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【2017年09月11日(月)投稿】
※このページは最後に2017/10/03(火)に追記・更新しました。
さぁそろそろ2017年もノーベル賞の発表時期が近付いてきたな。
毎年10月はノーベル賞の発表シーズンで、例年10月前(8月~9月頃)にはノーベル賞関連銘柄に物色が集まる。2017年もそろそろノーベル賞関連銘柄に注目しておくべき時期と言えるだろう。
と、いうことでこのページでは2017年 ノーベル賞関連銘柄について本命株・出遅れ株 一覧をわかりやすく詳しくまとめていく。
ノーベル賞関連銘柄(2016年) 本命株・出遅れ株 まとめはコチラにまとめてある≫
ノーベル賞関連銘柄(2017年)とは
ノーベル賞とはダイナマイトの発明者「アルフレッド・ノーベル」の遺言に従い始まった世界的な賞。
- 物理学賞
- 化学賞
- 生理学・医学賞
- 文学賞
- 平和賞
- 経済学賞
ノーベル賞は上記の「5分野+1分野」のカテゴリで、それぞれの分野で大きな功績を残した人物に贈られる世界的に名誉ある賞である。
ノーベル賞関連銘柄とはその名の通り、毎年10月に発表されるノーベル賞に関連する銘柄の総称である。特に日本人がノーベル賞を受賞した時(受賞する可能性が指摘されている時点から)には関連銘柄が大いに盛り上がる傾向にある。
昨年(2016年)には東京工業大の「大隅良典(おおすみよしのり)」栄誉教授が「オートファジー(自食作用)」を解明したことによってノーベル賞(生理学・医学賞)を受賞し、オートファジー関連銘柄が注目された。
その他、特に印象深いのは2012年に山中伸弥京都大学教授が「iPS細胞」でノーベル賞(生理学・医学賞)を受賞したことではないだろうか。山中教授がiPS細胞でノーベル賞を受賞したことがきっかけで、空前のバイオ関連株バブルが訪れたと言っても過言ではない。
このようにノーベル賞を日本人が受賞した年にはノーベル賞関連銘柄はおおいに盛り上がる傾向にある。しかも2014年、2015年、2016年とすでに3年連続で日本人がノーベル賞を受賞している。2017年も日本人のノーベル賞受賞に期待したい。
2016年 ノーベル賞関連銘柄 本命株・出遅れ株 まとめはコチラにまとめてある≫
ノーベル賞(2017年) 日本人有力候補
それでは2017年のノーベル賞で有力候補としてみられている日本人をピックアップしてみよう。
ノーベル化学賞候補:旭化成顧問「吉野彰(よしのあきら)」氏 リチウムイオン二次電池を開発
2017年のノーベル賞において日本人受賞者の有力候補とみられているのはノーベル化学賞の受賞候補者で「リチウムイオン二次電池」を開発した旭化成顧問「吉野彰」氏という見方が多いようだ。
リチウムイオン二次電池とは繰り返し充電して使える電池で、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどのデジタル機器などには大体使われているもの。近年のデジタル機器の普及により需要は急速的に拡大している。
また、リチウムイオン二次電池は最近話題のEV(電気自動車)の動力源としても活用されることから、環境問題に関心の高い欧米で再評価されていることも、リチウムイオン二次電池が2017年のノーベル賞有力候補の理由の一つと言える。
ノーベル生理学・医学賞候補:京都大学名誉教授「本庶佑(ほんじょたすく)」氏 免疫細胞を抑制するPD-1を発見
京都大学名誉教授の「本庶佑(ほんじょたすく)」氏も2017年 ノーベル賞の有力候補と言えるだろう。本庶佑教授が発見したのは免疫細胞を抑制する働きをする「PD-1」という物質で、小野薬品工業のがん免疫治療薬「オブジーボ」に活用される物質である。
オプジーボは非常に高額であることが社会問題化しているが、非常に高い効果が見込めることで注目される。
ノーベル生理学・医学賞候補:大阪大学特任教授「坂口志文(さかぐちしもん)」氏 制御性T細胞を発見
