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2017年9月に衆院解散・総選挙が決定しいよいよ総選挙が近付いてきている。
新たにできた小池百合子都知事が代表を務める「希望の党」の公約原案も判明したようだ。
希望の党の公約原案の中でも特に注目されているのが「ベーシックインカムの導入」を検討している点ではないだろうか。
総選挙が近付き、今後は政策関連銘柄にも注目が集まる可能性が高そうだ。このページでは注目される新生党「希望の党」が公約原案のポイントとして検討するベーシックインカムに関連する銘柄について個人的見解をまとめてみる。
ベーシックインカムとは
ベーシックインカムとは政府が全国民に対して最低限の生活を送るために必要な金額を支給するという制度である。
「え?働かないでも一定金額を必ずもらえるの!?」
と聞くと、夢のような制度に思えるがもちろんデメリットもある。お金が際限なく出てくるわけはなく、全国民の最低限、生活できるだけのお金を渡すのならばそれだけの財源が無くてはならない。
ベーシックインカムの前提となるのは「高い税率の徴税」だ。税率を上げ、その財源で得たお金を全国民に再分配する高負担・高福祉の政策と言える。
しかし、「希望の党」は前政権で2019年に消費増税するとしていた件に反対している。
・ベーシックインカムの導入
・しかも消費増税には反対
これでどうやって財源を確保するつもりなのだろうか?希望の党では消費増税の代わりに「企業の内部留保に課税する」案を出しているが、それだけで財源は足りるのだろうか?
確かに希望の党の公約だけを見ると一見魅力的な内容にもみえるが「実現できるのか?」と考えるとどうしても疑問に思える。
少し話がそれたが、このあたりは個人的意見に過ぎないので無視してもらって構わない。
さて、本題に戻そう。次はベーシックインカムのメリット、デメリットを考えてみる。
ベーシックインカムのメリット
ベーシックインカムのメリットとしては全国民に一律の金額が支給されるので「健康で文化的な最低限度の生活」は国民全員が保証されるという点だろう。また、仕事を急に辞めたとしても、最低限の収入は常にある状態なので、ブラック企業に勤めている人などは仕事を辞めやすかったり、新たな挑戦をしやすい環境になると言える。転職や起業のハードルが少し下がると言えるのではないだろうか。
・全国民が働かずとも最低限の生活ができる
・転職・起業などの挑戦がしやすい環境になる
ベーシックインカムのデメリット
もちろん、ベーシックインカムもメリットだけではない。ベーシックインカムのデメリットも考えてみよう。
ベーシックインカムが実現すれば、働かなくとも一定の金額を支給してもらえるので「なら働かなくてもいいや」と考える人も増えるだろう。働く人の減少は国力の低下を意味する。国際的な競争力がダウンする可能性もあると言えるだろう。
また、ベーシックインカムは全国民に数万円単位の金額を定期的に支給する政策であり、当然ながら莫大な財源が必要になる。
希望の党では、2019年の消費増税には反対の意思を示しているが、将来的に消費税以外のところで増税しないとも限らない。ベーシックインカムを導入するならば、今後どこかしらの徴税にしわ寄せがくると考える方が自然だろう。
また、ベーシックインカムが導入されれば既存の社会保障制度は撤廃あるいは縮小される可能性が考えられる。例えば、生活保護制度などは撤廃される可能性が高いのではないだろうか?また、医療保障制度も縮小されそうな気がする。
・働かない人が増える(国力の低下)
・将来的な増税の可能性
・既存の社会保障が撤廃or縮小される可能性
ベーシックインカム関連銘柄とは
ベーシックインカム関連銘柄とは、ベーシックインカムという政策が実現した場合にメリットがある銘柄の総称である。
ベーシックインカムに関連する銘柄はどんな銘柄?
ベーシックインカムが導入され、恩恵を受ける銘柄はどんな銘柄だろうか?当方は「転職関連銘柄」や「クラウドソーシング関連銘柄」にはメリットがありそうに思う。
ベーシックインカムにより、必要最低限の収入が保証されるので「転職」や「起業」などの挑戦がしやすい社会になるだろう。今よりも気軽に転職したり、起業にチャレンジする人は増えそうだ。また「フリーランスで必要な分だけ稼ぐ」という働き方も今よりメジャーになるのではないだろうか?
そうなれば転職の支援を手掛ける転職関連銘柄やフリーランスの仕事を斡旋するクラウドソーシング関連銘柄などには恩恵がありそうだ。
あとは既存の社会保障制度が縮小される可能性を考えれば「保険関連銘柄」にも恩恵があるかもしれない。医療系の社会保障が縮小されれば、大病を患うのは大きなリスクである。そんなリスクに備え保険に加入する人が増えるかもしれない。
まだ他にもありそうなので、思いついたら追記していきたい。ちなみにこの項目は完全に当方の個人的意見(妄想)なので、あまり真面目に参考にしないでほしい。
ベーシックインカム関連銘柄 一覧
一応カテゴリ別にピックアップしてみるが、何度も言うけど完全に当方の個人的意見・主観なので適当に流し見するくらいでいいと思う。
転職関連銘柄
- 6098 リクルートホールディングス
- 4849 エン・ジャパン
- 2341 アルバイトタイムス
- 2379 ディップ
- 2410 キャリアデザインセンター
- 4766 ピーエイ
- 6054 リブセンス
- 6538 キャリアインデックス
- 6539 MS-Japan
- 6556 ウェルビー
クラウドソーシング関連銘柄
- 2159 フルスピード
- 2168 パソナグループ
- 3979 うるる
- 3929 ソーシャルワイヤー
- 3900 クラウドワークス
- 4751 サイバーエージェント
- 6081 アライドアーキテクツ
保険関連銘柄
- 6178 日本郵政
- 7181 かんぽ生命保険
- 8750 第一生命ホールディングス
- 8766 東京海上ホールディングス
- 7157 ライフネット生命保険
- 8630 SOMPOホールディングス
- 8729 ソニーフィナンシャルホールディングス
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ベーシックインカム関連銘柄 本命株・出遅れ株
今のところはベーシックインカム関連銘柄に本命株・出遅れ株は思いつかない。もし今後、適当な銘柄が出てくれば追記していく。
ベーシックインカム関連銘柄 まとめ
まだ希望の党が政権を取るかどうかもわからないし、もしも希望の党が政権を取ったとしてもベーシックインカムの導入が実現されるかどうかもわからないので、今のところはまだ真剣に考える必要はないかもしれないな。