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【2018年08月22日(水)投稿】
SIMフリー関連銘柄 日本テレホン
時価総額:3,498百万円
PER:(単) 174.79倍
PBR:(単) 5.66倍
≪2018/08/22時点≫
日本テレホンが物凄い勢いで急騰を続けているようだ。
8/16、8/17、8/20、8/21、8/22とこれで5日連続のストップ高、この急騰の原因は日本経済新聞が16日付の朝刊で報じた内容が大きな起爆剤となっている。
総務省は2019年7月から、「割安な中古スマートフォン(スマホ)を購入した消費者がどの通信会社でも選べる体制を整える方針」である事が報じられた。
今までは「NTTドコモ」「au」「ソフトバンク」の通信大手3社を利用する場合、自社で販売したスマホ以外は利用出来ない制約「SIMロック」があった訳だが、この制約を解除する方針で、中古品にも義務付ける内容となるらしい。
これは相当なインパクトのあるニュースだな!「SIMロック解除」となった場合は、スマホの中古市場は爆発的に膨れ上がる可能性もありそうだ。何もこれは大袈裟な話ではないぞ。
例えば、自動車業界で考えると判り易いかもしれない。今まではトヨタ、日産、ホンダなどの国内大手3社の自動車を購入したい場合は「新車」しか選択権が無かったが、ここに「中古」の選択肢が増えたとすれば…如何だろう。相当な市場になると想像出来るのではないだろうか。むしろスマホの普及率から考えて、それ以上のインパクトかもしれない。
日本テレコムは中古スマートフォンの買取販売サービスを手掛けているが、今回の材料で思惑買いが集中するのは当然の流れか。連日のストップ高も納得だ。
しかも2018年8月21日には官房長官が通信大手3社の携帯電話料金についても言及し、「あまりにも不透明で、他国と比較すると高過ぎる。4割程下げる余地がある」と述べた事が大きな話題となった。これも日本テレコムを後押しした要因の一つだろう。
2019年スマホの「SIMロック解除」となれば、スマホ市場は激変となる事は避けられない。スマホ中古市場にとっても大きなビジネスチャンス到来となるだろう。
今回の刺激材料は、携帯電話リサイクル(回収)関連銘柄との親和性も高いと思う。併せてチェックしておく事をオススメする。