制御性T細胞を発見した大阪大学特任教授の「坂口志文(さかぐちしもん)」氏も2017年 ノーベル賞の有力候補と言える。
体内の異物を排除する「免疫」という機能は人体にとって非常に大切な機能であるが、過剰に反応してしまう人体に悪い影響を与えてしまうこともある。制御性T細胞とは、そんな免疫の過剰な反応を抑制する機能があることを発見した方である。制御性T細胞は、今後の研究で花粉症などのアレルギーなどの治療などに役立てられる可能性がある。
その他 ノーベル賞(2017年) 日本人候補者
上記の方の他にも2017年 ノーベル賞候補とみられる方もピックアップしてみよう。
「物理学賞」候補者
東京工業大学 細野 秀雄教授
鉄系の超電導体を発見。リニアモーターカーに代表される超電導技術に革命をもたらした人物
理化学研究所 創発物性科学研究センター センター長 十倉 好紀氏
強磁性、強誘電性などを同時に複数有する物質である、新しいマルチフェロイック物質を発見。
東北大学 電気通信研究所長 中沢 正隆氏
世界中の高速光ファイバー通信網を支える、エルビウム添加ファイバー増幅器を開発。
東北大学 電気通信研究所 大野 英男教授
磁石の性質を持つ半導体を開発。
「生理学・医学賞」候補者
東北福祉大学特任教授 小川 誠二氏
病院で診断に使われるMRI装置の基本原理を発見。
京都大学大学院理学研究科 森 和俊教授
小胞体内変性タンパク質の検出と、その修復によるメカニズムを発見した人物
理化学研究所 多細胞システム形成研究センター特別顧問 竹市 雅俊氏
細胞同士をくっつける物質『カドヘリン』を発見。
「化学賞」候補者
名城大学 飯島 澄男 終身教授
炭素で構成されており、ダイヤモンドの2倍の硬さをもち、アルミニウムの半分の軽さで、銅の1000倍も電気を通しやすい特徴をもっていると言われる、「カーボンナノチューブ」を発見した人物
九州大学高等研究院 特別主幹教授 新海 征治氏
機械のような機能を分子にも持たせようという概念の分子機械のパイオニアです。
京都大学大学院 工学研究科 北川 進 教授
地球温暖ガスの二酸化炭素を効率よく吸着する『多孔性金属錯体』の合成方法発見。
東京理科大学学長の 藤嶋 昭氏
鏡の曇りどめなど幅広く使われている、酸化チタン光触媒で医療機器の衛生面の向上。
首都大学東京教授の 春田 正毅氏
金は触媒に使えないという常識を覆し、新たな触媒の世界を切り開く。
世界が注目するクリスパー・キャスナイン(ゲノム編集技術)
その他、世界の科学者がノーベル賞受賞に近いとみるのが「クリスパー・キャスナイン」と呼ばれるゲノム編集技術である。クリスパー・キャスナインという遺伝子改変技術はDNAの狙った箇所をピンポイントで編集することが可能であり、エイズなどの難病の究明や家畜の改良など、様々な分野での役立てられると期待されている技術である。
もしもクリスパーキャスナインがノーベル賞に選ばれた場合、ゲノム編集技術が脚光を浴びる可能性がある。その場合、日本のゲノム編集関連銘柄にも買いが集中する可能性は十分あるだろう。ゲノム編集関連銘柄も2017年のノーベル賞関連銘柄の一角といえるかもしれない。
ゲノム編集関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
ちなみに、このクリスパーキャスナインの技術のもととなる「クリスパー」と呼ばれる遺伝子配列を発見したのは九州大学教授の「石野吉純」氏という日本人の方のようだ。ただし、クリスパーキャスナインがノーベル賞に選ばれたとしても石野氏が受賞するかどうかはわからない。
2017年 ノーベル賞の発表日程
2017年のノーベル賞受賞発表日程は以下の通りである。
- 医学生理学賞:2017年10月02日(月)
- 物理学賞 :2017年10月03日(火)
- 化学賞 :2017年10月04日(水)
- 平和賞 :2017年10月06日(金)
