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このページではカジノ関連銘柄についてまとめる。カジノ関連銘柄は定期的に動意づく面白いテーマである。
カジノ関連銘柄とは
カジノ関連銘柄とは、もちろんカジノに関連する銘柄のことだ。
現在は日本にはカジノはない。日本では競馬や競輪、オートレースなどの公営ギャンブルを除く「賭博」は法律で禁じられているからだ。
だが、2020年に開催される東京オリンピックに向けていよいよカジノを解禁しようという動きが出ている。自民党など超党派の国会議員がIR推進法案、いわゆる「カジノ法案」の可決に向けて動いているのだ。
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※カジノ法案(IR推進法案)とは
ざっくりカジノ施設を併設した統合型リゾート(IR)を作ることを進めるための法案と考えればよいだろう。
日本にカジノを併設した統合型リゾート(IR)を作る目的は政府の掲げるインバウンド客数目標「2020年に4000万人・2030年に6000万人」を達成するためでもある。確かにオリンピックまでにカジノ施設を作ることができれば、外国人客数はおおいに伸びることだろう。それに「観光の目玉」となるカジノができれば、オリンピックが終わってしまった後も引き続き観光客数の増加に期待がもてる。
カジノ施設を作ることができれば、観光消費も爆発的に活発になりさらに雇用も増え税収もドンと伸びるわけだ。
ちなみに今、2016年の秋の臨時国会で「IR推進法案」(カジノ法案)が審議中であることが、現在(2016年9月~10月)カジノ関連銘柄が動意づいている理由でもある。
これまでは公明党がカジノ法案に対して、「ギャンブル依存症対策が十分でない」などとして難色を示してきたが、ここにきて公明党とのパイプの太い自民党の二階幹事長がカジノ法案推進の立場にあることで、今国会での成立に期待する声が強いのだ。
カジノ関連銘柄とパチンコ関連銘柄の関係性
パチンコ業界は「イベント禁止」だの「都内の等価交換禁止」だの数々の規制によって今や勢いがドンドン衰えていっている。
パチンコは本来であれば違法賭博のハズなんだが、既得権益なのかなんだかしらないが謎のチカラによって黙認されている状態。いわばグレーな状態なわけだ。ここ数年でガンガン規制が強まっているのは2020年の東京オリンピックまでにグレーなパチンコをできる限り潰したいって狙いもあるのかもしれないな。
さて、というわけでパチンコ機器を作っている銘柄は「売り」と考えたくなるが、ところがどっこいそういうわけでもなさそうだ。
カジノ関連銘柄とパチンコ関連銘柄は非常に関連性が深いのだ。パチンコ台を作っているメーカーや、コインを数える計数機を作っているメーカーなどが、カジノが出来たらそのまま移行していくだろう。
ちなみにこないだマカオのカジノに遊びにいった時にはアルゼの機会が山ほど置いてあった。アルゼはユニバーサルエンターテインメントの前身な。
日本にカジノができればパチンコ業界は縮小する可能性が高く、そうなれば遊戯機を手掛ける銘柄はカジノ用の遊技機へこぞって参入してくるだろう。
と、いうわけで「パチンコに未来はない」と考えても遊戯機を作っている銘柄はカジノ関連銘柄として動意づくこともあるので注目しておくと面白いかもな。
カジノ関連銘柄は息の長いテーマになるか?!
カジノ関連銘柄は今現在でも、すでに息の長いテーマである。数年前から何度も定期的に注目されてきているテーマだ。今国会でカジノ法案が決まれば再び、祭りになる可能性もある。もちろん、可決されてからもカジノ併設の統合型リゾート施設(IR)の建設場所が決まるなどすれば、その地域の土地持ち企業だとか、建設会社だとかが盛り上がる可能性は高い。
カジノ関連銘柄は今後も息の長いテーマとなる可能性が高いので注目しておくべきだろう。
具体的なカジノ関連銘柄の業種
カジノ関連銘柄として注目されるのはどんな銘柄だろうか?
