この記事にはプロモーションが含まれます。
》》【要確認】黙って登録すべき投資顧問!急騰期待銘柄を無料配信!《《
鬼門となる25日線がサポートなり日経平均株価は上昇!来週の相場はどうなるか!
一昨日のNYダウが700ドルの下げとなった事からNYダウの動きには注目していたが、「FDIC 米連邦預金保険公社」と「FRB 米連邦準備理事会」が、金融機関に高リスクの自己勘定取引を禁じた「ボルカー・ルール」などの一部緩和を発表。
「ボルカー・ルール」とは
金融機関は手元資金を増やし、一部ファンドとの取引を拡大するものだが、この発表からゴールドマンサックスやJPモルガンなど金融株に買いが入り指数を押し上げ、NYダウは引けにかけて一気に上昇して終値25745.60ドル、前日比+299ドルの上昇で取引を終えた。
日経平均株価もこれに呼応する様に、寄付きから高く始まり一時300円を超える上昇!
週末という事からも売り物がでやすいタイミングでもあったが、引けにかけても大きく下げる事なくしっかりな動きとなった。日経平均株価は再び25日線で反発した事からも底堅さと言える。
上を目指す材料が乏しい部分からも、今週は「売り買い拮抗」という感じになったが、サポートとなる日足25日線のラインで沿っている事からも、来週はどちらかに大きく動く可能性が高い。
まあ大規模金融緩和もだが、下がったら新しい策を各国政府、中央銀行が投じてくるだけに上にいくと当方はみているが、新型コロナウイルスの恐怖が付きまとっている以上、油断は禁物だ。
環境が追い風となっても、今後苦境に立たされていく可能性が高い要注意といえる銘柄があるので記載するぞ!
要注意銘柄 9984 ソフトバンクグループ
時価総額:11,562,943百万円
PER:(連) 2.11倍
PBR:(連) ---倍
≪2020/06/25時点≫
言わずとしてた通信キャリア大手のソフトバンクだが、今後リスクが高い銘柄となる可能性がある!
ソフトバンクグループは6月25日に株主総会があったが、孫正義会長兼社長は「当分、配当は期待しないでほしい、株主への還元は大量の自社株買いで還元していく」との事を発言。
自社株買いの内容は1億1500万株、金額ベースで5000億円を上限とする自社株取得するというもの、5月にも5000億円の自社株買いを発表しているが、取得総額上限は1兆円に達する。当方が気になっているのは資金繰りの為に、ソフトバンクグループは出資していた米携帯電話大手TモバイルUSの株式約2億株を売却して売却資金2兆円強を得てそれを財務改善、株主還元に充てるというところだ。
今後は5G社会となっていくわけだが、今回の米携帯電話大手TモバイルUS売却は、「米通信事業を撤退する可能性があり」、市場が狭まっていくのは先々を考えても「企業成長への不安」となると言える。
アリババの成長を見抜いた先見の明が孫正義氏に無くなってきている!
ソフトバンクグループが戦略的提携をしたドイツ系フィンテック企業のワイヤーカードが6月23日に日本円で2300億円もの金額が不正会計で紛失した事を発表、途方もない金額からも「ドイツの証券取引史上最大級の株価急落」
ビジョンファンドでの投資で、シェアオフィス事業を手掛けるウィーワークで7000億の損失、その他にもコロナショックで投資している企業の株価が軒並み急落して1.8兆円もの損失をだし【9264】ソフトバンクグループは15年ぶりに赤字転落と本業に大きな影響をだた。その矢先にこの様なニュースと、まさに踏んだり蹴ったりな状況が続いている。
孫正義氏の「髪の毛が後退しているのではない、私が前進しているのである」という名言があるが、同社は右肩上がりの成長企業であったが、今後の収益成長シナリオに暗雲が立ち込めているだけに、どう考えても後退していると言える。
ドーピングを続けて株価を支える【9986】ソフトバンクグループの株価の行く末は如何に!
孫正義氏は中国の最大手のeコマースのアリババの取締役も辞任!
世間からの批判や嘲笑の対象となっていた日本グループの投資戦略を擁護するために辞めたとの事だが、アリババの取締役だった事で自社のソフトバンクグループへの恩恵も強かったと言える。この取締役から外れ、ただの大株主となれば話は変わってくる、今後を見越すと、このアリババの取締役辞任もダメージがでてくる可能性があると言えるだろう。
大規模自社株買いの影響で同社の株価は反発してチャートも5日線を超える上昇となっているが、やはり無配という部分もだが、このまま日経平均株価が上がり続けるならともかく、業績が赤字、そして将来性も低く、無配。今は自社株買いというドーピングを打ち続けてごまかしているが、今の新型コロナウイルスの蔓延している相場からも業績、そして投資先への不安は拭えないものだ
今後は本業に邁進して経営を立て直していくとの事だが、ビジョンファンドの投資先などから再び悪材がでる可能性も高い、次回の決算は8月だが今後の業績に不安要素があるだけに要注意銘柄と言えるだろう。