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全体相場が非常に重たい値動きの中ではあるが、米FOMC議事録や日銀新総裁となる植田総裁の異次元金融緩和に対しての発言を今週控えており、大きなボラがでる懸念から様子見姿勢が強まっている。
そんな相場環境の中ではあるが、一つ面白い銘柄があったので記載するぞ。
アクティビスト(物言う株主)関連銘柄 6406 フジテック
時価総額:267,388百万円
PER:(連) 36.8倍
PBR:(連) 1.94倍
≪2023/2/21時点≫
フジテックは東証プライム上場、国内では三菱電機、東芝、日立製作所に次いで4位のエレベーター専業大手。アジアで積極展開し、インドなど海外拠点での生産を推進している企業だ。
同社がなぜ面白いのか?今同銘柄を巡って企業とアクティビスト側で揉めに揉めているのだ。
大きな話題を呼んだフジテックの定時株主総会は昨年6月23日の話となるが、東京ドームのTOBなどを手掛けたアクティビストの香港・オアシス・マネジメントが当時の内山高一社長の取締役再任議案反対を呼びかけてたという事が筆端となった。
会社側は総会開始1時間前に同議案を取り下げ、内山氏は社長退任の一方で、非取締役のまま会長就任という奇策に動いたが、結局、議案採決の機会がなくなった為、「勝敗不明」となった。当時の日本経済新聞は「内山氏が否決される可能性が高かったとみられる」と報じていました。
そして仕切り直しとなった今回、オアシスが「標的」に選んだのは、内山会長復権を支える格好となった社外取締役です。現役6名の解任と、新任社外取締役候補6名の選任を求めたのだ。
今回は、企業側はオアシスに対して積極的に反論を打ち出す一方、ダイヤモンドオンラインが「株主提案の役員候補に浮上の疑惑」を報じる等、激しい情報戦が展開されているのだ。
そしてオアシスの側も、1月13日に続いて2月10日、14日、17日と、かつてないほどの高頻度でプレスリリースを発行している。これを見ても力の入れ具合が伺われる。
そして10日付は「議決権行使助言会社ISSが株主提案すべてに賛成推奨する事を決定」しており、14日付はフジテックの誤解を招く追加資料および虚偽の記載に対する反論資料を公開している。
17日付はフジテック岡田社長は内山氏を社長に再任させる可能性を示唆」等とするものとなっている。フジテックは、この一連の流れの中での動きだが、14日に2ヵ月ぶり高値に買われた後、戻り高値圏でもみ合いの様相、昨年12月最高値3,330円迄3%ほどで手の届く位置をキープしている。
昨年は総会終了後、7月半ばにかけて買われた経緯があるが、基本的には、アクティビスト優位の展開が株高につながる流れと言えるだろう。
もしもオアシス側の動きによって株価が上昇となれば、現在のオアシスファンドが保有している【8057】内田洋行、【3391】ツルハHD、【4819】デジタルガレージ、【6707】サンケン電気、【3865】北越コーポレーション等他のオアシス保有銘柄にも影響が及ぶと言える。
2月24日臨時株主総会は非常に面白く要マークとなると思われます。