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また北のお騒がせ大将が騒ぎ出したな。
まず最近の北朝鮮の【挑発行為】ともとれる報道から振り返ってみよう。
11月30日に、日本政府が北朝鮮の「超大型ロケット砲」発射を「弾道ミサイル」と主張した事に対して↓
「安倍総理は本当の弾道ミサイルがどれかを遠からず、それも非常に近くで見ることになるかもしれない」
「多連装ロケットシステムとミサイルの区別もつかないとは、安倍は世界で唯一無二の白痴、史上最もばかな人間だと言い得る」
と中々の避難をしてそして今後のロケット発射を示唆したわけだが、続報が届いた。
北朝鮮の国防科学院の報道官は8日午前、国営の朝鮮中央通信を通じて「非常に重大な実験を行った。この結果は、遠からずわが国の戦略的地位を変化させるうえで重要な作用をするだろう」と発言。
アメリカと北朝鮮は「非核化交渉」を続けて、最近の北朝鮮のミサイルはICBM大陸間弾道ミサイルではなかった為、トランプ大統領も黙認している状態。だが北朝鮮のこの発言を見ると、トランプ大統領の逆鱗に触れる「ICBMミサイル」の発射を示唆しているわけだ。
トランプ大統領は金正恩とは良好な関係とは言っているが、「北朝鮮は世界に立場を示すという事は、ミサイル打ってほしくなかったら我儘聞いてもらうぞ!色々と交渉を有利にするぞ」という狙いだろう。
正直日本は隣国という事もあり北朝鮮のミサイルの脅威には警戒しなければいけない状態だ。この様な背景から本日防衛関連株が上昇している銘柄が多数ある。
北朝鮮のミサイル発射が行われた場合、地政学リスクから防衛関連銘柄に買いがくる動きは今後も期待ができる。防衛関連株と言えば【7011】三菱重工や【7012】川崎重工そして【7013】IHIなどは「ド本命」の銘柄ではあるが、如何せん大型すぎる。
そこで時価総額もそこまで大きくなく流動性の高い防衛関連銘柄を改めて記載するぞ!
防衛関連銘柄 本命株 7721 東京計器
時価総額:18,084百万円
PER:(連) 12.81倍
PBR:(連) 0.61倍
≪2019/12/09時点≫
東京計器も防衛関連銘柄の代表的な銘柄といえるだろう。東京計器は社名の通り、航海・航空計器を手掛ける企業だ。防衛省向けの機器、パイロットに警報を与える「レーダ警戒装置」、潜水艦を安全・確実に導く「慣性航法装置」を手掛けるなど、こちらもドンピシャの防衛関連銘柄といえる。
東京計器は石川製作所・日本アビオニクスに比べるとやや規模の大きい銘柄ではあるが、値動きは重くない、チャート的には非常に形の綺麗な右肩上がりとなっている。2019年7月につけた高値ラインをとって上を目指している防衛関連銘柄というテーマを考えると年来高値も十分に視野に入るだろう。
防衛関連銘柄 本命株 6208 石川製作所
時価総額:10,428百万円
PER:(連) 86.82倍
PBR:(連) 3.18倍
≪2019/12/09時点≫
防衛関連銘柄の代表格としてみられているのはなんといっても石川製作所だろう。石川製作所は段ボール製函印刷機主体の機械メーカーだが、防衛機器も手掛けており売上の50%以上がが防衛関連だ。防衛機器としては「機雷」の製造を手掛けている銘柄なのだが子会社イシメックスは、防衛機器に内蔵する制御盤等電装関係部品を製造、子会社イッセイは、防衛機器の機械加工部品の製造の一部を行っているぞ
本日は北朝鮮のミサイル懸念から防衛関連の本命株として買いが殺到して急騰しているのだが、石川製作所は防衛関連銘柄としては非常に時価総額の規模が小さく、値動きが軽い銘柄だ。そのため、防衛関連銘柄が物色される際には真っ先に注目される銘柄という印象。
今回も株価は1500円近辺を推移していたところから一気に吹っ飛んだ。まだミサイルが発射されていない状態で物色からこの急騰となった事を考えるとミサイル発射となれば、真っ先にまた買われる対象の銘柄でもあるぞ。防衛関連銘柄の本命株として覚えておこう。
防衛関連銘柄 本命株 4274 細谷火工
時価総額:3,863百万円
PER:(連) 31.79倍
