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11/09(水)、米大統領選の開票結果はまさかのトランプ氏の勝利。
予想を覆して見事に大統領選を勝利したトランプ氏はあっぱれの一言だ。
日本にとっては、おそらく一時的には悪材料となる可能性が高そうだ。だが、選挙で決まったことは覆らない。悲観していても始まらないので、まずはトランプ大統領に関連する銘柄をイチ早くチェックしておくことが先決だ。
ということで、このページではトランプ大統領関連銘柄について、本命・出遅れ 一覧をまとめる。
トランプ大統領関連銘柄とは
トランプ大統領関連銘柄とは、もちろん米国の新大統領として当選したトランプ氏に関連する銘柄だ。トランプ氏が掲げる政策や公約に関連する銘柄がメインになるのではないだろうか。
防衛関連銘柄 一覧
まずはトランプ大統領関連銘柄として数えられるのは防衛関連銘柄だろう。日本には米軍基地があるが、トランプ大統領のスタンスは「なぜアメリカが日本を守らないといけないんだ?!自分の国は自分で守れ!」というもの。日本にある米軍基地を撤退させる姿勢まで選挙中は見せていた。実現するかどうかはわからないが、今後日本はアメリカの後ろ盾を失う可能性を考えなければならないのかもしれない。
となると、注目されるのは防衛関連銘柄だ。防衛関連銘柄はトランプ大統領関連銘柄とも言いかえることができるだろう。
- 7011 三菱重工業
- 3440 日創プロニティ
- 7270 富士重工業
- 6208 石川製作所
- 6203 豊和工業
- 7721 東京計器
- 7980 重松製作所
- 7963 興研
- 4274 細谷火工
- 6111 旭精機工業
- 6751 日本無線
- 6946 日本アビオニクス
- 7745 エー・アンド・デイ
- 5631 日本製鋼所
- 4403 日油
- 6503 三菱電機
- 6703 OKI
- 7012 川崎重工業
- 7013 IHI
- 7007 佐世保重工業
- 6301 コマツ
内需関連銘柄
トランプ大統領関連銘柄には内需関連銘柄が含まれる。トランプショック・トランプリスクなどと報じられ、為替相場は一気に円高方向に傾いた。トランプ氏が大統領になることにおいて、ドルが売られ、比較的安全な通貨である円が買われたスンポウだ。
円高になると、輸出関連銘柄は打撃を受ける。反対に、内需関連銘柄は国内での需要が多いので、相対的に株価が上がるというわけだ。内需関連銘柄もトランプ大統領関連銘柄として注目しても良いかもしれない。
- 1801 大成建設
- 1812 鹿島
- 1802 大林組
- 2269 明治ホールディングス
- 2282 日本ハム
- 2502 アサヒグループホールディングス
- 2503 キリンホールディングス
- 3099 三越伊勢丹ホールディングス
- 3382 セブン&アイ・ホールディングス
- 2440 ぐるなび
- 3402 東レ
- 3407 旭化成
- 4502 武田薬品工業
- 4523 エーザイ
- 4661 オリエンタルランド
- 4922 コーセー
- 4967 小林製薬
- 8801 三井不動産
- 8802 三菱地所
- 8804 東京建物
- 9501 東京電力ホールディングス
- 9613 NTTデータ
- 8766 東京海上ホールディングス
- 8604 野村ホールディングス
インフラ輸出関連銘柄
トランプ氏は公約としてインフラ整備を掲げていたのでトランプ大統領関連銘柄として、インフラ輸出関連銘柄に注目するのも面白いかもしれない。ただし、円高基調が続く可能性もあるので、リスクもあるが。
- 5233 太平洋セメント
- 5232 住友大阪セメント
- 5411 ジェイ エフ イー ホールディングス
- 1881 NIPPO
- 1883 前田道路
- 1896 大林道路
- 1815 鉄建
- 1835 東鉄工業
- 1950 日本電設工業
- 1871 ピーエス三菱
- 5911 横河ブリッジホールディングス
- 5912 OSJBホールディングス
その他
- ソフトバンク
- ソフトバンク・テクノロジー
- ベクター
- シャープ
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トランプ大統領関連銘柄 本命