- 経済学賞 :2017年10月09日(月)
- 文学賞 :未定
2017年 ノーベル賞関連銘柄 一覧
- 4974 タカラバイオ
- 3386 コスモ・バイオ
- 7707 プレシジョン・システム・サイエンス
- 3777 ジオネクスト
- 2342 トランスジェニック
- 2160 ジーエヌアイグループ
- 2191 テラ
- 4557 医学生物学研究所
- 4564 オンコセラピー・サイエンス
- 4582 シンバイオ製薬
- 2397 DNAチップ研究所
- 4572 カルナバイオサイエンス
- 7774 ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
- 2931 ユーグレナ
- 4571 ナノキャリア
- 4585 UMNファーマ
- 4576 デ・ウエスタン・セラピテクス研究所
- 4570 免疫生物研究所
- 2191 テラ
- 4586 メドレックス
- 2395 新日本科学
- 2531 宝ホールディングス
- 2370 メディネット
- 8086 ニプロ
- 4575 キャンバス
- 4579 ラクオリア創薬
- 7777 スリー・ディー・マトリックス
- 4978 リプロセル
- 4584 ジーンテクノサイエンス
- 4565 そーせいグループ
- 4406 新日本理化
- 6340 澁谷工業
- 4524 森下仁丹
- 4369 トリケミカル研究所
- 4583 カイオム・バイオサイエンス
- 4594 グリーンペプタイド
- 4503 アステラス製薬
- 4574 大幸薬品
- 4519 中外製薬
- 4502 武田薬品工業
- 4581 大正製薬ホールディングス
- 4528 小野薬品工業
- 4098 チタン工業
- 4027 テイカ
- 4028 石原産業
- 9978 文教堂グループホールディングス
ノーベル賞関連銘柄(2017年) 本命株・出遅れ株
それではノーベル賞関連銘柄(2017年)のなかでも本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命株 チタン工業
時価総額:8,901百万円
PER:(単) 58.92倍
PBR:(単) 1.56倍
≪2017/09/11時点≫
チタン工業は近年、毎年ノーベル賞の受賞発表シーズンに動意づくノーベル賞関連銘柄の本命株だ。チタン工業は酸化チタン光触媒に関連する銘柄。光触媒とは光の力をつかって、自らは何も変化することなく周りのものに化学反応を与える触媒物質。代表的な光触媒物質が酸化チタンである。酸化チタンは具体的には、ガラスの曇り止めだったり、防菌だったり、いろいろなモノに広く使われる。
酸化チタン光触媒のドンピシャ銘柄だし、さらにチタン工業はリチウムイオン電池向けにチタン酸リチウムを提供していることからも注目される。2017年のノーベル賞ではリチウムイオン二次電池が有力候補とみられることから、さらに注目度が高まっていると言えるだろう。
チタン工業は時価総額の規模も小粒で値動き妙味の観点でも面白い。2017年のノーベル賞関連銘柄としては本命視したい一角と言えるだろう。
本命株 テイカ
時価総額:48,292百万円
PER:(連) 10.51倍
PBR:(連) 1.10倍
≪2017/09/11時点≫
テイカもチタン工業同様、近年では毎年ノーベル賞関連銘柄として注目される銘柄。テイカも酸化チタン光触媒に関連する銘柄だ。テイカは光触媒などの新事業を育成しているようだし、面白いノーベル賞関連銘柄と言える。チタン工業より時価総額の規模が大きいので、値動き妙味の観点ではやや分が悪いかもしれないが。
本命株 石原産業
時価総額:58,961百万円
PER:(連) 24.32倍
PBR:(連) 0.87倍
≪2017/09/11時点≫
石原産業は酸化チタン大手でチタン工業、テイカと同様にノーベル賞関連銘柄として注目だ。こちらはテイカよりも少し時価総額の規模が重め。値動き妙味の観点ではチタン工業に分がありそうだ。
