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勝つ為の銘柄を徹底分析!最新のテーマ株を入手したいならここだ!
今回は廃プラスチックなど環境問題がクローズアップされているという事もあり、廃棄物処理、廃プラスチック関連の本命株と思う2銘柄があるので記載するぞ
海洋プラスチックごみ関連対策費として170億を環境省は予算案を計上!
環境省は2020年度当初予算案で海洋プラスチックごみの関連対策費として約170億円を計上しているのだが、海洋プラスチック問題は世界的に取り上げられている問題からも対策費は来年はさらに増加されるだろう。
今、世界では年間約800万トンのプラスチックのゴミが海に流れていると言われている。年間800万トンというとこれはスカイツリーで222基分、ジャンボジェット機で5万機分という膨大な量だ。
そして海に流れた膨大なプラスチックゴミは自然に分解されることがない。形状は小さく変わっても半永久的にたまり続けるため、紫外線や波の影響で劣化した5mm以下のサイズとなった「マイクロプラスチック」が魚や海鳥、ウミガメなどの体内から大量に見つかるなど大きく取り挙げられていたが、プラスチックに使われる添加物には有害性もある。
その為、海洋汚染に直結するだけでなく、こうして取り込まれた魚などを人間が食べる食物連鎖によって人間の体内にも蓄積されているものと懸念されているのだ。
プラスチックの使用量は世界中で増え続けており、20年後には海へのプラスチック流入量は10倍にと言われている。そして、日本では1人あたりのプラスチック容器包装の廃棄量が世界で2位という不名誉な順位となっている。
今年6月に大阪で開催されたG20でもテーマとなり、小泉進次郎環境相は身近なところから関心を持ってもらうことが大事と周知・対策に取り組む姿勢を見せていたが、このペースを考えれば、漁業関係にも影響もだが、必ず過去の汚染物を生みに流してその魚を食べた人間に影響を与えるというのは今後でてくる問題だろう。
プラスチックごみなど廃棄物の処理、産業廃棄物の処理など【今後も注目のテーマ株なだけに抑えておく必要があるだろう】
プラスチックごみ関連銘柄 本命株 4651 サニックス
時価総額:17,709百万円
PER:(連) 10.96倍
PBR:(連) 3.30倍
≪2019/12/12時点≫
プラスチックごみ関連としては、本命銘柄としてズバリ外せないのは4651 サニックスだ。外注きゅじょから廃棄物リサイクル、エネルギー事業を手掛ける企業だが、地球環境規模で環境保護が求められる中、同社は全国15カ所の工場で、製造工場などから排出される廃プラスチックを加工して燃料化、発電用燃料として使用など再生エネルギーに力をいれているぞ。廃プラスチック処理施設は、1日に最大300トンの処理能力を持ち、様々なプラスチックを処理が可能な処理施設を持っている。チャートを見ると一連の廃プラスチックのニュースから個人投資家の人気を集め上昇となったが、その後は利益確定売りで下落。今は下値を固めているチャート形成、底堅さが伺える。
今後国際的な課題となっていくプラスチックごみの処理を考えると同社は注目しておくべき銘柄と言えるだろう。
プラスチックごみ関連銘柄 本命株 5698 エンビプロ・ホールディングス
時価総額:11,680百万円
PER:(連) 12.73倍
PBR:(連) 1.01倍
≪2019/12/12時点≫
エンビプロホールディングスもプラスチックごみ関連銘柄で注目しておくべき企業といえるだろう。
エンビプロホールディングスは建築廃材や廃車などを収集して鉄クズなどに分別加工して販売する事業を手掛け、中古自動車販売や廃棄物やスクラップ等から再生原料を製造するリプロダクト事業に取り組んでいる企業だ。
リプロダクト事業とはリチウムイオンバッテリーからの再生コバルト、再生ニッケル製造、廃ゴムタイヤからの再生ゴム製造、廃プラスチックのマテリアルリサイクル事業。
同社の主軸は、金属のスクラップの資源リサイクルを手掛ける企業だが、2019年7月2日からプラスチックごみ問題に対応する亜臨界融合技術・装置を導入した新工場を開設したことを発表している。業績面も好調、グローバル資源循環事業が大幅な増収増益となったほか、物流代行サービスの回復などで中古車販売事業も東南アジアでトラックの販売が伸びも黒字に転換となっている。リチウムイオン2次電池等リサイクルの処理設備の稼働も今後業績への恩恵も期待できる。
エンビプロ・ホールディングスは時価総額規模も小さく値動きも軽い。廃棄物処理関連の企業は今後業績が上向く期待は高い。リサイクル事業、そして廃プラスチック関連と考えると同社は注目するべき銘柄と言えるだろう。
チャートを見ても好決算発表から750円を下値として高止まりしている。800円を明確に抜けてきたら投資家の注目を集める可能性が高い銘柄といえるだろう。