それでは、トランプ大統領関連銘柄のなかでも本命視されそうな銘柄をピックアップしてみよう。当方の主観込みなので、参考までに。
石川製作所
やはりトランプ大統領関連銘柄で本命視されるのは防衛関連銘柄なのではないか?と思う。9日、トランプショックの日も真っ先に株価を上げていたのは防衛関連銘柄だ。確かに、もしも本当に日本がアメリカの後ろ盾を失うことになれば、防衛設備を整えるのは喫緊の課題となる。(ま、そうはならないと思うが)
防衛関連銘柄に思惑的な人気が出るのも頷ける話だ。石川製作所は防衛関連銘柄のなかでも代表的な銘柄といえる。時価総額も小さく、値動きの妙味的にも面白い。当方はトランプ大統領関連銘柄の本命として注目したい。
東京計器
東京計器も防衛関連銘柄の筆頭として注目したい銘柄だ。東京計器は航海・航空計器の大手で防衛省向けに機器を手掛ける企業。まさに防衛関連銘柄だ。石川製作所よりも、やや時価総額が大きいが値動きが重いわけではない。東京計器も注目したいトランプ大統領関連銘柄である。
IHI
IHIにも注目したい。IHIは総合重機の大手で、航空エンジンなどを手掛けることから防衛関連銘柄としても注目される。また、同時にIHIは橋梁や水門などを手掛けるインフラ関連銘柄でもある。防衛関連&インフラ関連、両面から注目したい銘柄だ。
【2016年11月10日(木) 追記】
コマツ
トランプ大統領関連銘柄の本命としてコマツもあげておこう。コマツは建設機械を手掛ける銘柄で、インフラ関連銘柄ど真ん中。しかもアメリカでの売上比率も高い企業ゆえ、トランプ大統領の政策であるインフラ整備・インフラ投資の恩恵を受ける可能性がある。
コマツは時価総額はかなり大きく、本来なら値動きの軽い銘柄ではないのだが、大統領選の翌日(11/10)は+10%の上昇。前日に下がっているとはいえ、この上昇幅は凄い。市場でもトランプ関連銘柄として本命視されているということか。注目のトランプ関連本命銘柄と言える。
三菱重工業
三菱重工業もトランプ関連銘柄の本命として注目したい。三菱重工業は防衛関連銘柄の代表格。こちらも時価総額は相当大きく、値動きは軽くないのだが大統領選の翌日(11/10)は+10%の上昇。こちらも前日に下がっているとはいえ、大変な値動きである。こちらも注目のトランプ関連銘柄といえよう。
【2016年11月11日(金)】
信越化学工業
トランプ大統領関連銘柄として信越化学工業にも注目したい。信越化学工業は塩化ビニール樹脂などで首位であり、塩化ビニールは上下水管や排水管などのインフラ設備で需要がある。つまりインフラ関連銘柄として注目する向きがあるということだ。
ただし、信越化学工業は時価総額はかなり大きめ。あまり値動きの軽い銘柄ではないので値動きの妙味的にはさほどおいしいとはいえないが、財務も良好で長期的スタンスでみるなら面白い銘柄と言えるかもしれない。引き続き注目だ。
【2016年11月15日(火)】
三菱マテリアル
三菱マテリアルもトランプ関連銘柄として注目すべきだろう。三菱マテリアルはセメント、銅などを手掛けるインフラ関連の企業だ。特に米国にセメント工場を持つことから、トランプ氏の政策であるインフラ整備に関連し、恩恵を受けるのではないか?という思惑が働く可能性がある。トランプ関連銘柄として注目しておくべき銘柄と言える。
【2016年11月24日(木) 追記】
出遅れ 日本冶金工業
11/24(木)は日本冶金工業が大きく株価を上げたようだ。日本冶金工業は、ステンレスを専業で手掛ける企業であり、ステンレスの原料であるニッケルの精錬から圧延まで一貫して生産しているため、トランプ氏の政策関連銘柄として物色が進んだ模様。
トランプ次期大統領は公約として大規模なインフラ投資を掲げているため、ステンレスの需要が高まるのでは?という思惑が働いたようだ。現に、ステンレスの原料であるニッケルの相場は上昇傾向にある模様。
「インフラといえば、そういえばステンレスの需要もあるな」
と改めて投資家に注目された格好だ。トランプ関連銘柄としてはやや出遅れ気味の銘柄と言えるかもしれない。堅調なチャートを形成中だが、急激に出来高が増え株価が騰がっているため、ここでINするのはやや怖い。引き続き様子をみたいトランプ関連銘柄だ。
【2016年12月07日(水)】
本命・出遅れ ソフトバンク
トランプ関連銘柄の本命浮上。ソフトバンクの孫正義社長とトランプ時期大統領が12/06に会談し、アメリカのIT分野を中心とした新興企業へ500億ドルを投資することが明らかになり、トランプ関連銘柄入り。時価総額は重く値動き的な妙味は薄いかもしれないが材料としては非常に面白い。