PBR:(連) 1.58倍
≪2019/12/09時点≫
細谷火工も防衛関連の本命銘柄といえるだろう。まず細谷火工は主要取引先に防衛省 海上保安庁 消防庁など官公庁の仕事も多い。同社は火工品の製造をしているのだが、雷管、発煙筒、エアバッグ用の部品、そして自衛隊向けには照明弾を製造している。
防衛関連に注目が詰まってきてから株価は急騰している、官公庁の仕事を受け持っているが時価総額は小さいというところも注目ポイントだ。業績というよりも思惑で急騰していく銘柄な為、防衛関連に注目が集まっている今、妙味がある銘柄と言えるだろう。
防衛関連銘柄 出遅れ株 6203 豊和工業
時価総額:10,666百万円
PER:(連) 29.24倍
PBR:(連) 0.70倍
≪2019/12/09時点≫
防衛関連として豊和工業も出遅れ銘柄として期待がされているぞ。同社は当社は国内で唯一の小銃メーカーだが、小銃以外も、迫撃砲、無反動砲発煙弾及び同発射機、手榴弾等の製造をしている企業だ。同社も北朝鮮のミサイル問題から防衛関連として物色買いがきているぞ。上髭をつけての上昇だけに上値は重そうではあるが業績も悪くなく、PBRは割安水準、時価総額も低めという事を考えると防衛関連のニュースが流れれば上昇の余地はあるとみていいだろう。
防衛関連銘柄 出遅れ株 8226 理経
時価総額:3,025百万円
PER:(連) 147.73倍
PBR:(連) 0.73倍
≪2019/12/09時点≫
理経も防衛関連銘柄の出遅れ株として注目したい。理経は「Jアラート」という全国瞬時警報システムの受信機を販売している企業だ。同社のチャート的に180円~195円のレンジ相場が続いているのだが、防衛関連銘柄の出遅れという事を考えると同社にも物色買いが来る可能性はある。Jアラートはミサイルなどの警報もだが、災害時にも使用される装置という事からも防衛、防災関連銘柄でもある事も注目ポイントだろう。時価総額も小さいだけに動きだしたら急騰する可能性は秘めているぞ。
防衛関連銘柄 出遅れ株 1420 サンヨーホームズ
時価総額:8,657百万円
PER:(連) 38.43倍
PBR:(連) 0.49倍
≪2019/12/09時点≫
ミサイルの脅威に対して防災用シェルターなどの製造を行っているサンヨーホームズも防衛関連の出遅れ株として注目だ。同社は戸建注文住宅に浸水(津波・洪水)、核、細菌、毒ガス、放射性物質汚染という要求レベルに対応した防災用シェルターの製造をおこなっているのだが防衛、防災という二つのテーマに対して該当している銘柄となる。直近の決算では通期の同利益を従来予想の19.1億円から4.2億円と78.0%下方修正と業績は今一つだが防災シェルターの需要は今後高まっていく傾向が高いだけに出遅れ株として今後の動きに注視したいところだ。
防衛関連銘柄 出遅れ株 7963 興研
時価総額:7,008百万円
PER:(連) 24.56倍
PBR:(連) 0.71倍
≪2019/12/09時点≫
防じん・防毒マスク、オープンクリーンシステム等の製造・販売に強みを持つ興研も防衛関連銘柄の有望株だぞ。同社のマスクは保健所などでも需要が高く。
そして防衛省でも防護マスクなど採用されている。チャートは急騰しているが上値余地は高い。インフルエンザ対策などウイルス予防でも同社の商品の需要は高まっていくだけに注目したい銘柄だ。
防衛関連銘柄 出遅れ株 7980 重松製作所
時価総額:5,162百万円
PER:(連) 36.41倍
PBR:(連) 1.10倍
≪2019/12/09時点≫
重松製作所も興研同様に防塵、防毒マスクを製造している防衛関連銘柄の出遅れ株だ。アスベスト対策や感染症対策などのマスクを製造を製造しているのだが、化学防護服や保護メガネ、テロ対策用保護具にも強みをもっているぞ。
官公庁向けでの実績もあり、産業用防毒マスクで首位の企業だ。直近のチャート見ると731円が天井となっているが、ここを抜けていくと上昇していく可能性は十分。時価総額も低い事を考えると妙味有りの銘柄と言えるだろう。
過去の防衛関連銘柄のまとめは下記をみてくれ!↓