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【2016年11月01日(火)】
このページでは黒田バズーカ関連銘柄 本命・出遅れ 一覧について詳しくまとめている。
黒田バズーカ関連銘柄とは
黒田バズーカ関連銘柄とは日銀の金融緩和に関連する銘柄のことである。
注)黒田バズーカとは
黒田バズーカとは日銀の金融緩和の通称である。日銀総裁である黒田東彦(くろだはるひこ)氏の名前からとったもので、日本株市場にとってバズーカ並の威力のある刺激材料であることから、付けられた呼び名である。基本的には日銀の追加金融緩和のことを黒田バズーカと呼ぶが、単に黒田総裁の発言による刺激材料も時に黒田バズーカと呼ばれるケースも?!
2016年10月現在、これまでの黒田バズーカを紹介する。
黒田バズーカ第1弾
黒田バズーカ第1弾は2013年4月4日に決定された金融緩和。量的・質的に異次元規模の緩和を行うと発表したことにより、「異次元緩和」と報道されその後は急速に円安・株高が進行した。
黒田バズーカ第一弾「異次元緩和」が発表された後の日経平均の推移は以下の通りである。
黒田バズーカ第2弾
黒田バズーカ第2弾は第一弾の翌年2014年10月31日に発表された追加金融緩和だ。前回よりも規模は小さいものの市場のサプライズ感はすごいものだった。
↓黒田バズーカ第二弾が発表された後の日経平均株価の推移
黒田バズーカ第3弾は?!
その後、2016年1月29日に行われた日銀の金融政策決定会合で追加の金融緩和策としてマイナス金利政策の導入が行われた。これも追加金融緩和策だが、黒田バズーカと呼ばれるほどには日本株市場に影響を与えなかった印象だ。黒田バズーカならぬ黒田ライフル、もしくは黒田ハンドガンといったところか。
さらに日銀はその後、2016年7月29日に新たな追加金融緩和策としてETFの買い入れ額を従来の年間3.3兆円から年間6兆円に増額することを決めた。これも地味に日本株の下支えにはなっているものの、黒田バズーカ第1弾・第2弾ほどの威力はなかったようだ。
今後の黒田バズーカの可能性
前述の「マイナス金利政策の導入」「ETF買い入れ額増額」も日銀の追加金融緩和策ではあるものの、黒田バズーカ第3弾・第4弾とはあまり呼ばれていないようだ。市場に与えたインパクトが黒田バズーカ第1弾、第2弾に比べ小さいものだったからだろう。
だが、黒田総裁は今後の追加金融緩和も匂わせるような発言もしている。今後も日銀の金融政策決定会合には目が離せない。
黒田バズーカ関連銘柄 一覧
黒田バズーカ関連銘柄にはどのようなものがあるだろうか。まず黒田バズーカは為替相場に大きな影響を与える。為替相場が円安に進むのだ。を後押しする効果があるということだ。
一般的に「円安・株高」といわれるように円安が進行すると、株高となる傾向がありどの銘柄にとっても追い風だが、特に円安による恩恵が強い銘柄を円安メリット銘柄という。
円安メリット銘柄は代表的な黒田バズーカ関連銘柄と言えるだろう。
黒田バズーカ関連銘柄(円安メリット関連銘柄)
7203 トヨタ自動車
7267 ホンダ
7201 日産自動車
7270 富士重工業
7261 マツダ
7259 アイシン精機
6981 村田製作所
6594 日本電産
6762 TDK
4631 DIC
6301 コマツ
6305 日立建機
6902 デンソー
6841 横河電機
6479 ミネベア
6448 ブラザー工業
7011 三菱重工業
7272 ヤマハ発動機
7731 ニコン
7732 トプコン
7733 オリンパス
7748 ホロン
7974 任天堂
7011 三菱重工業
また、2016年1月に導入されたマイナス金利の導入によって恩恵を受ける銘柄も広義では黒田バズーカ関連銘柄と言えるだろう。マイナス金利の導入によって恩恵を受ける銘柄はおもに不動産関連銘柄だ。(マイナス金利関連銘柄について→詳しくはコチラに書いてある)
黒田バズーカ関連銘柄(マイナス金利関連銘柄)
8801 三井不動産
8802 三菱地所
8830 住友不動産
1419 タマホーム
1801 大成建設
1803 清水建設
1812 鹿島
1720 東急建設
1821 三井住友建設
8890 レーサム
8934 サンフロンティア不動産
8803 平和不動産
3299 ムゲンエステート
5233 太平洋セメント
1435 インベスターズクラウド
3300 AMBITION
8925 アルデプロ
3236 プロパスト
4321 ケネディクス
3245 ディア・ライフ
黒田バズーカ関連銘柄 本命
それでは本題、黒田バズーカ関連銘柄で本命視される可能性のある銘柄をピックアップしよう。当方の個人的意見&主観込みなので、参考までに。
黒田バズーカ関連銘柄 本命 トヨタ自動車
日本を代表する企業で、円安メリット関連銘柄の代表格ともいえる銘柄トヨタ。円安が進めば真っ先に買われる銘柄といえばトヨタなのではないだろうか?黒田バズーカ第一弾、第二弾の時もわかりやすく騰がっている。
超巨大企業で時価総額が非常に大きいため値動きは緩やか。長期スタンスで取り組みたい銘柄だ。
黒田バズーカ関連銘柄 本命 プロパスト
プロパストは小型の不動産銘柄で、マイナス金利関連の恩恵を受ける銘柄ではないかと注目している。マイナス金利が導入されることによって住宅ローン金利が引き下げられれば、不動産関連銘柄にとっては大きなメリットだ。プロパストは時価総額も軽く人気化すると値動きが激しいので短期資金が投機的目的で入ることもしばしば。怖くもあるが面白い銘柄だ。