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先週の日本株は金曜こそ下落とはなったが、8連騰の上昇、株価は遂に25500円まで到達となった。
新型コロナウイルスは、過去に起こったサブプライムローンの崩壊から世界大手投資銀行グループのリーマンブラザーズの破綻から起こったリーマンショックを超える「過去最大の急落」となり2020年3月19日には日経平均株価は16552.83円までの下落となった。
あの時は誰もが世界経済の破綻を予見して、「日経平均株価はしばらくは2万円に戻る事はない…」なんて言われていたものだが、この未曾有の事態に、世界各国の政府、中央銀行は不況時に景気底上げのために行う金融政策をこれでもかと行った事で株価はV字回復
積極的な金融緩和姿勢に、さらにワクチン開発!投資家がリスクオンの動きで株価は遂にバブル後の高値更新!
大統領選挙から株価は急伸したわけだが、「世界経済を戻す為にも必須となっていたワクチンの朗報」がでた事で、さらに株価を押し上げ、買いが買いを呼ぶ動きとなり、日経平均は2日から12日にかけての8連騰で、2543.75円の上昇幅を記録して株価は11月12日には25,500円を超える上昇を見せた。
東証一部の売買代金も4兆円を超える日がでるなど、外国人投資家の資金が流れてきているといえるが、東証が12日に発表した11月第1週(2日-6日)の投資部門別売買動向(現物)を見ると、海外投資家の買越額は3493億円と買い越しに転じ、「現物と先物の合算では1兆円規模の買い越し」にまで転じているのだ。
決算シーズンで上方修正を行う企業も多い事で機関投資家にも安心感が広がって11月第2週も買いが膨らんでいることは濃厚という事からも、強気の買いが週明け以降も続く見込みは高い。
過熱感を示す騰落レシオを見ると、「買われすぎ」と言われる値は120%となるが、12日時点の25日ベースの騰落レシオは88.15%となっている事を見ても、これだけ上がっても過熱感はまだない。というのは下落時に買いが入りやすいと言えるだろう。
大統領選挙後の相場で年末には日経平均株価26000円という説がでていたが、「そんないくのか?」なんて声も多かったわけだが、その26000円ですら通過点を予感させる状況となっている。
当方は、今の状況を分析すると世界での感染者の拡大で経済は冷え込んでいるが、騰落レシオを見ての通りだが、短期調整があっても、クリスマスラリーと年末高に向けた期待がある事もあり、そこまでの大きな下げというのは現時点では考えられないと見ている。
日経平均株価3万円の可能性もある!何よりも「アベノミクスで成しえなかった高値を超えバブル後の高値を抜けてきている!」
この株を長年やっていた当方からみても、このバブル後の高値を抜けたというインパクトは強い!
そして25500円から金曜に売りがでたが、この水準でも日銀は700億のETFの買い入れを行っており「下げても日銀の支えがある」というのは、安心感としか言いようがない。
世界の感染者の増加という不安は当然根強くある。だがリーマンショック以上の「大規模な金融緩和」がある以上は、年明けにも、日経平均株価3万円までいくという可能性は視野に入るといえるだろう。
日経平均株価3万円への通過点!来週にも日経平均株価は2万6000円を到達するチャンスは十分!
日経平均株価は週末に売られた事で押し目をつけ移動平均5日線で反発という形となった事で、買いやすい状況となっているが、NYダウもワクチンの普及が追い風になる景気敏感株を中心に買いが優勢となって反発となったが、週末に売りが一巡した動きをみせているだけに3万ドルを狙う形が整ったと言える。
当方は、この株高の流れは逃すべきではない判断している!
マザーズ指数が上場後の高値近辺で崩れた後は、日経平均株価、そしてTOPIXという流れでの上昇となっているが、マザーズ指数も大きく崩れた後は3連騰と反発を見せている。
IPO銘柄も再び急伸を見せる形を見せているが、マザーズは大きく押してから75日線が明確な反発ラインとなって戻してきている事からも、もう一段の伸びしろが期待できると言えるぞ。