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【2017年03月13日(月)】
CeBIT(セビット)2017というイベントをご存知だろうか?
CeBIT(セビット)2017とはドイツのハノーバーで2017年3月20日~24日に開催される世界最大級のITビジネスに特化した国際見本市である。2017年のセビットでは日本が初のパートナーカントリーとして選ばれ大規模参加することとなり、日本からは過去最高となる118社(団体)が出展を予定しており例年以上の盛り上がりが予想される。
またセビット2017の主たるテーマは人工知能・ロボット・ドローン・VR・ARといった株式市場でも注目される次世代テクノロジーである。このセビット2017で注目される技術に関連する銘柄は株価にも反応する可能性が高いだろう。
と、いうことでこのページではCeBIT(セビット)2017関連銘柄の本命・出遅れ 一覧をわかりやすくまとめて紹介する。
CeBIT(セビット)2017関連銘柄とは
セビット2017関連銘柄とはセビットに出展する企業はもちろん、セビットに出展されるテクノロジーに関連する銘柄などの総称である。
CeBIT(セビット)とは、ドイツ ハノーバーで開催される世界最大級のITビジネス見本市で、2017年の主たるテーマは人工知能(AI)・ロボット・VR・ARといった株式市場でも注目度の高い次世代テクノロジーだ。セビットに出展される技術で注目度の高いものがあれば、それに関わる銘柄の株価が反応することがある。
そして、セビットでは毎年、パートナーカントリーが選出されているのが特徴だ。
セビット2015では中国、2016ではスイスがパートナーカントリーだったが、セビット2017では日本が初のパートナーカントリーとして大規模参加することとなっている。これにより、セビット2017では「ジャパンパビリオン」が特設されることとなっている。つまり、セビット2017は日本にとって例年よりも特別なイベントと言える。関連銘柄はしっかり把握しておくべきだろう。
CeBIT(セビット)2017関連銘柄 一覧
- 6501 日立製作所
- 7203 トヨタ自動車
- 7587 PALTEK
- 2743 ピクセルカンパニーズ
- 7240 NOK
- 3778 さくらインターネット
- 3756 豆蔵ホールディングス
- 8031 三井物産
- 6752 パナソニック
- 6534 D.A.コンソーシアムホールディングス
- 9412 スカパーJSATホールディングス
- 3569 セーレン
- 3776 ブロードバンドタワー
- 4704 トレンドマイクロ
- 4344 ソースネクスト
- 4812 ISID
- 5969 ロブテックス
- 5966 KTC
- 6103 オークマ
- 6770 アルプス電気
- 6806 ヒロセ電機
- 9749 富士ソフト
- 6113 アマダホールディングス
- 6287 サトーホールディングス
- 6996 ニチコン
- 7963 興研
- 1802 大林組
CeBIT(セビット)2017関連銘柄 本命・出遅れ
それではセビット2017関連銘柄のなかでも本命視されそうな銘柄をピックアップしてみよう。また出遅れ銘柄などもあれば追記していくつもりだ。なお、この項目は当方の主観を含む内容のため、参考までに願う。
本命 PALTEK
セビット2017関連銘柄の本命としてPALTEKを挙げたい。PALTEKは独立系の半導体商社で、FPGA関連銘柄でも本命として挙げた銘柄だ。
PALTEKの子会社エクスプローラではセビット2017で映像情報を処理・伝送する製品やIoTソリューション製品を展示する予定とあっている。PALTEK広報担当によると「セビットをきっかけに欧州市場の開拓に向けたビジネスパートナーを見つけたい」とのこと。
BtoB(企業間取引)ソリューションの見本市であるセビットというイベントを有効に活用する構えである。
PALTEKは時価総額の規模も大きくなく値動き妙味と言う面でも面白そうだ。セビット2017関連銘柄の本命として注目したい。
本命 ピクセルカンパニーズ
セビット2017ではピクセルカンパニーズにも注目したい。ピクセルカンパニーズの子会社でアフロという会社があるが、これはセビットでスマートタクシーメーターを紹介する予定となっている。
ちなみにピクセルカンパニーズはカジノ関連銘柄としても注目の銘柄。テーマ性豊富で、規模も小さめ。値動き妙味の面でも注目だ。
本命 さくらインターネット
さくらインターネットといえばフィンテック・ブロックチェーン関連の象徴株だが、ビッグデータ・AI関連の銘柄としても注目だ。さくらインターネットはビッグデータやAIの技術を各産業ごとに最適化したソリューションとして提供するABEJA(非上場)に出資していることで注目される。ABEJAはセビット2017に「ABEJA Platform Open」という様々なIoTデバイスや他サービスと連携でき、ディープラーニングの活用により大量データの取得・蓄積・学習・解析・出力・フィードバックを可能にする先進的PaaS基盤を出展する予定だ。ABEJAに出資するさくらインターネットも次世代テクノロジー分野の注目株といえよう。
