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7月26日中国株の過去最大規模の急落を記録!2015年のチャイナショックを彷彿とさせる急落となった。
今回中国のネット大手や教育産業に対する規制が懸念され、中国株式市場は上海、香港株にパニック売りが続出して「26日に20億ドル、27日に6億ドルの資金が流出!!」
仮想通貨の規制、ネット規制、そして今回の学習塾など教育サービスの規制と当局による規制が連発している事で、「今後全てのセクターへの規制を中国政府が強化する可能性がある」、「中国当局が意図的に相場を破壊しにきている」との見方が広がり投資家心理を急速に悪化させる事態となった。
日本株が下落している理由は「新型コロナウイルスの拡大」、「政局の不安定」、「ワクチン接種の遅れ」と揃っていた事で売られていたわけだが、中国の場合は当局が規制をかけて意図的に株価を抑える動きが見れ、今後も規制を受けた業種は大幅下落する可能性が高いだけに「成長率の高い中国株に手が出せない」という疑心暗鬼な状況となっている。
何故この様な規制を中国政府がするのか?
まず中国政府が中国のIT企業に対して規制に動いた背景だが、中国企業が外国の法や規制に支配されるリスク、つまりは中国共産党の直接の支配が及ばない勢力、権力、影響力を独占することを警戒しての規制と言える。
中国は今までネット監視システムを構築し、米グーグルなど米国企業が手掛ける多くのサービスを利用できないよう制限していたが、ネット大手の企業が当局に影響を与えかねない程に存在感を増してきた。
一党独裁の中国は、「中国共産党の影響力がなく金を稼ぐ企業に対して牙を向けている」が、民間企業を管理するための国の介入というのは、海外の機関投資家が今後手を引く可能性は高い。
中国企業に巨額投資!要注意銘柄【9984】ソフトバンクグループ
時価総額:11,621,323百万円
PER:(連) ---倍
PBR:(連) 1.21倍
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この中国当局の動きで一番の不安を抱える銘柄は、中国最大のネット通販大手のアリババグループや配車アプリ大手の滴滴出行などの中国関連企業に積極投資しているビジョンファンドを傘下に抱える【9984】ソフトバンクグループと言えるだろう。
ここ最近は日経平均株価下落の要因となっている同社だが、中国のネット規制、中国配車アプリ最大手、滴滴出行(ディディ)のアプリが個人情報流出で重大な違反があったとの発表など悪材料が噴出を続け坂道を転がる様に株価は下落。
同社の傘下のビジョン・ファンドは、今回規制の対象となる中国の教育関連の新興企業に数十億ドルの投資を行っており、今回の暴落もまともに食らう状況となっている。
中国の規制は膨大な個人情報を扱う巨大IT企業の経営の自由が中長期的に制限される可能性が浮上しており、IT企業への出資で「情報革命」を狙う同社の成長戦略にも暗雲が立ち込めている。
中国の国家管理の次の標的がどの分野に及ぶかという不安から「中国株への信頼がさらに低下する可能性がある。」が、既に巨額の投資を行っている同社は今後中国企業への投資をどうするのか?
選択を見誤るとコロナショック時同様に莫大な赤字を出す可能性が高い。同社株はチャートを見ても完全に崩れている状況だけに要注意銘柄と言えるだろう。
※投資は自己判断でお願いするぞ。