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【2018年08月14日(火)投稿】
またもやスパムメール関連で恐ろしい報道があった。最近のスパムメールはドンドン巧妙化しているようだ。読者様もどうか十分に気を付けて頂きたい。
2018年7月21日頃から確認されているスパムメールで、メール受信者が実際に使用している「パスワード」が記載されたものが確認されている。内容としてはビットコインを支払うように脅迫するスパムメールとなっているが、攻撃者が何らかの方法で実際に使用しているメールアドレスとパスワードの組み合わせを入手し、スパムメールを送信しているという事になる。
恐らく、この話には「ゾッ」とされた方も多いのではないだろうか。
株の投資はパソコンやスマホなどで取引を行うのが当たり前の時代だけに、メールアドレスとパスワードの組み合わせを入手されてしまう状況は危険極まりないと思う。日頃から「パスワードの使いまわしをしない」などの自己防衛策をとっておいた方が良いかもしれない。
またこういったニュースを目にする度に関心が高まるのが「サイバーセキュリティ関連銘柄」ではないだろうか。サイバー犯罪に対する懸念は日に日に高まっているし、あらゆるモノがインターネットに繋がるIoTの普及が拡大すればする程、サイバーセキュリティ分野への需要は高まる事が予想される。
その中で当方が注目しているサイバーセキュリティ関連銘柄を一つピックアップしたいと思う。
サイバーセキュリティ関連銘柄 セキュアヴェイル
時価総額:4,348百万円
PER:(連) 111.48倍
PBR:(連) 8.25倍
≪2018/08/14時点≫
ネットワーク監視などを展開し、クラウド向けのセキュリティサービスなどの開拓などにも積極的に注力しているのがセキュアヴェイルだ。特筆すべき点はサイバーセキュリティ関連銘柄の中でも特に値動きが良い傾向がある所か。短期資金が集中し易い分、サイバーセキュリティへの関心が高まる度に注目される点でも面白い銘柄といえるだろう。
そういえば2018年5月に米国のセキュリティー企業であるファイア・アイが「大量の日本人個人情報がダークウェブ上で販売されている」と発表された事を覚えている方も多いのではないだろうか。もしかするとそういった個人情報流出から今回のスパムメールなどが流用されている可能性もあるかもしれない。
国立研究開発法人上方通信研究機構は、インターネットに接続している機器が受けたサイバー攻撃の件数が2017年は過去最高の1504億件にも達した事を発表している。恐らく2018年はこれを更に上回る件数となる事が容易に予想出来るだろう。
パソコンやスマホだけではなく「あらゆるモノをインターネットに繋げる」IoT技術の普及は、今後物凄いスピードで急拡大する事が予想されているし、そうなれば同じだけのサイバーセキュリティ対策は必要になって来る。またIoTだけじゃなく、例えばフィンテックや仮想通貨関連でもこの分野への需要は高い。またこういったハッキング系のニュースが報じられる度にサイバーセキュリティ関連銘柄への関心は高まる事となる。
以上の点からも、サイバーセキュリティ関連銘柄は長期に渡って何度も物色される人気のテーマ株になると思う。以前まとめたサイバーセキュリティ関連銘柄 本命株・出遅れ株 一覧と併せて、ある程度関連銘柄へのチェックはしておいて損は無いと思う。