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【2017年10月05日(木)投稿】
EV関連銘柄・リチウムイオン電池関連銘柄 出遅れ株 東芝
時価総額:1,322,132百万円
PER:(連) 5.74倍
PBR:(連) ---倍
≪2017/10/05時点≫
東芝に注目だ。東芝は2017年10月03日に、なかなか刺激的な材料を発表している。どうやら、従来品の2倍の容量をもつ負極材を採用した次世代リチウムイオン電池(SCiB)の試作に成功したらしい。
一般的にリチウムイオン電池の負極材には黒鉛が使用されているが、東芝の次世代リチウムイオン電池では2倍の容量を持つチタンニオブ系酸化物を用いており高エネルギー密度でありなおかつ急速充電が可能とのこと。
「急速充電が可能なこと」はEV普及に向けてクリアしなければならない課題の一つだ。
この次世代リチウムイオン電池を用いることで6分間の急速充電で、従来のリチウムイオン電池搭載EVと比較し、走行距離を3倍の320kmに延長することが可能とのこと。東芝は今後はさらにエネルギー密度を高め走行距離を伸ばすことに注力するとしており2019年の製品化を目指している。
この急速充電が可能なEV向けリチウムイオン電池を手掛けている点はなかなか魅力的な材料に思える。
東芝は米国の原発事業の失敗により危機的状況な点は不安だが、旬なEV関連・リチウムイオン電池関連のテーマ性は評価されてもおかしくなさそうだ。
まぁ東芝はここ数年で大幅に時価総額を目減りさせているとはいえ、やはり大企業。値動きの重さから、どうしても中期以上のスタンスが前提となるのがネックだが。
今後、EV関連・リチウムイオン電池関連の出遅れ株として注目されるか見ものだ。
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