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【2016年10月04日(火)】
やったな!2016年も日本人がノーベル賞を取ったぞ!
10月03日(月)に、日本の東京工業大学の栄誉教授「大隅良典」氏にノーベル賞「医学生理学賞」を授与すると発表された。
大隅教授は「オートファジー(自食作用)」と呼ばれる現象を分子レベルで解明した人物だ。
オートファジーは前々から、毎年ノーベル賞受賞が期待されていた重要な研究テーマだ。これまで期待されながらも受賞ならずだっただけに、2016年の受賞が喜ばしい!
しかも今回の大隅教授のノーベル賞受賞で日本人のノーベル賞受賞は3年連続だ!しかも今回は日本人の単独受賞!これは物凄いことだ。
同じ日本人として誇らしい気分である。本当におめでたい。
さて、大隅教授の解明したオートファジーとはどんなものか、非常に難しいが説明してみよう。
オートファジーとは
オートファジーとは日本語で「自食作用」という。ギリシャ語でオートは「自分」、ファジーは「食べる」という意味だそうだ。
人間の細胞はおよそ60兆個の細胞からできており、それら一つ一つが常に新しい細胞に生まれ変わって生きている。その細胞が生まれ変わる過程で不要になったたんぱく質などの「ゴミ」を再利用する仕組みが「オートファジー」というものだ。
細胞は栄養状態が悪くなると、その状態を乗り切るために細胞の一部を分解し、栄養として再利用する。これは植物や微生物などにも共通した現象のようだ。
オートファジーは1960年代に概念が提唱されたものの、大隅教授が解明するまで詳細は謎のままだった。だが、大隅教授の解明をきっかけに世界中で研究され始めた。この業績は偉大以外のなにものでもない。
オートファジーの効果
このオートファジーの研究はさまざまな病気の治療に期待される。オートファジーは人が生きていくうえで欠かせない作用であり、この作用に異常が起きることで、がんや糖尿病など、さまざまな病気の原因となるらしい。つまりこのオートファジーを研究することで、さまざまな病気の治療につながるということなのだ。
具体的にはがんやパーキンソン病、2型糖尿病などの治療につながると期待される。
オートファジー関連銘柄とは
オートファジー関連銘柄とは前述したオートファジーに関連する銘柄のことだ。
今回の大隅教授のノーベル医学生理学賞受賞によって、オートファジー関連銘柄に注目が集まることが予想される。
オートファジー関連銘柄の一覧を下記に記す。
オートファジー関連銘柄 一覧
コスモバイオ
タカラバイオ
医学生物学研究所
トランスジェニック
オンコリスバイオ
オートファジー関連銘柄 本命
本題のオートファジー関連銘柄で本命視されるであろう銘柄を紹介していこう。当方の主観込みなので、参考までに。
コスモバイオ
オートファジー関連銘柄の本命といえば前々から言っていた通り、コスモバイオだろう。コスモバイオはオートファジーの関連試薬などを手掛けている銘柄で、まさにオートファジー関連銘柄ド真ん中といえる株だ。ちなみにコスモバイオ、4日の前場ではストップ高買い気配。このままストップ高となるか?!
医学生物学研究所
医学生物学研究所もオートファジー関連銘柄で本命視される一角だ。同社はオートファジーを長年に渡り研究している企業。オートファジーのモニタリングに有用な抗体を取り扱っている。オートファジー関連の中でも面白い銘柄。注目。
タカラバイオ
タカラバイオはオートファジーの研究に使う製品群を販売している銘柄でオートファジー関連銘柄の一角。こちらも本命視されてもおかしくない。
トランスジェニック
トランスジェニックもオートファジー関連銘柄と言える。ここはオートファジーをモニタリングする「トランスジェニックマウス」の作成受託サービスを行っている企業。このマウスを用いることで研究の助けになっている。
オンコリスバイオファーマ
オンコリスバイオファーマもオートファジー関連銘柄の一角として数えられる。同社はオートファジーに関連する製品こそ扱っているわけではなさそうだが、オートファジーの研究を行っているとのこと。もし今後、オートファジーに関する製品を販売するとなれば面白そうだ。注目。