この記事にはプロモーションが含まれます。
【2017年09月05日(火)投稿】
やはり、09/05(火)は防衛関連銘柄への物色が集中したようだ。北朝鮮が6度目の核実験を行ったことが、市場でも重く捉えられているようだ。
09/05(火)、防衛関連銘柄のなかでも集中的に買われたのは、昨日も記事にピックアップした細谷火工と石川製作所。これらは+20%を超える上昇幅を見せた。もちろん、細谷火工、石川製作所にも継続的に注目するが、まだ地政学リスクの警戒感が続くならば、防衛関連銘柄の出遅れ銘柄にも注目したい。
防衛関連銘柄 出遅れ株 アゼアス
時価総額:3,816百万円
PER:(連) 27.48倍
PBR:(連) 0.68倍
≪2017/09/05時点≫
アゼアスは防衛関連銘柄の出遅れ株として注目したい。アゼアスは米国デュポン社製の防護服販売が主力の銘柄で、過去にはエボラ出血熱関連銘柄などとしても注目された銘柄。
防護服は粉じんや化学物質などから身を守るものである。デュポン社製の防護服は核攻撃や放射線を直接防ぐことはできないが、放射線を帯びた粉じんなどから身を守ることはできる。こうしたものも有事の際には需要拡大の可能性がある。
もちろん、実際に防護服が必要な場面などきてほしくはないが、地政学リスクの高まりにより思惑的な物色を集める銘柄ということで注目したい。
アゼアスは時価総額の規模もかなり小さく値動きは軽い。引き続き、情勢不安のニュースが報じられるならば、物色が長引く可能性もありそうか?
防衛関連銘柄 出遅れ株 理経
時価総額:3,398百万円
PER:(連) 110.61倍
PBR:(連) 0.83倍
≪2017/09/05時点≫
理経も防衛関連銘柄の出遅れ株として注目だ。理経は最近、よく耳にする「Jアラート」という全国瞬時警報システムの受信機を販売している企業。
先日、8月末に北朝鮮のミサイルが日本の上空を通過した際にはJアラートが北海道など一部の地域で鳴り響いたようだ。
Jアラートが鳴ってから、ミサイルが通過するまでに「4分」しか猶予がなかったことから効果を疑問視する声もあるが、やはり無いよりあったほうが良いに決まっている。こちらも防衛関連銘柄の一角として注目。理経も時価総額の規模は小さく値動きは軽い。ただしPERが高まっている点には注意が必要かもしれない。