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【2017年09月04日(月)投稿】
北朝鮮が09/03に「6度目の核実験」を実施した。
これまでにも北朝鮮は何度も弾道ミサイルの発射などで日米韓を挑発してきたが、今回の核実験はミサイル発射よりも高いレベルで警戒感が高まっていると言えそうだ。
「核実験」はアメリカのレッドライン(堪忍袋の限界値)と指摘されてきた行為であり、これを行った以上、アメリカもこれまで以上に厳しい姿勢を示さないわけにはいかないだろう。
そしてさらに4日の夕方には韓国国防省が「北朝鮮で弾道ミサイル発射準備に関連した動きが継続的に確認され、新たなICBM級の弾道ミサイル発射の可能性がある」と指摘している。
核実験に続いて今度はまたもICBM級ミサイル発射の可能性ときたか。さらに緊張感が高まる格好だ。
さらに、09/09には北朝鮮の建国記念日が控えている。以前から「09/09に北朝鮮はなにかしらの挑発や軍事行動にでるかもしれない」と指摘されてきただけに、今回の緊張状態は少し長引きそうだ。
さすがに、いきなりドンパチ始める可能性は低いとは思うが、それでも今回は緊迫した情勢はしばらく続きそうな気がしている。
8月は北朝鮮絡みの地政学リスクに悩まされる月間となったが、9月も引き続き情勢不安に悩まされそうだ。うーん、9月には情勢不安も後退してほしいな、と思った矢先にコレか。なかなか厳しいな。
いずれにせよ、もう少し緊張状態が続くとなれば、ここは素直に防衛関連銘柄に注目するのが手か!?防衛関連銘柄ならば、やはり株価の値動きの軽い「細谷火工」と「石川製作所」に注目したい。
防衛関連銘柄 本命株 細谷火工
時価総額:6,189百万円
PER:(単) 79.82倍
PBR:(単) 2.85倍
≪2017/09/04時点≫
細谷火工は防衛関連銘柄の本命株として前々から注目されている銘柄だ。細谷火工は自衛隊向けの照明弾・発煙筒などを手掛けている企業で、地政学リスクの警戒感が高まる時には真っ先に短期資金の物色を集める銘柄である。
細谷火工は事業内容がドンピシャで防衛関連ど真ん中であることに加え、時価総額の規模が小さく値動きが軽いため短期資金による投機的な買いが入り易い。2017年4月以降、地政学リスクの悪化とともにジリジリと株価を上げてきている。PERが高まってきており、高値圏にも思えてしまうが素直に情勢不安が後退するまでは注目の対象と言えそうだ。
急激に株価が上がる場合も多いが、地政学リスク後退時の下落速度も早いので注意しつつ監視したい銘柄といえる。
防衛関連銘柄 本命株 石川製作所
時価総額:10,914百万円
PER:(連) 181.62倍
PBR:(連) 4.04倍
≪2017/09/04時点≫
細谷火工とならんで防衛関連銘柄の代表格といえば石川製作所と言えるだろう。石川製作所は防衛機器として「機雷」を手掛ける銘柄。こちらも地政学リスクが悪化するタイミングで、必ずと言っていいほど短期資金に物色される銘柄。
細谷火工に比べると、時価総額の規模は大きいものの値動きは十分軽いため、細谷火工と同様に注目したい。
石川製作所・細谷火工だけでなく、緊張状態が長引くとすればその他の防衛関連銘柄にも注目しておくべきだろう。