本命 セーレン
セーレンは福井県に本社を置く繊維メーカーでセビット2017の出展企業の一社。
同社は繊維加工とITの技術を融合し、デジタルデータで繊維製品の規格・製造・販売を一貫でつなぐデジタルプロダクションシステム「ビスコテックス」を独自開発した企業だ。ビスコテックスで実現したパーソナルオーダーシステムではバーチャル試着でお客が商品を選択するとインターネットを経由して生産がスタートするという。
セーレンはセビット2017で日本で実際に店舗展開しているパーソナルオーダー「Viscotecs make your brand」を紹介するようだ。人工知能(AI)やビッグデータといったテーマ性ではないものの、次世代のIT技術を独自開発して出展するというのは面白い。セビット2017関連銘柄として注目だ。
出遅れ サトーホールディングス
サトーホールディングスのセビット2017の出展企業の一つ。同社はバーコードやプリンタなどの自動認識システムで世界首位の会社だ。セビットではIoTの力を最大限に発揮する「最後の1cm」ソリューションを出展するとのこと。
IoT技術において実体のあるモノにはID・情報を紐付けして正しくITシステムにつなぐ物理的な現場作業が必要とのことで、「最後の1cm」ソリューションはその最後の仕上げを担うソリューションで、さまざまなユーザーに役立つことのようだ。
これに同社の自動認識ソリューションを活かすということのようだ。説明が長くなりそうなのでもっと詳しく知りたい人はググってほしいが、とにかくIoT分野において大切な役割を担っていると覚えておけばまぁ概ね問題ないだろう。
IoT関連の技術でセビット2017に出展するということで、見逃せない銘柄といえるかもな。サトーホールディングスはIoT関連銘柄としてもあまり騒がれていない気がするが、IoT関連の出遅れ銘柄として注目するのも面白いかもしれないな。
本命 ブロードバンドタワー
都市型データセンターを運用するブロードバンドタワーもセビット2017の出展企業の一つ。ブロードバンドタワーは5G関連銘柄として注目される銘柄だな。2020年の5G本格展開に向け5Gデータセンターを手掛ける。セビット2017でも5G関連の出展になるのではないだろうか?
ブロードバンドタワーも時価総額の規模はさほど大きくなく、値動き妙味と言う面で面白そうだ。
本命 ソースネクスト
ソースネクストはサイバーセキュリティ関連銘柄の一角で、こちらもセビット2017の出展企業の一つ。また情報セキュリティ分野以外でも、さまざまなPCソフト、スマホアプリなども開発している会社でもある。
セビット2017の出展は同社のアプリ「iGotcha」なのかな?「iGotcha」とは自動で留守電メッセージをテキスト化して、通知してくれるスマホアプリだ。世界展開しているようなので、もしかしたらこれかもな。
出遅れ? KTC(京都機械工具)
KTCは京都に本社を置く工具メーカーだ。こちらもセビット2017の出展企業。工具・測定機器とウェアラブル端末、RFIDタグなどを用いた「作業トレーサビリティシステム」を出展するということかな?
出遅れ? ロブテックス
ロブテックスも工具などを手掛けるメーカーでセビット2017の出展企業。ブラインドリベット・ナットによる締結技術全般とブラインドリベットにおけるプロセスコントロールを可能にしたコードレスリベッターを提案するとのことだ。
本命 トヨタ自動車
世界のトヨタもセビット2017に出展する企業の一つ。トヨタは車と公共交通機関を最適につなぎシームレスで快適な移動と地域の交通課題解決をサポートする次世代都市交通システム「Ha:mo」、と路車間・車車間通信を活用した運転支援システム「ITS Connect」を出展するようだ。
トヨタは大企業のため時価総額の規模も超デカイ。セビットへの出展が株価に与えるインパクトは限定的だとは思うが、一応注目だ。
CeBIT(セビット)2017関連銘柄 まとめ
日本が初のパートナーカントリーとして大規模参加するCeBIT(セビット)2017は例年よりも日本株への反応は大きい可能性がある。イベント直前~最中には期待感からセビット関連銘柄が買われる可能性はおおいにあるだろう。
イベントが終わってしまえばさほど話題にならなくなるだろうが、セビットに出展される次世代技術自体は今後も大注目のものばかりだ。株式テーマとしても息が長い。
セビット2017の主たるテーマは人工知能(AI)・ロボット・VR/AR・ビッグデータ・ドローン・自動運転技術・生体認証など、次世代テクノロジー分野となっている。
当サイトではこれらの次世代テクノロジー分野を各テーマごとに関連銘柄をまとめているので(ぜんぶではないが)、そちらもチェックしておくことをオススメする。
次世代テーマ株の本命・出遅れ 一覧は以下の通り
人工知能(AI)関連銘柄 本命・出遅れ 一覧≫
VR関連銘柄 本命・出遅れ 一覧≫
ITビジネスの見本市は世界各国で行われセビットだけの専売特許というわけでもない。これらの次世代テクノロジーはたびたび話題になるので2017年以降も絶対に把握しておくべき重要テーマと言える。