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日本政府観光局長(JNTO)の発表よると、2023年10月の訪日外国人数(推計値)が「251万6500人」、コロナ前の2019年と比べて「0.8%増」と、はじめて2019年の実数を上回った。
出展:日本政府観光局長(JNTO)「訪日外客統計_2023年10月推計値」から作成
地域別の訪日外客数をみると、もっとも多かったのが「韓国の63万1100人」、次に「台湾の41万3701人」、「中国の25万6300人」という結果だった。
新型コロナウイルスの影響によって、大幅な落ち込みを見せていた国内インバウンド需要。ようやく、ようやくだ。回復の兆候が実数となって表れはじめたといっていいだろう。
当然、そこで注目したいのはインバウンド関連銘柄だ!
インバウンド需要拡大によって物色が向かいやすい関連銘柄をピックアップして紹介する。
また、インバウンド関連銘柄の本命、出遅れを知りたい人は下記のページを参照してくれ!
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インバウンドプラットフォーム(5587)
インバウンドPFは、「また来たい、日本」をビジョンに掲げて、国内利用・海外利用が可能な「Wi-FI端末」やインバウンド関連サービスを手掛ける企業。エアトリ(6191)の子会社で、今年8月30日にグロース市場に上場している。
11月14日も大引け後に発表された決算では、23年9月期の経常利益(非連結)は「前期比2.9倍の3.7億円」に急拡大。従来予想の2.9億円を上回って着地している。また、24年9月期も「前期比20.5%増の4.5億円」に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとのことだ。
アドベンチャー(6030)
アドベンチャーは、オンライン上で航空券やホテルなどの手続きができるサービス「skyticket(スカイチケット)」を運営する企業。
11月13日大引け後に発表された決算では、24年6月期第1四半期(7-9月)の連結最終利益は「前年同期比50.2%減の4.1億円」と大きく落ち込む形となった。また、第1四半期決算では、広告宣伝費の積極投入や台風の影響などもあり、営業利益は「前年同期比43.4%減の7.58億円」減益となった。
この他、ホテルや旅館などの宿泊施設向けに自社予約サイトやコミュニケーションツールなどのシステム構築支援を主力業務として展開する「tripla (5136)」、カメラや時計など専門性の高い高級商材の中古品及び新品を店舗とネットで販売する「シュッピン (3179)」、北海道を地盤とする中堅ドラッグストア「サツドラHD(3544)」など、インバウンド需要拡大で物色が向かいやすい関連株にも注目だ。