まず真っ先に思い浮かぶのはユニバーサルエンターテインメントやセガサミー、SANKYOといった現状、パチンコの遊戯機器を手掛けている銘柄だろう。これらはカジノ産業にも参入してくる可能性は非常に高い。というか、すでに海外のカジノ機器を手掛けている銘柄もあるな。
日本金銭機械やオーイズミといったパチンコ店・ゲームセンターなどに置かれている現金計数機・メダル計数機などを手掛ける銘柄もカジノ関連銘柄として注目される。
また、ホテルやショッピングモールなどの施設がバンバン建設されることから建設関連の銘柄にも注目される。もちろん、ホテルそのものを手掛ける銘柄もだ。
あとは、カジノ建設予定地などに土地を持っている企業は含み益がもたらされる可能性がある。カジノ候補地などの土地をたくさんもっている銘柄などは出遅れる可能性もありそうなので調べておく価値もあるかもな。現に2013年ごろには、東京都競馬・三井倉庫・平和不動産などの含み資産関連銘柄が盛り上がったこともある。(東京オリンピックも絡んでいたが)
他にはカジノ施設などで必須となるセキュリティ分野を手掛けるALSOKやセコムにも恩恵があるだろうな。
インバウンド関連銘柄にとっても恩恵があるかもしれない。旅行会社などは日本のカジノのツアーを組むだろうし、カジノができることによってよりインバウンド客数が増えることになるからな。
カジノ関連銘柄 一覧
- 3625 テックファームホールディングス
- 6425 ユニバーサルエンターテインメント
- 6460 セガサミーホールディングス
- 1418 インターライフホールディングス
- 6417 SANKYO
- 6412 平和
- 2767 フィールズ
- 7832 バンダイナムコホールディングス
- 6418 日本金銭機械
- 6419 マースエンジニアリング
- 6428 オーイズミ
- 6430 ダイコク電機
- 6457 グローリー
- 9766 コナミホールディングス
- 4712 アドアーズ
- 9816 ストライダーズ
- 3264 アスコット
- 7991 マミヤ・オーピー
- 7612 Nuts
- 9704 アゴーラ・ホスピタリティー・グループ
- 6625 JALCOホールディングス
- 1847 イチケン
- 9006 京浜急行電鉄
- 9302 三井倉庫ホールディングス
- 8803 平和不動産
- 9713 ロイヤルホテル
- 1812 鹿島
- 6257 藤商事
- 8801 三井不動産
- 9695 鴨川グランド
- 9722 藤田観光
- 9723 京都ホテル
- 9726 KNT-CTホールディングス
- 9202 ANAホールディングス
- 9373 ニッコウトラベル
- 9603 エイチ・アイ・エス
- 2331 ALSOK
- 9735 セコム
- 2743 ピクセルカンパニーズ
カジノ関連銘柄 本命
ではいよいよ本題、カジノ関連銘柄で本命視される銘柄を書き出してみよう。なお、当方の主観込みの内容となるのでその点は予めご理解を頂きたい。
テックファームホールディングス
カジノ関連銘柄で今グングンと株価を伸ばしているテックファーム。今本命視される一角と呼んでよいだろう。テックファームはFeliCa(フェリカ)対応のクーポンアプリや各種システムの受託開発を展開している企業で、グループ会社の米Prism Solutions Inc.(PSI)がカジノフロア向けの決済ソリューションを展開していることからカジノ関連銘柄として注目される。
Prism Solutions Inc.はこれまでもラスベガスで開催されるカジノ・ゲー民具業界最大級の展示会にデモソリューションを出展してきたが、2016年も米国でEveri Payments Holdings Inc.との共同出展を予定。なお、今回は日本金銭機械の紙幣識別機とモバイル決済ソリューションをカジノのゲームマシンと連携させるということで、日本金銭機械も巻き込んでいるな。
ちなみにテックファームはジャスダック上場企業で、時価総額がさほど大きいわけでもなく値動き的にも面白い。またFeliCa(フェリカ)対応のクーポンアプリを手掛ける点から、アップルペイ関連としても注目だ。
カジノ関連の本命銘柄、アップルペイ関連銘柄として当方は注目している。
日本金銭機械
