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本日は日経平均は地政学リスクから売り圧力が高まり大幅安となったな。だがその中でも地政学リスクから買いがくる防衛関連の銘柄に買いが集まったな。
- 石川製作所 STOP高
- 細谷火工 STOP高
- 豊和工業 STOP高
- 日本アビオ STOP高
- 重松製作所 STOP高
- 興研 +11.7%
- 東京計器 +14.5%
- 旭精機 + 4.8%
- 協和コンサル+17.8%
STOP高5銘柄、10%以上の上昇も2銘柄と悪い環境の中でも投資家からの買いが集まった。そして防衛関連でも筆頭候補の呼び声が高い石川製作所は9時44分に一旦寄り付いて一瞬値を落としたがその後STOP高張り付きという形となった。この他にも細谷火工、豊和工業、日本アビオ、重松製作所などもSTOP高張り付きという結果となった。
防衛関連の筆頭銘柄としてまさに力を発揮したという感じだ。流れからも防衛関連への物色買いはまだ起こってもおかしくないだろう。
イランが厳しい報復を、と言っているが、実際に厳しい報復措置をとった場合は「アメリカは即攻撃」といっている以上、その場合は「戦争」になるという公算は高い。
だが、過去の戦争を振り返ると1941年12月の真珠湾攻撃の時は真珠湾攻撃時が底値になりS&P500指数は1945年の終戦までに2倍という数字がでている。その他の戦争や大規模テロでの株価を見ても2001年に大規模テロなどで株価は急落はあったが、2001年はITバブル崩壊後の下げ相場という事を考えるとあまり参考にならない。
それ以外の戦争での株価の動きは、戦争に入るタイミングは地政学リスクから株価は売られるが、その後は株価は上昇基調にある。
第二弾の防衛関連の本命・出遅れ株を記載するぞ。
今回も戦争という形になるのか、はっきりするまでは世界情勢が不安定だろうが、やはりこういう時は「今」強いテーマ株で攻めるべきと言える。
防衛関連銘柄は、今が旬なテーマ株として力をもっているだけに注目しておくべきだろう。
防衛関連銘柄 7404 本命株 昭和飛行機工業
時価総額:89,964百万円
PER:(連) 58.21倍
PBR:(連) 2.56倍
≪2020/01/06時点≫
輸送用機器関連事業、不動産賃貸事業、ホテル・スポーツ・レジャー事業等を展開する同社だが、防衛省をはじめ公官庁向けの特殊製品を取り合っている。防衛省用シェルター開発、航空機用ハニカムパネルの製造販売しているぞ。
業績も非常によく10月29日に発表した決算では20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比49.3%増の14億円に拡大し、通期計画の24億円に対する進捗率は58.6%となっている。そしてチャートを見ると地合いの悪い環境でもしっかりの右肩上がりを続けている。
防衛関連銘柄 6111 本命株 旭精機工業
時価総額:7,320百万円
PER:(連) 21.98倍
PBR:(連) 0.45倍
≪2020/01/06時点≫
旭精機工業はプレス加工品、プレス機械、ばね機械、そして銃弾類など精密金属加工品が柱とする企業だ。小口径銃弾に関しては、日本唯一で日本の防衛装備品メーカーとして高い製品を開発しているぞ。
今回の中東での不安もだが日本も防衛費の予算を上げる可能性も高く、その場合に同社は恩恵がある企業と言えるだろう。そして車載用リチウムイオン電池の円筒缶を製造するプレス機を持ち、リチウムイオン電池関連銘柄というところも非常に注目ポイントとして見れるだろう。
足元に業績は、直近の決算は下方修正して今一つではあるが、防衛関連、そしてリチウムイオン電池関連で時価総額も小粒でPBR0.45倍という低い水準ならば妙味ある銘柄といえるだろう。