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【2017年05月24日(水)投稿】
最近、なにかとライザップ関連銘柄が話題だな!
2017年5月15日(月)にライザップグループおよびライザップ傘下企業がと決算発表をしたが、軒並み業績回復傾向にあることが判明し、ライザップによるM&A攻勢が順調に進んでいることが再評価されている格好だ。
さらに2017年5月23日(火)大引け後には新たにアパレル関連銘柄の「堀田丸正」の実施する第三者割当増資を引き受け子会社化すると発表。堀田丸正のライザップ傘下入りで、再びライザップ関連銘柄はおおいに物色され、さながら「ライザップ祭り」状態となった。
ライザップは近年、積極的にM&A攻勢を仕掛けており買収した企業を、自慢のマーケティング力などを活かして成長させていくスタイルを貫いている。
つまり、今後もライザップは傘下企業をドンドン増やしていく可能性が十分ある。
と、いうことでこのページではライザップが今後、M&A(買収)しそうな銘柄を徹底予想したいと思う。
ただし、もちろん当方の予想の域を出ない内容なのでその点はしっかりご理解頂きたい。あくまで個人的予想であるので「そんな意見もあるのか」くらいの参考にするくらいで留めてほしい。
ライザップ関連銘柄 本命・出遅れ 一覧はコチラにまとめてある≫
ライザップが積極的にM&A(買収)を仕掛けていく4カテゴリ
まずはライザップが「積極的にM&Aを仕掛けていく」としている4つのカテゴリを理解しておこう。
ライザップがM&A(買収)を仕掛けるカテゴリ①美容・健康関連事業
まず「美容・健康関連事業」の分野だ。ライザップグループ本体の主力事業である減量スポーツジム、美容健康関連の通販事業などもこの分野に当たる。ライザップグループの屋台骨を支える分野であるため、最も注力したい分野といえるのではないだろうか?
既存のライザップ関連銘柄のなかでは「ライザップグループ」「SDエンターテインメント」が該当する。
ライザップがM&A(買収)を仕掛けるカテゴリ②アパレル関連事業
アパレル分野もライザップが積極的にM&Aを仕掛けている分野だ。ライザップの減量ジムで、美しく体を鍛えた顧客にグループのアパレル部門で補正下着や衣料品を売り込むクロスセルの狙いもある。「グループで一貫して顧客のニーズに応えたい」ということだろう。非常にうまいやり方だ。
既存のライザップ関連銘柄のなかでは「ジーンズメイト」「夢展望」「マルコ」「堀田丸正」などが該当する。
ライザップがM&A(買収)を仕掛けるカテゴリ③住関連ライフスタイル事業
住関連ライフスタイル事業もライザップがM&Aを仕掛けるカテゴリの一つだ。インテリア雑貨・生活雑貨・家具などの住関連ライフスタイル事業はライザップが積極攻勢を仕掛けるアパレル部門と非常に親和性が高いため、この分野にもM&A攻勢を仕掛けているのだろう。
既存のライザップ関連銘柄のなかでは「イデアインターナショナル」「パスポート」が該当する。
ライザップがM&A(買収)を仕掛けるカテゴリ④エンターテインメント事業
ライザップは「自己投資産業No.1」を目指す企業と公言している。確かにライザップの主力部門である美容・健康事業も自己投資に関連するものだし、アパレルや住関連ライフスタイル部門も自己投資に関連する。エンターテインメント業界も「自己投資」と言えるはずだ。
エンターテインメント事業もライザップがM&A攻勢を仕掛ける分野の一つである。
既存のライザップ関連銘柄のなかでは「SDエンターテイメント」が該当する。
※SDエンターテイメントは美容健康分野とエンターテインメント分野に両方該当する。
ライザップがM&A(買収)を仕掛けそうなカテゴリ?広告メディア・マーケティング分野
広告メディア分野はライザップがM&Aを積極的に仕掛ける分野として挙げているわけではないが、当方は広告関連・メディア関連銘柄もライザップのM&A攻勢の対象になるのでは?と思っている。
やはりライザップの特筆すべきところといえば、その「マーケティング力」である。
実例として、ライザップのCMは実に見事である。「結果にコミットする」というインパクトのあるフレーズ。そして減量ジムに実際に通った人のビフォーアフターをまざまざと見せつけるという単純ながら強烈な印象を与える映像。あのライザップのCMは爆発的な効果を上げたことだろう。まさにライザップのマーケティングの上手さが出ている。他にも、ライザップはマーケティング力を活かし、子会社の業績を回復させてきていることが2017年5月15日の決算発表で明らかになっている。
このマーケティング・広告メディアの分野はライザップも「自身の強み」であることを理解しているし、さらに伸ばす努力をしてくるだろう。
現にライザップ関連銘柄の一角である「ぱど」は広告メディア・マーケティング分野の銘柄だ。今後も広告メディア・マーケティング分野がライザップのM&A攻勢の対象となる可能性は十分ありそうだ。
ライザップがM&Aを仕掛けるのは業績の悪いボロ株か?!