日本金銭機械もカジノ関連銘柄として注目される一角だ。同社は紙幣識別機や硬貨計数機などの貨幣処理機械の大手。既に米国のカジノ向けのシェアを拡大しており、カジノ向け機械を扱う実績もある。日本ではパチンコ店向けに提供しているようだが、日本でカジノ解禁となればまず間違いなく日本のカジノにも機械を導入されるだろうと見ている。日本のカジノ法案可決は、同社にとってデカイビジネスチャンス。
こちらもさほど時価総額がデカイわけでもなく、値動き的にも面白い。また前述の通りテックファームのソリューションにも絡んでおり、その点でも面白そうだ。当方は本命視として注目する。
ユニバーサルエンターテインメント
ユニバーサルエンターテインメントは旧アルゼ。旧アルゼといえば、一昔前に花火・大花火などドンちゃん系の機種で一世を風靡したパチスロ機種の大手だ。もちろん今も人気は健在。パチンコ屋で人気の機種といえばバジリスクやまどかマギカ、GODなどだが、これらはユニバーサルの系列が手掛けている。パチスロ界の重鎮だな。
また、ユニバーサルはフィリピンのカジノリゾートに投資しておりそういう面でも注目だ。同社はすでにカジノ遊技機も手掛けているが、日本でカジノ解禁となればさらにカジノの遊戯機に注力するのではないだろうか。
パチンコパチスロが衰退していく状況とはいえ、この銘柄には当方は注目している。
オーイズミ
オーイズミもカジノ関連銘柄で注目だ。オーイズミはパチスロ機本体も手掛けているがパチスロ用のメダル貸し機、補給回収システムなどが柱の企業だ。日本金銭機械と同様に、日本でカジノ解禁となれば同社のビジネスチャンスは大きい。
オーイズミは時価総額も小さめで、値動き的に面白いというのも注目の理由。短期資金が入りやすいため、怖くもあるが面白みもある。
Nuts(コモンウェルス・エンターテインメント)
Nutsは元コモンウェルスエンターテインメント。最近、社名変更したんだな。当方もたびたびカジノ関連銘柄として取り上げていた銘柄だ。こちらはパチンコ・パチスロ向けのコンテンツ仲介をしている企業で、いわゆるボロ株。つまり、カジノ関連銘柄のなかでも特に大化けする可能性を持つ企業とも言えるな。
カジノ関連で人気化し、急騰した回数も多数。もちろんリスクもあるが一発を狙いたいならここは面白い銘柄だと思う。
セガサミーホールディングス
セガサミーHDは傘下にパチンコ大手のサミーがある。サミーといえばパチスロ機の北斗の拳シリーズなど人気機種を擁するパチンコ・パチスロ機メーカー大手だ。ここもカジノ関連銘柄で本命視される一角といえるだろう。ただし、ちょっと時価総額が大きめなので、値動きは他のカジノ関連銘柄に比べておとなしめ。
インターライフホールディングス
インターライフホールディングスもカジノ関連銘柄として面白い銘柄だ。同社は店舗の企画・設計・施工や清掃、空調メンテナンスなどを手掛ける企業で、パチンコ店などアミューズメント施設が主要な得意先。
パチンコ店のピーアークホールディングスや、セガサミーホールディングスが大株主であることから関連銘柄として注目される。
【2016年10月04日(火)】
イチケン
イチケンもカジノ関連株の本命として注目だ。イチケンは建設関連の企業だが、ここはパチンコホール大手のマルハン系の企業で、パチンコホールの建設や内装を主に手掛けている。アミューズメント系のホール建設に実績のある会社なので、日本でカジノ解禁となれば一枚噛むのでは?という思惑だろう。ここは東証1部上場の銘柄ではあるが、時価総額はさほど大きくもなく値動きもある。カジノ関連株として注目しておくべき銘柄だ。
ストライダーズ
ストライダーズは不動産管理とホテル運営が柱の企業。成田にホテルを運営していることから、成田カジノ構想が伝わったころからカジノ関連銘柄として注目された銘柄だ。
また、ストライダーズはスリランカの「ランカグループ」と共同でスリランカにカジノ建設をしている企業でもある。これは当初は日本国内のカジノのモデルケースとしてスリランカのカジノ産業を調査・研究していたが、スリランカ側から「一緒にやりませんか!」と提案され合意したというものらしい。
スリランカでの実績を日本で生かせれば面白いが…。成田にカジノが出来ないってなった時は怖いな。なおストライダーズはボロ株ゆえ、人気化すれば株価の値動きは凄まじい。値動きの荒い銘柄が好みの人は注目しておくべきかもな。
【2016年11月25日(金)】
アスコット
アスコットは隠れたカジノ関連銘柄といってよいだろう。アスコットは東京都心を中心に、マンションを開発・分譲する不動産関連銘柄だ。
