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2017年10月02日、ノーベル生理学・医学賞の受賞発表が行われた。残念ながら、日本人の受賞はならず。2017年のノーベル生理学・医学賞は「体内時計」に関する研究を行った米国研究者「ジェフリー・ホール」氏、「マイケル・ロスバッシュ」氏、「マイケル・ヤング」氏の3氏が受賞した。
この米国研究者の3氏は生物の「体内時計」に指示を出す遺伝子を特定したこと功績が認められノーベル賞を受賞したとのこと。
この体内時計の研究は医療分野に革新をもたらす可能性が指摘されているようだ。
日本の株式市場においても体内時計に関連する銘柄が注目される可能性がありそうだ。このページでは体内時計関連銘柄について、本命株・出遅れ株 一覧を詳しくまとめていく。
体内時計関連銘柄とは
体内時計関連銘柄とは、その名の通り体内時計に関連する事業・サービス・製品などを手掛ける銘柄の総称である。
とりあえず2017年のノーベル生理学・医学賞を受賞した「体内時計」についてザックリと説明しておこう。
体内時計とは
人間は1日(およそ24時間)周期でリズムを刻む機能が備わっており意識しなくても昼間は活動的になり、夜間になると休息モードとなる。このように体のリズムを調節する機能を「体内時計」という。
体内時計に指示を出す遺伝子を特定
2017年、ノーベル生理学賞・医学賞を受賞した米研究者3氏は「体内時計」に指示を出す遺伝子を特定し、その功績が認めれた。この研究は今後どのような分野で役に立ち、また日本株ではどのような銘柄に関連してくるか考えてみよう。
体内時計に関連する銘柄として考えられるのは遺伝子検査サービス関連銘柄ではないだろうか。
現に米国の遺伝子分析サービスを手掛ける「23andMe社」では、最近体内時計に基づいた新たな睡眠薬を研究開発することに取り組んでいるようだ。この米国企業のように日本において遺伝子検査サービスを手掛ける企業が体内時計に基づいた新薬を研究開発する可能性に期待したい。
また創薬関連銘柄やバイオ関連銘柄にも注目しておきたい。体内時計を司る遺伝子の研究によって、今後は体内時計が狂ってしまった場合にこれを正常に戻すような医薬品も登場する可能性がありそうだ。創薬関連銘柄やバイオ関連銘柄にはそういう面で期待したい。
また遺伝子に関連する研究ということで「ゲノム編集関連銘柄」と近縁のテーマと言えるかもしれない。近縁のテーマとしてゲノム編集関連銘柄も併せてチェックしておこう。
ゲノム編集関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧 まとめはコチラ≫
体内時計関連銘柄 一覧
まだはっきりと体内時計に関連する銘柄といえるわけではないが、目先としては遺伝子検査サービス関連の銘柄やゲノム編集関連銘柄に注目しておきたい。
- 2342 トランスジェニック
- 4974 タカラバイオ
- 3386 コスモ・バイオ
- 2191 テラ
- 2397 DNAチップ研究所
- 4544 みらかホールディングス
- 4549 栄研化学
- 4671 ファルコホールディングス
- 4694 ビー・エム・エル
- 6788 日本トリム
- 6942 ソフィアホールディングス
- 7707 プレシジョン・システム・サイエンス
- 7751 キヤノン
- 6894 パルステック工業
- 9438 エムティーアイ
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体内時計関連銘柄 本命株・出遅れ株
体内時計関連銘柄のなかでも本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。まだ、ハッキリと本命株と思われる銘柄は少ないが、もし出遅れ銘柄なども出てくれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命株? トランスジェニック
時価総額:9,331百万円
PER:(連) 83.51倍
PBR:(連) 2.80倍
≪2017/10/04時点≫
まだ体内時計関連銘柄と断言できるわけではないが、当方はトランスジェニックを関連銘柄の一角として注目したい。トランスジェニックはバイオ関連銘柄やゲノム編集関連銘柄の一角としてもピックアップした銘柄だ。
トランスジェニックは創薬用の遺伝子改変マウスの作製受託サービスを手掛けている。2017年にノーベル生理学・医学賞を受賞した米研究者3名は「キイロショウジョウバエ」を使って体内時計を指示する遺伝子を発見したとのことだが、さらなる体内時計の遺伝子研究に「遺伝子改変マウス」が用いられる可能性もあるかもしれない。まぁ思惑といえばそれまでだが、遺伝子改変マウスはこの先ゲノム編集関連の研究においても需要が高まる可能性があるし注目しておくべきではないだろうか。
トランスジェニックは時価総額の規模も大きくなく値動き妙味の面でも注目の銘柄と言える。短期資金が集まれば面白いかもしれない。
体内時計関連銘柄 まとめ
2017年のノーベル生理学・医学賞を「体内時計」の研究が受賞したことにより市場の注目も集まりそうだ。体内時計関連銘柄はまだ、それほど日本株においては数はないが、今後「体内時計」に関連する新薬研究などに参入する会社などもあるかもしれない。今後に期待したいテーマ株だ。