本命・出遅れ ソフトバンクテクノロジー
ソフトバンクの子会社ソフトバンクテクノロジーもトランプ関連の本命銘柄として浮上。ソフトバンクがアメリカのIT分野のビジネスの500億ドルを投資するという材料では、むしろソフトバンクよりもコチラのほうが株価を上げた。ソフトバンクテクノロジーの事業内容はIT分野と非常に親和性が高く、ソフトバンクの出資により活躍の場面が増えるのでは?という思惑。また、ソフトバンクテクノロジーの時価総額はソフトバンクより2ケタ小さく値動き的な妙味もあり。
【2016年12月08日(水)】
本命・出遅れ ベクター
ベクターもトランプ関連銘柄として注目だ。ベクターはソフトバンクグループでオンラインゲームなどを手掛ける企業だ。これも前述のソフトバンクがアメリカのIT分野のビジネスに500億ドルを投資するという材料で株価が刺激された銘柄である。
ソフトバンク系の企業で時価総額はソフトバンクテクノロジーよりも小さい。値動きの軽さでいえばベクターは面白いかもしれない。
【2018年7月02日(月) 追記】
出遅れ株 シャープ
時価総額:1,240,808百万円
PER:(連) 15.48倍
PBR:(連) (連) 9.31倍
≪2018/07/02時点≫
液晶テレビを初めて世界に送り出したシャープも今や台湾企業の傘下となったが、トランプ大統領関連銘柄として大きな注目を集め始めている。
2018年6月28日にシャープの親会社である鴻海(ホンハイ)精密工業が約100億ドル投じる事となる液晶パネル工場の起工式にトランプ米大統領が出席、演説まで行い親密ぶりをアピールした。子会社であるシャープもトランプ大統領関連銘柄としてチェックしておいた方が良さそうだ。
【2017年01月26日(木) 追記】
01/26(木)には米国ダウが史上初の2万ドル超えを果たしたな!トランプ新政権が20日から始まっているが、これまで様子見ムードだったのが一転、これからトランプノミクスが再始動するのだろうか?!
まだ油断はできないが個人的には期待したいところだ。
さて、トランプ新大統領だが、当選前から公約として掲げていたカナダから米国に原油を輸送するパイプラインの建設を推進する大統領令に署名したことが報じられた。
建設推進の大統領令に署名されたのはカナダ・米国をつなぐ「キーストーンXL・パイプライン」と米ノースダコタ州に敷設予定の石油パイプライン「ダコタ・アクセス」だ。
このパイプラインの建設は住民からの反対の声も大きく賛否はわかれるところだが、実際に建設されるとすればパイプライン関連銘柄、エネルギーインフラ関連銘柄もトランプ関連銘柄として注目すべきか。
ただ、トランプ大統領は一貫して「アメリカファースト」を貫く姿勢。米国内で建設されるパイプラインには米国製の鉄鋼製品を使用する必要があるとの大統領令に署名しているそうだ。日本企業がパイプライン建設に絡むことはあるかは微妙なところだが、一応注目しておくべきだろう。
パイプライン関連銘柄 一覧
- 1963 日揮
- 6594 日本電産
- 4616 川上塗料
- 3355 クリヤマホールディングス
- 4613 関西ペイント
- 6841 横河電機
本命・出遅れ 川上塗料
パイプライン関連のトランプ銘柄として注目したいのは川上塗料だ。川上塗料は2016年末にロシア関連銘柄としても物色人気を集めた銘柄。川上塗料はロシアのガスプロム社にガスパイプライン用の塗料を納入した実績がある。
パイプライン用の塗料を手掛けることにより、今回も物色される可能性はあるかもしれない。また、川上塗料はインフラ関連の銘柄のなかでは特に時価総額の規模が小さいことも面白い。時価総額は「2,210百万円(2017/01/26時点)」。短期資金が流入する可能性はあるか?!注目したい。
本命 クリヤマホールディングス
クリヤマホールディングスにも注目したい。同社はゴムや樹脂製品など、産業用パイプラインの部材を手掛けている銘柄だ。海外の売上は北米が中心というところも面白い。
クリヤマホールディングスの時価総額は「20,438百万円(2017/01/26時点)」と川上塗料に比べると規模が大きいが、こちらもインフラ関連の銘柄のなかでは小粒なほうと言えよう。思惑的な人気が出る可能性もあるかもしれないので注目したい。