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【2017年07月04日(火)投稿】
2017/07/04(火)は防衛関連銘柄が一斉蜂起状態となったようだ。
防衛関連銘柄が動意づくきっかけはやはり北朝鮮の挑発行為だ。北朝鮮は07/04(火)09時40分ごろに、日本海に向け弾道ミサイルを1発を発射したようだ。このミサイルはおよそ40分間飛行し、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられている。
明らかな挑発行為だな。
これ、日本ではない他の外国だったら排他的経済水域にドカンとミサイル撃ち込まれたら、宣戦布告と捉えてドンパチ始めてもおかしくないんじゃないのか?日本は戦争の放棄を憲法で宣言している国だから仕方ないのかもしれないが、そんな国をここまで挑発するかね?これでも日本にできるのは遺憾の意を表明するだけなのかな。
さらに、北朝鮮の挑発はこれだけではなかった。
北朝鮮は07/04(火)の15:30より「特別重大発表」を行い、その場で「大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験に初成功した」と伝えている。
この北朝鮮の言う大陸間弾道ミサイル(ICBM)とは07/04(火)09:40頃に日本海に向けて撃ち込んだミサイルのことを指しているとみられる。
あれ、このICBMっていう大陸間弾道ミサイルの実験ってアメリカさんの※レッドラインじゃなかったっけ?
※レッドライン=アメリカがブチギレるかどうかのボーダーラインのことね
しかも、07/04(火)はアメリカの独立記念日である。
つまり、北朝鮮はアメリカの独立記念日に、アメリカの舎弟的存在といえる日本の排他的経済水域にミサイルぶっ放して、さらに特別重大発表として「大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験に初成功!」と高らかに宣言したってことになるな。
うーん、また地政学リスクが高まってきそうで嫌だなぁ。まぁ当方の持論では「地政学リスクでの下げは買い」なのだが、せっかく日本株も順調な地合いが続いていたのに、水を差すのはやめてほしいなぁ。
まぁそんなことを言っても仕方ないので、取りあえず防衛関連銘柄に注目してみる。
防衛関連銘柄 本命 細谷火工
時価総額:3,593百万円
PER:(単) 46.33倍
PBR:(単) 1.64倍
≪2017/07/04時点≫
防衛関連銘柄で注目したいのは、株価の値動きの軽い細谷火工だろう。細谷火工はここ最近でも地政学リスクの高まりが懸念される時には真っ先に株価を伸ばしている防衛関連銘柄だ。
やはり時価総額の規模が小さいため、人気化するとすぐに火柱が立ってしまうため、短期資金・投機的資金が入り易いのが要因だろう。今回の北朝鮮の挑発行為をみると、もう少し防衛関連銘柄への物色は続きそうな気がするが、短期スタンスでのトレードならば細谷火工が面白い気がする。
防衛関連銘柄 本命 石川製作所
時価総額:7,951百万円
PER:(連) 132.31倍
PBR:(連) 2.95倍
≪2017/07/04時点≫
石川製作所も防衛関連銘柄の代表格とも言える銘柄だ。こちらも細谷火工ほどではないにしろ、時価総額の規模は小さく値動きの軽い銘柄。防衛関連銘柄として知名度のある銘柄なので、こちらもどちらかというと短期資金・投機的資金が集まりやすい銘柄と言えるかもしれない。こちらも引き続き注目である。
その他 防衛関連銘柄 本命・出遅れ 一覧はコチラにまとめてある≫
もしかしたら「米国が北朝鮮の挑発行為を相手にしない」って可能性もあるし、為替・株への影響は限定的となるかもしれないが、米国の対応次第では防衛関連銘柄への物色は続く可能性もありそうだ。引き続き朝鮮半島有事への警戒感に注意する。