ライザップがM&Aを仕掛けてきた企業の特徴を考えてみると、あまり業績のよくないボロ株・低位株に分類される銘柄が多いと思う。2017/05/23にライザップ傘下入りした堀田丸正も経営再建中のボロ株だ。
「経営状況があまり良くないボロ株・低位株を割安で傘下にして成長させる」というのがM&Aのビジネスモデルのセオリーでもある。やはり、ライザップが次に買収する銘柄を探すなら、上記のカテゴリに特化した事業を行うボロ株・低位株ではないだろうか?!
ライザップがM&A(買収・子会社化)しそうな銘柄 一覧
以上の点を踏まえて、上記の5カテゴリでライザップがM&A(買収・子会社化)しそうな銘柄を当方なりにピックアップして一覧にしてみた。あくまで個人的予想の域を出ないが、どうだろうか?!
ライザップがM&A(買収・子会社化)しそうな銘柄①美容・健康関連事業
- 2743 ピクセルカンパニーズ
- 3779 ジェイ・エスコム ホールディングス
- 9439 エム・エイチ・グループ
- 6786 RVH
- 7413 創健社
- 3071 ストリーム
- 7834 マルマン
- 4524 森下仁丹
ライザップがM&A(買収・子会社化)しそうな銘柄②アパレル関連事業
- 2778 パレモ
- 3004 神栄
- 3529 アツギ
- 3606 レナウン
- 8011 三陽商会
- 8025 ツカモトコーポレーション
- 8040 東京ソワール
- 9876 コックス
- 8256 プロルート丸光
ライザップがM&A(買収・子会社化)しそうな銘柄③エンターテインメント事業
- 6625 JALCOホールディングス
- 7608 エスケイジャパン
- 9478 SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ
- 7612 Nuts
ライザップがM&A(買収・子会社化)しそうな銘柄③住関連ライフスタイル事業
- 3209 カネヨウ
- 3536 アクサスホールディングス
- 7523 アールビバン
- 9827 リリカラ
ライザップがM&A(買収・子会社化)しそうな銘柄③広告メディア・マーケティング分野
- 2164 地域新聞社
- 4760 アルファ
もしも「他にこんな銘柄はどうかな?」とか「これも候補っぽいぞ?」なんて意見があったらコメント欄でもメールでもなんでもいいのでガンガン教えてくれると嬉しいぞ!
次にライザップがM&A(買収)しそうな銘柄候補 本命(当方の個人予想)
それでは上記の一覧のなかから、当方が特に「これはあるんじゃないか?」と思う本命銘柄をピックアップしていく。くどいようだが、この項目は当方の個人予想である。もちろん外れる可能性がある、というか外れる可能性の方が高いだろう。あまり鵜呑みにせず、参考程度に見て欲しい。
次にライザップがM&A(買収)しそうな銘柄候補 本命 ピクセルカンパニーズ
時価総額:3,961百万円
PER:---倍
PBR:(連) 1.57倍
≪2017/05/24時点≫
ピクセルカンパニーズはオフィス用トナー販売が主力だが、他にも環境事業・美容健康事業・カジノ事業などを手掛けている。
中でも美容健康事業とカジノ関連事業を手掛けている点は注目だ。美容・健康事業はライザップの屋台骨を支える主力事業で、ピクセルカンパニーズはエステサロンなど美容健康に携わる事業者向けに美容商材・健康商材などの通販事業を行っている。ライザップの事業とクロスセルもやり易そうだ。親和性が高い。
それにピクセルカンパニーズはカジノ用ゲーミングマシンを手掛けているカジノ関連銘柄。カジノ関連事業はまさにエンターテインメント分野の事業だ。ライザップが積極的にM&A攻勢を仕掛ける分野。ダブルでライザップが好みそうな要件をもつピクセルカンパニーズはライザップ関連銘柄の候補として面白いかもしれない。
次にライザップがM&A(買収)しそうな銘柄候補 本命 パレモ
時価総額:3,302百万円
PER:(単) 6.35倍
PBR:(単) 1.59倍
≪2017/05/24時点≫
パレモはライザップが積極的なM&Aを仕掛ける「アパレル分野」の候補として注目したい。パレモは婦人衣料の専門チェーンを展開しており、イオンやユニーなどへの出店が多い。ライザップは、どうも「女性をターゲットにした事業展開」に注力している気がする。
補正下着のマルコなどはまさに女性をターゲットにした事業だし、夢展望も女性向けの衣料通販だ。パレモがライザップのアパレル分野の傘下入りする可能性はなくはないのではないだろうか?
それにパレモは現在経営再建中の銘柄。いわゆるボロ株・低位株だ。M&A攻勢も仕掛けやすいのではないだろうか。
次にライザップがM&A(買収)しそうな銘柄候補 本命 カネヨウ
時価総額:1,407百万円
PER:(単) 9.35倍
PBR:(単) 1.17倍
≪2017/05/24時点≫
兼松系のカネヨウは寝装具、インテリア、生活雑貨専門商社だ。ライザップが積極的にM&Aを仕掛ける「住関連ライフスタイル分野」の一角として面白いのではないだろうか?特に寝具に強みをもつ企業はライザップの事業との親和性が高いのでは?と個人的に思っている。
完全に当方の妄想だが「寝てるうちに姿勢を直す寝具」とかがもし出来れば…面白そうだ。兼松系の企業だが、ヤマノホールディングス傘下の「堀田丸正」を買収した経緯もあるし、なくはないのでは?