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世界の仮想通貨市場が混乱となっているが、株式市場は特に影響もなく下値は買われる動きとなっているな。
リスク資産の代表格と言われている仮想通貨市場で世界的な仮想通貨取引所のFTXトレーディングが経営破綻した事で連鎖的な経営悪化懸念から信用不安が発生、正直FTX破産となればリスク回避の姿勢が強まるとは思ったが米国市場はNYダウ、ナスダック総合指数共に続伸した。
週明けの日本株は米国市場が安定的な動きではあったが、週末に発表した【9984】ソフトバンクグループが完全に足を引っ張る動きとなった。
ソフトバンクグループは破産のFTX1億ドル投資!ビジョンファンドは1兆円の赤字拡大!
その足を引っ張ったソフトバンクグループの決算を改めてみるが、23年3月期第2四半期累計の決算は、連結最終損益が1290億円の赤字に転落、第2四半期のSVF(ビジョンファンドの投資)事業のセグメント損失は、1兆199億円と前年同期の8531億円から赤字が拡大している。
アリババ株の一部売却で約4兆3000億円の利益計上しているにも関わらずこの決算!つまりはアリババ株の売却がなければ、数兆円の特大の赤字となっている。
ソフトバンクグループはビジョンファンドの投資成績は芳しくないのは分かり切っており、どう考えても決算が良いとは思えない。という状況にも関わらず環境が好転となっていた事や自社株買いにより過熱的に買われていた、さらに悪い事は重なるというが、米国で破産法を申請したFTXトレーディングに対し1億ドル弱出資しておりタイムリーな悪材料も重なっている。この急落も当然の結果と言えるのではないだろうか。
大手証券会社が決算後にソフトバンクグループの投資判断を軒並み引き下げ!
同社の悲惨な決算を受けて、ドイツ証券が「買い」から「ホールド」に変更。ジェフリーズ証券も、自社株買いの追加発表がなかったことなどを理由に「ホールド」から「アンダーパフォーム」に見直ししている。※ブルームバーグより抜粋
下げすぎの反動はありそうだが、今後のソフトバンクグループの株価はどうしても長く続くとは思えない!
ソフトバンクグループと言えば孫正義だが、その孫正義社長は「半導体設計大手アーム事業に専念し、他の業務は権限委譲、決算でのプレゼンは今日で最後」と述べており今後は後藤CFOなどが説明するとしている。
投資家人気の高いカリスマの説明会がなくなるというのは、今後の株価にも影響を及ぼす可能性があり、会社が苦境な時こそカリスマの様々な「今後の経営戦略」に期待したいと思うものが投資家らだろう。
まあソフトバンクグループの業績低迷となったのは、間違いなく運用総額10兆円規模の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」がコロナショックから大コケしたというのが原因ではあり、今回も説明会で「上場株も未上場株もほぼ全滅に近い。ビジョン・ファンドも大変苦しんでいる」と発言している。
今後はビジョンファンドの投資を大幅に抑制して半導体大手アームの経営に注力していくとの事だが、世界で大手が乱立している半導体市場でアームがそこまで入り込めるのか?それが業績に爆発的な起爆剤となるのか?どうしても疑問が残ってしまう。
過去に孫氏は「目標は明確に口に出した方が良い」と発言していたが、その大いなる目標を語る孫氏の発言がなくなる。カリスマが第一線から引いたというソフトバンクグループの株価は今後不安視かないと当方は見る。