アスコットの大株主に澤田HDという会社がある。この澤田HDの代表はHISの創業者である澤田秀雄氏であり、この人はハウステンボスの代表も兼任する。その関係からか、アスコットは2013年10月に「ハウステンボス・スマートホテル」開発のプロジェクトマネージメント契約を受託している。
ハウステンボスはカジノ法案が通った場合、カジノリゾートの候補地として名乗りをあげている。ここにホテル開発のマネジメント契約を行うアスコットは隠れたカジノ関連銘柄というわけだ。
ちなみにアスコットはもともと100円台の株価であり、かなり低位で動いていたいわゆるボロ株だが、2016年4月に中国平安グループの傘下入りをしたことにより爆発的に株価が急騰した。時価総額はやや大きくなったものの、まだまだ規模としては小さい方だ。
株価の値動きは非常に軽い。短期資金が入り易い銘柄でもあるので、非常に面白い。当方はカジノ関連銘柄の本命・出遅れ銘柄として注目する。
【2016年12月02日(金)】
ピクセルカンパニーズ
12/02(金)の後場にカジノ法案が衆院内閣委員会で賛成多数で可決したようだ。自民党は6日にも衆院通過させ、今国会での成立を目指すとのこと。今国会でカジノ法案が成立するかどうかはまだわからないものの、カジノ関連銘柄にとっては追い風のニュース。
ただ、2日は月初の金曜日ということもあり、米雇用統計の発表とさらに4日にイタリアの国民投票を控えていることからか、カジノ関連銘柄はさほど大きくは買われなかった。ここまでに手垢が付きすぎたということもあるかもしれないが、週明けに再び注目される可能性もあるかもしれない。引き続き注目したい。
ピクセルカンパニーズはカジノ関連銘柄として物色され始めたのは割と最近のことだ。11月のアタマに子会社のLTJ(LT Game Japan)がLTG(LT Game Limited)と、LTJが開発したカジノ用ゲーミングマシンの販売について販売契約を締結したと発表したことから、一気にカジノ関連銘柄として人気に火がついた銘柄。
11/29に高値をつけてからは株価を急調整しているが、再物色されるかどうかが見ものだ。
【2016年12月13日(火) 追記】
エイチ・アイ・エス(HIS)
カジノ関連銘柄の本命としてエイチ・アイ・エスにも注目しておくべきだろう。エイチ・アイ・エスは格安航空券で有名な会社だな。
カジノ関連銘柄として注目されるのはエイチ・アイ・エスが長崎佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」を傘下に持つからだ。ハウステンボスはカジノの誘致に非常に積極的な姿勢を見せている。
ハウステンボスは開業以来18年連続で赤字を続けたようだが、エイチ・アイ・エスの傘下となった途端に黒字化したようだ。これはエイチ・アイ・エスの創業者「澤田秀雄氏」の手腕。この澤田氏がハウステンボスのカジノ誘致を積極的にアピールしているわけだ。
もしハウステンボスにカジノができるとなれば非常に面白い。カジノ法案の可決は時間の問題とも思える。ならばあとはIR(統合型リゾート)がどこにできるか?が焦点となってくるかもな。
エイチ・アイ・エスはカジノ関連銘柄の本命株として注目したい。
【2016年12月14日(水) 追記】
出遅れ JALCOホールディングス
JALCOホールディングスはカジノ関連の出遅れ銘柄としては注目だ。
JALCOホールディングスは元々電子部品のメーカーで、パチンコ関連の事業を行っている会社。パチンコ遊技機のレンタルやパチンコホール向けの貸金事業などを行っている。アミューズメント関連の事業に特化している企業なので、カジノ法案が成立すればなんらかの恩恵があるのでは?という思惑人気だろう。
JALCOホールディングスはいわゆる低位株・ボロ株。時価総額も小さく値動きは軽い。短期資金を集めやすい銘柄のため、火柱が立ちやすい特性を持つ。一過性の人気である場合も多いが、注目しておきたいカジノ関連の出遅れ銘柄だ。
【2016年12月15日(木) 追記】
カジノ法案 ついに成立!!
2016年12月14日(水)、ついにIR法案(別名:カジノ法案)が参院本会議・衆院本会議で可決し、成立したぞ!
長かったなぁ。一時は「本当に可決・成立するのか?」と思った時期もあったが、年末相場でついに成立。いよいよ日本にカジノリゾートが作られることとなったわけだ!
次に注目されるのはカジノ候補地か!?
