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【2018年01月31日(水)投稿】
今、コインチェックのNEM(ネム)不正流出事件などで話題に事欠かない仮想通貨業界だが、01/31(水)には日本株市場でも新たに仮想通貨関連銘柄入りした銘柄が出てきたな。
あのLINEが仮想通貨事業に参入すると発表した。また、マネックスグループは前場引けに仮想通貨研究所を創設したことを発表。
仮想通貨関連銘柄 出遅れ LINE
時価総額:1,233,029百万円
PER:---倍
PBR:(連) 6.43倍
≪2018/01/31時点≫
無料のメッセンジャーアプリを手掛けるLINEも、いよいよ仮想通貨事業に参入するようだ。
LINEといえば、2014年にモバイル決済サービス「LINE Pay」をリリースしており、すでにモバイル決済系のサービスに関しては一定の立ち位置であるという認識だが、今後は仮想通貨事業を含む金融事業に本格的に乗り出すとのこと。
01/31(水)にLINEは金融事業関連の新会社「LINE Financial」の設立を発表。このLINE Financialでは仮想通貨取引所やローン、保険などの金融系サービスをメッセンジャーアプリ「LINE」で提供すべく準備するとのこと。
コインチェックのネム不正流出事件があったばかりということもあり、セキュリティ面は徹底していくとの意向だ。
仮想通貨事業に関しては、すでに金融庁に仮想通貨交換業者登録の申請をしており、現在審査中とのこと。
LINEが仮想通貨事業に参入することで、仮想通貨関連銘柄が盛り上がるかもしれないが、今はまだコインチェック事件の余波があり、盛り上がりきれていないのが実情かな。まぁとりあえずはコインチェックのネム不正流出事件が、ひと段落するのを待つしかないか。
ちなみにLINEの仮想通貨事業参入はいちおう、市場では好感され、01/31のLINEの株価は前日比+2.58%。LINEは時価総額規模の大きな銘柄なので、やはり少し値動きは重めだ。一応、仮想通貨関連銘柄の出遅れ株として今後も注目したい。
仮想通貨関連銘柄 出遅れ マネックスグループ
時価総額:113,359百万円
PER:---倍
PBR:(連) 1.36倍
≪2018/01/31時点≫
ネット証券大手の一角であるマネックスグループも、01/31(水)に仮想通貨関連の材料を出したようだ。
マネックスGは、01/31(水)の前場引けに決算発表を行い、自社株買いも発表。さらに、仮想通貨の情報提供を目的とした「マネックス仮想通貨研究所」の創設を発表。
決算もなかなかよく、さらに自社株買いも好感され、さらに仮想通貨関連の材料まで出たので01/31(水)のマネックスの株価は前日比+15.76%の大幅上昇。
マネックスグループも時価総額規模はけして小粒というわけではないが、それでも大きく上昇したのは「仮想通貨研究所の創設」という材料が好感されたということもあるのだろう。こちらも仮想通貨関連銘柄の出遅れ株として注目しておきたい。