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株式投資クラブレポート！投資家注目の「噂の銘柄」を記載するぞ！
週末の米国市場は小動き、週末要因もあるがNYダウは過去最高値圏にあり、高値警戒感からの売りも出て上値が重たい状況から小幅高となったが、ナスダック総合指数は長期金利が低下している事で上昇となった
昨日の5月の米消費者物価指数（CPI）を通過したが、安心感はあるが、米連邦公開市場委員会（FOMC）を来週に控えている事が投資家の様子見姿勢につながっていると言える。
菅総理はG7サミットで「東京五輪・パラリンピック開催に向け、人類の努力と英知で難局を乗り越えられることを日本から発信したい」と強調をして表明、参加国の首脳から「成功を確信している」賛同の意思が示されたとの事だ。
開催に対しての不安などが世論でも巻き起こっていたが、各局首脳が賛同した事からも「東京五輪・パラリンピック開催」は決定的になったと見ていいだろう。
ただ今回のオリンピックだが、「東京五輪・パラリンピックのパブリックビューイング（PV）について、都内全ての開催を中止する方向で検討に入った。」との事だ。
スポーツ観戦と言えば、酒を飲みながらのスポーツ観戦が好きな当方にとっては少し寂しいものではある。今の状況では仕方ないわけだが、開催するのが決定したからには、感染者を抑え込んで素直に皆がやって良かったと言われる価値あるオリンピックにしてほしいものだ。
週末の投資家話題の銘柄の一つで【7868】廣済堂がSTOP安したが「なぜこんな急落となったのか？」誰もが疑問に思っているかと思うので、その理由を記載しようと思うぞ。
噂の銘柄 旧村上ファンド関連銘柄 7868 廣済堂
時価総額：20,813百万円
PER：(連) 12.24倍
PBR：(連) 0.66倍
≪2021/06/12時点≫
廣済堂は東証1部に上場、情報ソリューション事業、人材サービス事業、エンディング関連事業の3つの事業を展開。
同グループの売り上げは、完全子会社の東京博善が運営する、東京都内6カ所に総合斎場（式場機能を備えた火葬場を(町屋、落合、代々幡、四ツ木、桐ヶ谷、堀ノ内）と1カ所の保棺施設が収益の柱となっている。
火葬場の運営主体は大半が自治体で、民間企業が運営する火葬場は13カ所しかない。新規の火葬場は地域住民が猛反発する事からも、新設は事実上困難とされており、23区内で新規参入の火葬場ができる見込みはないとの事。
競争相手の参入がなく、一定の需要が常にあり続ける事から、廣済堂グループにとって東京博善はなくてはならない「金の卵を産むニワトリ」と言えるだろう。
潤沢なキャッシュフローを持っている事から、過去に東京博善を巡っては「廣済堂が米国系投資ファンド、ベインキャピタルと組んだMBO計画に対抗して「村上ファンド」の関係会社の「投資会社レノ」が敵対的TOBを仕掛け市場で猛烈な株買い占めをして、お互い譲らない戦いとなり、最終的には「投資会社レノ」が市場外で麻生に売却して決着などの経緯もある。
その後、廣済堂は麻生が20％以上保有の大株主となっていたが、2020年12月28日にR&Lホールディングス株式会社10.20%、グローバルワーカー派遣株式会社12.39%の大量保有を報告した事で再びTOB合戦の思惑が広がって株価はジリジリと上昇！
12月28日、株価718円から3月5日には1087円まで上昇、その後は1000円を挟んでの推移を続けて6月1日に1137円まで上昇！環境も上値が重かった事もあり上げ幅を縮小、チャートは5日線、25日線、75日線と割り込み売り圧力が強まっていたが、昨日突如の大暴落！
前日に株式会社廣済堂は2021年10月1日付で商号を「株式会社広済堂ホールディングス」に変更予定から人材サービス事業分割準備、廣済堂情報ソリューション事業分割準備のIRはでていたが、この内容は全くこの下げとは関係するものではない。
だが、暴落前のPTSで900円まで下落など過剰反応しており、どうも怪しい動きではあったが、翌日は948円からスタートして920円近辺でのもみ合いとなっていたが、14時頃から強烈な売りが降ってきてSTOP安！
1000円近辺から特に悪材料もなく暴落となったわけだが、ここまでの急落した理由を考えてみるが！
1.市場内で玉を集めていたR&Lホールディングス株式会社、グローバルワーカー派遣株式会社が廣済堂に対しての仕掛けを諦めて売却したという可能性。
2.大株主の麻生の売却の可能性
3.直近の仕掛けていた大口が投げた事で、チャートも崩れ、信用買い残の多さを狙われての売り仕掛けも加わり売りの連鎖となってのパニック売りの可能性
という感じだろうが、麻生の売却は考えにくいだけに1.3の可能性が高い。
今後廣済堂の株価がどうなるか？
という部分だが、ただの売り仕掛けでの下げならば、ここまで下がる理由はない事からも、信用買いが整理されてで売り一巡後に大きくリバウンドの可能性は高いと言えるだろう。
ただ、こういった暴落の時は「悪材料の漏れ」という可能性もあるが、それが漏れての、この下げならば完全にインサイダーと言える。
その可能性は低いと見るが…ともかく悪材料がでていないのにという部分を考えれば、200日移動平均線のラインだけに、週明けの投げから下げ止まりとなればチャンスもある銘柄と言えるのではないだろうか！
※あくまで投資は自己判断でお願いするぞ
