新商品ということだろう。このマルマンの新たなと取り組みにも期待したい。
加えてマルマンは2016年11月14日に「継続企業の前提に関する注記」を解消している。業績も良くなってきているということだ。
マルマンの時価総額は「3,845百万円(2017年1月17日時点)」と、禁煙・分煙関連銘柄のなかでも規模が小さく、株価の値動き妙味からしても面白い。当方は禁煙・分煙関連の本命銘柄としてマルマンに注目したい。
本命 トランザクション
トランザクションも禁煙・分煙関連の本命銘柄として注目したい。トランザクションは電子たばこの専門店「vape studio(ベイプスタジオ)」を展開する電子たばこ関連銘柄の中核的存在。
ベイプと呼ばれる電子たばこは基本的にニコチン・タールなどを含まないものが主流であるため、たばこ増税や受動喫煙防止の改正案には関係なく、追い風だ。
喫煙者が禁煙する際はどうしても口寂しいもの。電子たばこは禁煙グッズとしても活躍する可能性がある。
トランザクションの時価総額は「28,335百万円(2017年1月17日時点)」とマルマンに比べると少し規模が大きいものの、値動きが重いというほどではない。電子たばこ自体の注目度からしても本命銘柄としてみるのも面白そうだ。
なお、電子たばこ関連銘柄についてはコチラのページにまとめてある≫
本命 武田薬品工業
禁煙関連銘柄として外せないのは武田薬品工業だ。同社は禁煙補助剤の「ニコレットガム」などを手掛ける企業。ニコレットはテレビCMもやっているし、知名度はバツグンだ。愛煙家がいざ「禁煙しよう!」と思いたった時にはニコレットを頼るケースも多いのではないだろうか。
ただし、言うまでもないが武田薬品工業は大企業。時価総額「3,760,779百万円(2017/01/17時点)」とバカでかい。値動き妙味としてはさほど面白い銘柄とは言えないかもしれないな。
本命 大正製薬ホールディングス
大正製薬ホールディングスも禁煙関連銘柄として外せない。同社は禁煙補助剤「シガノン」を手掛ける企業。シガノンはニコレットよりも、知名度ではやや劣るかもしれないが禁煙補助剤を手掛ける銘柄として把握しておくべき。
なお、大正製薬ホールディングスは時価総額「867,143百万円(2017/01/17時点)」と、武田薬品に比べケタ一つ少ない。値動き妙味でいえば、大正製薬に軍杯か?!ま、それほど大差はないとは思うが。
本命 日鉄鉱業
日鉄鉱業は分煙関連として本命視したい銘柄だ。同社は喫煙室用プラズマ脱臭機「プラズマダッシュ」を手掛ける企業だ。
禁煙・分煙の流れが加速していけば「屋内全面禁煙」となる可能性もあるが、それに併せて「喫煙室」が作られるだろう。と、なれば喫煙室用の脱臭機を手掛ける銘柄にとっては大きなビジネスチャンスである。
特に同社のプラズマダッシュは従来の分煙機では除去できなかったたばこのにおいを大幅に低減できるという。
また日鉄鉱業の時価総額は「45,938百万円(2017/01/17)」。さほど規模が小さいというわけではないが、同じく分煙機を手掛ける銘柄「三菱電機」や「ダスキン」などに比べれば比較的の規模は大きくない。注目の分煙関連銘柄といえよう。
出遅れ? セコム
セコムといえば警備・セキュリティだが、グループ会社のセコム医療システムでは禁煙支援サービスを手掛けている。セコムが禁煙支援サービスを手掛けることはあまり知られていない可能性もあるので、禁煙関連の出遅れ銘柄と注目するのもアリか?!
ただし、セコムもかなり時価総額の規模が大きいため短期スタンスで妙味のある銘柄とはいえない。
禁煙・分煙関連銘柄 まとめ
禁煙化・分煙化の流れは世界的にさらに加速していく可能性が高いはずだ。日本もこれから2020年の東京オリンピックに向けて「受動喫煙防止」が今よりも厳しくなることが予想される。
禁煙・分煙関連銘柄は爆発的に伸びるテーマ株とはいえないと思うが、今後も定期的に注目される可能性は十分にある。特に「受動喫煙防止に関する法案」などがニュースで報じられた際には、一時的に物色されるケースが考えられる。
禁煙・分煙関連銘柄は把握しておいて損はないテーマ株と言えるだろう。