本命株 小野薬品工業
時価総額:1,399,734百万円
PER:(連) 43.23倍
PBR:(連) 2.45倍
≪2017/09/11時点≫
小野薬品工業はがん免疫薬「オプジーボ」を手掛ける企業で、がん関連銘柄として注目される銘柄だ。前述の通り、2017年のノーベル賞では免疫細胞の働きを抑制する作用のある分子「PD-1」を発見した京都大学の「本庶佑(ほんじょたすく)」氏が有力候補とみられている。
小野薬品工業の「オプジーボ」は「PD-1」の機能を活用した薬であることから、ノーベル賞関連銘柄の本命株として注目される。
ただ、小野薬品工業は時価総額の規模も巨大。値動き妙味の面ではやや面白みに欠けるものの、中長期でも押し目を拾えれば面白い銘柄と言えるかも?当方は注目している。
本命株 コスモ・バイオ
時価総額:7,518百万円
PER:(連) 32.04倍
PBR:(連) 1.14倍
≪2017/09/11時点≫
毎年、ノーベル賞関連銘柄として注目される銘柄といえばコスモバイオではないだろうか?2016年は東京工業大の栄誉教授「大隅良典」氏がオートファジーでノーベル賞を受賞した際にもコスモバイオは動意づいた。コスモバイオはオートファジーの関連試薬を手掛けていることからオートファジー関連銘柄でもあるからだ。
また2017年はクリスパーキャスナインと呼ばれるゲノム編集技術がノーベル賞の有力候補とされていることから、コスモバイオにも注目したい。
コスモバイオはゲノム編集のツール「CRISPR/Cas9システム」を手掛け、また他にもゲノム編集の受託サービスなども手掛けるゲノム編集関連銘柄でもあるからだ。
コスモバイオは時価総額の規模も小粒で値動き妙味としても面白みのある銘柄。当方はコスモバイオを2017年のノーベル賞関連銘柄の本命株として注目する。
本命株 タカラバイオ
時価総額:176,288百万円
PER:(連) 95.31倍
PBR:(連) 3.01倍
≪2017/09/11時点≫
タカラバイオもコスモバイオと並び、毎年ノーベル賞関連銘柄として注目される銘柄だ。タカラバイオもオートファジーの研究に用いる製品を販売していることから、2016年に「大隅良典」教授がオートファジーでノーベル賞を受賞した際に動意づいた経緯がある。
2017年のノーベル賞関連銘柄として本命株に挙げたのは、タカラバイオもゲノム編集関連銘柄の一角だからだ。タカラバイオはゲノム編集技術に関連する受託サービスを中国と日本で手掛けている企業。また2014年には米国ブロード研究所より、ゲノム編集に関する特許ライセンスを取得していることも面白い材料。
タカラバイオはコスモバイオよりも時価総額の規模が大きいため、値動き妙味の面では少し面白みに欠けるものの注目したいノーベル賞関連銘柄である。
【2017年09月13日(水)追記】
本命株・出遅れ株 トランスジェニック
時価総額:8,892百万円
PER:(連) 79.58倍
PBR:(連) 2.66倍
≪2017/09/13時点≫
バイオ関連銘柄のトランスジェニックも2017年のノーベル賞関連銘柄の一角として注目したい。トランスジェニックはオートファジーをモニタリングする「トランスジェニックマウス」の作製受託サービスを手掛けており、昨年のノーベル生理学・医学賞を受賞したオートファジー関連銘柄としても注目された銘柄だ。
トランスジェニックは2015年04月に米国ブロード研究所よりゲノム編集技術(CRISPR/Cas9)に関する 特許群の非独占実施許諾を取得しているゲノム編集関連銘柄でもある。2017年のノーベル賞はゲノム編集技術が有力候補とみられていることから、2017年も引き続きノーベル賞関連銘柄として注目したい。
トランスジェニックは、時価総額の規模も小粒で値動き妙味も軽い。値動きの観点からもノーベル賞関連銘柄の本命株として注目だ。
本命株・出遅れ株 シンバイオ製薬
時価総額:11,267百万円