さてカジノ法案が可決・成立となったからには、次に注目されるであろうテーマはカジノ建設候補地に関連する銘柄ではないだろうか。なにしろカジノ候補地となれば、その周辺では雇用や集客・インフラの整備などもろもろ含めおよそ5兆円以上もの経済効果があるとの試算もあるようだ。
カジノリゾート誘致に意欲を燃やすのも当然の経済効果だな。
政府は2020年までに全国3か所前後でカジノを建設することを検討しているらしい。さて現状、カジノリゾートの建設候補地は下記が有力とされている。
主なカジノ建設候補地(2016年12月時点)
- 大阪 夢州
- 神奈川 横浜
- 沖縄 名護
- 長崎 ハウステンボス周辺
- 千葉 幕張
- 北海道 小樽・苫小牧・釧路市
- 東京 お台場
- 宮崎 シーガイア周辺
なかでも有力なのは大阪・神奈川・沖縄・長崎あたりではないだろうか?
220ヘクタールという広大な敷地を誇る候補地夢州を擁する大阪、臨海部開発に弾みをつけたい横浜、国際観光拠点を目指す沖縄、そして官民一体となりハウステンボスに誘致したい長崎。このあたりは有力なカジノ建設候補地だと思っている。
カジノ関連銘柄(カジノ誘致関連) 本命・出遅れ 追記
カジノ関連の本命・出遅れ銘柄は下記に追記していく。
出遅れ 奥村組
奥村組はもし大阪 夢州にカジノが建設されることが決まれば有力なカジノ関連銘柄となりそうだ。奥村組は大阪が地盤の中堅ゼネコン。夢州にカジノ建設が決まれば、インフラ整備の工事などで恩恵を受ける可能性がある。そこまで値動きの軽い銘柄ではないが、カジノ候補地が話題になれば物色人気を集める可能性はあるだろう。
出遅れ ダイビル
ダイビルも大阪カジノ誘致に関連する銘柄と言える。ダイビルは商戦三井グループのビル賃貸を手掛ける企業。大阪発祥の企業で、大阪にオフィスビルやホテルビルなどを持つ。大阪 夢州にカジノが建設されれば、周辺の商業ビルは需要が拡大する。大阪カジノ誘致で恩恵を受ける銘柄といえよう。こちらもそこまで値動きの軽い銘柄ではないものの、今後カジノ候補地が話題になれば人気を集める可能性がある。注目の出遅れカジノ関連銘柄といえるだろう。
【2017年01月25日(水) 追記】
イントランス
不動産関連銘柄のイントランスが2017/01/25にストップ高。どうやらイントランスは新たなカジノ関連銘柄として台頭してきたようだ。
イントランスは和歌山県の人工島「「和歌山マリーナシティ」の一部をカジノリゾート(IR)開発のために2016年夏に取得していた模様。このことが一部で報じられ、一気に出遅れカジノ関連銘柄として物色されたのだろう。
大阪や横浜、沖縄などもカジノリゾート誘致に積極的ではあるが、近隣住民の反対の声も大きい。それらの地域に比べると、この和歌山の人工島でのIR誘致は比較的障害が少ないとの見方もある。「日本のカジノ開発第1号のダークホース」となるかもしれないのだ。まぁトントン拍子でいくかどうかはわからないが、なかなか面白い材料だ。
イントランスは不動産関連の銘柄でどちらかというとボロ株・低位株寄りの銘柄といえる。01/25で+39%もの株価急騰となったが、それでも時価総額はまだ「10,508百万円(2017/01/25時点)」と小規模。人気化すれば一気に火柱の立つ銘柄だ。
短期資金の流入は早く抜けてしまう可能性もあるかもしれないが、引き続き注目したい出遅れカジノ関連銘柄と言えるだろう。
カジノ関連銘柄 まとめ
カジノ関連銘柄はここ数年間にわたり注目され続けてきたテーマであるが、2016年末には再び注目を浴びている印象だ。これはカジノ法案がいよいよ前進しそうという思惑だろう。カジノ法案は2017年以降も引き続き話題になるだろう。それにカジノ法案が通ってからがカジノ関連銘柄にとって真のスタートとも言える。カジノ関連銘柄は2017年以降も引き続き話題になるテーマ株なので、注目しておいて損はない。新たなカジノ関連銘柄などが出てきたら追記していくつもりだ。