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2017年のノーベル化学賞の受賞者が10月04日に発表されたようだ。残念ながら期待されたリチウムイオン二次電池を開発した旭化成顧問「吉野彰」氏は今年は受賞ならず。
2017年のノーベル化学賞は分子イメージングを簡素化した低温電子顕微鏡を開発した米国・英国・スイスの研究者3氏が受賞されたようだ。
これによって低温電子顕微鏡に関連する銘柄が注目される可能性もあるかもしれない。このページではクライオ電子顕微鏡関連銘柄(分子イメージング関連銘柄)について、本命株・出遅れ株 一覧をわかりやすく詳しくまとめていく。
クライオ電子顕微鏡関連銘柄(分子イメージング関連銘柄)とは
クライオ電子顕微鏡関連銘柄(分子イメージング関連銘柄)とは、その名の通りクライオ電子顕微鏡に関連する銘柄の総称である。
「分子イメージング?クライオ電子顕微鏡?はて?」という人が多いと思うので、まずは分子イメージングやクライオ電子顕微鏡についてザックリと説明しておこう。
分子イメージングとは
まず分子イメージングとは生物が生きた状態のまま外部から生体内の遺伝子やタンパク質などの分子の量の変化や働きを可視化し観察する技術のことである。
クライオ電子顕微鏡(低温電子顕微鏡)とは
クライオ電子顕微鏡(低温電子顕微鏡)とは従来までは可視化することのできなかった分子イメージングを行うための道具である。どういう原理で分子イメージングをしているのかは当ページの主旨ではないので割愛するが凄い技術である。
ノーベル賞の選考委員会は「クライオ電子顕微鏡は生化学を新しい時代に変えた」と高く業績を評価しているようだ。
クライオ電子顕微鏡(分子イメージング)はどのような分野で役立つか?
クライオ電子顕微鏡(分子イメージング)はやはり創薬分野で役立つものと考えられる。分子の中でも病気の原因となるタンパク質が次々に明らかになってきており、クライオ電子顕微鏡で解析する細胞表面に存在する膜たんぱく質は医薬品開発の重要なターゲットとなっているようだ。
クライオ電子顕微鏡関連銘柄(分子イメージング関連銘柄) 一覧
- 6951 日本電子
- 7731 ニコン
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クライオ電子顕微鏡関連銘柄(分子イメージング関連銘柄) 本命株・出遅れ株
それではクライオ電子顕微鏡関連銘柄(分子イメージング関連銘柄)のなかでも特に本命視されそうな銘柄をピックアップしていこう。出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため参考までに願う。
日本電子
時価総額:54,721百万円
PER:(連) 38.65倍
PBR:(連) 1.79倍
≪2017/10/04時点≫
クライオ電子顕微鏡関連銘柄で本命視したいのは日本電子だろう。日本電子は電子顕微鏡で世界首位の銘柄で、京都大学と共同で極低温電子顕微鏡を共同開発している銘柄だ。この極低温電子顕微鏡で膜たんぱく質の構造解析を行い、創薬分野に貢献する目的とのこと。
日本電子はまさにクライオ電子顕微鏡関連銘柄(分子イメージング関連銘柄)の本命と言えるのではないだろうか。2017年のノーベル化学賞を分子イメージングを簡素化する低温電子顕微鏡の開発者が受賞したことで、日本電子に注目が集まる可能性に期待したい。
日本電子は時価総額規模は小粒というほどではないが、値動きが重いという規模でもない。クライオ電子顕微鏡関連銘柄(分子イメージング関連銘柄)の本命株として注目したい。
ニコン
時価総額:779,710百万円
PER:(連) 22.67倍
PBR:(連) 1.40倍
≪2017/10/04時点≫
ニコンもクライオ電子顕微鏡関連銘柄(分子イメージング関連銘柄)の一角として注目したい。ニコンは上記の日本電子と提携し、筆頭株主となっている企業。日本電子の繋がりから、関連銘柄の一角として注目だ。ただし、ニコンは時価総額の規模が大きい銘柄なので値動き妙味の観点では少し面白みに欠けるかもしれない。
クライオ電子顕微鏡関連銘柄(分子イメージング関連銘柄) まとめ
2017年のノーベル化学賞をクライオ電子顕微鏡を開発した研究者が受賞したことで、クライオ電子顕微鏡に関連する銘柄に注目が集まるかもしれない。今後も出遅れ株などがあれば追記していきたい。
ただノーベル賞関連銘柄は、受賞発表の後は材料出尽くしで売られる可能性もあるのでその点には注意しておきたい。(クライオ電子顕微鏡関連・分子イメージング関連は事前にそこまで注目されていなかったと思うので大丈夫だとは思うが)