PER:(単) ---倍
PBR:(単) 2.62倍
≪2017/09/13時点≫
シンバイオ製薬も2017年のノーベル賞関連銘柄の一角として注目だ。シンバイオ製薬は2016年のノーベル賞関連銘柄としてもピックアップした銘柄だ。
2016/09/21に米調査会社のトムソン・ロイターがノーベル賞候補者24人を発表し、その中に熊本大学名誉教授で崇城大学DDS研究所・特任教授の前田浩氏がんに薬剤を集める「EPR効果」を見つけたことが評価されノーベル化学賞の候補として挙げられたことが話題になった。結果的にEPR効果は2016年のノーベル化学賞を受賞することはなかったものの、引き続き今後のノーベル化学賞有力候補として注目される。
この前田浩氏はシンバイオ製薬のシニアアドバイザーになっていることから、シンバイオ製薬は注目を集めた。2017年もシンバイオ製薬はノーベル賞関連銘柄として注目だ。
ちなみにシンバイオは時価総額の規模も大きくなく値動き妙味の面でも面白い。今後の値動きにも注目。
穴株 文教堂グループホールディングス
時価総額:7,955百万円
PER:(連) 158.66倍
PBR:(連) ---倍
≪2017/09/13時点≫
毎年、ノーベル賞の受賞発表シーズンに動意づく銘柄として文教堂グループホールディングスにも注目したい。
文教堂グループHDは書店チェーンの大手で、ノーベル文学賞の関連銘柄だ。ノーベル文学賞が発表されると、その書籍が売れることから書店大手の文教堂グループに毎年注目が集まるという寸法。ただ、最近は書籍もアマゾンなどの通販で購入する人が多いからな。ノーベル文学賞の発表が文教堂の業績にどこまでインパクトを与えるのかはちょっとよくわからない。まぁ株は連想で騰がってしまうものという典型例と言えるのでは?
文教堂はノーベル賞関連の本命株とはいえないかもしれないが、押し目で拾うなら面白そう。穴株といったところか。
2017年 ノーベル賞関連銘柄 まとめ
ノーベル賞の発表シーズンは毎年10月にあることから、8月~9月にかけてノーベル賞関連銘柄はジリジリと株価を伸ばしていく傾向にある。毎年、同時期に動意づく重要テーマ株なので、毎年しっかりチェックしておくことが大切だ。
2017年 ノーベル生理学・医学賞は体内時計研究の米国3氏が受賞【2017年10月03日(火)追記】
2017年10月02日にノーベル生理学・医学賞が発表されたようだ。残念ながら日本人の受賞はならず。2017年のノーベル生理学・医学賞を受賞したのは「体内時計」のメカニズムを発見した米国研究者「メイン大学のジェフリー・ホール氏」「ブランダイス大学のマイケル・ロスバッシュ氏」「ロックフェラー大学のマイケル・ヤング氏」だ。
こちらの3氏はショウジョウバエを使った実験で植物・動物・人間が地球の自転に合わせて体内のリズムを作り出すという「体内時計」を制御する分子の機能を発見したとのこと。
3年連続で日本人のノーベル生理学・医学賞の受賞がならなかったのは残念だが、この研究も確かに凄い功績だ。もし「体内時計」に関連する日本株があれば追記していきたい。
2017年 ノーベル物理学賞は重力波の検出に成功した米国3氏が受賞【2017年10月03日(火)追記】
2017年10月03日にはノーベル物理学賞の受賞発表があった。こちらも残念ながら日本人の受賞ならず。2017年のノーベル物理学賞を受賞したのは、世界で初めて重力波の検出に成功した米マサチューセッツ工科大学名誉教授「レイナー・ワイス」氏ら3氏のようだ。
重力波は重い天体が移動する時、その重力の影響で生じた空間のゆがみがさざ波のように周囲へ伝わっていく現象のことで、アインシュタインが相対性理論で100年前に存在を提唱していたようだが、直接観測したのは今回の受賞者が初めてのようだ。
重力波の観測により新たな天文学の道を開いた功績は大きいと言えるだろう。
2017年のノーベル物理学賞を受賞した「重力波」は関連銘柄があるので、まとめておいた。チェックしておこう。