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東京オリンピック開催は決定的！オリンピック関連の注目3銘柄を記載！
週明けの日本株は上昇！日経平均株価は2万9000円を再び突破、新興市場ももう一段高の上昇となっているが、菅総理がG7で「東京オリンピック」の開催の支持を、先進国の首脳からも取り付けた。
これで、大会の開催は「100％」確実と言える状況となったわけだが、東京オリンピック開催で「観客を入れるのか、入れないのか？」という部分が次の焦点になっている！！
現時点では政府は、プロ野球やサッカー同様に「収容人数の50%を上限に最大5000人」にして観客を入れての開催を検討しているが、こうなると有明など東京臨海部の半径1.5キロ圏内に、1日あたり最大で延べ6万8千人程度の観客が見込まれるとの事からも「政府と世論の衝突」は避けられないだろう。
6月20日に緊急事態宣言が解除の予定となるが、国際オリンピック委員会（IOC）は、東京オリンピックの観客上限について「6月末が決定期限」との見解を示している。
「最終決断」が刻一刻と迫っているが、観客を入れての開催となれば、「オリンピック関連銘柄」が大きく躍動する可能性が高いと言えるだろう。そこで当方が注目する「東京オリンピック関連銘柄」を記載するぞ！
東京オリンピック関連銘柄 2469 ヒビノ
時価総額：16,681百万円
PER：(連) 17.85倍
PBR：(連) 2.12倍
≪2021/06/14時点≫
ヒビノは東証ジャスダックに上場する映像・音響設備提供サービスが主力とし「音と映像のプレゼンテーター」というコンセプトの下、音響と映像の分野に販売とサービスの事業を展開する企業だ。
同社はコンサート、イベントで運用する音響・映像機材を保有しているが、2021年の東京五輪・パラリンピックでは開閉会式や各競技会場の設備・設営を引き受けている。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、コンサート・イベント市場は大幅な縮小を余儀なくされた事で売上は悪化傾向となっていたが、直近の決算では21年3月期の連結経常損益は26.3億円の赤字だが、22年3月期は15億円の黒字にV字回復する見通しとしている。
東京オリンピック・パラリンピック関連の仮設施設をはじめ、新設アリーナ向け、アパレル店舗向け等の大型案件を手掛けるなど好調に推移した事で、業績回復に繋がっているが、東京オリンピック開催が決定的というのは業績に大きく寄与する可能性が高い。
東京オリンピック関連銘柄 7936 アシックス
時価総額：508,663百万円
PER：(連) 245.11倍
PBR：(連) 3.43倍
≪2021/06/14時点≫
アシックスは東証1部に上場、ランニングシューズで絶大な支持を持つ「アシックス」「オニツカタイガー」を展開。スポーツシューズ類、スポーツウエア類、スポーツ用具類など幅広いスポーツ用品等を製造販売する企業だ。
同社の人気ブランド「アシックス」の高機能ランニングシューズは、国内でコロナ影響での、スポーツ意識向上追い風となっているが、経済正常化に向かいつつある米国や中国などで主力のランニングシューズは大ヒットとなっている。
業績面を見ると5月13日に発表した第1四半期の決算は前年同期比31.4億円の赤字から連結経常損益は147億円の黒字に浮上、追記の同損益は従来予想の55億円の黒字から110億円の黒字と2倍の上方修正を発表している。
貸借倍率0.15倍と空売りもかなり溜め込んでいる。チャート的にはオリンピック期待を織り込んで上昇とはなっているが、オリンピック選手も多数愛用している製品からも、オリンピック開催から売れ行きは拡大が見込めると言えるだけにオリンピック関連の中でも本命視する声が多い。
東京オリンピック関連銘柄 6659 メディアリンクス
時価総額：3,048百万円
PER：(連) 33.67倍
PBR：(連) 2.20倍
≪2021/06/14時点≫
メディアリンクスは東証ジャスダックに上場、放送や通信系機器の開発を手掛ける企業だ。
同社の提供する製品は、米国をはじめヨーロッパ、オーストラリア、日本といった地域の大規模メディア伝送ネットワークを構築する機材として採用サッカーワールドカップ、夏季・冬季オリンピック、米国の主要アメリカンフットボール、アジア大会など、世界規模で開催される注目度の高い多くのスポーツイベントに、バックボーン機材として利用されている実績をもっている。
業績面を見ると5月7日に発表した決算は、21年3月期の連結経常損益は1億9000万円の赤字となっているが、今後、経済回復から様々なスポーツイベントの再開への期待からも前年度に予定していた案件を獲得することにより増収・増益を計画しており22年3月期は1億2300万円の黒字の見通しとしている。
時価総額30.5億円の小粒な銘柄からも、東京オリンピック開催は同社にとって強い追い風が期待できるイベントの一つだけに、さらなる上昇の期待も！
