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【2017年05月24日(水)投稿】
ライザップ関連銘柄 本命 堀田丸正
時価総額:4,534百万円
PER:(連) 37.96倍
PBR:(連) 1.01倍
≪2017/05/24時点≫
05/23(火)の大引け後に堀田丸正に大材料が出たな!最近、なにかと話題のライザップグループへの傘下入りが決まったのだ。
当然のごとく、24日(水)は寄らずのストップ高気配だ。
ライザップグループは23日(火)の大引け後に堀田丸正と資本業務提携を締結し、堀田丸正の実施する第三者割当増資を引き受け子会社化すると発表した。
堀田丸正は呉服屋が期限の中堅繊維商社「丸正」が07年に同業の堀田産業と合併した企業だ。「和装」「洋装」「意匠撚糸」などを手掛ける。特に意匠撚糸においては国内トップメーカー。
※意匠撚糸とは
意匠=趣向を凝らしたデザイン性のある
撚糸=単糸をより合わせた糸
堀田丸正は世界的なアパレル企業にも意匠撚糸などの商品を供給している。「アパレル素材メーカー」と「アパレルの卸売販売」という二つの側面を持つのが堀田丸正の強みと言えるかもしれない。
今回、ライザップグループ傘下入り(子会社化)したことにより、海外展開の強化、EC展開の強化、顧客のデータベース構築、新商品の開発、販売管理システムの統合など、様々な面を強化するとのことだ。
ライザップが戦略的M&A攻勢を仕掛ける分野の一つである「アパレル部門」の一角として、堀田丸正が加わり、アパレル部門に必須である「素材開発」から企画・生産、そして販売に至るまで一貫して行えるビジネスモデルを推進する模様。
「素材開発から販売までのプロセスを一貫して行える」というのは非常に面白い強みだ。
ご存知の通り、ライザップグループの傘下入り(子会社化)した銘柄は、2017年05月15日(月)に発表した決算において、業績が大きく回復傾向にある。ライザップグループの戦略的M&Aが順調に進んでいる証明だ。堀田丸正もこれらライザップ関連銘柄のように、業績改善に大きく期待され買われているということだろう。
堀田丸正株にインサイダー疑惑か!?
ちなみにだが、この「堀田丸正のライザップグループ傘下入り」という発表があったのは2017/05/23(火)大引け後なのだが、23日の大引け直前…堀田丸正に「インサイダー疑惑」とも思えてしまうなんとも妙な買いが入っていたのだ。
丸で囲んだところが材料発表直前の23日の出来高だが、明らかに急増しているよなw特に大引け直前の出来高なんて露骨過ぎる。通常の出来高の何倍ですか?これ…。
堀田丸正の出来高
2017年5月12日 51,000
2017年5月15日 28,000
2017年5月16日 40,200
2017年5月17日 17,400
2017年5月18日 53,900
2017年5月19日 52,700
2017年5月22日 29,500
過去7日間の平均出来高 38957
2017年5月23日 344,200
過去7日間の平均出来高のおよそ9倍もの出来高。これはインサイダー疑惑を疑われても仕方無いレベルだわ。だって、なんも漏れずに9倍もの出来高になるか?!相当怪しいぞこれは。
それにしてもこれ仕込めてた人は凄いな。
堀田丸正はハッキリ言って経営再建中の銘柄、いわゆるボロ株・低位株に分類される銘柄だ。時価総額の規模もハッキリ言って小さい。そんなボロ株がいきなり、今もっとも旬とも言えるライザップ関連銘柄入りしたのだ。期待感から買われるのも当然の話。
堀田丸正のライザップ傘下入りという話題性によって、またライザップ関連銘柄に人気が波及しているしな。どこまで買われるか見もの。ライザップ関連銘柄全体に注目したい。
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堀田丸正に続きヤマノホールディングスも急騰
時価総額:5,209百万円
PER:---倍
PBR:(連) 4.38倍
≪2017/05/24時点≫
ちなみにもともと堀田丸正はスポーツ用品専門点の「ヤマノホールディングス」の傘下企業だった銘柄。
今回、堀田丸正がライザップグループを引受先とする3500万株の第三者割当増資を実施し、62.27%を保有する筆頭株主となったことにより、ヤマノホールディングスの連結対象からは外れることとなる。
これを受け、ヤマノホールディングスは保有している堀田丸正株「1111万4600株」を市場で売却する方針としたようだ。この発表を受けて、ヤマノホールディングスは株式売却益の発生による利益に対する期待買いが入っているようだ。
あくまでヤマノホールディングスに関しては「一時的な株式売却益による利益(業績寄与)」が期待され買われているという点に注意だ。ヤマノホールディングスまでライザップの傘下入りしたわけではないし、これはライザップ関連銘柄ではない。